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■□ I-Oウェルス・アドバイザーズのメール・マガジン
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☆★☆★ 岡本和久からのメッセージ ☆★☆★
「カネなんかないよ」、「もう手遅れだよ」
資産運用の話を友人などにすると大体、二つの返事が帰ってきます。ひとつは 「投資するカネなんかないよ」というもの、もうひとつは「もう、俺なんか手遅れだよ」というものです。多分、私を証券会社の手先かなにかと誤解して、 しつこく株や投信でも勧められると面倒だから、「さわらぬ神にたたりなし」 と思っているのかもしれない。そういう人たちがみな、経済的自立を達成していて、これ以上、おカネのことは考えないでよいというのであれば別ですが、 そうでもないようです。「さわらぬ神に・・・」と同時におカネのことは、あんまり口にするべきではないという考えもあるのかもしれません。
まず、「カネなんかないよ」という答え。おカネがたっぷりあれば投資のことは考えなくてもいいのです。まだ、十分におカネがない、しかし、将来のために資産形成をしなければならない。あるいは、これまで貯めてきたおカネをイ ンフレから守りたい、そのような目的のために投資をするのです。そのための投資の手法は株を売ったり買ったりするのとはまったく異なったものです。
それから、「手遅れ」論。これには二つ反論があります。まず、あなたがいま 、60歳だとしてもあと、20年~30年、人生を楽しむ期間があるということです。その間、おカネをただ、引き出して使ってゆくのと、投資をしながら引き出してゆくのでは大きな違いがでます。もうひとつの反論は以下のような ものです。たしかに30歳の人が単年度で資産が目減りしてもそれを取り返す時間が十分あります。一方、60歳の人にはその余地が少ない。これは事実です。でも、それゆえに適切な投資が必要なのです。正しい投資を学びそれを実 施してゆくことが求められているのです。
つまり、おカネのない人も若くない人も、若い人と同じように投資による資産 形成を学んでいかねばならない。その知識は豊かな人生のための必須課目です 。これまでは会社とお国に頼っていればなんとかなりましたが、これからは自 ら学び(Input)、自ら実行(Output)していかねばならないのです。
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☆★☆★ 資産運用、「キホン」の「キ」 ☆★☆★
株はなぜインフレヘッジになるのか
前回のこのコーナーでは「長期投資にとって最大のリスクはインフレである。 それに打ち勝つにはハイリターンである株式を持つ必要がある。株式はハイリ スクであるが保有期間の長期化でリスクは削減できる」ということを述べました。今回はなぜ、株式を持つとインフレに対するヘッジになるのかを説明しま す。
イボットソン・アソシエイツのデータによると1951年末に100円投資を し、すべての利息・配当を再投資したとすると2004年末には定期預金が1092円、債券が2845円に増殖しているのに対し、株式は実に3万3211円になっているのです。この間に1951年末に100円だった物価は昨年末に654円になっています。このことからも株式のリターンがいかに有効かが分かります。
定期預金に預けたおカネは銀行でまとめられて企業に貸付されます。企業の発行した債券を保有するということはその企業におカネを貸しているのと同じです。前者は間接金融、後者は直接金融と言われますが、ともにおカネを企業に貸しているのは同じです。株式投資は企業の株主資本の一部を保有することです。株式には企業の生産設備など、モノの裏づけがあるのです。
インフレの時はおカネを借りてモノを買った方が得です。反対におカネを貸している方は面白くない。だから定期預金や債券への投資はインフレには弱いのです。一方、製品価格が上がるとその製品の生産設備の価値も上昇します。従 って、その持分を表す株式への投資はメリットがあるというわけです。これからインフレが起こるかどうかは分かりません。しかし、長期投資はインフレに 弱いことは事実なので、それ
に対する備えとして適切な比率で株式を保有する ことが必要なのです。
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次回の配信は9月5日です。
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投稿者 岡本和久 : 2005年08月19日 17:23


