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2006年03月20日

2006年3月20日

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■□ I-Oウェルス・アドバイザーズのメール・マガジン
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このメール・マガジンは岡本和久と伊藤宏一の会社、I-Oウェルス・アドバイザーズ
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☆★☆★ I-OWAからのお知らせ ☆★☆★


■ マンスリー・セミナーのお知らせ

⇒ 次回マンスリー・セミナーは4月16日(日曜日)です。ゲストには企業年金連
合会の常務理事、鹿毛雄二様をお願いしています。テーマは「企業年金のこれから」
です。ご期待ください。マンスリー・セミナーはマンスリー・セミナー会員の方のた
めのセミナーです。予定および入会申込書は下記よりダウンロードできます。

http://www.i-owa.com/blog/archives/cat26/index.html

■ クラブ・インベストライフのお知らせ

⇒ クラブ・インベストライフの定例、東京セミナーは4月7日(金)、東京ウィメン
ズ・プラザ(東京都渋谷区神宮5-53-67)で開催されます。お申込の先着順に参加票
をお送りしています。入場者数は198名です。お申込は下記を記載したファックス
かe-mailを当社あてお早目にお送りください。(電話での受付はしておりませんので
ご了承ください)

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☆★☆★ 岡本和久からのメッセージ ☆★☆★ 

二つのアセット・アロケーション

アセット・アロケーション(資産配分、以下「AA」)がパフォーマンスの大部分を決
めるということはすでに何回か述べました。実はAAには二種類あります。ひとつは戦
略的AA、もうひとつは戦術的AAです。まず、「戦略」と「戦術」の関係を考えましょ
う。「戦略」とは「成功を収めるための大局的な計略や方法」です。また、「戦術」
というのは「戦闘の具体的な場面で勝つための戦い方」とされています。つまり、戦
略は長期的な大きな方針であり、戦術は戦略に沿って具体的局面での対応であること
がわかります。

投資において戦略的AAと言った場合、自らのライフデザイン、ライフプラン、ライフ
ステージ、そして資産の状況を反映して策定される投資の方針です。したがって、こ
れはそれほど頻繁に変化するものではありません。このような長期的投資方針に基づ
いて基本的な株式や債券などへの基本的な配分比率が決定されるのです。これが戦略
的AAです。

しかし、長期投資の長旅の途中では色々なことが起こります。時に株式市場がバブル
現象を起こしたり、長期低迷をしたりします。その際、戦略的AAのみをかたくなに守
るのは良いことではあるのですが、とても苦しいことでもあります。そこでマーケッ
トの中期的な変動に対応をするのが戦術的AAなのです。こちらの判断基準は市場の要
因が中心となります。つまり、株式が極端に割高になれば株から債券に資金の配分を
シフトしておく。逆に株式が大幅に売られすぎになったなら債券から株式にアロケー
ションを移すといった具合です。

大切なことは戦略的AAの枠組みのなかに戦術的AAを組み込むということです。例え
ば、株式と債券を半分ずつ持つのが戦略的AAであるとします。その際、本来なら5
0%ずつの配分を例えば40%ずつとして、残った20%を戦術的AA部分とします。
その部分で市場の状況によって株式と現金の比率を変動させるような投信を組み入れ
ます。これにより、市場が割安なときには全体で株式が60%となり、割高なときに
は40%にまで下げることが可能です。もちろん、自分で割高・割安が判断できれば
自分で配分を調整してもよいのです。

このような方法によって長期的なAAを見失わずに、同時に中期的な市場の変動に対応
することがある程度、可能となります。多くの間違いはこの二種類のAAを混同してし
まうところにあります。あくまで戦術的AAを戦略的AAの一部として位置づけることが
長期投資では必要なのです。


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☆★☆★ 資産運用、「キホン」の「キ」 ☆★☆★ 

金利と債券価格は逆に動く

日銀が5年ぶりに量的緩和を解除しました。日本が構造不況に苦しんでいたときにと
られた二つの金融政策、ゼロ金利政策と量的緩和の片方が少なくともはずされたとい
うことはともかく喜ぶべきことでしょう。まあ、入院中の患者がだいぶ良くなってき
たので「点滴はもういりません。しばらくお薬で治療を続けましょう」と言われたよ
うなものではないでしょうか。

これは日本の金融市場が自然体に戻るためのステップであると考えてよいでしょう。
徐々にゼロ金利政策も修正されることでしょう。健康体になると体温も正常になるの
と同じように、金利も健康な経済をあらわすものになるだろうと思います。ここで注
意しなければならないのは、金利上昇の過程ですでに発行された債券の価格が下落す
るということです。投資家にとって金利が上がるのは良いことなのになぜ、値段が下
がるのでしょうか。

仮にいま、5%利率の債券は100円で取引されているとします。つまり、市場金利
が5%なのです。ところが金利が6%に上昇したとします。そうすると5%利率の債
券の魅力は減ります。なぜなら、新たに発行される債券の利率は6%になっているか
らです。いま、仮に5%利率の債券の償還までに期間が5年だとします。そうすると
何が起こるかというと、債券価格が95円に下落するのです。債券は満期がくると1
00で償還されます。したがって95円の債券はじっと5年間持っていれば5円値上
がりします。年あたり1円です。つまり、95円に値下がりした5%利率の債券のリ
ターンは年5%の利子と年1円の値上がりということになります。これらを合計する
と6円、つまり、現在の市場での金利と等しくなるのです。日本の金利はもっと低い
水準にありますが原理は同じことです。

これから金利が上昇するとすでに発行された債券の価格は下落します。今後、債券の
投資を考えている方は金利が上昇するまでは、できるだけ短期の定期預金などで運用
をしておき金利情勢を見極めつつ徐々に長期の債券にシフトしてゆくといった対応が
必要だろうと思います。


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次回の配信は2006年4月5日です
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投稿者 岡本和久 : 2006年03月20日 17:19

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