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2006年04月20日

2006年4月20日

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■□ I-Oウェルス・アドバイザーズのメール・マガジン
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このメール・マガジンは岡本和久と伊藤宏一の会社、I-Oウェルス・アドバイザーズ(株)の情報を毎月二回(5日と20日)お送りするものです。

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☆★☆★ I-OWAからのお知らせ ☆★☆★

■ マンスリー・セミナーのお知らせ

⇒ 次回マンスリー・セミナーは5月21日(日曜日)です。講演内容は以下の通りです。マンスリー・セミナーはマンスリー・セミナー会員の方のためのセミナーです。セミナーの概要、予定および入会申込書は下記よりダウンロードできます。

http://www.i-owa.com/blog/archives/cat26/index.html

次回の講演予定:
パーソナル・ファイナンス講座 「成年後見制度の活用法」 伊藤宏一
資産形成講座 「インデックス運用か、アクティブ運用か」 岡本和久
ゲスト講演 「賢い投信の選び方」 投資信託事情調査会、編集兼発行人、島田知保氏
質疑応答

■ クラブ・インベストライフのお知らせ

⇒ クラブ・インベストライフの定例、東京セミナーは6月9日(金)、いきいきプラザ一番町(東京都千代田区一番町12)で開催されます。お申込受付中です。下記を記載したファックスかe-mailでお送りください。(電話での受付はしておりませんのでご了承ください)

セミナー名 「インベストライフ・セミナー6月9日」
氏名
住所(郵便番号もお忘れなく)
電話/ファックス
e-mailアドレス
年齢
職業
何でこのセミナーについて知ったか(I-OWAメルマガなど)

http://www.i-owa.com/blog/archives/cat27/index.html

⇒ 名古屋(5月14日)および福岡(6月10日)でもセミナーが開催されます。詳細はブログをご覧ください。

http://www.i-owa.com/blog/archives/cat27/index.html

■ I-O講演会のお知らせ

⇒ 6月22日(木)午後6時半~8時半、東京ウィメンズ・プラザ(東京都渋谷区神宮前5-53-67)で伊藤宏一と岡本和久の講演会を開催します。公開講演ですのでどなたでもご参加いただけます。

講演内容  テーマ:「目指そう!品格ある資産家」
「お金と美しくつきあう方法」 伊藤宏一
「長期資産形成のプロセスと実践」 岡本和久
参加料:1000円
(個別銘柄についての話はありません)

詳細は下記をご覧ください。
http://www.i-owa.com/blog/archives/cat16/index.html


☆★☆★ 岡本和久からのメッセージ ☆★☆★ 

カネが邪魔でしょうがない

紀田順一郎さんの著書に「カネが邪魔でしょうがない - 明治大正・成金列伝」(新潮選書)という本があります。明治から大正にかけての成金といわれる人々の成功から没落に到るエピソードが述べられています。ほとんどが「にわか分限」といわれるように急に大金持ちになって、散々、馬鹿なことにおカネを使って、そして没落していくという話なのですが、その中でちょっと、さわやかな話があったので紹介したいと思います。

鈴木久五郎は「元祖、成金」といわれる人です。生まれは明治10年。父親も奉公先の主人も商いで立身出世を遂げた人です。その影響を受けてか彼も事業家を目指します。日露戦争を期に投資を本格化します。「投資」と言ってももっぱら「買占め」です。自分で仲買店を設立し、そこを通じていくつもの企業を徹底して買い占めてゆきます。このころ「鈴久将軍は時計の針よ。カッタカッタと進み行く」と歌われたそうです。

大金持ちになるとおカネが邪魔でしょうがない。連夜、新橋、柳橋、赤坂、浜町と芸者を総揚げしてドンチャン騒ぎです。料亭の障子を手当たり次第叩き破って、10円札でつくろってみたり、ビールの池を作り芸者に金魚模様の着物を着せ、池の底の金貨を拾わせたり、5円金貨入りのお汁粉を芸者に飲ませたり・・・。とにかくおカネが邪魔でしょうがない。書生を援助するなど良いことにもおカネを使う。要するにおカネを使うことなら何でもやったわけです。あるとき、中国革命の立役者、孫文から支援を依頼されます。彼は直感で「この男は革命を成功させるかもしれない」と感じ、10万円の小切手をその場で書きます。

しかし、株式市場は明治40年をピークに暴落。鈴久も鐘紡株買占めの仕手戦で勝ったのを最後に転落。アメリカに注文した5万円の自動車が横浜に到着した翌日に破産をします。家も巣鴨の大根っ原の借家に移り、一袋4銭のお多福豆も買えない状態に陥ります。

そして大正2年。中華民国臨時大統領となった孫文が来日。恩人の鈴久を最高の礼をもってもてなします。孫文は「昔、ご恩になったお礼をしたいのですが」と切り出します。鈴久は「生活費を援助してもらいたい」という言葉が喉まででかかりますが、そこで相場師としての意地が頭をもたげます。彼は「もうすぐ、子供が生まれます。生まれる子供が男にせよ、女にせよ、あなたの名を一字いただきたい」と毅然としていうのです。「それはめでたい。是非、どうぞ」と孫文は笑顔で答えます。事実、生まれた女の子は文子と名づけられました。

世の中に資産を蓄積して社会のためにおカネを使う人はいます。しかし、鈴久の場合は没落して初めておカネの呪縛から開放されたのでしょう。このような毅然とした態度がどん底でとれたということにすがすがしさを覚えます。彼は20代のはじめから投資をはじめ、巨万の富を築き30歳で没落します(なにやら現代にも似たような人がいますね)。亡くなったのが66歳。つまり、人生の半分以上が貧困生活だったわけです。しかし、もしかしたらその貧困生活は「プライドある貧乏」だったのかもしれないなあと思ったりします。


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☆★☆★ 資産運用、「キホン」の「キ」 ☆★☆★ 

「72の法則」の応用

みなさんは「72の法則」というのをご存知でしょう。もし、ご存知でなければ覚えてください。これは、投資の「利率と投資額が倍になるまでの年数を掛け合わせると72になる」というものです。例えば5%複利で15年運用すると5×14.4=72ですからおよそ14~15年ぐらいで元本が倍になる。もし、利率が7%であれば7×10.3=72ですから、ほぼ10年で倍になるというものです。これはあくまで概算値ですが、知っていると何かと便利です。例えば赤ちゃんが生まれたとき、100万円を投資して7%複利で運用すると、10年ごとに倍になります。10歳で200万円、20歳で400万円、30歳で800万円、40歳で1600万円、50歳で3200万円、60歳で6400万円、70歳では1億2800万円になるのです。

ところで「72の法則」の応用編をひとつ紹介しましょう。例えば、50歳の人が誕生日に100万円投資をします。これを7%で運用すると60歳には200万円になっています。ここで100万円を引き出し生活費に充てるのですが、元本の100万円は残るのです。この元本が70歳にはまた、200万円になっている。同様に、51歳の誕生日に投資した100万円は61歳の時、200万円になっています。52歳の分は62歳に倍になっている。こうして50歳から59歳まで毎年100万円ずつ投資をして7%複利で運用しておけば、60歳以降は毎年100万円ずつ引き出しても元本は減らず、ずっと100万円ずつ支出することができるのです。複利というとおカネを引き出してはいけないと思いがちですが、このような複利の使い方もあるのです。


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次回の配信は2006年5月5日です
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投稿者 岡本和久 : 2006年04月20日 09:00

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