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2005年09月20日

2005年9月20日

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■□ I-Oウェルス・アドバイザーズのメール・マガジン
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☆★☆★ 岡本和久からのメッセージ ☆★☆★ 

I-OWAマンスリー・セミナー:よくある質問と答え

現在、マンスリー・セミナーの会員を募集しています。そしてこのセミナーについてよく知っていただくために無料説明会を行っています。今回はその説明会でしばしばでる質問とその答えをご紹介します。

Q: 投資は未経験です。まったくの初心者でもついていけるのでしょうか?

A: 大丈夫です。むしろあまり投資について先入観を持たない方が良いとも言えます。これまで投資は証券を売ったり買ったりしてお小遣いを稼ぐことだと考えられていました。我々が提唱するのは経済的自立を目指しての資産形成です。これは個人投資家市場においては新しい分野です。したがって全員がイチからスタートすると考えていただいて結構です。

Q: 会費は一年分を一括で払わなければならないのですか?毎回5000円ずつ支払う方式ではだめなのでしょうか?

A: 私どもはパーソナル・ファイナンスと資産運用の基礎と実践法を体系だってご説明しようと思っています。したがって、できる限り年間を通してご出席いただきたいと思っています。その時々の相場のテーマに関するセミナーであれば「一回いくら」で良いのかも知れませんが、体系的なセミナーの場合は最低一年間は勉強するのだという意思を固めていただきたいのです。そのためには年会費制の方が適していると考えています。

Q: どんな銘柄を買ったら良いのかを教えてもらえるのですか?

A: 個別銘柄の推奨はいたしません。我々はあくまで個人投資家が自分の判断力を持つことが大切であると考えております。そのために株式や投資信託を選択する際のポイントについてはご説明します。その知識を実際に応用していただくのはあくまで会員様の独自の判断と行動になります。

Q: セミナーのある日に都合がつかない場合、どうしたら良いのでしょうか?

A: 入会をされるとき、ご本人が都合の悪い場合に代理出席される代理人を一名指定しておくことができます。その方にご出席いただくことは大歓迎です。もし、その方の都合もつかないような場合にはご相談ください。当社においてテープを聴いていただくなど対応策をとりたいと思います。

Q: 一年間、セミナーに出席するとそれで基礎知識はつくということですか?

A: セミナーは一応、一年間で全体をカバーできるよう構成してゆきます。しかし、二年度目以降は同じ話をするという訳ではありません。重複する部分もあるとは思いますが、切り口を変える、より深い内容にするなどして新しい知識を吸収していただきます。また、ゲスト・スピーカーには常にその時々のタイムリーなお話をしていただくつもりです。私どもとしては知識を共有する会員様同士が自由に交流できる場が作れればうれしいと思っています。ぜひ、二年度目以降も入会をお勧めします。

Q: 個別の相談には乗っていただけるのでしょうか?

A: セミナーはあくまで一般論をお話する場です。個別の案件については当社、または提携先とご相談ください。

Q: 現在、何人ぐらいの方が会員となっているのですか?また、どのような方が会員となっているのですか?

A: 現在、20数名の方が会員になっていただいています。構成比は男女ほぼ半分ぐらいずつです。どちらかというと男性は50代以上の方が多く、女性は各年代にまんべんなく分散しています。私どもとしてはできるだけ多様性豊かな会員構成にしたいと思っています。


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☆★☆★ 資産運用、「キホン」の「キ」 ☆★☆★ 

情報化時代の正しい投資法

情報とおカネというものは車の両輪のようなものです。かつて地中海で商売をしていたフェニキア人やローマ人、シルク・ロードの隊商の時代から情報がおカネと結びつくことで収益が生み出されてきました。たとえば17世紀からの東インド会社は、東アジアで安く入手できる胡椒、香料、絹などの物産がヨーロッパでは高く売れることに目をつけたものです。いまで言うアービトラージ、さや取り。この価格差に関する
情報を入手した資本家がおカネを出し合って会社を作り船を仕立て、東アジアの安い物産を仕込み、それをヨーロッパで売ることで富を築いた。つまり、収益チャンスの情報に向かっておカネが動いてゆきそこに収益が生まれたのです。

1815年のワーテルローの戦いのときもそうでした。フランス有利という見通しでイギリスでは国債が暴落していました。そのとき、伝書鳩でイギリスが勝ったという情報を得たロスチャイルドは国債を安値で大量に買いつけました。イギリス勝利の情報がだんだん市場に伝わってくるにつれて国債も値を戻し、安いときに買っていたロスチャイルドは巨万の富を築いたのです。これはイギリスが不利という誤った情報を
基に実体価値よりも大幅に安くなっていた証券を買って、正確な情報が伝わり価格が正常な水準に戻ったことろでそれを売るという取引行為だったわけです。この投資の成功のカギは人より先に正しい情報を入手できたということになります。

ワーテルローの戦いからわずか20年後にモールスが有線電信機を発明しました。そして、1876年にはベルが電話を、1895年にはマルコーニが無線電信を発明しました。これで優秀な伝書鳩をもたない人も、早く正しい情報を得ることができるようになったのです。その意味ではロスチャイルドは幸運だったということもできますね。

1920年にはラジオ放送が開始されました。さらに1941年からはテレビ放送も始まり、誰でも自宅で迅速に情報を得ることができるようになりました。1991年の湾岸戦争のときはCNNが戦争の実況を行ったのは記憶に新しいところです。1990年に商用に開放されたインターネットのその後の普及は説明の必要もないでしょう。いまや、情報は受け取るだけではなく、自ら簡単に世界中の情報源を探しに行く
ことが可能になのです。

大昔から、あるものの値段が実体価値からかい離した状態にあるという情報を、他の人より早く得た人がおカネを投資して、みんながそれに気づき、かい離状態が解消されるときに反対売買をすることで投資収益が生まれたのです。情報とおカネは手に手をとって投資チャンスを求めているのです。

今日、情報化の進展で投資チャンスの情報は即座に多くの人に共有され、みんなが投資行動をとることで消えてなくなってしまうようになりました。つまり、割安・割高に放置される時間がどんどん短くなっているのです。もはや、ワーテルローの戦いのときのようにのんびりした時代ではなくなってしまったのです。このような時代の正しい投資戦略は「コントロールできることをコントロールする」という一語に尽きます。リターンはコントロールできません。情報化の進展で人の知らない情報を自分だけが持つことは困難な時代なのです。しかし、リスクは分散投資と長期投資でコントロールできます。アセット・アロケーションもコストもコントロールできます。そこに注力することこそ意味のある投資行動だと言えます。


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次回の配信は10月5日です。
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投稿者 岡本和久 : 15:31 | コメント (0)

2005年09月05日

2005年9月5日

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☆★☆★ 伊藤宏一からのメッセージ ☆★☆★ 

お金との関係を美しくする 第二話 「美しい消費」

先日ある方がこんな話をしていました。最近の若い女性は電車の中でメイクをする。
パブリックな場所である電車の中でメイクをするのはおかしい。するんだったらプラ
イベートな空間である家などでやるべきだ。これには同感です。付け加えたいのは、
電車でメイクした女性がミュールをはいて、周囲にカタカタという騒音をまきちらし
ながら歩いていること。自分の出している音が騒音の一種で、それがどのようにまわ
りの人に耳障りかを把握していないということです。美しくするのなら、自分のメイ
クだけでなく心も美しく、自分の出す音や会話も美しくということでないと、あまり
美しくないのでは、と感じます。 

さて美しくないということが典型的に現れるのがお金まわりのこと。まずは「美しい
消費」を考えてみましょう。消費という言葉には、「浪費」「破壊」という意味も含
まれていて、その面が強調されたのがバブル時代の日本人の消費。地球環境もゴミの
ことも考えず浪費に近い消費をしました。同じものを買うのだったら、リサイクルで
きるものを買ったり、地球環境保全に取り組んでいる会社の商品を買ったり、自分で
買い物用の袋をもっていってビニール袋は受け取らなかったり、と。地球にやさしい
消費スタイルを身につけることは「美しい消費」といえるのではないでしょうか。1
年間に一人の人がコンビニやスーパーでもらうビニール袋は300枚。4人家族で1
200枚にもなります。他方例えば海風を遮り、東京に温室効果を強める超高層マン
ションをやたらに建てたり、それを買って消費するのも、あまり美しくないのでは、
と感じます。美しさのセンスには公共感覚というセンスも含まれると考えるべきでは
ないかと思います。どうでしょうか。

伊藤 宏一

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☆★☆★ 資産運用、「キホン」の「キ」 ☆★☆★ 

株価を当てるのはなぜ難しいか

ある銘柄の株価が1000円であるとしましょう。その銘柄に好材料がでます。株価
はそれを反映して1100円に上昇します。投資家は、「これは調子がいいぞ、きっ
と1300円までは行きそうだ」などと思います。あるいは悪材料がでて900円に
値下がりします。「まずいなあ、もしかしたら700円ぐらいまで下がってしまうか
もしれない・・・」と不安になります。

でも、ここでちょっと冷静に考えてみましょう。当初、ある株式が1000円で取引
されたということは、その値段で売り手と買い手の注文がうまく出会ったということ
です。売り手は当然、この株価は「下がる」と思っていました。一方で買い手は「上
がる」と思っていた。ちょうど、「下がるという見方」と「上がるという見方」のバ
ランスが取れたのが1000円という値段だったのです。

そこに好材料が伝えられます。そうするとその株式の価値が上昇します。そして株価
は市場参加者のコンセンサスとしての水準、たとえば1100円に落ち着きます。つ
まり、1100円で売り買いが成立する。言い換えれば1100円で「これから下が
る」という見方と「これから上がる」という見方が均衡したということです。つま
り、1100円という株価は強気でも弱気でもない、均衡価格なのです。

もし、市場参加者のコンセンサスが、その新しい出来事によって株式の価値が130
0円になるというものであれば、株価はすぐに1300円に上昇してそこで強気と弱
気のバランスが取れるはずです。だから、1000円の株価が1100円になったか
らといってそれが1300円になる必然性はありません。また、900円になったか
らといって700円に値下がりするとはいえないのです。すべて次にでてくるニュー
ス次第なのです。

しかし、新しいニュースがどのように発生するかは、予測できないのです。しかも、
その新しいニュースは、この情報化の時代においては、「あっ」という間に大部分の
投資家が共有することとなります。したがって、即座に株価は均衡価格に移行してし
まいます。結論として、「株価を当てる」のはとても、とても難しい。だから適切な
投資戦略というのは株価を当てることにフォーカスするのではなく、もっと合理的に
わかること、コントロールできることに基づかなければならないのです。当社のセミ
ナーではそれを勉強していただきたいと思います。


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次回の配信は9月20日です。
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投稿者 岡本和久 : 15:28 | コメント (0)