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2006年05月05日

2006年5月5日

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■□ I-Oウェルス・アドバイザーズのメール・マガジン
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このメール・マガジンは岡本和久と伊藤宏一の会社、I-Oウェルス・アドバイザーズ
(株)の情報を毎月二回(5日と20日)お送りするものです。

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☆★☆★ I-OWAからのお知らせ ☆★☆★

■ マンスリー・セミナーのお知らせ

⇒ 次回マンスリー・セミナーは5月21日(日曜日)です。講演内容は以下の通りです。マンスリー・セミナーはマンスリー・セミナー会員の方のためのセミナーです。セミナーの概要、予定および入会申込書は下記よりダウンロードできます。

http://www.i-owa.com/blog/archives/cat26/index.html

次回の講演予定:
パーソナル・ファイナンス講座 「成年後見制度の活用法」 伊藤宏一
資産形成講座 「インデックス運用か、アクティブ運用か」 岡本和久
ゲスト講演 「賢い投信の選び方」 投資信託事情調査会、編集兼発行人、島田知保氏
質疑応答

■ クラブ・インベストライフのお知らせ

⇒ クラブ・インベストライフの定例、東京セミナーは6月9日(金)、いきいきプラザ一番町(東京都千代田区一番町12)で開催されます。お申込受付中です。下記を記載したファックスかe-mailでお送りください。(電話での受付はしておりませんのでご了承ください)

セミナー名 「インベストライフ・セミナー6月9日」
氏名
住所(郵便番号もお忘れなく)
電話/ファックス
e-mailアドレス
年齢
職業
何でこのセミナーについて知ったか(I-OWAメルマガなど)

http://www.i-owa.com/blog/archives/cat27/index.html

⇒ 名古屋(5月14日)および福岡(6月10日)でもセミナーが開催されます。
申込み方法など詳細はブログをご覧ください。

http://www.i-owa.com/blog/archives/cat27/index.html

■ I-O公開講演会のお知らせ

⇒ 6月22日(木)午後6時半~8時半、東京ウィメンズ・プラザ(東京都渋谷区神宮前5-53-67)で伊藤宏一と岡本和久の講演会を開催します。公開講演ですのでどなたでもご参加いただけます。

講演内容  テーマ:「目指そう!品格ある資産家」
「お金と美しくつきあう方法」 伊藤宏一
「長期資産形成のプロセスと実践」 岡本和久
参加料:1000円
(個別銘柄についての話はありません)

申込み方法など詳細は下記をご覧ください。
http://www.i-owa.com/blog/archives/cat16/index.html


☆★☆★ 伊藤宏一からのメッセージ ☆★☆★ 

お金との関係を美しくする 第十話 「高校教科書を書く」

平成19年度用の文部科学省検定済みの教科書が出ましたが、その中の家庭科教科書を一部執筆しました。教育図書㈱発行の『家庭総合』及び『家庭基礎』です。

家庭科の教科書は、衣食住、家族・子ども・シニア、消費生活、生活をつくるといった分野に分かれています。このうち「消費生活」分野に「経済的に自立する」というテーマがあり、その中で「お金の管理の方法」として、ファイナンシャル・プランニングの重要性が指摘され、「パーソナル・ファイナンス」の7つのポイントを書きました。

このポイントの一つとして「30歳までに500万円貯めよう」といういつも私がお話している主張を、そのまま原稿で書いたのですが、検定で削除されるのではと思っていたら、そのままでOKということになり、掲載されています。貯蓄は「自分の未来のための支払」ローンは「将来の収入を先に使ってしまうこと」という説明もそのまま掲載されました。

そしてコラムとして投資について次のように書きました。

「いい企業を探そう~投資とは
投資とは、いい企業を探すことだ。いい企業とは、いい商品やサービスを社会に提供して収益を上げることによって企業価値を増大させ、その収益の一部を投資家に還元してくれる会社だ。
さて、あなたにとっていい企業とはどんな会社だろうか。気に入った商品がたくさんある、経営者がいい、信頼できウソをつかない、環境にやさしい、長く関心がもてる‥‥、どんな基準があるか7つあげてみよう。これらをもとに、新聞やインターネットなどで株式市場に上場している会社を5つ選び、そのホームページを見てみよう。
投資家向けの情報提供をしているIR(インベスターリレーションズ)のコーナーをチェックしたり、5年から10年の株価チャートなどをみて、『あなたが投資したい会社 ベスト3』を選んでみよう。」

恐らく日本の教科書でファイナンシャル・プランニングやパーソナル・ファイナンスという言葉が登場し、こうしたまっとうな投資のコンセプトが登場する初めてのケースではないかと思います。
とにかくとても貴重な仕事をしたと思っています。教科書も少しずつですが変わっているという実感を持ちました。
 

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☆★☆★ 資産運用、「キホン」の「キ」 ☆★☆★ 

金利と業績の綱引き

証券の価値を表す方程式に「ゴードンの公式」というのがあります。

証券の価値 = 配当金 ÷ (割引率 - 配当金の成長率)

というものです。うんと簡単に言ってしまえば配当金を金利と利益の成長率の差で割ったものが現在の株式の価値であるというのです。

配当金は短期的に見ればそれほど大きく変動するものではありません。一方、利益成長率、つまり業績の期待はそのときの経済状況を反映して変動します。そして金利は景気とか物価見通しに基づいて日々、変動をしています。つまり、株価の水準は金利と業績期待に大きく依存しているということです。

方程式の分母である金利と利益成長率の差が小さくなるほど株価は上昇します。この差が縮小するためには金利が低下し、業績が向上することが必要です。あるいは金利は上昇してもその上昇を打ち消してあまりあるような業績改善があればよいのです。

大切なことはここで業績は利益の成長「率」であるということです。利益の絶対水準ではないのです。「好業績を続ける」というのは株式市場的には成長率が「加速する」という意味で、高水準の利益がなだらかに上昇するときにはすでに「成長」は株価に織り込まれているということになります。反対に金利は「水準」が重要で、必ずしも変化率が重視されているわけではありません。つまり、ゴードンの公式の分母は
金利の「水準」と業績の「変化率」の組み合わせで決まっているということです。

日本の景気は堅調ですし、海外の商品市況が上昇しています。日銀も量的緩和を解除し、次はゼロ金利政策がいつ終わるかに焦点が移っています。市場金利は為替動向なども見ながら将来の金利水準を探っているように見えます。企業業績は好調ですが、問題は今後、成長率が「加速」するのかどうかというところにあります。金利水準が上昇するのを打ち消すだけの「加速」があるかどうか、それにはさらに景気が改善しなければなりません。しかし、景気拡大がさらに加速すると資金需要も旺盛になり、金利が一段と上昇する可能性があります。まして、原油価格の高騰という要因もあります。最近の円高は物価の上昇を抑える効果はありますが、一方で企業業績にはマイナス要因となるかも知れません。

つまり、ここにきて金利と業績の綱引きが行われているのです。それが現在、市場にちょっと「気迷い」症状がでている背景ではないかと思います。基本的には「強気」でも、ちょっと「様子も見たい」といったところが投資家の多くが持つ実感ではないかと思います。その背景はこの綱引きにあります。金利上昇が色々な影響を金融商品に与え始めているのを実感します。


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次回の配信は2006年5月20日です
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投稿者 岡本和久 : 2006年05月05日 10:33

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