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2007年10月20日

2007年10月20日

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■□ I-Oウェルス・アドバイザーズのメール・マガジン
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このメール・マガジンはI-Oウェルス・アドバイザーズ(株)の情報を毎月二回(5日と20日)お送りするものです。

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☆★☆★ I-OWA(愛称:アイオワ)からのお知らせ ☆★☆★

■□■□ 当社の総合セミナー・スケジュールをホームページでご覧になれます
当社はマンスリー・セミナー、DIY資産運用教室、インベストライフ・セミナー、各地のインベストライフ・サロンが主催するセミナーなどに関わっております。これらのすべてのセミナーを統合した予定表を当社ホームページでご覧いただけます。
http://www.i-owa.com/AllSeminarYotei/AllSeminarSchedule.htm

■□■□ マンスリー・セミナーのご案内

⇒ 今後の予定

11月18日(日)12時30分~16時30分
I-OWAマンスリー・セミナー@東京都千代田区平河町2-7-5砂防会館別館3F「立山」 プログラム:「ウイリアム・モリスのデザイン思想」(伊藤宏一)、「金利、債券、為替市場の見方」(岡本和久)、「アフリカで考えたこと(仮題)」(河口真理子氏、大和総研経営戦略研究所 主任研究員)

12月16日(日)12時30分~16時30分
I-OWAマンスリー・セミナー@東京都千代田区永田町1-11-35全国町村会館2F 第一会議室 プログラム:「知と徳のデザイン」(伊藤宏一)、「投資理論の基礎知識」(岡本和久)、「2008年の投資環境を占う」(馬渕治好氏、日興コーディアル証券、チーフストラテジスト)

2008年1月20日(日)12時30分~16時30分
I-OWAマンスリー・セミナー@東京都千代田区永田町1-11-35全国町村会館2F 第一会議室 プログラム:「愛のデザイン」(伊藤宏一)、「賢者は歴史に学ぶ ~ 株式市場の歴史」(岡本和久)、「日本新生を語る(仮題)」(末吉竹二郎氏、国連環境計画・金融イニシアチブ特別顧問)

⇒ マンスリー・セミナーの受講方法を多様化します
<会費について>
●教室会員 (入会金5000円)
---- 年会員: 60,000円
---- 半年会員: 40,000円
●ネット会員(インターネットによる音声配信)         
---- 年会費: 37800円
●スポット受講
---- 一回: 10,500円
---- スポット受講回数券(三回分、1年間有効)
25、000円

★2007年10月よりみなさまに仮想ポートフォリオを作っていただき、長期投資を学んでいただいてます。(ネット・セミナー受講の方も参加いただけます。)


■□■□ 岡本和久のDIY資産運用教室

⇒ 開催予定

10月28日
8(月)13時~17時
DIY資産運用教室「100歳までの長期投資」出版記念講演@大阪市中央区南船場4-2-4日本生命御堂筋ビル12F、ハートンホール(お申込は協力者、平野光起様 E-mail: sachinekohouse@jcmo.zaq.ne.jp、または当社まで)

12月9日(日)13時30分~16時30分
DIY資産運用教室@I-OWA Office(東京都渋谷区広尾1-8-6-7F)、テーマは、①「2007年株式市場:回顧と展望」、②「誰でもできる長期投資」を予定、(お申込は当社まで)

★当社へのお申込み時にご提示いただく個人情報は、協力者の方と共有することがあります。お名前以外の情報開示をお望みでない方は、申込み時にその旨、お申し出ください。


■□■□ クラブ・インベストライフ

⇒ セミナー予定

11月9日(金)18時30分~20時30分 インベストライフ・セミナーIN神戸@神戸市中央区下山手通4-16-3兵庫県民会館10階「福の間」 ①「投資対談」 by 澤上篤人、岡本和久(証券市場歴合計70余年にわたる二人が、投資哲学、さまざまな投資手法、これまでに出会った投資の達人たち、さらに最近の投資環境まで幅広い対談をいたします)、②質疑応答 、主催:サロン大阪

11月11日(日)13時~17時 インベストライフ・セミナーIN大阪 テーマ:分散投資と長期運用、講師:島田知保、速水禎、岡本和久@大阪市中央区南船場4-2-4日本生命御堂筋ビル12階、ハートンホール、主催:サロン大阪
★島田さんの基調講演では会報誌「インベストライフ」9月号をご持参いただくと分かりやすいと思います。
★当初、京都での開催を予定していましたが、都合により大阪に変更になりました。

11月30日(金)19時~21時 クラブ・インベストライフ東京セミナー テーマ:『論語と算盤』流豊かな投資生活、講師:渋澤健、岡本和久@いきいきプラザ一番町

セミナー申込方法など詳細は下記をご覧ください
http://www.i-owa.com/AllSeminarYotei/AllSeminarSchedule.htm

⇒ 会報誌「インベストライフ」に掲載された記事のうち、選りすぐりのものを全文、ホームページでご覧いただけます。また、バックナンバーの一覧表も掲載されています。
http://www.i-owa.com/club/ILSample/ILSamples.htm

⇒ 会報誌、「インベストライフ」のバックナンバー販売
先月、ご案内したように会員の方に限り会報誌のバックナンバーを一冊500円(送料込み)で販売いたします。ご希望の方はお名前、住所、電話/FAX、E-mailアドレスを記載の上、当社までE-mailまたはFAXでお申込ください。先着順ですので在庫切れとなった場合にはご容赦ください。

■□■□ ブログ、「岡本和久のI-OWA日記」もご覧ください
結構、一生懸命に書いています。資産運用から食べ物ネタ、折にふれマーケット・コメントなども載せています。ご覧ください。
http://www.i-owa.com/blog/

☆★☆★ 岡本 和久からのメッセージ ☆★☆★ 

老荘に学ぶリラックス投資術(4)

荘子にはたくさんの短いエピソードが書かれていますが、そのなかでももっとも有名なものの一つが「胡蝶の夢」でしょう。それはこんなお話です。

「ある時、荘周は夢で胡蝶となった。ひらひらと心ゆくまで空に遊んで、自分が荘周であることすら忘れ果てていた。しかし、目覚めてみると、まぎれもなく自分は荘周だ。いったい、荘周が夢で胡蝶になったのか、それとも胡蝶が夢で荘周となったのか」

この話を読むたびにバブルのころを思い出します。みんなが夢を見て蝶々のように株式市場を楽しげに飛び回っていた。でも、あるとき、ふっと正気に返ってみるとそこにはバブル崩壊後の厳しい現実が待っていた。果たしてあの楽しかった時代が夢なのか、この構造不況が夢なのか・・・。そこで荘子は言います。

「周と胡蝶とは必ず分あらん。これをこれ物化と謂う」

(荘周と胡蝶とはたしかに別物だろう。だが、それは、事物の極まりない変化の中における一様相にすぎないのである)

株式市場は投資家の心理を瞬間的に映し出す鏡のようなものです。その投資家の心理は「欲望」と「恐怖」のはざ間を行ったり来たりしています。実体はちっとも変化していないのに、どの方角から光を当てるかで、影は右に、左に、上に、下に動き回ります。だから、市場で影を追っかけまわしても仕方ないのです。うまく捕まえてみても所詮、それは影。実体は大きな「タオ」の流れに乗ってゆったりと動いている。それがこの現象界に現れるときは人々を喜ばせたり、悲しませたり、怒らせたりする。長期投資のタオに身を任せて、後は超然としていればいいのです。短期的に良いことが起こっても、悪いことが起こっても、それは極まりない変化の中の一様相と割り切っていればよいのです。

老子の思想を受け継ぐ列子にもこんな話があります。「金儲けばかり考えている家があった。その家の老僕は昼間はぼろぼろになるまでこき使われていた。でもこの男、夜眠ると毎晩、王様になった夢をみていた。夢でこの上ない楽しみを味わっていた。そして目が覚めるとこき使われる毎日だった。一方、この家の主人は、金儲けに心身をすり減らし、ぐったりと床につく。そして見る夢は毎夜、自分が奴隷になった夢だった。明け方までうなされ続ける毎日だった。主人はたまらなくなって友人に相談する。その友人は『寝ても覚めてもいい思いをしようなんて虫が良すぎるな』と答える。それ以来、主人は老僕の仕事量を減らしたという」。両者とも一日の半分は王様で半分は奴隷なのです。

上げ相場も下げ相場も実体の現れ方の違いでしかありません。実体価値を見極めて株価に超然として企業を保有していればそれでいいのです。「株価」を「売買する」のが「短期投資」、「企業」を「保有する」のが「長期投資」なのです。ゆったりと、のんびり投資するリラックス投資は長期投資の上に成り立ちます。

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☆★☆★ 岡本和久の資産運用、「キホン」の「キ」 ☆★☆★ 

ペーパー・ドライバーのポートフォリオ

「あの人は株のプロだ」などという言葉を良く聞きます。この場合、「プロ」という言葉には二通りの意味があるように思います。まず、第一に投資顧問や投信会社でファンドの運用をしている人たち、もうひとつは、かなり頻繁に売買を繰り返し、しかも投資経験が長い人。

確かに前者は、人のおカネを運用することを職業とし、そのサービスに対する対価として報酬を得ているので「プロ」といっていいでしょう。しかし、また本来、プロであるということは、知識、経験は言うに及ばず、プロとしての確固たる職業倫理を持っている人であるべきです。その意味で本当のプロが日本の業界にどの程度いるかはちょっと疑問もあります。もっと、もっと世界に通用するような運用のプロが日本からでてきてくれることを願って止みません。

一方、後者の人たちは自分のおカネを自分のために運用しているので、決して「プロ」ではありません。正確には、彼らは「プロ級」とか、「プロ並」というべきでしょう。もちろん、本当にその人たちが「プロ」になれるかといえばそうではありません。「世界に通用する」とまでは言わないまでも、プロになるということは、人のためにベストの運用をするわけで、自分で運用しているのとはまったく異なる世界です。これは長年、運用の世界にいた人間として痛感するところです。

よく新聞などで「プロとしての運用」の経験のない人が、モデル・ポートフォリオなどを作って紹介しているのを目にします。もちろん、教科書や参考書を読み、セミナーにでたり、講義を受けて勉強をしているのだと思いますが、それはあくまで「畳の上での水練」です。自動車の運転は教科書を読んでもできるようになるわけではありません。仮に免許をとっても実際に運用をしなければ「ペーパードライバー」です。実際の運用はもっと、もっと奥深いものです。そこを知らずに、多くの人の目に触れるような媒体に、安易に「定年退職後のポートフォリオ」などを公開するのは、疑問を感じざるをえません。

日本においてプロフェショナリズムが十分に育っていないことはよく指摘されるところですが、プロとしての運用経験のない「ペーパー・ドライバー」級の人が専門家としてコメントをしているのをしばしば目にします。個人資産に与える影響が大きいだけに、資産運用に従事してきたものとして疑問を感じざるを得ません。


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次回の配信は2007年11月5日です
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投稿者 岡本和久 : 2007年10月20日 15:37

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