貯蓄と投資の違いをご存知でしょうか?
2011年1月20日 10:48
ひと口に言えば、
貯蓄は、おカネを使わないでとっておくこと
投資は、おカネを増やすこと
です。
ですから一番、純粋な貯蓄というのは、貯金箱におカネを入れて貯めることです。あるいは、机の引き出しにおカネを入れておくというのも同じです。
投 資は、当面、必要のないおカネを、いま、必要とする人に用立ててあげる。その人はそのおカネを活用して何らかの収益や喜びを得る。それに対するお礼とし て、おカネを使わせてくれた人に「ありがとう」という気持ちを込めて投資のリターンをお返しする。これによっておカネが増えるのです。
みんなが貯蓄だけをすると経済のなかを流れているおカネが滞留してしまうことになります。投資の場合はそれが何らかの形で活用されるのです。だから、みんなが、ただ、おカネを貯めるだけになってしまったら、経済はまわらなくなってしまいます。
貯 蓄は銀行におカネお預けること、投資は株式や債券、投資信託など価格変動リスクの高いものを買うことだと思っている人もいますが、それは必ずしも正しくは ありません。銀行預金だって預金のおカネは銀行がまとめて貸付先に貸しているわけです。だからこそ、少額であっても金利がついてくるのです。
い ま、多くの人が収入のほとんどを銀行に預けています。それは、意味のないことではないのですが、銀行は当然、貸付先から受け取る金利の一部を自分のものと して受け取り、残りを預金者に支払います。その代わり貸付先がつぶれても銀行が健全なら資産は安心です。言いかえればその分、収益が低いのです。しかし、 その低い収益では、将来を支えることはなかなか難しい状態なのです。預金のごく一部でも、十分に分散された株式や債券などにしておくと、長期では大きな違 いが生じるものです。
将来の自分はいまの自分が支えなければならない時代です。いまと将来の間には長い時間が横たわっています。ですか ら、その時間を利用して、毎月の収入の一部を投資してゆく。つまり、おカネも働かせて増やしてゆく。それによって将来の自分を支えることにもなるし、ま た、経済におカネを流して世の中を活性化してゆくのに役立つことにもなるのです。銀行預金のうちの少しだけでも、もう少しリスクの高い、そして、リターン も高い投資をしても良いのではないかと思います。
