2007年06月11日
岡本和久のI-OWA日記 2007年6月10日
新著の見本版が到着!
私の新しい本の見本が届けられました。「100歳までの長期投資*コア・サテライト戦略のすすめ」(日本経済出版社、1600円+税)という本です。6月20日ごろには書店に並ぶはずです。
私がいままでセミナーなどでお話してきた「コア・サテライト戦略」の実践法をわかりやすく書きました。構成は以下の通りです。
第1章 ゴールデン・エイジャーのための長期投資
第2章 リラックス投資、「きほんのき」
第3章 基本ポートフォリオをつくる
第4章 資産活用の5つのステップ
第5章 投資実践のための知識
第6章 ゴールデン・エイジャーの6つの「フ(富)」

アマゾンの下記のページでも買えるようにしますので、ご一読を。
クラブ・インベストライフの本屋さん
BOOKS OKAMOTO
投稿者 岡本和久 : 09:22 | コメント (0) | トラックバック
2006年12月11日
三十歳からはじめる「品格あるお金持ち」になれる資産形成マニュアル(総合法令)

岡本和久著
「おカネ」だけじゃない、
「心」も豊かな資産家になろう。
「品格あるお金持ち」への五つの道筋
① 自分の仕事に興味を持ち、腕を磨き、プロとして認められる
② 自己啓発投資をしてさらに能力をアップする
③ シンプルな生活を心がけ、自己啓発、金融資産への投資を十分行う
④ 金融資産は、理論的に正しい資産形成を長期間にわたって続ける
⑤ お金持ちより「しあわせ持ち」を目指す
本書では「三十郎くん」という三十歳のビジネスマンをモデルケースに将来のライフスタイル、資産形成法を提案します!

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下記よりファックス用紙でご注文もいただけます
正誤表
「三十歳からはじめる『品格あるお金持ち』になれる資産形成マニュアル」(総合法令)に以下の誤植が発見されました。お詫びして訂正させていただきます。
39ページの表、「自分の内面」を「生活・金融情報」へご訂正ください
128ページ表のうち、ハイリスク・ハイリターン型(H)ポートフォリオの資産構成は国内株式40%、海外株式40%、国内債券20%です。国内債券の40%を20%にご訂正ください
166ページの一行目、「使ってしまうい」を「使ってしまい」とご訂正ください
169ページ債券ポートフォリオの表のうち一番左の欄にある「海外株式」は「国内債券」、右欄二段目の「物価連動国際に投資する投信」は、「物価連動国債に投資する投信」とご訂正ください
2006年09月14日
DVD 「目指そう!品格ある資産家」公開講演会
2006年6月に開催されたI-O講演会がDVDになりました。
テーマ、「目指そう!品格ある資産家」
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伊藤宏一講演、「おカネと美しくつきあう方法」
岡本和久講演、「長期資産形成のプロセスと実践 ~ リラックス投資のすすめ」
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プレゼンテーション資料は画面に表示されるほか、当社ホームページよりダウンロードしていただけます。(パスワードはDVDケースの中にあります)
合計110分(DVD一枚)、税込み6300円(+送料160円)。お申込は当社まで
(書店では取り扱っておりません)。

2006年07月12日
ライフプランニング 理論と実例 (伊藤宏一著、セールス手帖社保険FPS研究所刊)

『ライフプランニング 理論と事例』
千葉商科大学大学院教授・CFP 伊藤宏一著/セールス手帖社保険FPS研究所
(「インベストライフ」2006年7月号に掲載された岡本和久による書評)
インベストライフ誌の編集主幹、伊藤宏一さんが標掲の本をものされた。専門家向けの高度な内容でありながら、また、きわめて「親切」な本だ。全体は三章構成となっている。第一章はライフプラン・コンサルティングの理論、第二章がライフプラン・コンサルティングの事例である。第二章はさらに「ライフデザイン編」と「個別テーマ編」に分かれており、前者には37例、後者には14例が事例としてあげられている。そして第三章はライフプラン・コンサルティング資料として実践で即、応用できる資料が掲載されている。
しかし、筆者の面目躍如たる部分は「はじめに」と「あとがきに代えて」で強調されているポイントであろう。まず、氏が情熱を傾けて、それこそ、命をかけて取り組んでいる「ファイナンシャル・プランニング」の前提となるべき概念が明確にされている。いわく、「ファイナンシャル・プランナー(FP)は、人々のライフデザインを理解し、それを具体化したライフプランを実現するための経済的ソリューションを提案することによって、人々の幸福をサポートする専門的職業である」。FPは人々が幸福になるためのサポートをすることが本質であることが高らかに謳われている。そしてそれが本書を通して通奏低音のごとく流れているテーマである。本書の題名が「ライフプランニング」となっているのもうなずけるというものである。
ライフデザインに基盤を置き、人々を幸福にするためには、単に法律・制度・商品知識や業務上の能力に豊富なだけでは不十分である。そこで必要なものは、人々の人生のライフデザインに共感し、それを理解する文学的・芸術的感性を持ち、顧客本位の立場をとり守秘義務を守る高い品性と道徳性などを含む包括的・総合的な能力が必要とされる。それはそのまま人格を磨くこと、人間としてより良い生き方をするということがFPの必要条件であるとの指摘がされている。
筆者は現在、日本CFA協会の会長を務めている。CFA、チャータード・ファイナンシャル・アナリストというのはグローバルな証券アナリスト資格である。ベンジャミン・グレアムが発起人となって作られたこの資格は1962年からの歴史を持ち、現在、各国にあるローカルなアナリスト資格のモデルになっている。全世界で同日、英語で同じ内容の試験が行われ、同じ基準で合否が決まる。それゆえ全世界どこでも通用するグローバル・パスポートと言われる。また、その学習内容についても常に最先端を走っている。しかし、なによりも大切なことはそのプロフェショナル性であると思う。プロフェショナルであるということは共通の知識を持つことにとどまらず、共通の倫理観と行動規範を持ち、それを実行することである。我々は所属する会社の社員である前に、まず、プロとしてのCFAなのである。
伊藤さんがいま、夢を実現しつつある本当の意味でのFPも、同様のプロフェショナルとしての誇りに裏打ちされたものではないかと思う。年功序列、終身雇用が前提であった日本の社会においてはプロであることはあくまで企業に所属することで意味を持つものであった。しかし、その構造が崩壊しつつあるのはご存知の通りだ。しかるにプロ意識はその構造変化に十分、対応しているとはいえない。それが昨今、問題になっている一級建築士の問題であり、公認会計士の問題の背景なのであろう。すべてプロ意識の欠如に原因があるのだ。伊藤さんがFPに対してこの点を強調していることの意味は大きい。
専門知識を学ぶための教科書はいくらでも世の中ででまわっている。しかし、このようなきちんとした「拠って立つ」ところを持った本は少ないのではないかと思う。まさに「哲学者」、伊藤宏一にしてはじめて著すことのできた本ではないかと思う。筆者はFPではない。あくまで証券分析と資産運用を専門分野とする人間である。しかし、FP業界でこのような質的進化が起こっていることは喜ばしいと思う。と、同時に、証券分析・資産運用においてもますます、腕を磨き、質の高い仕事をしていかなければならないと痛感させる書物であった。一読をお勧めする。
2005年12月12日
金融商品なんでも百科(伊藤宏一監修、知るぽると)
伊藤宏一監修、知るぽると発刊による幅広い金融商品の解説書。
金融商品の選び方や組み合わせ方、金融商品を巡る環境の変化と自己責任など、単なる商品解説にとどまらない親切な説明が施されている。「一家に一冊」の好著。

2005年07月19日
「瞑想でつかむ投資の成功法」(岡本和久著、総合法令)

2005年3月28日に総合法令から出版される「瞑想でつかむ投資の成功法」という本が出版されました。この本は、ある意味、私がこれまで証券市場で経験し考えてきたことをまとめたものであると言っても過言ではないと思います。
副題は「幸せな人生設計のためのリラックス投資」です。「リラックス投資」というのは私が名づけたのですが、「イライラ投資」の反対側にある投資の方法で、表面的な事柄に左右されず、物事の本質に注目した投資の方法です。本のオビには、カリスマ・ファンド・マネージャーとして名高い澤上篤人さんが「この本は長期投資と豊かな人生の羅針盤となるだろう」と推薦の辞を書いてくれています。さらにその下に、「おカネと心の幸せな関係 – 朝夕20分のシンプル瞑想があなたの資産形成と将来に幸運をもたらす」と続きます。また、裏オビには「短期売買で、不安と恐怖で夜も眠れない『イライラ投資』をしていませんか?『リラックス投資』で、経済的自由と至福の人生が手に入る!」と記されています。
表紙のソデには森永製菓の社長、会長を経て現在、相談役をされている松崎昭雄さんが次のようなありがたいお言葉をくださいました。
「『心とおカネの関係』、『瞑想と投資との関係』、今まで誰も考えていなかった切り口での発想は、私がこれまで求めていたものを明確に提示してもらった感じです。これは現在の投資家、また、これから投資をしようと考えている人々に新しい世界を開くものであり、投資への勇気と自信を与えてくれるものだと思います。本書に述べられている考えは新しい投資の思想として世界に広がっていくという予感がします」
各章のポイントを少し紹介しておきましょう。
一章 投資の極意は瞑想にあった
この章ではテクニカル・アナリストとして9年間連続して人気No.1の地位を占めている佐々木英信氏との「投資、ビジネス、そして瞑想」と題する対談が掲載されています。彼も瞑想者なのです。それはそのまま、本書のプロローグ的な内容でもあります。対談に続いて「私が実践する心と体の健康プログラム」を紹介しています。瞑想を疑似体験できるヨーガの片鼻呼吸法などについても具体的に方法を解説しています。
二章 イライラ投資からリラックス投資へ
第二章では投資の基礎について説明をしました。表面的な事象の荒波にもまれたイライラ投資から、物事の本質に基づいたリラックス投資へ到る道を解説しています。複利、リターン、リスクなど、ごく普通に使われている言葉も実は理解があいまいだったりすることがあります。この章では本当に大切な事柄のエッセンスを紹介します。そして、マーケットと付き合う上で重要な原則、「フリーランチはない」と「ゼロサム・ゲーム」という点についても説明します。
三章 イライラ生活からリラックスライフへ
第三章では投資を少し離れて、生活に目を向けます。我々の日常生活は刺激にもみくちゃにされた「イライラ人生」です。そこから抜け出して「リラックスライフ」を送るための「意識を扱うテクニック」が瞑想です。私が実践する超越瞑想(TM)についての解説をしました。また、TMを実践する以下の方々から体験談をいただきました。悲しいことに瞑想というと「怪しげだ」と思う人が日本では多いのですが、このような成功者たちが、はっきり自分は瞑想をしているのだと明言していただけたことをうれしく思っています。
黒川伊保子氏 (感性リサーチ 代表取締役CEO)
松崎昭雄氏 (森永製菓 相談役)
野間昭男氏 (弁護士)
小河二郎氏 (益田ドライビングスクール 代表取締役会長)
小山栄美氏 (囲碁棋士)
ウォン・ウィン・ツァン氏 (作曲家、ピアニスト)
四章 リラックスライフのための長期投資術
第四章では再び、話を投資に戻します。ここでは感性を大切にした銘柄の選び方や良い投資信託の選択法などについて述べました。そして、長期的に資産を運用してゆく上でもっとも大切なアセット・アロケーション(資産配分)の考え方をやさしく解説しました。さらに、ライフ・ステージに合わせてポートフォリオをどのように変化させるべきかについて説明し、モデル・ポートフォリオも紹介してあります。
五章 幸せな人生のための宇宙の法則
第五章ではインドに何千年も伝承される哲学・科学、「ヴェーダ」の知恵について説明をしました。そして、ヴェーダによる健康法、占星学、建築法などにつき、私自身の体験談を交えて書きました。さらに「瞑想をするとなぜ物事がうまくゆくのか」につき、私なりに考えていることを紹介させてもらいました。
六章 私のマネー哲学・ビジネス哲学
この章では私の証券市場でのこれまでの経歴について書きました。早いもので1971年に証券界に入って以来、証券アナリスト・ストラテジストとしてアメリカで9年間、バブルの日本で6年間を過ごし、その後、年金運用に従事して15年間の貴重な体験をしました。そして、特に、最近、15年間、資産運用会社の経営を通じて学んだ私のマネー哲学、ビジネス哲学について書かせてもらいました。
七章 「超」マネー投資で至福の人生を生きる
おカネは本来、人が喜ぶようなことをした時に「感謝のしるし」としてもらえるものです。だからおカネが貯まるということは、人から受けた感謝が貯まっているともいえるのです。我々にとって、おカネの価値があるのは、それを使うことで満足感や幸福感が得られるからです。我々はもっと、自分の幸福感が最大化されるようなおカネの使い方について考える必要があるのだと思います。おカネを人のために役立てることで、おカネを介在させないで、直接、満足感や幸福感を得られる「超」マネー投資について紹介しています。
八章 ふたたび、おカネと心の幸せな関係
最後の章では、投資というものの究極の姿を考えてみました。投資というのは「自分の大切なものを人のために使い、その代償として満足感や幸福感を得るもの」であると定義することができます。我々にとってもっとも大切なもの、それは命です。結局、究極の投資というのは自分の命をどのように使ったら究極の幸福感、至福を得られるかという課題と同じなのです。投資の最終的な目標は至福を得ることにあります。人生の目的も至福を得ることです。より良い投資をするためには心の静寂さが必要です。より良い人生を生きるためには自己を見つめることが必要です。この両方を得るために不可欠なテクニックが瞑想なのです。瞑想によって「外側の物質的人生と内側の精神性を統合した200%の人生を生きましょう」というのが本書の提案です。
是非、書店で手にとって眺めて見てください。そして、面白そうだったら買って読んでみてください。(定価1680円+税です。)
2005年07月17日
「自分の年金は自分でつくる!」(実業之日本社、1500円)

2004年の二月に伊藤宏一と私、そしてさわかみ投信の澤上篤人さん、エコノミストの真壁昭夫さん、投資顧問会社勤務の平山賢一さんの五名の共著で「自分の年金は自分でつくる!」(実業之日本社、1500円)という本を出版しました。この五人は月刊誌「インベストライフの編集委員仲間です。我々、毎月、編集会議で議論を続けるうちに年金問題についてある結論に達するようになりました。
たとえば、
1.これからは政府や企業におまかせしておけば老後は面倒みてもらえると考えるのは幻想である
2.年金としてもらえる金額だけでは生活はできない、お小づかい程度と割り切るべき
3.若いうちから将来のために蓄えを作り始めるほど負担が少なく十分な資金を準備できる
4.そのためには毎月、お金が余ったら貯蓄や投資をするのではなく、最初から一定額を貯蓄や投資に回し残った資金で生活することが必要である
などの点です。
そこへちょうど出版社からこのテーマに沿った単行本をだしたいとの依頼があり、五人とも喜んで一気に書き上げたのがこの本なのです。その内容は以下のようなものです。
第一章 これからの老後資金は「攻め」と「守り」で考える(伊藤)
第二章 そもそも年金って何?これからどう用意していこうか(平山さん)
第三章 DIY年金運用の実際 - 手づくり年金運用はプラン、ドゥ、チェックのサイクルで(岡本)
第四章 個人投資家の利点を最大限に利用しよう(真壁さん)
第五章 長期運用を貫くための「投資の心理学」(真壁さん)
第六章 経済と長期運用と自分の年金づくりと(澤上さん)
それぞれの著者が各章を担当して書いています。執筆陣は「自分の年金は自分でつくる」という大きな考え方で一致しており、それぞれの専門的な角度からのアプローチによって、各章のテーマが浮き彫りになるようにしています。もちろん全員の意見が一致していない部分もあります。でも、このような意見の違いを自由闊達に議論しあうのが我々のいつもなのです。
岡本は第三章を担当しています。この章では、具体的な投資運用の方法論について説明しています。まず、地球から打ち上げられたロケットが、月に行くことを考えてほしいのです。アポロ13号のようなものです。ロケットは地球から、細心に計算された方向に向かって打ち上げられ、軌道に乗って月へと向かっていきます。そしてそのまま何事もなく月面に着ければ、めでたし、ということになるわけですが、実際にはいろいろ予期しないことが起こります。システムにトラブルが起きて、地球との交信が途絶える、機体の一部が故障する、乗組員が病気になる、その他、ありとあらゆることが起こりうるわけです。月への旅ではそれらに対処しながら、最終目的地である月に到着する確率が最大化できるように努力を続けていきます。アポロ・プロジェクトが成功した当時、「システム工学の勝利」と賞賛されたものです。
70年代になってこの「システム工学的」なアプローチがアメリカの年金運用の分野で活用されるようになりました。長期的な目的のために運用をして行くのですがその途中で色々な事件が起こります。予期しないできごとのなかでコントロールできることを最大限にコントロールしてゴールに到着できる確率を常に最大化して行く。私の章ではこのようなアプローチを使って個人投資家が自分の年金をつくるときにどのようにしたら良いのかをやさしく解き明かしています。
具体的には
1.プラン→ドゥ→チェックというサイクルを繰り返して行く時の留意点
2.年齢と共にリスクをどのようにコントロールして行くか
3.株式や債券でポートフォリオを作る際にどんな方法があるのか
などについて触れています。
実際にプロの世界で行われている合理的な方法を個人でも使えるように説明することを心がけました。私はこれをDIY(Do-It-Yourself)年金運用と呼んでいます。私のいままでの著書はほとんど専門家向けのものばかりでした。今回が初めての一般投資家向けの本です。表現はやさしくしてありますが、内容的にはプロの知識を噛み砕いたもので、かなり高度なものであると自負しています。


