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2005年08月19日

2005年8月20日

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■□ I-Oウェルス・アドバイザーズのメール・マガジン
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☆★☆★ 岡本和久からのメッセージ ☆★☆★ 


「カネなんかないよ」、「もう手遅れだよ」

資産運用の話を友人などにすると大体、二つの返事が帰ってきます。ひとつは 「投資するカネなんかないよ」というもの、もうひとつは「もう、俺なんか手遅れだよ」というものです。多分、私を証券会社の手先かなにかと誤解して、 しつこく株や投信でも勧められると面倒だから、「さわらぬ神にたたりなし」 と思っているのかもしれない。そういう人たちがみな、経済的自立を達成していて、これ以上、おカネのことは考えないでよいというのであれば別ですが、 そうでもないようです。「さわらぬ神に・・・」と同時におカネのことは、あんまり口にするべきではないという考えもあるのかもしれません。

まず、「カネなんかないよ」という答え。おカネがたっぷりあれば投資のことは考えなくてもいいのです。まだ、十分におカネがない、しかし、将来のために資産形成をしなければならない。あるいは、これまで貯めてきたおカネをイ ンフレから守りたい、そのような目的のために投資をするのです。そのための投資の手法は株を売ったり買ったりするのとはまったく異なったものです。

それから、「手遅れ」論。これには二つ反論があります。まず、あなたがいま 、60歳だとしてもあと、20年~30年、人生を楽しむ期間があるということです。その間、おカネをただ、引き出して使ってゆくのと、投資をしながら引き出してゆくのでは大きな違いがでます。もうひとつの反論は以下のような ものです。たしかに30歳の人が単年度で資産が目減りしてもそれを取り返す時間が十分あります。一方、60歳の人にはその余地が少ない。これは事実です。でも、それゆえに適切な投資が必要なのです。正しい投資を学びそれを実 施してゆくことが求められているのです。

つまり、おカネのない人も若くない人も、若い人と同じように投資による資産 形成を学んでいかねばならない。その知識は豊かな人生のための必須課目です 。これまでは会社とお国に頼っていればなんとかなりましたが、これからは自 ら学び(Input)、自ら実行(Output)していかねばならないのです。

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☆★☆★ 資産運用、「キホン」の「キ」 ☆★☆★ 


株はなぜインフレヘッジになるのか

前回のこのコーナーでは「長期投資にとって最大のリスクはインフレである。 それに打ち勝つにはハイリターンである株式を持つ必要がある。株式はハイリ スクであるが保有期間の長期化でリスクは削減できる」ということを述べました。今回はなぜ、株式を持つとインフレに対するヘッジになるのかを説明しま す。

イボットソン・アソシエイツのデータによると1951年末に100円投資を し、すべての利息・配当を再投資したとすると2004年末には定期預金が1092円、債券が2845円に増殖しているのに対し、株式は実に3万3211円になっているのです。この間に1951年末に100円だった物価は昨年末に654円になっています。このことからも株式のリターンがいかに有効かが分かります。

定期預金に預けたおカネは銀行でまとめられて企業に貸付されます。企業の発行した債券を保有するということはその企業におカネを貸しているのと同じです。前者は間接金融、後者は直接金融と言われますが、ともにおカネを企業に貸しているのは同じです。株式投資は企業の株主資本の一部を保有することです。株式には企業の生産設備など、モノの裏づけがあるのです。

インフレの時はおカネを借りてモノを買った方が得です。反対におカネを貸している方は面白くない。だから定期預金や債券への投資はインフレには弱いのです。一方、製品価格が上がるとその製品の生産設備の価値も上昇します。従 って、その持分を表す株式への投資はメリットがあるというわけです。これからインフレが起こるかどうかは分かりません。しかし、長期投資はインフレに 弱いことは事実なので、それ
に対する備えとして適切な比率で株式を保有する ことが必要なのです。


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次回の配信は9月5日です。
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投稿者 岡本和久 : 17:23 | コメント (0)

2005年08月05日

2005年8月5日

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☆★☆★ 伊藤宏一からのメッセージ ☆★☆★ 

お金との関係を美しくする 第一話

「お金は汚いので口にすることは控えるべきだ」という声を耳にすることがあります。本当にそうでしょうか。お金は交換手段であり、お金そのものが汚いわけではありません。お金と何を交換するか、どんな価値を交換するかが問題です。「あの人はお金にきれいだ」「あの人はお金に汚い」、こういう言い方もあります。この方が真実に近いのではないかと思います。お金が汚いのではなく、お金に投影されるその人の価値観が美しくない、あるいはお金との関係ではその人の心が美しくない、ということだと思います。

 そこでお金との関係を美しくすることを積極的に考えてみましょう。この場合「美しさ」は、男性の場合は「かっこいい」という言葉で言い換えてもいいでしょう。美しい体でいたいという人はとても多いはず。そしてこころも体も美しくありたいという人も少なくないはずです。さてここから「家を美しくしたい」「美しい音楽や絵に接したい」、「街を美しくしたい」「海や山を美しくしたい」‥‥「地球を美しくしたい」‥‥つまり「美しい生き方をしたい」と自分のライフデザインの軸に美という価値をしっかり据えることをめざすことになります。そうなると、お金との関係も美しくすることを考えないといけませんね。「あの人は美しいけれど、お金にだけは汚い」ではいやですね。男性ならお金との関係をかっこよくして、かっこいい増やし方やかっこいい使い方を考えるべきでしょう。さてどうしたらいいでしょうか。

‥‥この続きは9月5日号のお楽しみに。

伊藤 宏一

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☆★☆★ 資産運用、「キホン」の「キ」 ☆★☆★ 

二つのリスク

株式はハイリスク・ハイリターンだといいます。その反対にあるのが定期預金でこちらはローリスク・ローリターンです。債券はその間に位置します。投資の世界でリスクと言った場合、普通は「変動性」とか「不確定性」を意味します。つまり、株は平均すれば収益率(リターン)が高いが、時には大幅に下落したり上昇したりする。言い換えれば予測しにくいということです。反対に定期預金はかなり確実性が高い。し
かし、その分、収益率は低いわけです。

ハイリスクの株式も長期に保有していると変動率が低下することが知られています。長い期間のうちには上げ下げが相殺しあって平均からのぶれ方が減少するのです。ですから、株はハイリスクといってもそれは「短期」で保有した場合に一番、心配するべきリスクであるといえるのです。

投資にはもう一つ、非常に大きなリスクがあります。こちらは長期投資家が直面するリスクです。それは「インフレ・リスク」です。例えばいま、1000万円のおカネがあります。それを30年間、金庫に入れておいたとします。さて、30年後、玉手箱を開けるように金庫を開けます。1000万円が無事にあります。そのおカネを持って買い物にでかけると驚くと思います。物価がみんな上がってしまっているのです。仮にその期間のインフレ率が年2%程度であったとしましょう。あなたの1000万円は計算上、545万円の価値しかなくなってしまっているのです。これが実は長期投資の最大のリスクです。

短期投資家にとっての最大のリスクは価格の変動性です。長期投資家にとっての最大のリスクはインフレによる価値の減価です。ですからハイリターンの株式をポートフォリオの一部として持つ必要があるのです。しかも、長期で持つと株式の変動率は低下する。うまくできてるものです。逆に言えば長期投資家にとって定期預金や債券は非常にリスクの高い投資対象であるとも言えるのです。

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次回の配信は8月20日です。
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投稿者 岡本和久 : 21:05 | コメント (0)