4月のマーケット・レビュー

2010年5月 5日 10:38

● ベンチマークおよび基本ポートフォリオの月間パフォーマンスはデータが不ぞろいのため次回にお送りします。
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● マーケットは相変わらず神経質な展開が続いている。ヨーロッパではソブリンリスク、アメリカでは金融制度の抜本的改革の行方、日本は政治の問題、中国さえも万博が始まりちょっと材料が出尽くしつつある・・・。色々あるが、大切なことは大きな方向性を見失わないこと。

●  言うまでもなく「100年に一度」と言われた金融危機の爪痕は大きい。それが一朝一夕に回復すると思うのはあまりに楽観的過ぎる。日本の1990年以降 と同様、今回はグローバルに不動産業界と金融業界の両方がダメージを受けている。これらは長い期間をかけて療養生活をおくることになるだろう。

● 一方、工業製品、消費財、インフラ投資関連の素材などは今後、かなりの成長をすることになろう。特に太平洋圏の需要の高まりが機関車役を果たすことになる。

● 前年度、日本の上場企業は「減収増益」を達成した。言い換えれば損益分岐点を下げる努力が相当、効を奏してきたということだろう。したがって、うまく「アジア内需」を売上増につなげることができれば、かなり大幅な増益も期待できるのではないかと思う。

●  金融や不動産といったアセットをベースにした産業が調整期に入り、一方で製造業を中心に実物経済が成長の中心になることで、マーケットは「業績相場」の 色彩を強めていくことになる。いままでバリュー株と比べてアンダーパフォーマンスを続けていたグロース株が復活する可能性もでてきていると思う。

2010年5月 5日 10:38 岡本和久 | きほんのき| コメント(0)

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