新年に向けて:「根拠なき楽観」に安住するのを止めよう!

2010年12月20日 11:14

●  日本は非常に明確な四季のある国です。さらに季節を細かく分けて24節気があるほどです。日本人には、季節というものの細かい変化を楽しむ文化が根付い ているのです。加えて、四季折々のお祭りがあり、季節が変わるごとに、皆が集まってお祭りをしたり、食事をしたり、お酒を飲んだりしながら、楽しみを分か ちあいます。

● どんなに寒い冬でもじっと我慢していればいつか必ず春がくる。まさに「冬来たりなば春遠からじ」です。そんな考え方が我々のDNAのなかにしっかり埋め込まれているのではないでしょうか。

●  がまんするというのは悪いことではありません。しかし、がまんは、循環的な問題に対しては有効ですが、構造的な変化には対応できません。現在、日本の抱 えている困難な問題、例えば、経済、社会、外交、さらには雇用の問題、年金の問題等々、みな構造的な変化が底流にあります。それは、日本という国の成熟化 と人口構成の変化、そのなかで地球規模でのグローバル化が進展し国際関係が変わったところにあるのではないでしょうか。

● 四季の巡りに なれた日本人は「いずれ良くなる」という「根拠なき楽観」に陥りがちです。でも、構造が変化しているときはいくら我慢して待っていても状態は良くなりませ ん。将来の自分を支えてくれるのはいまの自分しかいないのです。いま、一歩を踏み出し、長期的な視野で資産形成を始めることしか、構造変化に対応すること はできないのです。

資産運用「気づきのタネ」より。

2010年12月20日 11:14 岡本和久 | きほんのき| コメント(0)

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