5月のマーケット・レビュー
2010年6月 5日 16:47
● ベンチマークの月間パフォーマンス(配当を含めたトータル・リターン)
【日本株式 】 10.8% (配当込東証株価指数)
【日本債券 】 0.3% (野村BPI指数)
【先進国株式】 -12.2% (MSCI KOKUSAI、円換算値)
【新興国株式】 -11.4% (MSCI Emerging Markets、円換算値)
【外国債券 】 -6.0% (CITIGROUP WGBI 円建)
● 基本ポートフォリオの月間パフォーマンス
①積極型 -9.8%
②成長型 -7.3%
③安定型 -4.7%
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①国内株式40%、先進国株式36%、新興国株式4%、国内債券10%、海外債券10%
②国内株式25%、先進国株式22.5%、新興国株式2.5%、国内債券25%、海外債券25%
③国内株式10%、先進国株式9%、新興国株式1%、国内債券40%、海外債券40%
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円高に思う
● 「100年に一度」といわれた金融危機を回避するために各国は超低金利政策を実施すると同時に、財政出動による救済を行った。その結果、どの国も財政赤字に悩むこととなっている。要するに金融危機が財政危機に形を変えたのだ。
● その結果、どの国も輸出を増やし財政の穴を埋めようとしている。アメリカは消費主導から輸出主導へと向かっている。ユーロでもドイツはギリシャを助ける 代わりにユーロ安によって輸出で儲けようという意図が働いている。つまり、自国通貨を安くするというインセンティブがどの国でも働きやすい。
● 円の「独歩高」は日本のファンダメンタルズが良いから起こっているのではない。むしろ、各国が自国の通貨安を誘導している結果であろう。日本の政治的空白という弱さゆえに、押しつけられた円高なのではないかと思う。
● 目先はともかく長期的に見れば円高は日本にとってプラスである。円高を活用して海外の高収益資産(企業買収なども含め)を買い付けることで最終的に日本 に資金を取り戻すことも長期的には可能であろう。また、日本企業がこれまで遅れていたグローバル化をする協力な武器であるともいえる。
● しかし、問題は、為替動向が日本の意向と都合と関係なく他国の事情で起こっているところにある。国内政治のみならず、国際的な面で日本の政治的リーダーシップが本当に求められている理由がここにもある。
