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2008年05月15日

岡本和久のI-OWA日記 2008年5月14日

CFA協会年次総会

グローバルなアナリスト資格、CFA(チャータード・ファイナンシャル・アナリスト)協会の年次総会がカナダのバンクーバーで開催されました。第61回目の年次総会です。今年は実に1850名の人が参加しました。

CFAというのは世界同一基準で実施される試験に合格し、高い倫理観と知識を保有する者に与えられる全世界で通用する証券アナリスト資格です。この協会は、証券アナリストの父ともいえる、ベンジャミン・グレアムの音頭で設立されたものです。私は1983年にこの資格を取得しました。

この総会では毎年、世界の投資、運用業界をリードする人々の生の講演が聞けます。今回もたくさんのすばらしい講演がありましたが、大きく分けると三つの分野の話が多かったように思います。

① 投資を心理学で解き明かそうという行動ファイナンス、さらには脳の構造にまで踏み込んだニューロサイエンスを投資に応用しようという研究が進んでいる

・ 行動ファイナンスは役立つか(サンタクララ大のStatman教授)
・ Neuroeconomics of Surprise: How the investing brain handles the unexpected
(Money Magazine – Jason Zweig氏)
② 資産クラスの多様化とアセット・アロケーションの在り方
・ Exotic Beta(GS、Robert Litterman氏)
・ 国際分散投資(Frontier Market AM, Larry Speidell氏)
・ ETF(SSgA)、(BGI、Grossman氏 - Innovationの例として)
・ ポスト現代ポートフォリオ理論 (GWA)
・ China Opportunity(Princeton Univ. Murton Malkiel氏)
③ 今後の経済
・ サブプライム問題(Janet Yellen氏 – FRB of SF)
・ エネルギー問題(Groppe, Long & Littell, Henry Groppe氏)
・ ドルの問題(Columbia Univ, Robert Mundel氏)

今後、じっくりと聞いた内容を消化してみなさんにもお伝えしてゆきたいと思います。

投稿者 岡本和久 : 2008年05月15日 15:50

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