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2007年06月12日
岡本和久のI-OWA日記 2007年6月11日
アナリストという職業の誕生
ちょうど60年前の、1947年6月11日、ニューヨーク、ボストン、シカゴ、フィラデルフィアのアナリスト11名が全米アナリスト協会を結成することで合意しました。これによりアメリカで「アナリスト」というプロフェッションが成立したのです。その後、色々な変遷を経て、今日、この組織はCFA協会となり、グローバルな組織に発展しました。CFAというのは「チャータード・ファイナンシャル・アナリスト」の略で、厳しい資格試験により共通の知識と職業倫理を持つことが証明されたものに与えられる称号となっています。現在、世界に10万人のCFAがいます。ちなみに私の免許番号は7300番台です。おそらく日本人として10番目ぐらいだったのではないかと思います。
この60周年を記念して世界各地でお祝いを行っています。日本でも私が名誉会長を務める日本CFA協会が11日の夜、パーティーと記念講演会を六本木クラブで行いました。約100名の方々にお集まりいただき大変盛況でした。
記念講演は米国からバートン・ウェアリング氏を招聘し、「黄金のガチョウを殺すな!」という興味深いテーマでのお話をいただきました。ウェアリング氏は私とは旧知の仲です。クラブ・インベストライフの会報誌5月号で彼の記事を掲載しましたのでお読みいただいた方も多いと思います。
世の中では確定拠出型年金こそすべての問題を解決する魔法の杖ようなものだと考える風潮がありますが、ウェアリング氏は、「確定拠出型年金といえども種々の問題をはらんでいる。確定給付型年金を改良することを忘れるべきではない」という主張をしています。まさに「黄金のガチョウ(=確定給付型年金)を殺すな!」というわけです。みなさんも喜んで聞いていただけ、彼を招聘した私としてもうれしい限りでした。英文の要約はこのリンク先をご覧ください。
RENNYさん
税制のみならず、確定拠出型年金を魔法の杖のように考える風潮に異を唱える識者が増えています。バートン・ウェアリング氏もその一人で彼の「黄金のガチョウを殺すな!」という主張は傾聴に値します。彼の論文の要約をリンクしておきました。お読みください。
投稿者 岡本和久 : 2007年06月12日 15:38
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