12月および2009年のマーケット・レビュー
2010年1月 5日 10:26
● ベンチマークの月間パフォーマンス(配当を含めたトータル・リターン)
12月 2009年
【日本株式 】 +8.0% +7.6%(配当込東証株価指数)
【日本債券 】 +0.1% +1.4%(野村BPI指数)
【先進国株式】 +9.2% +36.2%(MSCI KOKUSAI、円換算値)
【新興国株式】 +11.2% +81.9%(MSCI Emerging Markets、円換算値)
【外国債券 】 +3.7% +7.4%(CITIGROUP WGBI 円建)
● 年間を通して見ると円ベースで新興国株式の急反発、それに次いで先進国株式の回復が特徴的な一年間であった。私が提案しているモデル・ポートフォリオの年間パフォーマンスを紹介すると、積極型(国内株式40%、先進国株式36%、新興国株式4%、国内債券10%、海外債券10%)が20.2%、成長型(国内株式25%、先進国株式22.5%、新興国株式2.5%、国内債券25%、海外債券25%)が14.3%、安定型(国内株式10%、先進国株式9%、新興国株式1%、国内債券40%、海外債券40%)が8.3%とそれぞれ良好な結果となった。
● 運用のプロセスは単純である。まず、自分のとれるリスクに合わせた資産配分を上記の三つから選ぶ。これが資産運用の設計図である。その次に各資産クラスを代表するインデックス投信またはETFを選択する。そして、投資対象を資産配分に沿って買い付ける。その後は年に3~4回程度、ポートフォリオのパフォーマンスをチェックすれば良い。
● 大切なことはこのように設計図を決める、部品を選ぶ、組み立てるというトップダウンのアプローチをとること。「どの市場が上がりそうか」という発想を捨てることが大切である。また、世界の経済がグローバル化するなか、海外市場への分散投資はどうしても不可欠になっている。
