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2007年10月11日
岡本和久のI-OWA日記 2007年10月11日
BGIセミナー2007
2005年まで13年間、私が社長をつとめたバークレイズ・グローバル・インベスターズ(BGI)のセミナーが開催され、参加させてもらいました。会場にはおそらく400名ぐらいのお客様がいたでしょうか。私がこの会社を設立した1992年、第一回のセミナーを開いたときには、30名のお客を集めるのがやっとでした。それ以来、毎年、必ずこのセミナーをしています。いまは本当に内容の濃いセミナーとしてお客様の間で定評をいただいているものと思います。私が退任したあとも立派に続いていることをとてもうれしく思います。
講師は資産運用業界のグル、リチャード・グリノルド氏とロン・カーン氏という豪華メンバーがサンフランシスコ本社から来日し、「アルファ追求の基本姿勢」や「投資戦略の革新」などにつき話をしました。しかし、私にとって特に興味深かったのは「iシェアーズ」営業総責任者/証券営業部長の関塚健太郎氏のスピーチでした。彼は私が採用した最初のスタッフで、当時は20代の厚顔の美青年。いまでもいい男ですが、立派になって会社をリードしてくれています。
関塚さんの話は、BGIの上場インデックス投信(ETF)のブランドである「iシェアーズ」についてでした。特に彼の最初のコメントは印象的です。
「ウィンドウズが、コンピュータの役割を変化させたように、ウォークマンやiPodが、音楽との関わりを変化させたように、上場投資信託(ETF)が、資産運用の世界を劇的に変化させようとしています」
と、いうものです。特にBGIは海外市場に上場されているETFの日本への持込に注力しているようです。
現在、世界中に847本のETFが上場されており、残高は72兆円に昇っています。この金額は日本の企業年金の規模とほぼ同じです。モルガン・スタンレーではこの残高が2011年には240兆円にまで達するだろうと予測しています。一日当りの売買代金もほぼ3兆円と、東証の売買代金全体に匹敵するほどです。
BGIの日本法人はすでに62本のiシェアーズを金融庁に届け出ています。オンライン証券で取扱いに熱心なところも現れ、雑誌などでも特集が組まれるようになってきています。このような個人投資家が簡単にポートフォリオを構築できるビルディング・ブロックが提供されるのはとてもありがたいことです。
投稿者 岡本和久 : 2007年10月11日 20:39
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