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2008年05月20日
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2008年6月15日(日)
I-OWAマンスリー・セミナー@東京都千代田区永田町1-11-35全国町村会館2F 第一会議室
プログラム:
「時間のデザイン」(伊藤宏一)
「投資における時間価値」(岡本和久)
「嫌老社会への挑戦――時間という資源、地域という資源」(長沼行太郎氏、関東短期大学准教授(近代文学・文章論、メディア論)
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6月19日(木)午後7時~9時15分(8時30分~9時15分は懇談会となります)
東京インベストライフ・セミナー、テーマ「科学と投資を考える」、講師:澤上篤人、岡本和久など@リフレッシュ氷川(東京都渋谷区東1-26-23)、お申し込みは不要、すでにお送りしたクラブ・インベストライフ会員証をご持参ください。非会員の方は参加費2000円(会報誌バックナンバーを一部プレゼント)を当日受付でお支払ください。なお、懇談会では飲食の用意はありませんので、ご希望の方はお飲物等、ご持参ください(近くにコンビニもあります)。
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5月25日(日)午後1時~5時、テーマ「2008年、今後の長期投資を考える」、講師:澤上篤人、岡本和久@広島県立総合体育館ミーティングルーム、主催:サロン・インベストライフ広島(お申込は門田三枝子様、E-mail:leon-a.k-3@h6.dion.ne.jp、または当社まで)
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大阪 ■ 2008年5月24日(土)13時~17時
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テーマ、「投資の達人に学ぶさまざまな投資哲学」、「長期的視点から見た投資環境」
定員は25名。参加費5500円(税、資料代込み)
お申し込みは協力者の大谷浩昭様(investlifeosaka@mbp.nifty.com)または当社(info@i-owa.com)まで
★当社へのお申込み時にご提示いただく個人情報は、協力者の方と共有することがあります。お名前以外の情報開示をお望みでない方は、申込み時にその旨、お申し出ください。
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老荘に学ぶリラックス投資術(18)
株価はいつも均衡状態にある
道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず。万物は陰を負いて陽を抱き、沖気を持って和をなす。(中略)物あるいはこれを損して益し、あるいはこれを益して損す。人の教うるところはわれもまたこれを教う。「強梁(きょうりょう)なる者はその死を得ず」と。われもって教えの父となさんとす。(老子、道徳経42章)
(中略)
株価が均衡状態にあります。つまり、売りたい人も買いたい人もいない中立の状態です。まさに、みんながこの株価は適正であるとする水準にあるとします。そこに、ニュースが発生します。これが揺らぎです。そのニュースを反映して、売りたい人と買いたい人のバランスが崩れ、株価は新しい水準に移行します。株価にプラスのニュースであれば上昇をするでしょう。これによって、株価に相対的に「高い」という状態と、「安い」という状態が生じます。これが「二」の状態です。しかし、新しいニュースを反映して新しい株価で取引が行われたということは、その株価ではすでに高いので売りたいと思う投資家がいたということです。新しい株価で買う人は「もっと上がる」と思っている。しかし、売る人は「下がる」と思っているわけです。その両者があって初めて取引が成立します。要するにこの新しい株価も実は均衡状態を維持しているのです。相対的に安い、高いと思う人がであって新たな均衡状態ができる。これが「三」の状態でしょう。
(略)
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体験的情報化の変遷(4)
株価を提供することでビジネスがもらえる時代は過ぎ去りました。ニュースやマーケットコメントもいくらでも情報が行きわたるようになりました。結局、公開された情報をどのように解釈するのか、どのように判断するのかということが求められるようになったのです。1984年、11年間の海外生活を終え、東京に戻り情報部というところで仕事を始めました。ちょうど80年代のバブルが始まりつつありました。私のいた兜町も異様な雰囲気でした。東京で驚いたのは業界誌などの記者がどんどん仕事場に入ってくることでした。レポートを書いていると「何、書いてるんですか?」、「あ、それ他社でもいま、書いていますよ」という具合で情報が市場で渦巻いている。中には「○○証券は来週、○○株を取り上げる決定をしたようだ」などという情報もいつも流れていました。当時は誰でも簡単にオフィスに入ってくることができたのです。セキュリティが厳しくなりだしたのは、バブル崩壊後だったと思います。それまで自由に出入りしていた人たちからはずい分、反発もあったようです。
(略)
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老荘に学ぶリラックス投資術(18)
株価はいつも均衡状態にある
道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず。万物は陰を負いて陽を抱き、沖気を持って和をなす。(中略)物あるいはこれを損して益し、あるいはこれを益して損す。人の教うるところはわれもまたこれを教う。「強梁(きょうりょう)なる者はその死を得ず」と。われもって教えの父となさんとす。(老子、道徳経42章)
(根源たるタオから一が生まれ、一から二が生まれ、二から三が生まれ、三から万物が生まれる。万物は陰と陽の両方を内に抱き、中立的な状態にある。(中略)損は益に、益は損にと転化するのが原理である。「力を誇るものはろくな死に方をしない」と言われている。これが守るべき教えの第一である。)
この、「一、二、三」の解釈は昔から多くの人を悩まし、また、多様な解釈が生まれているようです。私なりに解釈すると以下のようになります。つまり、混沌とした時空もまだ存在しなかった状態に、ある揺らぎが生じた。「一」の状態である。その瞬間に、「一のなかった状態」と「一の状態」の二つが生まれた。陰と陽の相対性の誕生である。相対する状態が生じると、陰と陽、そして陰陽が分化する前の状態の「三の状態」が生まれる。こうして、すべてが混然と溶け合っていた混沌の世界が細かく分かれて言った。その一つひとつに名前が付けられ、この世の中ができあがった。こうしてこの現象界の分化が始まった。もとより私は中国哲学の専門家ではありませんが、直感的には、「そんなところかな」と思います。
株価が均衡状態にあります。つまり、売りたい人も買いたい人もいない中立の状態です。まさに、みんながこの株価は適正であるとする水準にあるとします。そこに、ニュースが発生します。これが揺らぎです。そのニュースを反映して、売りたい人と買いたい人のバランスが崩れ、株価は新しい水準に移行します。株価にプラスのニュースであれば上昇をするでしょう。これによって、株価に相対的に「高い」という状態と、「安い」という状態が生じます。これが「二」の状態です。しかし、新しいニュースを反映して新しい株価で取引が行われたということは、その株価ではすでに高いので売りたいと思う投資家がいたということです。新しい株価で買う人は「もっと上がる」と思っている。しかし、売る人は「下がる」と思っているわけです。その両者があって初めて取引が成立します。要するにこの新しい株価も実は均衡状態を維持しているのです。相対的に安い、高いと思う人がであって新たな均衡状態ができる。これが「三」の状態でしょう。
「万物は陰を負いて陽を抱き、沖気を持って和をなす」というのは、現在の株価は強気(陽)と弱気(陰)の両方を内包し、そして均衡状態(沖気をもって和をなす)にあるということを言っているように思えます。こうして株価は新しいニュースが出るたびに新しい均衡点に移行しているのです。いまの株価そのものは中立、強気でも、弱気でもない。しかも、ニュースの入り方を予測するのは非常に難しい。それを「ああでもない、こうでもない」と頭をめぐらし人を出し抜こうとしても、「決して成功はしないよ」、と老子先生は教えているように思えます。
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株価を提供することでビジネスがもらえる時代は過ぎ去りました。ニュースやマーケットコメントもいくらでも情報が行きわたるようになりました。結局、公開された情報をどのように解釈するのか、どのように判断するのかということが求められるようになったのです。1984年、11年間の海外生活を終え、東京に戻り情報部というところで仕事を始めました。ちょうど80年代のバブルが始まりつつありました。私のいた兜町も異様な雰囲気でした。東京で驚いたのは業界誌などの記者がどんどん仕事場に入ってくることでした。レポートを書いていると「何、書いてるんですか?」、「あ、それ他社でもいま、書いていますよ」という具合で情報が市場で渦巻いている。中には「○○証券は来週、○○株を取り上げる決定をしたようだ」などという情報もいつも流れていました。当時は誰でも簡単にオフィスに入ってくることができたのです。セキュリティが厳しくなりだしたのは、バブル崩壊後だったと思います。それまで自由に出入りしていた人たちからはずい分、反発もあったようです。
バブルも終わりに近づいた1989年の夏、私は資金証券部という部門に転勤になりました。株式市場があまりに加熱しているので、少し、金利や為替の市場に自分を置いてみたいと希望したのが聞き入れられたものです。為替のディーリングなどもしました、しかし、これは本当に難しい。とにかく銘柄が少ない上、みんなが同じ情報を見ている。上司から「がんばってくれよ」と言われても、何をどう頑張ればよいのかわからない。経済指標を的確に予測したとしても、あるときは、「素直に反応し」、またあるときは、「材料出尽くし」で逆に動いたりする。フツフツとした毎日が続いていました。そんなとき、アメリカの投資顧問会社が日本に進出するのでそれを手つだってくれないかという話が舞い込んできました。
さっそく、その会社に行き会長と面談をしました。私の悩みなどを率直に述べたのですが、それに対する彼の答えはきわめて明瞭でした。情報化がどんどん進めば為替市場で起こっていることがすべての市場で起こるようになる。株式バブルが崩壊したのもそれが原因なのだ。これからは、情報化という現実に即した運用の手法が求められている。「その手法がこの会社にはある!」と直感的に感じました。そして、それから15年。日本の法人は年金運用革命の一翼を担うことができ、年金運用でトップの投資顧問会社にまでなることができました。年金運用革命はまさに情報化時代に対応した、「運用合理化革命」だったのです。
2005年、私は、個人投資家に合理的な資産運用の方法を提供したいという思いでいまの会社を設立しました。このメルマガが配信される5月20日、I-Oウェルス・アドバイザーズは三周年目を迎えます。まだまだ、目標にはほど遠いですが、日本の個人投資家が、新しい情報化の時代に適した長期的な資産運用ができるようにサポートしていきたいと思っています。これまで、温かいご支援をいただいたことを感謝するとともに、これからもよろしくお願いいたします。
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投稿者 岡本和久 : 2008年05月20日 16:12


