3月のマーケット・レビュー
2010年4月 5日 12:24
● ベンチマークの月間パフォーマンス(配当を含めたトータル・リターン)
【日本株式 】 10.4% (配当込東証株価指数)
【日本債券 】 -0.1% (野村BPI指数)
【先進国株式】 11.1% (MSCI KOKUSAI、円換算値)
【新興国株式】 12.8% (MSCI Emerging Markets、円換算値)
【外国債券 】 0.3% (CITIGROUP WGBI 円建)
● 基本ポートフォリオの月間パフォーマンス
①積極型 8.7%
②成長型 5.4%
③安定型 2.2%
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①国内株式40%、先進国株式36%、新興国株式4%、国内債券10%、海外債券10%
②国内株式25%、先進国株式22.5%、新興国株式2.5%、国内債券25%、海外債券25%
③国内株式10%、先進国株式9%、新興国株式1%、国内債券40%、海外債券40%
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● 日経平均は昨年を10546で終えた。1月には11000円をうかがう動きとなったが、二月上旬に下落、9867円をつけた。その後、世界景気先行きに対する安心感が広がり3月の株式市場は堅調となった。日経平均も年初来5%強の上昇で11000円台にのせる動きとなった。
● 今年も1月3日に経営者20名の株価見通しが日経に掲載されていた。実に20名のうち、15名が今年は1~3月のどこかで安値をつけると予測している。しかも、その安値のレンジは9500~8000円と昨年末水準から1000~2500円の下落を予測していた。
● この結果をもって回答者の予測が正しかったかどうかを判断するのは難しい。しかし、改めて痛感するのは、マーケットは、かくのごとく「わからない」ものだと言うことだ。本来、経済の動きを一番肌で感じている、大企業の中枢にいる人々ですらこの結果だったということである。
● 長期的視点で考えてみよう。10年前、まさにアメリカ市場はITバブルの真っ只中だった。次の10年で情報産業はもっともっと進化し、IT産業は高成長をし、株価は上昇をし続けるはずであった。事実、情報化は進み、IT企業で高度成長するところもあった。が、ITバブルは崩壊した。
● 20余年前、日本は「東京湾マンハッタン構想」に湧いていた。世界金融の中心、東京のウォーターフロントは高層ビルに埋め尽くされ、東京湾岸に土地を持つ企業は大きな収益を得ると予想された。実際に東京はマンハッタンのように高層ビルが立ち並ぶ町に変容した。しかし、いま、株価はピークから7割も下の水準である。
● そして、いま、成長をバックに新興国株式市場が長期強気市場に入っていると思っている人が多い。おそらく、その予想通り、経済的には10年後、新興国はいまよりはるかに大きな地位を占めているであろう。しかし、それがそのまま株式の永遠の上昇につながるのだろうか。頭の片隅にそんなことを置いて投資を考えるべきときにあると思う。
