岡本和久のI-OWA日記の最新記事
当社オフィス近辺のラーメン・マップ
2012年2月 2日 14:08
I-Oウェルス・アドバイザーズは恵比寿と広尾の間あたりにありますが、ありがたいことに近所(特に恵比寿方面)はラーメン激戦区でおいしい店がたくさんあります。当社のお越しの節は是非、お寄りください。
シマダヤさんが作成した恵比寿ラーメンの地図に当社の位置を書いておきました。(地図をクリックするとポップアップします)
ちなみに私の好きな店は1、2、7、16、27、29などです。私はおそらくこの近辺では40軒ぐらい行っていると思いますが、どんどん新しい店ができていて、このリストを見ても行ったことのない店が結構ありショックでした。
こんな投信が欲しい......妙味大きい「高配当を再投資する投信」
2012年1月30日 17:32
東洋経済オンラインに寄稿しました。
こんな投信が欲しい……妙味大きい「高配当を再投資する投信」
高配当利回り株に投資をし、その配当を再投資すると、株価が下がるほど、より高い利回りになった株をより多く買えます。無分配で分散を利かせてそれをやってくれる投信があったらいいなあ・・・と思って書きました。
こんな投信が欲しい......妙味大きい「高配当を再投資する投信」
I-OWAの会社、セミナー、私の略歴などをYoutubeにアップしました
2012年1月28日 21:34
I-Oウェルス・アドバイザーズの会社概要、クラブ・インベストライフ、マンスリー・セミナー、私の略歴と諸情報につきYoutubeにアップしました。これを見ていただくと当社の全体がお分かりいただけると思います。
当社のビジョン、理念、目的などについてお話しました。
クラブ・インベストライフの目指す投資、個人投資家宣言、会報誌、セミナーとサロン活動などにつき解説しています。
マンスリー・セミナーの目的、プログラム、講演内容、ゲスト講師、教室会員とネット会員などにつき説明しました。
岡本和久の紹介と諸情報
私の略歴~投資教育家&ファイナンシャル・ヒーラーの時代、諸情報(7分)
これを見ていただくと当社の概要がお分かりいただけると思います。
お知り合いの方にもご紹介いただけるとうれしいです。
I-OWAの会社、セミナー、私の略歴などをYoutubeにアップしました
資産運用「気づきのタネ」(61)資産運用、失敗への三段階と薬
2012年1月28日 10:08
資産運用、失敗への三段階と薬
インドの伝統医学、アーユルヴェーダの日本における第一人者で私もお世話になっている蓮村誠先生がFacebook上に以下のようなコメントを掲載されました。
①人が間違った行為をしている時、それには3つの段階があります。一つ目は単なる勘違いや思い込み。これは正しい知識を持つ事で訂正できます。例えは健康に良いと思い込んで水を毎日2リットル飲んでいる人が、実は身体を冷やすので良くないと知ればやめる事ができます。
②2つ目は1つ目の状態が進行し正しい知識を持っても間違いを訂正できない段階。例えは過食症。食べ過ぎている事を分かっているのにやめられない、身体に良くないと知りながら食べ続けてしまいます。過食後に嘔吐するのは食べ過ぎが良くないと分かっているからです。
③3つ目はさらに進行した段階で、もはや自分の間違いに気づく事
このコメントに触発されて人生を通じての資産運用における「失敗への三段階」について書いてみます。
① 投資も資産運用も何も知らず、また、知ろうともしない。将来の自分はいまの自分が支えるという発想もない。「投資は危ない」、「博打だ」と思って、ただ、銀行預金だけしていればよいと思っている。しかし、あるとき、友人が株、投信、FXなどで大儲けをしたと聞くと突然、投機をはじめ大損をする。そして、二度と投資(実は投機)などするものかと思う。
そのような人に必要なのは投資教育です。基本的な知識が身についてくると資産運用の必要性と、どのようにすれば安定的に資産を形成できるかがわかってきます。金融資産全体の配分を重視する、リスクを管理する、コストに注意するなどです。投資教育によってカオスから少しずつ行動が秩序だってきます。
② 知識に基づいて投資をしているうちに短期的な暴落などが起こります。それはよく起こることだとは頭では分かっていてもやはり心配になります。恐怖という敵が攻撃してくるのです。もしかしたら、大変なことになるのではないか、資産運用などしなければよかったのではないか・・・と怯えてしまうのです。そして、せっかく始めた「人生を通じての」資産運用を途中でやめてしまうのです。
この段階で必要なのがファイナンシャル・ヒーリングです。心に生まれるストレスを癒してあげる。理論と体験に基づいたアドバイスによって長期投資の長旅を支えてあげることでこの段階の失敗を避けることができます。
③ 資産運用に慣れてくると次の敵がやってきます。欲望という敵です。このときの行動は二通りに分かれます。一つは理論通りにやっているのだが、どうもパフォーマンスが「かったるい」。もっと早く、もっとたくさん儲かるのではないか。そこで理論を無視して投機に走ります。もう一つのタイプは理論を過信するタイプです。高度な数学・統計学と高性能のコンピュータなどを使って人を出し抜こうとします。でも、結局、両方とも「ゼロサム-コスト=マイナス・サム」の世界での勝負です。これらは長期で見ればうまくいきません。たまたま幸運に恵まれ、うまくいったのを自分の実力だと思ってしまうのです。
ここで必要なのが「急がない、欲張らない、争わない、考えすぎない」という私が提唱する「リラックス投資」です。
蓮村先生の三段階とは少し違うかもしれませんが、人生を通じての資産運用では三つの敵と戦う必要があります。三つの敵とは、無知、恐怖、欲望です。そして、それらに対する薬が投資教育、ファイナンシャル・ヒーリング、リラックス投資なのです。
資産運用「気づきのタネ」(61)資産運用、失敗への三段階と薬
インベストライフ勉強会開催しました
2012年1月27日 13:30
1月26日、インベストライフ勉強会を開催しました。
テーマは「年初雑感」ということで、投資環境(危機の玉突き、ASEANに注目)や投資戦略などの話に加えて「2010年代:日本の課題」についてお話しました。
日本の課題はやはり、年頭(だいぶ経ってしまったけど)にあたって我々の立ち位置を確認したいと思って選んだテーマです。
まだ、本当はもう少し考えたいのですが、現時点でまとめたものを添付しておきます。不完全な部分もあり恐縮ですが、ご意見などいただけるとうれしいです。
2010sKadai.pdf
資産運用「気づきのタネ」(60)もっと配当金を注目しよう
2012年1月18日 14:18
もっと配当金を注目しよう
株主は株式の発行企業に対して色々が権利を持っています。例えば、株主総会に出席して議決に参加する権利、万一、会社が解散することになった場合、残った財産を請求する権利などです。そのなかでも一番、直接的に重要なのが利益の一部を配当金としてもらえる権利です。ある意味、株主と株式の発行会社の間の「絆」となっているのが配当なのです。
株式の価値は未来永劫にわたって支払われる配当金の現在価値の合計であるとされます。つまり、今年、来年、再来年、さらに10年先、100年先の配当金それぞれが、現在、どれぐらいの価値を持っているかを計算して、それを合計したものが現在の株価だということです。
もちろん、100年先と言わずとも、5年先でも、10年先でも配当金や、配当金の原資になる利益の予測は非常に難しいものです。また、それは投資家それぞれの判断によって異なります。そこで、ある人は「この株が1000円なら安い」と思い、別の人は「1000円では高い」と判断し、その結果、取引が成立しているのです。
配当金の流列が現在の株価を決める。だから、配当金の原資である利益が重要である。流通市場で毎日、乱高下している株価は、将来の配当金に対する投資家ひとりずつの見通しが変化している結果なのです。企業と株主を結びつける「絆」が配当金です。長期投資のグル、ジェレミー・シーゲル氏はこんなことを言っています。
「経営陣がつねに、あくまで株主の利益のために行動するというなら、配当は重要ではない。だがそうではない大多数の企業では、決定的に重要となる。株主と経営陣との間に信頼関係が築かれ、収益に関する経営陣の発言が裏付けられるからだ。・・(略)・・配当がなくてはならないほど重要なのは、それが信頼の印となるからだ。」
企業が会計操作や不正行為などをしていたとしても一般投資家はなかなかそれを知る術がありません。しかし、株主のための配当を払ってくれるということは一番、確かな事実として株主と企業を結び付けています。
多くの投資家が株価ばかりを注目して配当を忘れがちです。でも、上記のような理由で配当は本当に重要です。さらに、配当を再投資することの効果も見逃せません。景気が悪くなり株価が下がり、配当も減ることは良くあることですが、普通は株価の下落率よりも配当の下落率は小さいのです。その結果、もらった配当金でそのときの株価で再投資をすると積み立て投資と同じような効果を得ることができます。これを続けていれば持ち株の配当利回りを向上していくことが可能です。
前述のシーゲル氏の試算によると、「1871年から2003年にかけて、インフレ調整ベースで、株式の累積リターンの97%は、配当再投資が生み出してきた。値上り益が生み出した部分は3%にすぎない」ということです。配当金はもっと重視されることが市場の活性化にも必要なのではないかと思います。
2012年1月I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました
2012年1月16日 14:04
1月15日、本年最初のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。
私はジェレミー・シーゲルの名著、Stock for Long TermとFuture for Investorsの二冊の本の読み解きをしました。二冊合計で730ページの本を80分で解説するのはなかなかチャレンジングでした。しかし、この二冊の本を読むとシーゲル先生の考えかたの変化がわかり非常に興味深かったです。1871年から2003年を見るとインフレ調整ベースでは株式累積リターンの97%がインカムゲインから発生いているというのは私も少なからず驚きでした。
ゲストは経済ジャーナリストの内田裕子さんでした。新興国で成功している日本企業の共通点や、大企業の海外市場戦略など、実際に現地を訪問し企業を取材している内田さんならではの迫力ある講演をいただきました。
そして、お茶(酒)会は色々な議論がでていつもながら非常に楽しかったです。島田知保さん、田村正之さんも参加してくださり話が盛り上がりました。
このセミナーの様子が当社の有料動画でご覧いただけます。興味のある方は当社までご連絡ください。
2012年1月I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました
資産運用「気づきのタネ」(59)「投資教育家」と「ファイナンシャル・ヒーラー」
2012年1月11日 14:15
ベンジャミン・グレアムの名著、「賢明なる投資家」の序
生涯を通じての投資で成功するためには、知能指数がずば
私はかねてから自分の天職は「投資教育家」であり、同時で「ファイナンシャル・ヒーラー」であると考えています。
バフェットのいう「 意思決定のための適切かつ知的なフレームワーク 」をそれほど知識も経験も時間もない一般生活者のために
そして、バフェットの言葉にある「感情を一定に保つことができる」ようにするのが、 「ファイナンシャル・ヒーラー」の仕
投資教育とファイナンシャル・ヒーリングは長期投資に不可欠な車の両輪です。微力ながら私の仕事によって、少しでも多くの人々が将来の経済的独立を勝ち取り、金融面の束縛から解放されることを心から願っています。
資産運用「気づきのタネ」(59)「投資教育家」と「ファイナンシャル・ヒーラー」
投資教育家!
2012年1月 5日 09:26
とてもありがたいことに1月4日の日経16面、「金融人」のコラムで私と私の活動を紹介していただきました。
うれしかったのは私を「投資教育家」として紹介していただいたことです。最初、「投資評論家」でいいですかというお話があったのですが、「できれば投資教育家としていただけませんか?」とお願いしたのが採用されたようです。
ベンジャミン・グレアムの名著、「賢明なる投資家」の序文でウォレン・バフェットが次のように言っています。
生涯を通じての投資で成功するためには、知能指数がずば抜けて高い必要もなければ人並み外れた洞察力を持つことも、内部情報に通じている必要もありません。必要なのは、意思決定のための適切かつ知的なフレームワークと、それを働かせないような力から感情を一定に保つことができる能力です。
私はかねてから「ファイナンシャル・ヒーラー」を任じています。
グレアムのいう「 意思決定のための適切かつ知的なフレームワーク 」をそれほど知識も経験も時間もない一般生活者のために提供するのが「投資教育家」としての私の仕事。
そして、「感情を一定に保つことができる」ように、 人生を通じての資産運用の過程で発生する様々なストレスに癒しを与えるのが「ファイナンシャル・ヒーラー」の仕事。
これらは長期投資に不可欠な車の両輪なんだと改めて実感しました。
今年も投資教育とファイナンシャル・ヒーリングを私の天職と心得て一生懸命にやっていきます。
1月4日、やっと初日の出を見ることができた
2012年1月 3日 09:18
ずっと曇りがちでしたが、 1月4日、やっと我が家から初日の出を見ることができました。
写真は私の心のなかの初日の出です。
初詣一万歩、でもカロリー・オーバー
2012年1月 2日 14:21
大晦日。我が家では恒例の手打ちそばで年越しでした。
そして、年を越してから近所の熊野神社にお参りに。これも恒例です。
神社ではお神酒と甘酒がふるまわれています。私はます酒をいただきました。
明けて元旦の朝。
おせち料理をいただき、私の氏神様である氷川神社にお参りに。
景気と関係があるのかどうか知りませんが、人出は少な目でした。
氷川様のある都立大学(八雲)から目黒通りを目黒方面に歩き、碑文谷警察のところを右折。
我が母校、目黒第八中学校へ。校舎の窓が広いのに驚きました。昔はこんなにすばらしくなかった・・・。
碑文谷の「すずめのお宿」の竹藪です。
そして、サレジオ教会へ。お祈りをさせてもらいました。
そのままどんどん歩いて都立林試の森公園を通り抜けて目黒不動へ。
ここも毎年、来ています。
ここも少し人出が少なかったです。いつもは長蛇の列のたこ焼き屋さんでジャンボたこ焼きをゲット。
さらに「和菓子だるま」で草餅とあんこを買って帰宅。
夜は朝のおせち料理と娘作成のおせち。瀬戸物のお重も自分で作ったとか。
歩数は1万歩強でしたが、摂取したカロリーはそうとうのものでしょうね。
まあ、元旦だからいいか。
明けましておめでとうございます
2012年1月 2日 11:07
みなさま
明けましておめでとうございます。
おかげさまでI-OWAの活動も7年半目の新春を迎えることができました。
今年も価値ある情報を提供してみなさまの人生を通じての資産運用のお役に立ちたいと思っています。
どうぞ引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。
岡本和久 & スタッフ一同
国民の質が問われる時代
2011年12月29日 10:05
東洋経済オンラインに寄稿をしました。
世「危機の玉突き」――危機の回避が次の危機を生む
一つの危機が発生するとそれを救済するために次の危機が発生します。
ITバブル ⇒ 世界的信用危機 ⇒ ソブリン危機、まさに危機の玉突きです。そして、いま、玉突き効果が我々の生活を直接影響するようになってきています。情報化により民衆の不満が集合して爆発しやすくなり暴動が各地で頻発しています。
来年はたくさんの重要な選挙が世界中であります。政治家が暴動を恐れ、そして保身のため、ポピュリズムに走るのか、それとも痛みに耐える必要性を国民に訴え、危機の玉突きに抜本的な対策を講じるのか、それが大きな焦点です。
その意味では、リーダーの資質とともに国民の資質も問われています。つまり、危機の本質をしっかりと理解でき、自制心を持って、よりよくなるための忍耐ができるかという「国民の質」に国家の将来がかかっています。その点では、戦後、オイルショック後、そして、今回の震災のときに見せた日本と日本人の底力に期待したいと思います。
http://www.toyokeizai.net/money/investment/detail/AC/364f72badf0dd6d4aeb677884c5fdb49/page/1/
12月のI-OWAマンスリー・セミナー開催
2011年12月20日 10:06
2011年最後のI-OWAマンスリー・セミナーが12月18日に開催されました。普段はネットで動画を見るかたも多いのですが、今回はたくさんの方が教室にお見えになり、とてもうれしかったです。
私は恒例の「年末雑感」ということで、①躍進するASEAN諸国、②大きく変貌するミャンマー、③危機の玉突きという三つのテーマのお話をしました。ミャンマーについては11月に訪問した際の写真や動画もご紹介しました。大きな成長が期待されるASEANですが、そのなかでもミャンマーは最後のフロンティア、これから本格的な成長期入りではないかと思います。危機の玉突きでは、サブプライムやリーマンなどのショックが公的債務を増やし、いま、ソブリン危機を迎えているのですが、これが今後、どうなりそうかについてお話しました。
ゲストは伊藤宏一さんでした。「怪しいデリバティブス」というお話で、まるで貯蓄の代替商品のような売られ方をしている金融商品に、実は非常に毒性の高いデリバティブスが組み込まれているので注意すべきというお話でした。オプションの仕組みなどの話や具体的な商品を引用しての解説はとてもわかりやすかったです。
そして、お茶・酒会。みなさん、一家言持つ方が多く、議論百出、談論風発でした。
このセミナーの内容は動画(有料)でご覧いただけます。興味のある方は当社まで。
資産運用「気付きのタネ」(58)長期投資は視座を高く持とう
2011年12月18日 09:16
長期投資は視座を高く持とう
10年間の長期投資をするのであれば、少なくとも20年は続く大きな潮流に乗っていなければなりません。
なぜなら、もし、10年の投資で10年の潮流に賭けて投資をしていたなら、投資期間を終えて資産を売却しようとするときに、潮流が終わってしまっているからです。その場合は当然、その資産の評価は下がってしまっている可能性が高く、せっかく長期間投資をしてきても満足のゆくリターンを得にくいからです。
もし、30歳代の人が30年後の退職資金を形成するために投資をするのであれば、当然、50~60年は続くトレンドに投資をする必要があります。そのような長いトレンドを考えるのであれば、当然、より幅広い視野とより長期の視点が必要です。ちまちまとした毎日起こる出来事はアワのようなものです。アワではなく潮流を見ることが必要です。
個別銘柄はどうなるかわかりません。大成功する企業もあるでしょう。また、立派な企業と思われていても倒産や廃業になってしまう例も枚挙にいとまがありません。国にしても同じです。60年代、日本は奇跡の成長を遂げました。70年代、80年代、日本は光り輝いていました。でも、いまは問題山積で悩み苦しんでいます。永遠の成長産業だと思われた半導体産業もいまはすっかりコモディティ化してしまいました。やはりすばらしい成長を遂げたVTR(ビデオ・テープ・レコーダー)はいまやDVDやブルーレイに取った代わられてしまいました。
それでは何十年も続くトレンドとはいったい何なのでしょう。例えば、地球全体の人口増加は確実に起こるでしょう。その人口増加は現在、貧困に悩む国々で起こります。グローバル化は人類が誕生して以来の長い、長い潮流です。情報化も同様です。これらは地球経済のフラット化をもたらすでしょう。それが貧困地域の人口増加に対する答えでもあるでしょう。しかし、エネルギー問題、水、食料の問題も深刻化するでしょうし、環境問題も大きな課題です。
結局、地球経済全体を買う、そして、目先のことではなく非常に長いメガトレンドに基づいた投資をするというのが答えです。私はそれがグローバルなインデックス投資だと考えています。
長期投資には高い視座が必要です。年末、年始、高い視座を持って地球の行く末を考え自分の長期投資に反映させるのも面白いと思います。
札幌+アルファ
2011年12月14日 11:45
札幌で行ったセミナーの「+アルファ」報告です。
まず、食べ物ネタですが、JR札幌駅のエスタにある「ラーメン共和国」に最近、長万部から出店した三八飯店の浜ちゃんぽん。塩をいただきましたが、海の幸満載で、まさに塩スープだと浜の香りがする感じ。イカが一パイ入っており、それを切るためのはさみまでついてきたのは笑ってしまいました。ちらっと見えますが麺は長崎ちゃんぽんとは違い、ふつうのラーメンでした。
同じくエスタにあるスープ・カレーのLavi。本格的なスープ・カレーは初めていただきましたが非常においしかったです。しかし、日本人の工夫には脱帽ですね。
札幌の二日目は雪でした。道路を子供をソリに乗せて引っ張っているお母さんを見ました。確かに乳母車などは無理ですからね。何か微笑ましかったです。写真は雪のテレビ塔。
そして帰りの飛行機の機窓から見えた富士山。日の入りの富士、そして、東京湾の向こうに見えた富士(セピアで撮ってみました)。
札幌セミナーのあとの懇親会
2011年12月13日 10:32
インベストライフの札幌サロンでのセミナー、コツコツ投資家がコツコツ集まる会の終了後、みんなで、北大の近くの松というしぶ~い居酒屋でみんなで楽しく食事。1:30~7:00までの長丁場の勉強のあとでみんなリラックス。酒もうまかったです。
しかし、本当にうまいものばっかり!
最初はしめ鯖でした
これフライドチキンですが、「ざんぎ」というそうです。
ほっけは王様
こちらは女王様
ぱりぱりでいていて、これも忘れられない味
いいなあ、ダイナミックで。
と、いうわけですっかり食べ過ぎた一日でした。
三日たってもまだ体重が戻らない・・・・。
札幌でセミナー
2011年12月12日 10:44
12月10日、札幌でインベストライフ・セミナーをさせていただきました。
テーマは「明治以来の証券市場史とバブルの歴史」でした。歴史は繰り返しません。しかし、歴史から学ぶことはたくさんあります。今回は過去に何度も起こったバブルを検証することでそれがどのように発生し、どのように崩壊していくかをお話ししました。
みなさん、非常に熱心。質疑応答でも最近の経済情勢から歴史の話までとても幅広い話題がでました。
その後、椅子を並べ替えて「コツコツ投資家がコツコツ集まる会」が開始。
私も参加させてもらって楽しい雑談会。
そして、北大の近くの松で懇親会。おいしいもの満載でこれは別のブログに書きます。
今回もセミナーのアレンジをしてくれたPETさんが、インベストライフ・サロン札幌をやるといってくれました。コツコツともども同じ志を持つ会なので相乗効果が楽しみです。PETさん、本当にありがとう。
札幌に来るANAの便はピカチュー機でした。機体にピカチューが描いてあるのはご存じだと思いますが、機内のカーテンまでピカチューでした。これはこれで面白かったので紹介します。
資産運用「気づきのタネ」(57)靴下を買うように株を買おう
2011年12月 2日 09:24
靴下を買うように株を買おう
アメリカに「靴下(ソックス)を買うように株(ストックス)を買おう」ということわざがあります。SocksとStocksというたった一文字、「t」が入るか入らないかで購買行動が大きく変わります。
靴下を買うときは安くなれば安くなるほどみんな喜んで買います。
でも、株式の場合は逆で、高くなるほどみんな喜んで買い、安くなると誰も見向きもしなくなるのです。
縦軸に価格、横軸に数量をとると、靴下の場合は右肩下がり、株式の場合は右肩上がりの線になるのです。
本当は誰でも株は安く買いたいと思っているはずです。では、なぜ、安くなっているときに買わないのでしょう。
それは、もっと安くなるかも知れないと思うからです。下がっているのだから損をするかも知れないという恐れを持つのでしょう。
でも、多くの人はどん底では買えないことを知っています。だから、買う必要のある人も、「まあ、上がりだしたら買えばいい」と考えるのでしょう。しかし、また、上がりだしたら、今度は、「あんなに安かったのに」という安値覚えにとらわれてします。今度、下がったら買おうと思う。みんながそう思っているからなかなか下がらないということになるのです。つまり、少しでも安く買いたいという欲望が邪魔をして行動が取れないのです。
いま、1年もの定期預金金利は0.2~0.3%あれば恩の字でしょう。10年物の国債だって1%です。東証1部の株式利回りは2%以上です。その意味では、値下がりを待って銀行におカネを寝かせておくと、この株式の利回り分だけは損をしているのです。しかも、株価はいま一株当り株主資本を下回った水準にあります。
値下がりをしたらそこで買おうと思ってもなかなかうまくいくものではない。少しずつでも積み立てのつもりで投資をしておくべき時期ではないかと思います。
大きな差が出てくる退職後の資金運用:リターン・シークエンス・リスクを考える
2011年11月29日 08:35
東洋経済オンラインに「大きな差がでてくる退職後の資金運用:リターン・シークエンス・リスクを考える」という記事を寄稿させていただきました。
同じ平均リターンでも、リターンの配列の違いにより大きな差が生れます。あまり、大きく取り上げられることのないリスクですが、これからは非常に重要な要因となるだろうと思います。
大きな差が出てくる退職後の資金運用:リターン・シークエンス・リスクを考える
金沢でセミナー
2011年11月27日 19:07
金沢で11月26日(土)にセミナー。
金曜日夕方に移動。途中、機窓からきれいな富士山が見えました。富士山はいつ見ても、どこから見ても美しい。
金沢では谷崎由美さんお勧めの平和軒でワンタンメン。雨で寒かったのでお酒と餃子も。満腹でした。
土曜日、午前中は谷崎さん主催のセミナーでお話。サロン風のお宅でゆっくり話ができました。終了後はお宅のお母さまお手製のおいしいおにぎりなど。お宅の前の畑でできたものばかりで、感動ものの食事でした。
午後はインベストライフ・サロン金沢での講演。「アジア的感性を活かした資産運用」につきお話。
質疑応答の時間にも質問がたくさん。投資環境が難しいときだけにユーロや国債などの問題に関する質問が多かったです。本当にみなさん、熱心です。
終了後、ビールやお茶を飲みながら来年の計画など相談。来年は10月27日に金沢、28日には富山でやらせていただけることになりました。新幹事の小島さん、よろしくお願いします。これまで、そして今回も幹事をしてくださった武隈さん、本当にありがとうございました。
I-OWAマンスリー・セミナーが11月20日に開催されました
2011年11月23日 14:12
マンスリー・セミナーを開催しました。
私は今回は「名著ヨミトキ」シリーズとして「ベンジャミン・グレアムの『賢明なる投資家』読み解く」という題でお話しました。
この講演のために何度もこの本を読み返しましたが、やはり、名著ですね。改めて読んでも色々な気づきがありました。
割安株とは、そして、安全域(Margin of Safety)とは、また、成長株の落とし穴とは・・・など。
ベン・グレアムがいまの日本のマーケットを見たらどう思うかというお話もしました。
ゲスト・スピーカーはJPモルガン・アセットの鈴木英典さん。極めて論旨明快な良いお話でした。株式と債券の本質的な違い、 経済成長と投資収益率の関係:高まる新興国への期待、見えないリスクを見える化など興味深い視点から話していただきました。
そして、お茶(酒)会。島田知保さんも今回は参加していただけたので話が多いに盛り上がりました。お忙しいなか参加いただいたお二人には大感謝です。
このセミナーの様子が有料動画でご覧いただけます。興味のある方は当社まで。
I-OWAマンスリー・セミナーが11月20日に開催されました
資産運用「気づきのタネ」(56)わからないものです
2011年11月19日 13:48
わからないものです
オリンパスの事件は私も本当に驚きました。「とばし」などという90年代にはやった言葉が突然、亡霊のように現れた感じです。内視鏡で世界に冠たるシェアを持ち、そして、カメラ・メーカーとしても多くのファンを持っているその会社が、しかも、90年代からという長きにわたって不正行為を行っていた。
その少し前には大王製紙の問題。エリエールという我々の生活にも深く浸透している製品を作っている会社。しかも、問題になっている元会長は東大法学部卒の超インテリ(のはず)。それが巨額の資金をラスベガスですって、その穴埋めを会社の資金でしていた。
もちろん、真相解明はこれからの調査を待たなければなりませんが、とにかく困ったものです。さらには、東日本大震災に端を発した東電の原発問題もありましたし、不正行為ではなくともJALの経営破たんもありました。
そんなことをアメリカ人の友人と話していたら、「それは日本だけの問題じゃあないよ」とのこと。確かにGMが倒産したり、エンロンの不正会計による倒産など、数え上げればきりがありません。
そして、このような事件が起こるたびに株主は自己責任とはいいながら大きな損失を被っています。
このような事件は未然にはわからないものです。
オリンパスにしても欧米の名だたる機関投資家が詳細な分析と会社訪問などをして買いを決め、そして保有していたのです。しかし、彼らと言えども裏で行われていることがわからなかった。まして、個人投資家の我々はまず、情報を事前にキャッチするなど不可能です。
では、どうしたらいいのか。
結局、各銘柄の保有額を、大事件が起こり、株価が大幅に下げても大丈夫なぐらいにとどめておくということしかないのでしょう。人生を通じた資産運用のためには株式は保有せざるを得ない資産クラスです。だからこそ、十分に分散されたポートフォリオが必要なのです。しかも、日本だけではなく、世界に分散しておく必要があります。つまり、グローバルなインデックス・ポートフォリオに投資をしておくというのが答です。。
たしかに、インデックス・ポートフォリオにはオリンパスだって大王製紙だって入っていたでしょう。でも、それが大幅安しても全体に対する影響は限定的です。まして、グローバルなポートフォリオだったらダメージは微々たるものです。自然災害、事故、テロ、企業の不正行為等々、これからも世界中で不測の事態はしょっちゅう起こることだと思います。株式ポートフォリオをグローバルなインデックス運用にしておくのはその点では安心できる戦略です。「大きく儲ける」発想ではなく、「大きく負けない」運用が重要な時代なのです。
ヤンゴン訪問記4
2011年11月18日 09:19
今回はヤンゴンで出会った食べ物について書きます。
旅行前に調べたところでは、ヤンゴン料理は「インド料理の辛さと中華料理の脂っこさをあわせもつ」とあったのでどんな食べ物かなと思っていたのですが、結構、美味しくいただきました。特に汁麺(スープ・ヌードル)が豊富だったのがうれしかったです。
一番、有名なのがモヒンガーという麺です。ランチで食べた時は色々な薬味や野菜の小皿と一緒にでてきてそれを麺に乗せて食べる形式でした。
ナマズでとったダシにアヒルの卵や、魚の切り身(多分、ナマズ)などが入っていて、ライムを絞って食べるのですが、さっぱりしておいしかったです。全部入りにすると以下のような感じです。
この麺は典型的な朝ごはんだとか。確かに朝のブッフェでも少し小さい器に入ってでていました。
朝食にはその他にも色々な麺がでていました。朝ごはんに汁麺を食べるんですね。
スープに入った汁麺ってアジアに独特ですよね。なぜなのでしょうか?日本、韓国、中国、ベトナム、マレーシア、ミャンマーなど違いはあってもスープに入った麺があります。しかし、インドや西欧諸国にはない。
その他の料理も写真だけ紹介しておきます。それぞれ、美味しいんだけど味が濃いせいか、すぐにお腹いっぱいになりました。あと、お米以外、野菜はあまりありませんでした。
ヤンゴン訪問記3
2011年11月17日 09:06
ヤンゴンという名前は昔はラングーンと呼ばれていました。でも、ガイドさんの話によると、現地ではずっとヤンゴンで、ラングーンというのはイギリスの植民地だったときに付けられた名前だったとのこと。
ヤンゴンの町でひときわ目立つのがシュウェ・ダゴン・パゴダ。シュウェというのは黄金、ダゴンというのは、王国時代のずっと、ずっと昔のヤンゴンの名前。つまり、ヤンゴンの金のパゴダという意味だそうです。
町の少し高いところからは見えるランドマークです。
ブッダが悟りを開いたということを聞いたモー族の人たちがさっそくインドに行ってブッダの遺髪などをもらってきてそれを祭ったのがこのパゴダだそうです。
そもそも建設されたのは、な、なんと、いまから2600年前だそうです。それが何度も再建されるうちにいまのように大きくなったそうです。
いまは高さ100メートル、60トンの金を使っていて、パゴダのてっぺんには76カラットのダイヤが秘蔵されているとか。
とても心あたたまる感じがしたのは、若いお姉ちゃんたちが熱心に祈りをささげている姿でした。とてもたくさんの人たちが仏像の前でお祈りをしています。
こんな、ほほえましい像もありました。鉢巻きのおじさんの持っているのはご飯。カラスやハトがたくさん食べに来ていました。
人間もカラスもハトもみんな友達、そんな感じがしました。
パゴダの風景はすでに公開したYouTubeでもご覧いただけます。
ヤンゴン訪問記2
2011年11月 8日 09:45
ミャンマー国ヤンゴン市のタクシー運転手の話(先日、紹介した運
タクシーに乗ると、「どこから来た?」と英語で聞きます。「日本
「渋谷の居酒屋で夕方4時から明け方4時半まで働いた。深夜12
この前提だと一日に13400円ですから、毎月28日間、つまり
「それで、結局、国には1000万円持って帰ることができた。」
ヤンゴンでの1000万円といったら物価水準を考えても大変な金
![]()
外の温度は華氏111度、つまり、摂氏44度(温度計が合っていれば・・・・)
ヤンゴン訪問記1
2011年11月 5日 16:18
日本・ASEAN経営者会議がミャンマーのヤンゴンで開催されました。
私も経済同友会のメンバーとして参加させてもらいました。今朝帰国しました。
もちろん私にとっては初めての国・都市です。
正直、衝撃的でした。世界の潮流がいま、この地にまで及んできています。
もちろん、色々なことがこれからあるだろうとは思います。
学校の近くで緑色の制服を着た子供たちがたくさんいました。
「ああ、この子たちが大きくなったときこの国は豊かになっているんだろうなあ」とうれしくなりました。
現地に25年というある方が言っていました。
「毎月のように法律が変わる。しかも、良い方に変わっている」
タクシーの運ちゃんが言っていました。
「3月にできた新政権は良くやっているよ。スーチーさんの力も借りてやっていくのはとてもいいことだ」
(政権が良くやっているなどというコメント、世界の先進国のどこで聞かれるでしょうか!)
この地、何かが動き出しています。
まずは、ヤンゴンの黄金のパゴダ、伝統芸能からあやつり人形の舞い、伝統舞踊を2分にまとめてYouTubeにアップしました。
ロサンゼルスで焼肉!
2011年10月31日 15:41
ロサンゼルスで焼肉を食べました。
何でも衛生度でランクがあり、一番良いのはおいしくない、三番目はちょっと危ない。二番目が良いのだという話で、この店も二番目でした。しかも食べ放題で16.99ドルですよ。$1=80円としても1360円です。

久しぶりにすごい満腹。その後、特にお腹に問題はありませんでした(食べすぎではありましたが)。
資産運用「気づきのタネ」(55)マルチョイと投資
2011年10月30日 09:39
マルチョイと投資
私は人生を通じての資産運用の方法を啓蒙する活動をしています。しかし、「方法論」はお教えしますが、何を買うべきかということはお話しません。それはそれぞれの方が考えるべきことだからです。
ところが、投資セミナーなどに来られる多くの方が求めるのは、「難しい話はともかく、要するに何を買えばいいのですか?」ということが多いのです。私のセミナーでも口では言わなくても、「きっと本音はそうなんだろうなあ」と思うことがしばしばあります。
今年、残念なことに逝去された三原淳雄さんからこんな話を聞いたことがあります。三原さんがアメリカに住んでおられたころ、子供さんは現地の中学校に行っていたそうです。そのときの試験問題が「清教徒たちはなぜアメリカに渡ってきたのかその理由を書きなさい」という論文形式のものだったそうです。日本に帰ってきて学校ででた試験は「清教徒がアメリカに渡ってきたのは何年ですか」というものだったとおっしゃていました。
いま、日本の試験はマルティプルチョイス(マルチョイ)形式のものが多いと聞きます。マルチョイでは、解答の選択肢が三つとか、四つ与えられます。受験者はそのひとつずつを検討してマルかバツかを考えていきます。そして、最終的に「これが一番、正解の確率が高いだろう」と思うものを選択します。
子供の頃からそのようなやり方で試験を受けてきた人たちは、解答の候補をいくつか与えられ、そのひとつずつに自分なりの判断を加えて最後に正解をひとつ選ぶことに慣れているのです。しかも、かならず唯一の絶対的に正しい答えがあると信じている。そして、それ以外のものはすべて間違いだということになります。
これは投資ではありえないことです。投資では、まず、選択肢は自分のニーズに合わせて考えなければならない。しかも、絶対的な正解はなく、すべて不確実性を内包しています。そのリスクをどのようにコントロールするか、バランスを取りながら自分に適した答えを作りだすことが必要なのです。その方法が資産配分であり、分散投資なのです。
確定拠出型(DC)プランのメニューでも、どれが一番上がりそうかという視点から商品を選んでしまう。それが上がったら(あるいは下がってしまったら)次の商品をメニューから選ぶ。ポートフォリオという発想が希薄なのです。
学校での試験形式を変えるのは大切なことですが、私個人がそのために時間を使うのはムダだと思っています。でも、若い人たちに正しい投資を通じて、マルチョイとは違う世界があるということを啓蒙していくことは少しはできると思っています。ある意味、本当の投資教育はそこから始まるのではないでしょうか。
東洋経済オンラインに寄稿をしました
2011年10月26日 20:13
東洋経済オンラインに「毎月分配型投信の落とし穴――退職後資金は退職前からの債券ラダー戦略活用も有効」というタイトルで寄稿をさせていただきました。
65歳で退職するなら60歳から債券ラダー戦略を始めておけば定期的なキャッシュフローを得ることができます。
華麗なるカレー探訪~サンガワ@自由が丘
2011年10月26日 09:04
自由通り沿いにあるサンガワ、小さな地味な店ですが、本格的な美味しいカレーを楽しませてくれます。
私はパラック・パニール、妻は新鮮野菜カレーをいただきました。しっかりとインド風のスパイスがきいています。
お店の入り口近くではインド人のおっちゃんがナンを焼いています。
このお店、デリバリーもしてくれるので、家でちょっと本格的カレーを食べたいときにとても便利。
ロサンゼルスのおろちょんラーメン、ONIZUKA大佐、金次郎像
2011年10月25日 21:34
いま、ロスで人気があるのがおろちょんラーメン。11時ごろにいったらもう結構、人が一杯でした。
辛さで上から二番目のHYPER OROCHON、トッピングにハラペーニョを注文。いわゆる坦々麺の辛さと違って醤油味ベース。なかなかユニークでした。ハラペーニョも良くあっています。これはおすすめ。ロスでしかないラーメンではないかと思いました。でも辛いもの好きな人、限定でしょうね。カリフォルニア・ロールと同じでいずれ日本に逆上陸もあるかも?
この店は紀伊国屋が入っているWeller Courtの3Fにあります。ここの入口には1986年1月28日、スペース・シャトル、チャレンジャー号の事故で命を落としたOnizuka大佐のレリーフとチャレンジャーの模型が飾ってあります。
少し歩いてLittle Tokyoの近くには二宮金次郎の銅像も。
日系アメリカ人として尊敬を集めるONIZUKA大佐、そして、祖国を偲ぶ二宮尊徳。
日本のラーメンが進化したおろちょんラーメン。ここは本当に日本(アジア)とアメリカが溶け合っています。
ロサンゼルスのおろちょんラーメン、ONIZUKA大佐、金次郎像
インベストライフ・サロン福岡セミナーを開催しました
2011年10月24日 09:17
10月22日、インベストライフのサロン福岡でセミナーをさせていただきました。
今回は、いつも世話役をしていただいている笠正知さんが講師として登場でした。長年のバスの運転という貴重な経験を活かして、いま、独立のスタートラインについている笠さん。がんばって欲しいものです。
「バスの運転手さんにとって一番、大切なことは?」と以前、笠さんに聞きました。「そりゃ、安全にお客を目的地に届けることですよ」との答。でも、お客は一時も早く目的地につきたいという気持ちが強いのです。高スピードならハイリスク、でも、低スピードだとお客が不満。これって投資のアドバイスと全く同じですよね。笠さんはきっとそのバランスをハンドル人生で学んできたと思います。
もうひとりのゲストは鎌倉投信の鎌田さん。先日の受益者総会での話も交えて理念を語って下さいました。鎌倉投信は、単に「良い会社を創る、応援する、投資する」という立派な投資哲学もさることながら、世界の投信業界に新しいモデルを提供できるものだと思います。がんばれ!カマちゃん(鎌倉のカマと鎌田のカマ)。
私は「アジア的感性を活かした投資」のお話。アジア的感性によって資産運用を考え直すことによって日本の一般生活者にとっての投資のハードルを越え易くすることと同時に、私は、これは強欲資本主義、欲張り資産運用に対するアンチテーゼとして欧米社会にも輸出をしてゆきたいと思っています。
セミナーの前には笠さんとJR博多駅で新風のラーメンをいただき元気をつけました。しつこくなく食べやすかったです。
そして、セミナー後は元祖慶満鍋。ただ、飛行機の時間がありちょっとしか食べられなかったのが残念。次回に再挑戦したいです。福岡はおいしい!
資産運用「気づきのタネ」(54)「休むも相場」は長期投資の楽しみ
2011年10月21日 14:20
「休むも相場」は長期投資の楽しみ
伝説の投資家、ジョン・テンプルトン卿は、1969年、あまりに雑音の多いニューヨークを後にして、英領バハマに居を移しました。その理由を彼は「神が私に与えた投資の分野での才能を生かすことこそ自分の使命である。だから、情報と雑事を離れる必要があるのだ」と述べています。そして、晩年には投資で成功するためには、「祈ること」、「雑事を離れること」、「富を人々と分かち合うこと」が大切であるとしています。
テンプルトン卿が偉大なのは、プロの世界で戦いつつ、このようなことを実行できたところにあります。バフェットなども同じようなことがいえると思います。
個人投資家はマーケットから離れることは自由にできます。そして、「休む」ことで客観的な視野が開けます。大きな経済の潮流と自分の人生に思いを馳せて自らの立ち位置を確認する。将来の夢を描いてみる。山登りの途中でちょっと休憩して遠くの景色を眺めるようなものです。ちょっと汗を拭いて水を飲んだり、おにぎりを食べたり。そんなことも長期投資という長旅のなかの「楽しみ」のひとつです。
資産運用「気づきのタネ」(54)「休むも相場」は長期投資の楽しみ
こんな写真を撮りました
2011年10月19日 19:55
ロサンジェルス郊外のカントリー・クラブにて
トーランスの夕日を浴びて
ロサンジェルスの行列ラーメン店
2011年10月18日 21:46
ロサンジェルスで今一番人気があり、いつも行列ができているラーメン店、大黒家さん。
ロスに到着してまず、試食しました。お客も外人さんが非常に多いように見受けられました。
トンコツ・ラーメンとしては特別にびっくりする味ではないのですが、ロスで日本並みの味を楽しめるのは立派と言えるかも知れません。さすがに量はたっぷりでした。
厨房にはラテン系のおじさんたちが仕事をしていましたが、現地の人によるとラテン系の人は味に非常に敏感なのだとのこと(真偽のほどは不明)。
でも、本当にラーメンのグローバル化は進んでいますね。
I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました
2011年10月18日 08:56
I-OWAマンスリー・セミナーが10月16日に開催されました。
今回でマンスリー・セミナーも7年目に入ります。その間、一回の休みもなく続けてこれたのもみなさまのご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。
73回開催したことになりますが、毎回、新しいお話を続けていくのは結構、チャレンジングではあります。
しかし、私自身、勉強を続けていくためのインセンティブにもなります。
ある意味、心地よい逆風なのでこれからもがんばっていくつもりです。
一人でも多くの方に参加していただきたいと思いますので教室会員、ネット会員、どうぞ、みなさまも、お知り合いの方にお声かけいただきたいと思います。また、ご要望、希望テーマ、質問、コメント、苦情などなんでもどんどんお寄せ下さい。
今回のゲストは日経生活情報部の田村正之さんでした。現場取材から得た貴重なお話を伺いました。
- 公的制度の活用が資産形成の役に立つこと
- 保険の考え方
- 投信販売の注意点、問題点
- 為替の見方
などみな、一生懸命にノートをとっていました。
私は40年の証券人生で学んできたことのお話をしました。この40年、大きなトレンドはグローバル化と情報化でした。その中で色々なことを学ばせてもらいました。
- 限界供給者のリスク
- 情報化がもたらした変化
- プロであるということ
- 合理性への道
- 会社経営ということ
などです。いつも色々、お話していることの底流をなすものについてお話したつもりです。
そして、お楽しみのビール、ワイン、ソフトドリンク片手のフリーディスカッション。議論が大盛り上がりでした。
マンスリー・セミナーの動画をご覧いただくことが可能です。有料ですが、ご希望の方は当社までご連絡ください。
ロサンジェルスで講演をしました
2011年10月15日 21:40
10月12日にロサンジェルスで南加日系商工会議所の主催で講演をさせていただきました。場所はロサンジェルス郊外のトーランスにあるPL教会の講堂をお借りしました。天気もよく本当に静かで気持ちのよい場所でした。
5時半からサンドイッチとソフトドリンクでネットワーキングの時間があり、6時半から講演を開始。テーマは「和風」資産運用の考え方~アジア的感性を投資にどう生かすか」でした。参加者は当地に永住している日系人の方がほとんどと見受けられました。しかし、それだけに日本的、アジア的感性というものを客観的に認識しているのが感じられました。

話をしていても、会場全体の意識がひとつにまとまっている感じで、みんながそろってうなずいていただけるような非常に良い反応をいただけたように思います。
質問も講演テーマのみならず、ソブリン危機の問題、ドルの今後、株式市場の見方等々、多岐に及んで、8時終了予定が、実際に終了したのは8時半をとっくに回っていました。また、機会を見てさせていただきたいと思っています。ご協力いただいた、南加日系商工会議所の半田会頭様、MOAINCのみなさまに深く感謝をいたします。
現地のメディアでも下記のような記事を書いていただけたようです。
「和風」資産運用セミナー開催
南加日系商工会議所は、去る10月12日水曜日にセミナー「和風」資産運用の考え方 (副題 アジア的感性を投資にどう生かすか)を行いました。 講師は日本CFA協会名誉会長の岡本和久氏、自らファイナンシャル・ヒーラーと称し、ストレス下で株価の動きに一喜一憂する投資家に対して、種を撒いて収穫を待つような、長い目で、かつグローバルな目でマーケットを見ていくべき・・・と、諭す。江戸時代の井原西鶴、石田梅岩、二宮尊徳らが西洋経済学者に先立って経済の理念を説いていた例をあげ、江戸のエコノミーならぬ「エドノミックス」の話から、老子、荘子の講話を並べながら、自然で視野の広い投資がどうあるべきかを説明、そして数字を示しながら短期のめまぐるしい投資に対して長期の投資が数字的にも十分裏づけの有る事を説明されました。
今回の講演会の会場はPL教団のご好意により、トーランスの新しい教会の講堂をお借りして行いました。まさに、講演の内容を裏づけするような、静かで自然なやさしさ一杯の施設にて、参加者の交流も大変なごやかな雰囲気の中で、かつ活発に行われました。
南加日系商工会議所では今後とも定期的に同様のセミナーを行う予定です。ビジネ ス・トピックの他、文化、伝統等身の回りのトピックまで、場所もダウンタウン、サウスベイ、オレンジ・カウンティ等場所を変えながら活発に行っていきますので、是非、奮ってご参加ください。
今後のセミナーのお問い合わせは、電話番号 213-626-3067 もしくはEmail にてoffice@jccsc.comまで。
投信の運用報酬を考える
2011年10月 3日 20:25
投資信託のコストは高いと言われます。確かに買う時に販売手数料(申込み手数料)を取られ、さらに毎年、信託報酬を払わされ、さらに売却時には信託財産留保金や、解約手数料を取られます。また、投資信託が証券の売買をするときに証券会社に払う委託売買手数料も投資家の資産から支払われますし、また、監査費用なども同様です。
毎年支払う信託報酬は販売を行う販売会社、運用を行う投信会社、財産の管理を行う管理会社の三社で分配されます。おおまかに行ってその配分は4:5:1ぐらいのことが多いようです。ここでは、運用を行う投信会社が受け取る「運用報酬」について考えてみたいと思います。
最近は販売会社を通さずに直接販売をする直販投信が増えてきています。これはとても良いことだと思います。ただ、投資家として誤解してはいけないのは、これは販売会社を外部に使っていないということで、投信会社が実は販売会社も兼業しているのです。当然、販売を兼業するにはコストがかかります。ですから、直販投信の本当の意味での「運用報酬」は
信託報酬 - 販売費用 - 管理費用 = 運用報酬
ということになります。ですから、直販投信で信託報酬が「1.05%、うん、安い!」という場合、運用そのものの受け取っている報酬はもっと少ないということです。
運用報酬の妥当なレベルというのはいくつかの考え方があると思います。でも、要するに、自分が運用する代わりにフィーを払って代行してもらうということですから、その運用会社が与えてくれる満足感との比較で考えるべきです。
世の中には、できるだけ短期でできるだけたくさん儲けたいという投資家もいます。そのような人々にとって、良い社会造りをしてくれる企業を応援しながら、長期で資産価値を増大していくというファンドは、いくら運用報酬が安くても意味がないことになり、また、逆もまた真です。結局、価値観をどれだけ満たしてくれるかということがポイントになり、そうすると客観的な比較は難しくなってしまいます。
いま、価値観の問題は別として、投信がどのようなリターンを狙うかという点に焦点を合わせて考えてみます。私は運用報酬の水準はとっているリスクにスライドすべきではないかと思っています。つまり、非常に高いアルファ(市場以上のリターン)を狙う投信の運用報酬は、市場リターンのみを狙うインデックス投信よりは高くて当然です。その意味では、個別銘柄を厳選して投資する投信は運用報酬も高くて当然、インデックス投信は低くて当然、ファンド・オブ・ファンズはその中間とおおまかにいうことができると思います。
最後にアクティブとインデックスの運用報酬の比較ですが、最大の違いはインデックス運用は規模の経済が働くということです。もともと市場平均に連動することを目的としているので、金額が増えるほどに運用の手間は減っていきます。いくらでも規模を増やすことができるし、増えるほど市場との連動性という意味でパフォーマンスも良くなります。ですから、規模が大きくなるほどに運用報酬も低下して当然です。これが年金など大きな機関投資家がインデックスをどんどん採用した大きな理由のひとつです。
一方、アクティブ運用は規模が大きくなるほど運用が困難になります。つまり、資産規模が大きくなるほど、全体のパフォーマンスにインパクトを与えるような投資をするためには次々に割安銘柄を見つけていかなければならなくなります。そして、大きな資金で買っているうちにその銘柄が値上がりして割安性が解消していまう傾向が大きいのです。
これらの面は業界にとっても重要ですが、投資家ももっと考える必要があると思います。ただ、「コストが安いから良い投信だ」というのは、過去のパフォーマンスが良いから良いファンドだというのと同じぐらい馬鹿げたことです。自分が本当に求めるものを自分が満足できるコストで提供してくれる投信こそ自分にとって一番良い投信だということでしょう。
華麗なるカレー探訪~ダルマサーガラ
2011年9月29日 11:26
新橋演舞場で歌舞伎の昼の部が終わって、少し時間をつぶして行くのがダルマサーガラです。
南インドのカレーなので、ナンではなくライスです。そして、スパイスが非常に効いています。食べていると汗がでてくる。
妻は胃がそれほど強いほうではないのですが、ここでカレーを食べると胃の調子が良くなるといいます。
これは私がいただいたミールスAセット(お肉のコース)、3780円です。キーマ・カレーと、ライタ、チキン・フライ、ライスにプーリーなどバラエティゆたかでした。
このお店、壁にブッダの言葉が掛けられています。とても良い、考えされられる内容です。
私なりに訳すと「すべてのものは因果によって生成し消滅する。この世に、それだけで存在するものはない。すべてのものは、すべてのそれ以外のものとの関係において存在する」というところでしょうか。
このお店のホームページでもブッダのことばが紹介されています。
ブッダのことばとスパイシーなカレーの両方を同時に味わえます。
初心者未満のための退職金運用の心得
2011年9月28日 11:26
「初心者未満のための退職金運用の心得 ---- コントロールできることをコントロールすればよい」
東洋経済オンラインに寄稿させていただきました。
社会人経験豊かな人は、経済や金融の知識はお持ちになっています。その人が意外に投資のことをご存知ないのです。本当に気をつけるべき点についてまとめておきました。
資産運用「気づきのタネ」(53)「退職したら毎月分配」は本当か
2011年9月27日 12:51
「退職したら毎月分配」は本当か
めでたく定年退職を迎えた方が退職金を毎月分配型の投資信託にすることが非常に多いようです。
確かに就業中は毎月、銀行口座に給料が振り込まれていたのにそれがストップしてしまう。もちろん、生活費はいままで通りでていく。何となく不安になるのも無理はありません。そんなときに、毎月、分配金が振り込まれてくるというのは、気持ちが楽になるものです。それは非常によくわかります。
しかし、その安心を得るために何を犠牲にしているのかということをしっかりと理解することが必要です。とても円預金などでは得られないような分配金を受け取れるのであれば、その裏で大きなリスクが存在しているはずです。
具体的に言えば為替リスクやカントリー・リスクです。高い金利の通貨に投資をしていれば確かにそのときは高いリターンを得られますが、金利が低下しはじめると一斉に売りがでて、その通貨が暴落するということはよくあります。また、国の債務が非常に大きいと格付けが低下するなど信用リスクも存在します。
投資先国の金利が低下したり、通貨が安くなり、分配金の支払が投資収益でまかなえなくなることがあります。それでも高い分配金を支払っているのであれば、それは結局、投資元本を分配金として受け取っているのと同じことです。
65歳で退職するならば、60歳ごろから準備をすることで、毎月分配型の投資信託を買わずとも、定期的な収益を得ることはできます。例えば退職の5年前から四半期ごとに一定金額を5年満期の債券に投資をしていきます。そうすると退職した後は四半期ごとに債券が償還になりその資金を受け取ることができます。
もちろん、退職後も退職金などを原資にして継続的に債券投資をしていきます。このような投資戦略を実行していると日本で金利が上昇し始めても、若干の遅れはあっても金利の上昇についていくことも可能になります。
毎月分配型の投信をすべて否定するつもりはありません。しかし、高い分配金の背後にあるリスクを理解しないで、金融資産のかなりの部分を投資してしまうケースは絶対に要注意です。ここに述べた債券を使う方法なども合わせて、万一、投資商品の一部が大きくやられても、全体は致命傷を受けない範囲で投資を組み合わせていくことが必要です。なにしろ「虎の子」の退職後資金です。失ってしまったら取り返せません。注意深い運用が必要なのです。
資産運用「気づきのタネ」(53)「退職したら毎月分配」は本当か
週刊エコノミストで連載を執筆します
2011年9月27日 10:54
週刊エコノミストで「人生折り返しからの資産運用」というタイトルで半年間の連載を開始しました。
第一回は「困難なく退職後の備えを作るには」というテーマで、すでに9月26日に発売に発売になっています。よろしければご覧ください。
対象は50歳ぐらいの方を念頭においています。定年まではまだ少し時間があります。しかし、退職してから行動するのでは遅いのです。まさに、この10~15年で退職後のための資産運用をきちんとおけば退職後の運用はずっと楽になります。
すでに社会人経験も長く、経済や金融のことは良く分かっている。しかし、どうも投資や資産運用となるとよくわからないという方は多いものです。忙しいミドルが、あまり時間を使わずに、大きな間違いを犯さず、着実に退職後の経済基盤を構築していける手法をご紹介します。
インベストライフ・サロン大阪セミナー開催
2011年9月25日 11:27
9月24日、インベストライフ・サロン大阪セミナーが開催されました。ことし三回目の大阪セミナーです。
今回のテーマは前からリクエストの多かった「退職後の資産運用」でした。
目前の問題としているかたのみならず、若いかたも非常に熱心に聞いていただけうれしかったです。
ご要望があればまた、同じテーマでやることも可能ですのでお申し付けください。
また、フリーディスカッションにも十分、時間がとれたので、会場のみなさんと世界、日本の経済・社会の問題を幅広く議論できました。
いつも思いますが、サロン大阪の方々は非常に高い見識をお持ちです。
懇親会はいつものように会場の1F上のレストラン。Sさんの話題でもちきりでした。
それから、ずっとサロン大阪で活躍されているKさん。たしか2~3年前に結婚されましたが、11月にはご出産だそうです。うれしいですね。本当にインベストライフ・ベビーの誕生(?)です!
アレンジに尽力いただいた大谷さん、いつもながらありがとうございました。
I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました
2011年9月19日 11:00
I-OWAマンスリー・セミナーが9月18日に開催されました。
私は退職後の資産運用についてお話をしました。就業時代にもらった給料の一部を積み立てていくのと違い、増やしながら使っていく時には、積み立て時代にはないリスクが顕在化してきます。それらのポイントにつき詳しく説明をしました。
ゲストはライフネット生命の出口治明さんでした。テーマは「災害後の日本経済と個人のお金の守り方」。相変わらず、非常に明快かつ、鋭い切り口のお話でした。私もすごく同感するところがたくさんありました。
そして、フリーディスカッションとお茶会。仲間内での楽しい会話が弾みました。
山本さんのアゼルバイジャンのナッツや、田村さんの福島産のブドウなどおいしくいただきました。
このマンスリー・セミナーは有料動画で配信しています。興味のある方は当社までご連絡ください。
秋はやっぱり秋刀魚だ!
2011年9月16日 12:51
今年、まだ、秋刀魚を食べていないので気になっていました。
遂に今日、恵比寿の食彩かどたさんへ。さんま塩焼ランチ(1050円)をいただきました。
11時40分ごろに言ったらもう数名待ちでした。
やっぱり秋は秋刀魚です。そして、このランチ、この内容でこの値段。
行列のわけがよくわかります。
今日は仲秋の名月
2011年9月12日 21:56
今日は仲秋の名月。本当にお月さまにはうさぎがいるんですね。
(私が21:50にデジカメでとりました。上々のできでしょう?)
目黒の蒙古タンメン中本へ
2011年9月12日 21:36
ずっと気になっていた蒙古タンメン中本へ。仙台在の末弟が上京してきたので一緒にいきました。
蒙古タンメンをいただきました。「当店人気No.1メニュー。味噌タンメンの上に特製辛子麻婆豆腐がのった逸品です」とあるだけあって「おいしからい」。十分に満足。風邪をひきかけたら絶対にここですね。
10年前と半年前と・・・
2011年9月11日 10:40
10年前の今日、私はBGIの経営会議でサンフランシスコにいました。当時はグローバルな経営会議のメンバーだったので毎月、サンフランに出張していました。
まだ、それほどメールが普及していなかったので、ボイス・メール(留守番電話が高度化したもの)を使っていました。朝、目覚めるとそれをすぐに聞くのが習慣でした。妻からの、「テレビを見ていたら何か信じられないようだが、ワールド・トレード・センターがテロで崩壊しているようだ」というメッセージが入っていました。あわててテレビをつけたら、まさに信じられない光景。
すぐにオフィスから電話があり、早急に全員集合せよとの指令がありました。相当に相場が荒れるだろうという見通しで対策が次々に決められて行きました。私にとっては貴重な経験でした。でも、あの大事件は後世に何か大きな世界の転換点だったと位置付けられるのだろうと思います。
そして、半年前。3.11のとき、やはり、私はサンフランシスコにいました。電話もメールも使えず、家族の安否確認が大変でした。やっとSKYPEでコンタクトできホッとしたものです。これから10年後、日本がどのようにこの問題を乗り越えていくのか、日本にとっては正念場でしょう。
この10年。私にとっても、BGIを退職し、I-OWAをスタートするという大きな変化の時代でした。次の10年、日本のチャレンジと一緒に私もチャレンジを続けていきたいものだと思っています。
インベストライフ勉強会を開催
2011年9月 9日 15:26
9月8日にインベストライフ勉強会を開催しました。
私は70分ぐらい「チャールズ・エリスの『敗者のゲーム』を考える」というテーマでお話しました。
なぜ、運用が「敗者のゲーム」になってしまったのか。
「敗者のゲーム」で勝つための方法とは。
インデックス運用の理論的変遷
アクティブとインデックスのパフォーマンスとコスト比較
などにつき解説、その後、50分ぐらい自由に意見交換をしました。
少人数でしたので非常になごやかで、みなさん、発言されていたのがうれしかったです。
次回は11月10日@当社です。テーマは「達人たちの投資手法を学ぶ」ということでお話をします。
少人数限定ですのでご希望は早目に当社まで。
日本CFA協会で講演をしました
2011年9月 8日 12:27
日本CFA協会で講演をしました。50名の方に参加していただけ、非常に活発な質疑応答もできました。
今回のテーマは「和風資産運用入門~アジア的感性をどのように投資に活かすか」でした。
これまで「和風資産運用」の話は色々なところでしてきました。今回はそれをさらに広げ、アジア地域に共通する感性として、インドのヴェーダ哲学、中国の老荘思想、そして日本の和の心と資産運用の関係を取り上げました。実は、これらの思想の底流は非常に類似しており、それがさらに本来の投資理論ともとても親和性が高いものなのです。
現在、強欲資本主義に対する見直し機運も起こっていますが、このアジア的感性を活かした資産運用、さらには資本主義はひとつの解決案となるのではないかと思っています。
「60歳からの投資入門」という講演をしました
2011年9月 5日 08:50
セゾン投信様主催で「資産活用期を迎える60歳からの投資入門」という講演を9月3日にさせていただきました。セゾンさんも、このような退職者を対象としたセミナーは初めてだったとのこと。
当日は満員。「飛び込み」のお客様もあり、定員をオーバー、椅子だけの席の方もでてしまうほどでした。私は下記のポイントでお話をしました。
(1) 退職後はゴールデンエイジ
(2) 資産運用の基本は同じ
(3) 資産活用のプロセス
(4) 資産活用固有の問題
(5) 充実したゴールデンエイジのために
やはり、手元にあるおカネをどのように投資し、どのようにポートフォリオを作るのか、どのような考え方で引出たら良いのか、RSR(リターン・シークエンス・リスク)などはみなさま、非常に熱心に聞いておられました。また、インフレ、国債などに関する質問もいただきました。
やはり、このテーマはニーズが強いですね。9月18日の当社のマンスリー・セミナー(東京)、9月24日のインベストライフ大阪サロンでの講演でも同様のテーマのお話をします。
セゾン投信でご尽力いただいた中野さん、市本さん、津田さんに感謝します。
資産運用「気づきのタネ」(52)投信会社はつらいよ
2011年9月 4日 09:48
投信会社はつらいよ
投信会社の収入減は運用報酬です。そして、運用報酬は運用資産額に一定の比率を掛けて決まります。ですから運用資産額が増えないことには経営が成り立ちません。しかも、投信会社は幅広く多くの投資家に商品を提供するわけですから、色々な規制もあり、とても経費がかかります。それを賄うためには相当の運用資産が必要です。
では、どうやったら資産が増えるか。販売力のある証券会社や銀行が販売してくれるのが一番、手っ取り早い方法です。販売が投信会社の経営上重要であるということは、販売会社が投信業務にかかわる投資家が払う収入の多くの部分を取るということです。そうでなければ販売をしてもらえません。「嫌ならいいよ」と言われてしまっては投信会社は経営が成り立たなくなってしまうのです。
ですから投信を買った時に支払う販売手数料(申込み手数料)は販売会社(証券とか銀行など)が取ります。また、毎年、とられる信託報酬の4割ぐらいはやはり販売会社が取ります。しかも、投信が株式や債券を売買するときにも証券会社が売買手数料を取ります。つまり、銀行とか、証券にとって投信業務はすごく「おいしい」商売なのです。
現実には、銀行とか、証券がグループ内に投信会社を持っているのが普通です。最近は随分、改善されてきましたが、その経営陣はグループ内からの天下り、スタッフも中核会社からの転籍社員が多いのです。そして、販売会社は、とにかく売れるものを売りたがる。極端にいえば、販売会社はお客が儲かるか儲からないかは別として、とにかく売れるものを売ればしっかりと収益が上がるのです。
だから、「いま、売れそうなもの」、「みんなが買いそうなもの」を出したがる。そして、グループ内の投信会社に「こんな投信を作ってくれ」と依頼する。投信会社は売ってもらえなければ経営が成り立たないから、販売サイドの要望にそった商品を作る。そして、それが幅広く販売される。普通は「みんなが買っていて、値上りし始めている」商品は価格もピークに近いのです。だから、投信は「儲からない」というイメージが定着してしまうのです。
このような投信ビジネスの構造で抜け落ちているのが、投資家が本当に必要とする商品の提供です。そこで、これを改善しようということで「直販」型の投信がでてきたのです。つまり、販売会社を通さずに自分で投信を売ることで運用と投資家の距離を縮めようというのです。これはとてもすばらしいことです。
当然、多くの直販投信は残高が集まらないので苦しんでいます。でも、何とかこの努力が報われていくことを願っています。各社の「悪戦苦闘」がいつか、大きな成功に結び付き、日本の投信業界の質的な向上に結び付くことを祈ってやみません。
資産運用「気づきのタネ」(51)機関投資家はつらいよ
2011年8月31日 15:05
機関投資家はつらいよ
アクティブ運用に精をだす機関投資家と言えば沢山のアナリストやエコノミスト、チャーティストなどを抱え、膨大な資料を購読し、企業を訪問し、最先端の計量モデルを用いて運用をしています。特に、年金運用の分野では、それは、それは激烈です。個人投資家がどんなにがんばっても同じ土俵で戦っていたら、偶然にうまくいくことはあっても、まず、機関投資家に勝てることはありません。しかし、同時に機関投資家もつらいのです。どこがつらいのかを知ることは個人投資家が機関投資家に勝つヒントにもなります。
まず、ほとんどの機関投資家は四半期ごとにパフォーマンスをチェックされています。四半期と言えば三カ月。どんなに長期投資目的で良い銘柄を選んでも成績は三カ月ごとに評価されます。どうしても、すぐに結果のでる投資に惹かれ易すくなってしまいます。つまり、「時間といつも競争している」のです。
しかも、自社と同じように重装備をした競争相手と戦っています。年金の運用報告会では基金のトップが並ぶなかで自社の投資成果の説明が求められます。いくら、長期的視点から良い運用をしていても、競争相手に何期も続けて負ければ解約されてしまうかも知れません。そのため、いつも、0.01%でも良いから高いリターンを狙います。
そして、評価されるときの基準は多くの場合、市場全体を表す指数との比較です。つまり、10%リターンがあっても、マーケットが12%上がっていたら負けとされてしまうのです。そうすると、何よりもマーケットに負けない運用が中心になってしまい、アクティブ運用の市場に勝つという運用がしにくくなってしまうのです。少しでも他社よりも高いリターンが欲しい、でも、マーケットに負けるのは怖いという、まさに綱渡りを続けているのです。
さらに、ファンドマネジャーたちはいつも社内のプレッシャーのもとに仕事をしなければなりません。トップから実務者まで、関係者全員が集まる社内の投資政策委員会で「なるほど、それは良い」と全員を納得できる運用をしなければなりません。しかし、だいたい、みんなが納得できるような運用はすでに株価に織り込まれているのでまず、うまくいかないのです。と言って、「わが道を行く」というのはサラリーマン・ファンドマネジャーでは極めて難しいのはいうまでもありません。
機関投資家は重装備していますが、決して楽ではないのです。とても、つらいのです。個人投資家は完全に自由です。自分の納得できる運用をできるのです。「時間と争わない」、「マーケットと闘わない」、「欲張らない」、「考えすぎない」というリラックス投資をすることが一番、機関投資家に負けない投資法だと思います。
「和風資産運用の考え方」をYou Tubeでどうぞ
2011年8月31日 14:46
私が8月6日に東京で行った「和風資産運用の考え方」の抜粋をYou Tubeにアップしました。全体で15分ですのでよろしければご覧ください。
この動画では主として、「エドノミストとエドノミックス」、「和風の性格とは」、「和風の強みと弱み」などのお話をしています。講演の全体は約80分でした。この後、和風メンタリティを活用した資産運用の考え方などについてお話をしました。
全編をご覧になりたい方は当社までご連絡ください。有料になりますが、動画ファイルをご覧いただくことができます。
室壱羅麺へ
2011年8月31日 10:11
日本橋の室壱鑼麺で、カンバンの室壱鑼麺(900円)をいただきました。
日本CFA協会の近くなので理事会に出席するたびに前を通り、ずっと気になっていた店でした。
ちょっと見ではしつこそうな感じのスープですが魚介の味がきいていてすんなり食べることができました。チャーシューもメンマもいかにも選んできたという感じでおいしかったです。また、行ってみたいと思いました。
東洋経済オンラインに寄稿をしました
2011年8月26日 19:31
「 この円高はグローバル化催促相場――今こそ必要な『てんでんこ』の姿勢」というテーマです。
結構、本音を気合を入れて書きました。ぜひ、お読みください。
8月のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました
2011年8月25日 09:34
8月21日、I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。
私は「人生を通じての資産運用~実践する」というテーマでお話をしました。基本ポートフォリオの紹介、ベンチマークの比較と組み合わせ方、銘柄選択のポイントなどにつき解説をしました。また、私の個人ポートフォリオについてもアセット・アロケーションを紹介。みなさまの参考になればと思っています。
ゲストは伊藤宏一さん。今回から「エネルギーシフトと再生可能エネルギー」という新シリーズでの講義が始まりました。今月は「急成長する世界の再生可能エネルギー市場」というテーマでした。世界各国が力を入れている。特にお隣の中国が熱心で日本よりも進んでいる面も多いという点は驚きでした。
そして、質疑応答とお茶会。具体的な資産運用の考え方などにつきたくさんの質問をいただきました。
次回は9月18日。私は退職後の資産運用について資産活用期固有の課題につきお話します。また、ゲストは注目のライフネット生命の出口治明さん。保険と危機管理などにつきお話をいただけると思います。
8月のマンスリー・セミナーは動画(有料)でご覧いただけます。興味のある方は当方までご連絡ください。
NEC匠塾のご案内
2011年8月22日 15:26
日本フィランソロピー協会様より「NEC匠塾」のご案内がありました。
興味のある方もおられるかと思いご紹介しておきます。
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~キャリアと志を社会に活かす~
NEC匠塾 受講者募集 開始
http://www.philanthropy.or.jp/takumi/
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主催:公益社団法人日本フィランソロピー協会
協賛:NEC
企業退職者やシニア層が、NPO・NGOのボランティアや、ソーシャルビジネス起業に挑戦する足がかりとし、地域における新たな起業や雇用創出等につなげる一助とします。
なお、インターンシップの期間・日数については相談に応じて調整致します。
【申込締切】 2011年8月26日(金)
【お問い合わせ】公益社団法人日本フィランソロピー協会 担当:宮本 栄
TEL 03-5205-7580 FAX 03-5205-7585
E-mail takumi.2011@philanthropy.or.jp
華麗なるカレー探訪~インディア@自由が丘
2011年8月18日 08:51
自由が丘で私が好きなカレー屋さんは、サンガワ 、タージマハール、インディアなどですが、今日はインディアの紹介です。
学園通りを大井町線の踏切を越えて田園調布の方向に少し行ったところの右側の地下にあります。北でもなく南でもなく、インドの西側のカレーだそうです。
ディナーセット、2580円をいただきました。すごいお得なコースだと思います。
BBQ タンドーリチキン&フィッシュティッカのBBQ
メイン 好きなカレーを1つ選択 (全てのカレーメニューから)
ナンorガーリックナン選択 (サフランライス付)
ドリンク 1ドリンク選択 (アルコールも含め全てのドリンクメニューから)
ナンとライスの両方がでてくるところがうれしい。
」
10品目の野菜が入ったカザーナサブジカレー
こちらはスパイシーなチキンマサラ
タンドーリチキン&フィッシュティッカのBBQ
大満足でした。ベジタブル・サモサをおみやげに持ちかえりました。
資産運用「気づきのタネ」(50)短期投資で大切なふたつのこと
2011年8月16日 09:20
短期投資で大切なふたつのこと
株式市場のなかで短期投資はとても重要です。確かに人生を通じての資産運用を考える場合、基本は長期投資です。しかし、サテライト部分での短期投資は十分にありますし、また、楽しみとして短期投資を余資で行うことは決して否定されるものではありません。
短期投資は基本的に投資対象が株価です。そして、売買をすることによってリターンを得ようとします。一方、長期投資はあくまで投資対象が企業そのものであり、企業を保有することでリターンを得ます。つまり、企業が成長するとともに資産を増殖していくことを目的とします。
短期投資は普通、以下のようなプロセスで行われます。まず、人の知らない情報を得ることである証券の割安性を発見する、そして、それを他の投資家が気付く前に買い、みんなが割安性に注目しだし株価にそれが反映されだしたら売却する。ざっとこんな感じです。この過程で証券は常に新しい情報を反映することとなります。短期投資家は市場に効率性を与えています。これがアクティブ運用の役割です。
しかし、アクティブ運用全体を考えてみると市場が与えてくれるリターンは「市場リターン・マイナス・投資に伴うコスト」です。短期投資家は基本的にアクティブ運用者ですから、彼らもマイナス・サムの世界にいることは間違いありません。
そのなかでプロほど情報を持たない個人投資家が短期投資でうまくいったとしても、それはほとんど「幸運」です。ですから、短期投資でもっとも大切なことは、うまくいってもそれは「自分の運が良かった」と割り切ることです。決して、「俺は天才かも知れない」とか、「俺は遂に常に儲かる方法を発見した」などと思わないこと。「運が良かった」と、過去形であることにも注意してください。つまり、これまでは幸運にもうまくいったが、これからはわからないということを忘れないことです。
そして、次に大切なことは、短期の見通しが外れ株価が下がってしまったとしても、長期で保有しても安心な銘柄を選ぶということです。自分で保有していることが誇れるような企業の株式を買う。本当に良い世の中を創るために仕事をしてくれている企業を持つ。そのような企業こそ長期にわたって成長が可能なのです。そして、このような銘柄であれば短期の見通しが外れても、サテライト銘柄として長期で持つことができます。
大切なことは企業の株主価値が長期的に右肩上がりであることです。株価はその右肩上がりのトレンドに沿って、上に下に乱高下します。しかし、トレンドが右肩上がりであれば、仮に高値づかみをしても、次の高値は前回の高値よりも高い可能性が高いのです。逆に右肩下がりの銘柄だと失敗するとひどい目にあうことになります。
短期投資で大切なことは、まず、うまく行ってもそれは「幸運」であることを忘れない、マーケットはそんな甘いものではないということを忘れないことです。思い上がりは禁物。謙虚な姿勢が大切です。そして、短期投資であっても、長期投資同様にその企業の価値をしっかり見極めるということが大切です。「どうせ短期だから企業価値など関係ない」と思うのは大きな落とし穴です。短期投資をするのであれば、これらふたつを頭の片隅に置いておくのは大切だと思います。
資産運用「気づきのタネ」(50)短期投資で大切なふたつのこと
資産運用「気づきのタネ」(49)価値のあるものを保有する
2011年8月 8日 14:11
価値のあるものを保有する
債券を持っていると、債券発行をした企業から事前に約束したキャッシュフローを受け取ることができます。そして、定められた日に元本が返済されます。つまり、債券は将来にわたっておカネを受け取ることができるという価値を持っています。
株式を持っている人は、企業が保有する全資産から借りているおカネをすべて返済した残りをそれぞれの保有比率に応じて保有しています。つまり、株式には企業の純資産の裏づけがあります。そして、企業が生み出す利益の一部を配当金として受け取り、残りは企業に預けておき将来のビジネスに活用してもらいます。一部例外もありますが、基本的に企業が稼いだ税引き後の利益は最終的には株主のものです。ですから、株式にも価値の裏づけがあります。
債券にしても、株式にしても、価格が市場で変動します。なぜ、変動するかというと、その証券の現在から将来にわたる価値に対する評価が人によって異なったり、変動したりするからです。しかし、これはまだ、ファンダメンタルな価値を反映した評価だといえます。なぜなら、その証券の価値そのものが評価の基準になっているからです。
しかし、証券価格が上に行きそうだ、下に行きそうだという思惑で価格はさらに大きく変動をします。投資家の需給関係や、チャートなどのテクニカルな状態をもとに株価や債券価格の先行きを予測し、それで一儲けしようという人たちがでてきます。証券価格は最終的には本来の価値の周辺を動きます。ですから、本来の価値を投資判断の基礎としない人たちは、結局、短期の売買か、あるいは投機をしていることになります。
さらに、証券価格の将来の動きを予測してそれを証券化した証券、つまり、派生証券が取引されるようになります。こうなってくると、影の動きを予測する別の影が誕生することになります。そして、その影の影が市場を大きく動かすこともよくあります。しばしば、犬がシッポを振るのではなく、「シッポが犬を振っている」といわれます。これは価値ある証券の価格が影の影である派生証券に振り回されるという意味です。
証券価格は証券の価値という実体の影です。そして、派生証券は影の影です。そして、影の影の影が生れたり、色々な影の影を組み合わせていかにも魅力がありそうな商品が開発されています。でも、ご用心。所詮、影は影です。安心してのんびりと、ゆったりと資産形成をしようという人は実態価値のあるものだけをしっかりと保有し続けるのが一番いいのです。
「日本人のための『和風』資産運用入門」セミナー
2011年8月 7日 21:58
8月6日、暑い日、しかも、朝の10時30分から当社オフィスで「日本人のための『和風』資産運用入門」というセミナーをさせていただきました。
セゾン投信さんの主催で市本さんが司会をしてくださいました。
最初に中野さんから、石田純一の「さ・し・す・せ・そ」という大変、ためになる話をがありました。中野さん、セゾン投信の成功の秘密を垣間見た感じがしました。
そして、私は「賢い芸人が焼き肉屋を始める理由~投資嫌いのための『和風』資産形成入門」で述べたことを中心に解説。また、本には書かなかった「エドノミックスとエドノミストたち」のお話もしました。
休憩をはさんで1990年ごろから現在までの世界の経済・金融の流れをお話し、今日、世界が抱えている問題の原因について解説をしました。そして、中野さんと私への質疑応答はたくさんの質問をいただきました。
セミナーの概要はご参加いただいたまっき~さんがありがたいことに詳細を書いてくださいましたのでこちらをご覧ください。
セミナー後、近所の亀よしに場所を変えて懇親ランチでした。人気は天丼とうなぎ温玉丼が最後まで争いましたが一票差でうなぎ温玉の勝ち。紅一点だったまっき~さんのみ超お得な「レディーズ・ランチ」を食べていました。
主催をしてくださったセゾン投信、中野さん、市本さん、ありがとうございました!
たまにはこんなアットホームのセミナーも楽しいですね。また、開催したいと思っています。
資産運用「気づきのタネ」(48)投機と投資の違いを理解することの大切さ
2011年8月 2日 09:48
投機と投資の違いを理解することの大切さ
視野を長期にするほど、世の中の動きにはトレンドがあることが分かります。特に超長期の潮流は普段、我々はそれほど気づかなくても、力強い流れで世の中を動かしています。
例えば、グローバル化です。グローバル化は決して最近、始まったことではありません。中世の大航海時代だってグローバル化です。また、モンゴルが領土を拡大したのもグローバル化、フェニキア人が貿易をしていたのだってグローバル化です。
ある意味、グローバル化は人類が生れてからずっと続いている潮流です。情報化についても同じことが言えるでしょう。
このような大きな潮流が100年単位の変化を起こし、その変化が10年単位で世界を動かし、それが中期的、短期的な変動を生み出しています。
長期投資家はそのような大きな流れを把握した上で自分の立ち位置を確認し、長期的な流れに沿った投資をします。ですから間違う確率が少ないのです。ただし、その効果が実現するのには長い時間がかかります。
一方、短期投資家は、大きな流れとは関係なく、非常に短期な変動を見て賭けをしようとします。大きな潮流には明確な方向性がありますが、短期の変動はランダムです。つまり、次にどう動くかは予測できないのです。でも、うまく「当たれば」すぐに儲かります。
ランダム性に賭け、一発勝負をするのはまさに投機、長期的な潮流に乗ってその流れのなかで資産を増加していこうとするのが投資です。どちらが良いとか悪いとかいうものではありません。大切なことはこれらは違うものだということです。
投資は自分の将来の生活を支えるために行う、ある意味、ちょっと退屈な、でも、とても大切な作業です。反対に投機はエキサイティングなレジャーです。そして、投機を続けていても将来の経済基盤は造れません。
とても残念なのは「投資」というとほとんどの人が「投機」のことだと思ってしまうことです。これは本当に深刻な問題です。いま、きちんとしたまじめな投資教育が必要なゆえんです。
資産運用「気づきのタネ」(48)投機と投資の違いを理解することの大切さ
インベストライフ勉強会を開催しました
2011年8月 1日 10:13
7月28日、当社オフィスで「インベストライフ勉強会」を開催しました。
いままでは「インベストライフ・セミナー」と読んでいましたが、みんなで勉強し合える場所を提供するという意味では「勉強会」の方が適切かなと思い、今回からこのように名付けました。
私から話題提供(その話題提供がちょっと長くなりすぎ反省・・・・)として、日米株式市場の歴史とバブル、そして、震災から学ぶ危機管理のお話をしました。
米国の過去200年、明治以来の証券市場の歴史は「学び」の宝庫です。震災もあり、戦災もあり、そして、人間の欲望と恐怖が起こすバブルとその崩壊、そして、危機に対する対応など参考になることがたくさんあります。
歴史はそのまま繰り返すことはありません。しかし、歴史から学ぶことはたくさんあります。
ほとんど全員の方が質問やコメントをいただけるという時間も少し取れました。次回はもう少し、この時間を長くとりたいと思います。
次回は以下を予定しています。ぜひ、ご参加を。少人数(定員10名)なのでお申し込みは早目に。
9/8(木)19:00~20:00
インベストライフ勉強会@東京都渋谷区広尾1-8-6-7F(当社オフィス)
プログラム:「チャールズ・エリスの『敗者のゲーム』を考える」(岡本和久)
定員:10名様(先着順)
参加費:1000円(学生割引500円)お問合せ、お申込は当社(E-メール:info@i-owa.com;FAX:03-5789-9822)まで
ラーメン探訪記 赤坂ラーメン@自由が丘
2011年7月31日 13:39
赤坂ラーメンは私にとっては、あのバブル華やかなりし80年代終わりごろの想い出につらなる店です。
よく飲みにいった赤坂の店で散々、カラオケをして、「終電もでちゃったし、まずはここで腹ごしらえか」とふらふら歩いて日商岩井のビルの前にくると、トラックで営業をしていたのが赤坂ラーメンでした。何度も何度も行きました。ほろ酔いに割合さっぱりしたトンコツ・ラーメンは実にうまかった。
バブルが崩壊して日本経済は不振が続いていますが、赤坂ラーメンは成長しました。いまや色々なところにお店があるようです。私が2000年に自由が丘に引っ越してきたときには目黒通り沿いにも一軒ありましたが、そこは焼失してしまったと記憶しています。
最近、自由が丘の駅前の細い道が再開発されて色々な小さな店が賑わうようになりました。結構、人も集まっています。以前は薄暗いジメジメした場所ですが随分、明るくなりました。そのなかに赤坂ラーメンが進出したのです。
なつかしい味でした。そう、そう。この味だったよな。
しかも、缶ビール一本、餃子三個、つけもの、ラーメン、さらに煮玉子のサービスまでついてる女神セットが1000円。十分、満足しました。お腹も心も。
これ全部で1000円でした。
サロイン仙台勉強会に参加させてもらいました
2011年7月26日 16:24
インベストライフのサロンは、そもそも仙台から始まったのです。「サロイン仙台」は地道に、しっかりと勉強会を続けてきています。今回、震災があり何ヶ月か開催ができませんでした。でも、先月から再開。再開2回目の7月23日の勉強会に参加させていただきました。
私から「日米株式市場の歴史と震災から学ぶこと」、「和風資産運用の考え方」という二つのテーマでのお話をしました。うれしかったのは「初めて参加した」という方や、「ずっと前に一度、来たことがあるが久しぶりに参加しようと思ってきた」という方がいらっしゃったことです。みなさんの心のなかに「自分を守るのは自分しかいない」という思いが強くなっているのを感じました。
仙台の町は表面的にはそれほど震災の爪あとを感じさせません。しかし、参加者と話をしていると、心のなかにトゲのようにあの体験が刺さっているのを感じます。
どの党が政権をとっても、誰が首相になっても、もはや「国がなんとかしてくれる」という古きよき時代には戻らないでしょう。三陸地方には「津波てんでんこ」という言葉があります。「一族を全滅から防ぐ知恵」として伝わる言葉だそうです。「津波が来たら、肉親に構わず、各自てんでんばらばらに一人で高台へ逃げろ」という意味です。自分の命は自分で守ることが全体の生存確率を高める一番良い方法だという教えでしょう。また、自分の命は自分の責任で守れ、自分が助かって他人を助けられなくても、それを非難しないという意味も込められているといいます。
日本はいま、グローバル化という大きな津波に飲み込まれています。個人も企業も、国頼りをやめて、いまこそサバイバル力を発揮すべきときでしょう。それが日本にとって最良の選択だと思います。
仙台のみなさんのエネルギーに接してそんな思いを強くしました。
色々と難しい状況下でがんばってサロイン仙台活動を続けてくれている村越さん、阿部さんに大拍手です。
資産運用「気づきのタネ」(47)永遠のマジック・フォーミュラはあるのか
2011年7月25日 15:01
永遠のマジック・フォーミュラはあるのか
ある投資信託が、非常に高い確率で儲かるすばらしいフォーミュラを開発したとします。マーケット全体や個別企業の株価の動きなどを計量分析に含めているようです。とにかく、そのようなマジック・フォーミュラが開発されたとします。
その投信会社はそれを商品化します。その商品は人気になり、資金が集まり始めます。事実、予測通りのすばらしいパフォーマンスが達成され、さらに資金がどんどん流入します。投信業界でも注目されるような大きな投資信託に育って行きます。しかし、徐々にそのパフォーマンスは当初の輝きを失い始めます。そして、だんだんありふれた成果しか得られなくなるのです。
なぜ、そうなるのでしょうか。これはファンド・マネジャーに驕りの心が生れるとか、手抜きをするというような理由によるものではありません。ファンドが大きくなること自体が、パフォーマンスの足を引っ張ることになるのです。
そのフォーミュラによって発見される銘柄は、他の投資家が割安であることを気づいていない銘柄です。そして、当初はファンドも小さいのでその銘柄をしっかりと買って、他の投資家が割安性に気づき買い始め、値上がりをしたところで売却ができるのです。
でも、ファンドが大きくなるに従い、たくさんの株数を買わねばならなくなります。そうすると、そのファンドが買うだけで、その銘柄は上昇を始めてしまいます。上昇を始めれば他の投資家もすぐに割安性を気づきます。もっと、資金量が大きくなれば、自分が買うだけで割安性がなくなってしまい、そして、自分が売るだけで値下りをしてしまうことになります。
こんなジョークがあります。ある大金持ちの投資家が、誰も注目していないある銘柄を発見し、口の堅そうな証券マンに電話をして、ひそかに買い始めます。当初株価は1000円だとしましょう。徐々に買いを進めるほどに株価が上昇をし、1500円になります。順調だというのでさらに買増します。買い注文もだんだん大きくなり、2000円、3000円とどんどん株価が上昇し、とうとう1万円になりました。まあ、10倍にもなったのだから「そろそろ利食いを入れよう」というので証券会社に売り注文を出すため電話をします。証券マンは、こう答えます。「え?売るんですか?買い手なんていませんよ。だって買っていたのはあなただけでしたから・・・」。
どんなにすばらしいマジック・フォーミュラでも、そこに資金が集まるほどうまくいかなくなります。伝説の投資家、ジョン・テンプルトン卿はこんな言葉を残しています。
「ひとつの銘柄選択法が人気づいたら他の方法に変えよ。どのような方法でも、フォーミュラでも多くの人が使い始めると有効ではなくなる」
資産運用「気づきのタネ」(47)永遠のマジック・フォーミュラはあるのか
トレンドに乗り、サイクルを受け入れる
2011年7月20日 11:18
株式市場には長期的な方向性を示すトレンドと、中期・短期的な変動のサイクルがあります。一般にトレンドはファンダメンタルな要因に大きな影響を受けます し、サイクルは市場心理や需給関係を反映します。短期投資家はサイクルで勝負します。しかし、これはなかなか難しい。まあ、7勝8敗か、8勝7敗ぐらいが 良いところでしょう。
長期的な方向性を示すトレンドは、大きな潮流ですからそんなに簡単に変化しません。ですから、トレンドに賭ける方が 勝率が高いのです。トレンドに賭ける場合、大切なのは、ファンダメンタル面で投資対象が価値を増やしているということです。つまり、投資する株式の価値が 長期的に右肩上がりであることが必要なのです。
その際に、私はこれから数十年にわたって続く世界経済の拡大というトレンドに乗るのが一番 良いだろうと思っています。地球全体でみれば人口は増えていきますし、これまで発展途上と言われていた国々の生活水準も向上しつつあります。グローバル化 が進み、地球規模でのインフラ整備が各地で起こっていますし、また、代替エネルギーなどの新技術開発もこれからどんどん進むでしょう。これらをすべてひっ くるめて世界全体の株式インデックス投信を保有していればいいのです。
大きなトレンドに乗って、あとはサイクルを受け入れていればよい。 ちいさなギザギザで売買を繰り返し儲けようというような小賢しい考えは捨てて、長期のトレンドで時間をかけて大きく儲けることを目指すべきです。その意味 ではサイクルの循環を通じて買い続ける積立投資は有効な方法でしょう。また、退職金を投資するような場合でも、ピンポイントで相場の底で買おうとするので はなく、テクニカル指標などで割安と思われるときに何回かに分けて買いつけるなどの工夫が必要です。どちらにしても、相場の天井と底を当てようという努力 はあまり有益ではないと知るべきです。
2011年7月度I-OWAマンスリー・セミナー開催
2011年7月19日 14:50
2011年7月度のI-OWAマンスリー・セミナーが17日に開催されました。
私は先月から4回シリーズで「人生を通じての資産運用」というテーマでの話をしています。今回は2回目で「資産運用の前提の決め方」という講演をしました。個人的前提と資本市場の前提の考え方ですが、結局、一方に「人生の夢」があり、他方に「資本市場で得られるリターンの現実」があるなかで、その両者をどう折り合いをつけてゆくかと言う点が、まさに資産運用の出発点です。
そして、その前提を明文化していくことで自分の生き方を再検討し、軌道から外れないようにすることができるのだと思います。また、経済やマーケットの前提をこれも文章にしておき、現実に起こることと検証していくことで生きた経済や市場の勉強ができるというものです。
ゲストはオフィス・セントポーリアの馬渕治好さん。「世界と日本の経済とマーケットを俯瞰する」というタイトルで、過去から現在に至るまで続く「逆バブルの亡霊」についてお話いただきました。「リーマンショックとは何だったのか」、「ギリシャ債務危機とは何か」、「QE2が世界の市場を支配しているのか」、「川下デフレは続くのか」、「リスク回避のための円高とは」という五つのポイントにつき、たくさんのチャートを交え教えていただきました。
フリーディスカッションではさらに踏み込んで為替、株式などの見通しも話合いました。みんな、興味のあるテーマでお茶会まで大いに盛り上がりました。

このセミナーは有料動画でご覧いただけます。詳細は当社までお問合せください。
華麗なるカレー探訪~ナイル
2011年7月15日 08:46
銀座のナイルに行きました。
大変、歴史と伝統のあるお店ですので、上記のリンクからホームページをご覧ください。創業者A.M.ナイルさんの人生がインドの歴史と共に語られています。
私と妻、共に大好きな店で歌舞伎の昼の部を見た後、少し早目の夕食をここでします。
4時半ごろに行ってもいつもお客が入っているのがすごいです。
私はいつも通り、このお店のシグネチャー・ディッシュ、ムルギランチ(インド風鶏ランチ、1500円)をいただきました。
名物店主の二代目ナイルさんはちょっと怖い感じもありますが、出てきたチキンを手際よくほぐしてくれます。
そして、「しっかり交ぜて食べてください」とのアドバイス。本当に美味しいです。
最初の状態
チキンをほぐしたところ
しっかりかき混ぜて「いただきま~す」
妻は野菜カレーライス(1200円)でした。これもおいしかったです。
資産運用「気づきのタネ」(46)あれはブラック・スワンだったのか?
2011年7月13日 09:27
あれはブラック・スワンだったのか?
「リーマン・ショック」と言われる世界的な株式暴落が起こったのは2008年9月でした。あのとき、「100年に一度」の暴落とか、「ブラック・スワン」だとか言われました。
ブラック・スワンというのはナシーム・タレブという人が2007年に書いた本のタイトルで、「みんながありえないと思っている非常に大きなインパクトのある事象が起こる」という意味です。ちょうど、スワン(白鳥)は白いに決まっているという常識に反して、現実には黒いスワン(「黒い白鳥」というのも変な言葉ですが・・・)が存在するということから名付けられたタイトルです。
リーマン・ショックのような大暴落は過去の統計で見ても100年か、それ以上に一回、起こるか起こらないという常識に反して、実際にそれが起こるときには起こったのです。それで、「ブラック・スワンだ」と騒がれました。
しかし、良く考えると、あの時からわずか3年ほどでそれなりにマーケットは回復しています。今後も波乱を繰り返しつつも長い時間の経過とともに回復し、上昇していくでしょう。それは、株式というものに本源的な価値があり、十分に分散されたポートフォリオの価値は長期的には増加していくからです。
ですから、毎月の給料から積立投資をしている「資産形成世代」にはあのショックは買いのチャンスではあってもそれほどのショックではなかったはずです。
しかし、高齢の「資産活用世代」の方にはそのダメージは甚大です。取り戻すだけの十分な時間が残されていないからです。
結局、私は万人に共通する「ブラック・スワン」現象というのは存在しないのだろうと思います。若い人には、リーマン・ショックだって資産運用の長旅の途中のひとつの想い出です。彼らには、スワンはやはり白なのです。しかし、高齢の方にはあれは間違いなく深刻なブラック・スワンだったのです。
いま、また、欧州各国の債務問題などでマーケットは波乱のなかにありますが、何でもかんでもブラック・スワンと決めつけるのではなく、自分の立ち位置に基づいた冷静な判断が必要です。
資産運用「気づきのタネ」(46)あれはブラック・スワンだったのか?
ラーメン二郎上野毛店へ
2011年7月11日 08:26
ラーメン二郎については改めて説明の必要もないでしょう。
私はジロリアンと呼ばれるほどではないけど、三田本店はじめ数か所に行ったことがあります。
今回は、所用で出かけたついでに上野毛店へ。11時開店なので10時45分にいきましたが、すでに行列でした。
私は小ぶた入りを注文。
あいかわらずおいしゅうございました。そして、食後、「あ~ぁ、また食べすぎちゃった・・・・」という後悔の念と、「ま、毎日食べるわけではないし・・・」という自らのなぐさめと。
二郎がだすのはラーメンではない。二郎という食べ物だ
慶大生は二郎で育つ
など、色々な伝説も生んでいる、ウルトラB級グルメの王者でしょう。
ウィキペディアによるとエースコックが「ラーメン太郎」というインスタント・ラーメンを発売したので、それにちなんで「ラーメン次郎」と命名したとか。その後、三田に移転した時にペンキ屋が間違えてカンバンに「ラーメン二郎」と書いてしまったことから次郎ではなく二郎になったとか。何となく、ちからが抜けていていい話ですね。
もともと私の地元の都立大学にあったとのことですが、創業が1968年なので、私が都立大学付属高校を卒業してアメリカに渡ったときだったことになります。三田に移動したのは、70年代の初めとかで、多分、私が慶応大を卒業した直後だと思います。ニアミスを続けてきた感じですが、その分、いま、楽しませてもらっています。
資産運用「気づきのタネ」(45)インデックス運用は株式市場の活力を奪うか
2011年7月 5日 08:51
インデックス運用は株式市場の活力を奪うか
インデックス運用を採用する投資家が増えそれが株式市場の活力を奪っているという議論があります。日経も、企業年金は平均すると日本株の7~8割を東証株価指数連動のインデックス型で運用していると報じており、「そろそろ『市場全体を買う投資』を見直さないと、日本の株式市場はますます閉塞してしまう」と述べています(日経2011年7月4日夕刊)。本当でしょうか。
インデックス運用は市場全体を買います。インデックスの対極にあるアクティブ運用は、市場の一部を買い、市場以上のパフォーマンスを狙います。確かに、年金のような巨額の資金を運用する場合、運用機関をたくさん採用してアクティブ運用をしていても、結局、市場全体を保有するのに近づき、「それなら最初からコストの安いインデックス運用の方がよい」ということになります。
また、個人投資家もなかなか個別銘柄を選択するだけの経験や知識、そして、時間がない人が多いので、それならマーケット全体を持っておこうという人も多いのだと思います。その結果、インデックス運用に人気が集まっているのでしょう。
インデックス運用をする場合、ファンドマネジャーは個別銘柄の価値評価はしません。運用の目的はいかに市場と同じようなパフォーマンスを達成するかにあり、個別銘柄の高いパフォーマンスを狙っているわけではありません。一方、アクティブ運用はあくまで個別銘柄を分析し、割安銘柄を買い、割高銘柄を売ることで市場よりも高い成果を求めます。つまり、アクティブ運用者が市場の効率性をもたらし、インデックス運用者はその効率性に依存する形で存在しているのです。
市場のなかでインデックス運用の売買が増えるほど、結果として、割高銘柄や割安銘柄が増えます。つまり、市場の非効率性が増し、アクティブ運用者にとって収益チャンスが増えるのです。問題は、その収益チャンスを積極的に取ろうというアクティブ運用者があまりいないということなのです。大きなリスクを取るべきアクティブ運用者が、「負けない運用」ばかりを求めているところに市場の活力のなさがあるのです。何か、全員が横並びでゴールインする小学校の徒競走のような気がします。
インデックス運用の市場全体に占める比率が上がったとしても、アクティブ運用者がリスクをとってしっかりとしたアクティブ運用をしている限り、市場の活力は奪われません。大切なことは、市場全体に占めるインデックスの比率ではなく、毎日の売買に占めるアクティブの比率なのです。仮に市場の9割がインデックス運用になっても、残りの1割で活発なアクティブ運用が行われていれば、市場の活力の源泉となる価格発見機能が損なわれることはないでしょう。
有識者として著名なウィルシャー・アソシエイツ社のデニス・ティトー氏が以下のような発言をしたのを聞いたことがあります。
「実際にはありえないことだが、もし、年金資産にアクティブ運用者がまったくいなくなってしまっても、年金以外の分野で市場の効率性を生み出す多くの投資家が存在するであろう。私の考えでは、取引量の5%くらいが活発に売買されれば大型株の値動きは十分に効率性を保ちうると思う」(拙著、「新時代の投資戦略」より)
活力を奪っているのはインデックス運用が増えることではなく、ハングリーにリターンを求めるアクティブ運用者が減っていることなのだと思います。
資産運用「気づきのタネ」(45)インデックス運用は株式市場の活力を奪うか
フェジョン会~熱い思いと食欲と
2011年7月 2日 19:11
私は1973年から1975年までブラジルのサンパウロに駐在していました。20代の後半の頃でした。
当時、ブラジル経済は非常に好調でした。世界経済が過熱気味で造船や鉄鋼などどこもフル稼働、そして、溢れだした需要がブラジルに来ていたのです。ブラジルはそれを自国の実力と勘違いしてしまいました。そして、設備を大幅に拡大しました。それが後の不況を長引かせることになります。
日本は外貨準備がどんどん溜まり、円高圧力がかかっていました。そこで、ブラジルの国や政府機関に日本で債券を発行してもらい、日本への円高圧力をかわすとともにブラジルの成長にも役立とうという目的で駐在していたのです。
でも、ブラジルに赴任してちょっと落ち着いたところでオイルショックが起こりました。ブラジルはとてもお金を貸せる相手ではなくなり、それに日本も貸すようなお金がなくなってしまったのです。
その当時、20代後半から30代前半の若者たちが各社からサンパウロに来ていました。仕事はなくなったけど、仲間がたくさんできました。
それから何十年もたって、当時の仲間とフェジョン会という会を作って年に何回かブラジル・レストランで食事会をしています。フェジョンというのはブラジルの黒い豆です。お米とともにブラジル人が大好きな主食です。シュラスコという焼肉とカイピリーニャというサトウキビ地酒のカクテル。昔に戻ってしっかりと飲み、食べ、話し、笑い・・・楽しいひと時です。
昨日、その食事会がありました。ほとんどの人がもう定年退職をして悠々自適の生活です。そして、みんな、いまの日本を本当に心配し、何かできないものだろうかという思いを持っています。とにかく、身近なところから始めようと話合っていました。みんな、それなりに歳をとりました。でも、食欲と熱い想いだけは昔とちっとも変わりません。

左上はサラダバーから持ってきたもの、左下は名物料理のフェイジョアーダ、右側はシュラスコという焼肉。
札幌でセミナー
2011年6月30日 19:40
札幌でセミナーを行いました。
久しぶりの札幌です。まずは腹ごしらえというわけで、JR札幌駅からすぐの「花まる JRタワーステラプレイス店」へ。30分ぐらい並びましたが、名高い回転寿司が食べられる喜びでワクワクしていました。
色々食べましたが、やはりサーモンが絶品。これだけでも十分満足でした。
エルプラザで講演会。「和風資産運用入門」と「震災から学ぶ危機管理」という二つのお話をさせていただきました。みなさん、非常に熱心で、良い質問も色々いただきました。
そして、懇親会。近くの焼鳥屋さんで楽しく語り合いました。
翌朝、ホテルの朝食バイキングではスープカレーもでて、これも満足。
アレンジをしていただいたPETさんに大感謝です。
資産運用「気づきのタネ」(44)投資は「生き方」を教えてくれる
2011年6月29日 09:28
投資は「生き方」を教えてくれる
普通、投資とは、以下のようなプロセスで可能となります。
1.いま、すぐには必要としないおカネがあるがそれを将来のために増やしたい
2.そのおカネをいますぐ必要とする人に用立ててあげる
3.その人はそのおカネを活用して収益をあげたり、満足感を得る
4.そして、感謝のしるしとしておカネを用立ててくれた人にリターンを支払う
いますぐに必要としないおカネをそのまま引出に入れておけば何の価値も生み出しません。しかし、それを世の中に流通させ、そのおカネが世のため、人のために活用されることで付加価値が生れ、その付加価値の一部が自分のところに戻ってくる。それによって自分の資産が増えていきます。
結局、おカネを使ってしまいたい誘惑に負けず、それを世の中に流通させることでリターンが生れるのです。言い換えれば、投資とは、「将来の大きな喜びのためにいま、少し我慢をする」ということです。
この場合、投資のリターンが金銭である必要はありません。人生の目的は「お金持ち」になることではなく、「しあわせ持ち」になることです。所詮、おカネもしあわせに変換されて初めて価値が生れるのです。それであれば、投資のリターンはおカネを通過しないで、直接、しあわせをもたらすものであってもいいのです。
ですから、投資のキーワードは「時間」と「しあわせ」です。時間というのは人生そのものです。我々すべての人がこの世に生れて与えられるのが人生という時間です。そして、その人生でみんな、しあわせを求めて生きていきます。ですから、「投資」について深く、突き詰めて考えていけば、自然に「人生をいかに生きるか」という問題に到達するのです。
前回、チョコレートの話で書いたように、おカネは人々とのご縁を気づかせてくれます。これは意識の空間的な広がりをもたらします。そして、投資は「生き方」という時間的な意識の広がりをもたらします。ですから、おカネと投資について考えることは、我々の意識の時空を広げてくれることにつながります。そして、それによって我々は良い人生がおくれるのではないかと思います。
資産運用「気づきのタネ」(44)投資は「生き方」を教えてくれる
鎌倉探訪
2011年6月24日 09:16
よく晴れた6月の一日、鎌倉を妻と探訪しました。
横須賀線で鎌倉へ、そして、江ノ電で長谷へ。まずは大仏様の拝観へ。
4月に奈良に行ったときには奈良の大仏様を訪れましたが、微妙にお顔が違いますね。鎌倉の大仏様は阿弥陀仏で、しかも、民間で建立したものです。奈良の大仏様は毘盧遮那仏で、国立です。
鎌倉の大仏様の方がやさしいお顔で、目線が衆生の方に向かっている気がします。奈良の大仏様は、いかにも宇宙そのものを象徴としているような意識の広さを感じます。どちらもありがたい・・・。
鎌倉の大仏様
こちらは奈良の大仏様
それから、長谷寺を参拝。アジサイが盛りでした。私の好きな花なのでラッキーでした。
ランチは雲水料理で有名な左阿彌さんで紫陽花露というランチコース。おいしい食事がたくさん。
そのなかで特にすばらしい!と思ったのが、あじさい豆腐・紫蘇の花。美しい食事でした。
こちらはメイン。
そして、鎌倉投信へ。私が前職で採用した仲間たちがスピンアウトして設立した会社です。環境はきびしいことだと思いますが、初一念をしっかりと持って、生活者のために本当に役立つ投信に育ててもらいたいものだと思います。
帰りに鶴岡八幡を参拝。歌舞伎でよく舞台になる場所です。初めての武士による政権、鎌倉幕府の気宇の大きさを感じさせます。
梅雨のなか、幸い天気に恵まれ腕がすっかり陽に焼けました。
日本株長期上昇トレンドの条件 東洋経済オンラインに寄稿しました
2011年6月23日 17:48
「日本株長期上昇トレンドの条件、カギを握る企業・人材の本格的なグローバル化」という題で東洋経済オンラインに寄稿させていただきました。
国の力がなくなってきているいま、いつまでも国に頼っている企業は落ちこぼれていくでしょう。そのような企業に依存している企業もダメになるだろうと思います。
また、そのような企業で以前と同じ、安泰な生活を送ってきた人、期待している人もこれからは相当厳しい時代を迎えるでしょう
企業も人も、みんな国のワクから飛び出て、自力で生き伸びようとするところが成功します。そのような企業が増えるほどに日本株式の長期上昇トレンドが始まるのだと思います。
ご一読を。
日本株長期上昇トレンドの条件 東洋経済オンラインに寄稿しました
6月のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました
2011年6月20日 20:04
2011年6月のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。
今回も当社オフィスでアットホームな雰囲気でした。
私は、今回から「人生を通じての資産運用と危機管理」という題でお話をしました。資産運用のプロセスと、さまざまな事件を例として危機管理の実際について紹介しました。また、みなさんにはウェルス・マネジメント・ノートを配布し、これに個人情報などを記入いしていただき、万一の場合に備えることをお勧めしました。
伊藤さんは華厳経と東大寺という講演。私も昔読んだ、カプラのタオ自然学などにも触れながら仏典と最先端の物理学の成果の関係などを解説していただき興味深かったです。また、私が提唱している「おかげさま投資」などとも類似性があるのだなと感じました。
フリーディスカッション、お茶会には伊藤さんも参加され、みなさん、すっかりくつろいで楽しい会話が弾みました。
この講演内容は動画(有料)でご覧になれます。興味のある方は当社までご連絡ください。
資産運用「気づきのタネ」(43)チョコレートからおカネを考える
2011年6月18日 14:47
チョコレートからおカネを考える
たった一枚の板チョコ、ひとつ100円ぐらいです。
チョコレートの原料はカカオです。アフリカや南米の熱いところでとれます。高さ7~10メートルぐらいの木の枝に直接、実がなり、その実のなかにカカオ豆が入っています。それをとって生計をたてている人もいます。乾燥した豆を日本の商社などが買付け、日本に運んできます。その船を運航する人、燃料を作る人、船を造る人、みんな、それで生活をしています。
そして、日本に届いた豆はチョコレートの工場に運ばれます。その運搬作業をする人もいます。豆は工場で選別され、粉砕され、砂糖やココナツ・ミルクと一緒に練られ、ドロドロになります。それが成形され、冷やされ、包装され、箱詰めされ、倉庫で出荷を待ちます。そしてお菓子屋、コンビニ、スーパー、キオスクなどに配達されます。工場で働く人、その会社の管理部門で働く人、配送する人、お店で売る人、すべての人がそれで収入を得て、毎日の糧を稼いでいます。
このたった一枚のチョコレートが私たちの元に届くまでに一体、何人の人がかかわっているのでしょう。そのすべての人が、それを仕事として生活をしている。それが、一枚、100円です。これって、すごいことだと思いませんか?
このようなグローバルな作業がスムーズにできるのは、みんなが「美味しいチョコレートを作って喜んでもらいたい」という気持ちがあり、おカネを媒体としてその思いが物質化してチョコレートができているのです。
少しでも世の中の多くの人に喜んでもらおうと、私たちが額に汗して働いた大切なおカネを、美味しいチョコレートを作ってくれてありがとうという感謝の気持ちを込めて支払う。そのおカネの少しかも知れませんが一部は間違いなく、ガーナでカカオの実を摘んでいる人の生活の支えになっているのです。
おカネのことを深く考えていると、我々はみんな、世界中の人たちと結びついた網の目のひとつずつであることを気づきます。そして、そのネットワークをおカネは、みんなに喜んでもらいたいという「善意」と、良いものを作ってくれてありがたいという「感謝」を乗せて循環しているのです。
この話はいつも中学校や高校に出張授業をしたときに話ています。でも、大人にもこの当たり前のことを、もっと、もっと実感してもらいたいものだと思います。そうすれば、おカネは汚いものなどというイメージはかなり変わってくるのではないでしょうか。
資産運用「気づきのタネ」(43)チョコレートからおカネを考える
中目黒の春木屋さん
2011年6月15日 11:25
春木屋さんと言えば昭和24年創業の荻窪の老舗ラーメン屋さんです。同じ名前の店が中目黒駅近く、目黒川沿いにできていたので入ってみました。
のれんにも「東京荻窪中華そば」とあるので本店の系列であることは間違いないと思います。ただ、本店のホームページの「店舗のご案内」にはでていないですね。原因は不明です。単にアップデートしていないだけなのかも知れません。
メニューも本店より多い感じですし、春木屋の定番、中華そばは750円で荻窪本店より安いようです。また、本店は写真撮影は「固くお断り」ですが、こちらは、「禁止」という標示はなかったように思いますし、写真を撮っても何も言われませんでした。まあ、カスタマー・フレンドリーなのかも知れません(やっぱり写真撮りたいですからね)。
煮干しスープ、縮れ中太麺で美味しかったのですが、少し油が多い印象でした。でも、あとからメニューを良く見たら、「油加減は調節します」とありました。残念。帰りに100円の割引券をくれました。今度はこの券を使って「油少なめ」でやってみます。
華麗なるカレー探訪(2)~松本楼
2011年6月11日 19:07
明治5年開業、中国革命の父、孫文が結婚式をあげたのでも有名な日比谷公園内の松本楼へ。
私はハイカラビーフカレー、妻は季節の野菜とひき肉のカレーをいただきました。
インド的でもない、と言って西欧風でもない、どちらかと言えば和風カレーですが、さすがにバランスがとれていてとてもおいしかったです。
(左がビーフカレー、右が野菜とひき肉カレー)
デザートはシュークリーム。
おー、デラックス。
お店の外には「首かけ銀杏」。明治32年ごろ、日比谷交差点のあたりにあったこの銀杏が、道路拡張のために伐採されそうになったそうです。そこで日比谷公園の生みの親、本多静六さんが、「首にかけても移植させる」と言って実行したことからこのような名前になったそうです。
松本楼の長い歴史に思いをはせながら、すっかり和風化した西洋のカレーを賞味するのもなかなか味わい深いものでした。
資産運用「気づきのタネ」(42)なぜ瞑想が投資に役立つか
2011年6月 9日 12:21
なぜ瞑想が投資に役立つか
私は瞑想を始めて今年で20年になります(私が実践している瞑想法)。その間、外資系資産運用会社を立ち上げ、育て、2005年からは現在の会社を起業しました。もちろん、その間に色々なことがありましたが、とにかく何とかやってこれたのは、朝夕の瞑想をしてきたことが大きな理由だと思っています。
我々の周りは色々な刺激で一杯です。そして、その刺激を受けて、さまざまな感情が湧き上がります。まるで、我々の心は暴風雨で荒波が立っている海のようです。でも、静かな場所で、目を閉じ、静かに呼吸をしていると段々心が落ち着いてきます。暴風雨の海も、我々の日常の心も、表面の波は荒いのですが、表面から深く潜るほどにその波は落ち着いた力強い波になって行きます。
そして、瞑想からでてくると、いままで「大変だ、どうしよう」と思っていたことが、「ま、いいや。できることをしっかり続けよう」という気持ちになっているのです。体も疲れると同じぐらい心も疲れます。だから、心が休める時間を持つことがとても大切なのです。
株式市場も毎日、色々な材料、情報に満ち溢れています。そして、それらに一喜一憂し、荒波のように揺れ動いています。しかし、海の表面の荒波が、深く潜るほど落ち着いた波になるように、投資も、より幅広く分散し、そして視点を長期にするほど、株価の動きは落ち着いたものになります。
海のずっと底の方には力強い潮流が流れています。マーケットでもどんどん分散を進め、保有期間を長期化するほど世界経済の大きな潮流に乗っていくことができるのです。
我々の生活にとって瞑想は非常に有益です。投資にとって、瞑想に相当するのは分散投資と長期投資です。瞑想は我々の意識の時間と空間を広げてくれます。長期投資は時間の広がり、分散投資は空間の広がりです。瞑想と投資、あまり関係ないように見える両者も、実はとても似た面があるのです。
詳細は拙著、「瞑想でつかむ投資の成功法」をご覧ください。オーディオブックもあります。
資産運用「気づきのタネ」(41)トレンドに乗り、サイクルを受け入れる
2011年6月 5日 14:04
トレンドに乗り、サイクルを受け入れる
株式市場には長期的な方向性を示すトレンドと、中期・短期的な変動のサイクルがあります。一般にトレンドはファンダメンタルな要因に大きな影響を受けますし、サイクルは市場心理や需給関係を反映します。
短期投資家はサイクルで勝負します。しかし、これはなかなか難しい。まあ、7勝8敗か、8勝7敗ぐらいが良いところでしょう。
長期的な方向性を示すトレンドは、大きな潮流ですからそんなに簡単に変化しません。ですから、トレンドに賭ける方が勝率が高いのです。
トレンドに賭ける場合、大切なのは、ファンダメンタル面で投資対象が価値を増やしているということです。つまり、投資する株式の価値が長期的に右肩上がりであることが必要なのです。
私はそれはこれから数十年にわたって続く世界経済の拡大だろうと思っています。地球全体でみれば人口は増えていきますし、これまで発展途上と言われていた国々の生活水準も向上しつつあります。グローバル化が進み、地球規模でのインフラ整備が各地で起こっていますし、また、代替エネルギーなどの新技術開発もこれからどんどん進むでしょう。これらをすべてひっくるめて世界全体の株式インデックス投信を保有していればいいのです。
大きなトレンドに乗って、あとはサイクルを受け入れていればよい。ちいさなギザギザで売買を繰り返し儲けようというような小賢しい考えは捨てて、長期のトレンドで時間をかけて大きく儲けることを目指すべきです。
その意味ではサイクルの循環を通じて買い続ける積立投資は有効な方法でしょう。また、退職金を投資するような場合でも、相場の1サイクルを想定してその期間で資金を分割して投資をしていくのも良いのではないかと思います。どちらにしても、相場の天井と底を当てようという努力はあまり有益ではないと知るべきです。
資産運用「気づきのタネ」(41)トレンドに乗り、サイクルを受け入れる
坦々麺の香気@学芸大学
2011年6月 3日 13:49
前から気になっていた坦々麺の店、四川麺条「香気」へ行きました。ギター合奏の練習に行く時にいつも前を通ると満員になっているので気になっていた店でした。

カウンターのみの小さな店ですが、坦々麺(640円)はお値打ちものでした。
坦々麺も、ただ、やたらに辛くして「どうだ、驚いたか!」みたいな店もありますが、ここのは香料やスパイスがしっかりきいていて美味しかったです。辛いわりに、少し酸味がきいていて、さっぱりしています。
また、明治時代に創業したという九鬼食品の胡麻を使っているとのことで、カウンターにも胡麻の効用が色々と書かれている資料がありました。

少し風邪気味のとき、身体に「活」を入れるのにはとても良いと思います。
資産運用「気づきのタネ」(40)心を込める、投資にも寄付にも
2011年6月 2日 08:57
心を込める、投資にも寄付にも
「物心一如」というすばらしい言葉があります。モノと心は異なるものではない、モノと心は一体であるという意味です。お百姓さんがお米をつくる時、「美味しいお米を食べてもらい、みんなに喜んでほしい」という心が込められているのです。
ファースト・フードなどでマニュアル通りポンとコーヒーを出されるのにはあまり「心」を感じません。でも、こだわりの喫茶店で店主がいれたコーヒーには、「私のコーヒーを味わってみてください」という心が感じられます。世の中が便利になるにつれてモノと心が分離してきているように思います。
おカネを銀行に預ける。あとは銀行がどこに融資するか決めてくれる。自分は金利さえもらえればよい。これが間接金融です。銀行に預けたおカネがどう使われるか、我々には発言権はありません。あとは、「銀行さん、よろしくね」というわけです。
でも、自分で株式や債券を買うときは、どの企業に自分のおカネを使ってもらいたいかという選択肢が投資家にあります。そこに思いを込めることができます。これが直接投資です。直接投資では自分の心を投資先企業に届けることができます。その代わり、パフォーマンスがどうなるかは自己責任です。
さて、昨年末のタイガーマスク現象や、今回の震災のあとなど、寄付が盛んです。これはとても良いことです。でも、募金箱にチャリンとおカネを入れて、あとは「赤十字さん、よろしくね」というのはちょっとさみしい気がします。そのおカネがどこに、どう使われるかわからないからです。つまり、「間接寄付」なんですね。
赤十字などの団体に寄付をするのが悪いわけではありません。でも、寄付したおカネがどこに、どう使われるかを明確にしている団体に寄付をすることがもっとあっても良いのではないかと思います。直接投資では自分の思いを届けるために銘柄を選択する作業が必要となります。同じように、寄付で自分の思いを直接届けようというのであれば、そのような団体を探す作業が必要です。そして、その作業をした分だけ、自分のおカネがどう役立っているかを具体的にイメージしやすい。つまり、心のリターンが大きくなります。
額に汗して稼いだ大切なおカネです。投資も寄付も自分の心を込めて世の中のために用立てたいものだと思います。
資産運用「気づきのタネ」(40)心を込める、投資にも寄付にも
華麗なるカレー探訪(1)~まずはボンディ
2011年5月30日 10:43
私も妻もカレーが大好き。それでこれから月に何回かカレーの名店を探訪しようということになりました。
まずは神保町のボンディ。私は何度も行ったことがありますが、妻は初めて。古本屋さんを通り抜けた先に歴史を感じさせる店舗があります。創業1973年(私がサンパウロに転勤になった年だ!)でさすが風格のある店内です。
妻は野菜カレー、私はチーズ・カレーを注文。甘口、中辛、辛口から辛さを選べます。我々はもちろん辛口。
最初にホクホクのポテトがでてきます。これだけでお腹いっぱいになりそう。
じゃがいもはカレーに入れると煮崩れるために別皿にしているようです。
野菜カレー
こちらはチーズ・カレー、一番人気とか。
いわゆる「インド風」ではありません。むしろ洋風(デミグラソース風)の味と言った方が良いかもしれません。しかし、とてもまろやかでコクがあります。洗練された味はまさに「華麗なるカレー」の一品(二品)でした。
大阪でインベストライフ・セミナー
2011年5月30日 09:16
5月28日、大阪でインベストライフ・セミナーを開催させていただきました。
毎度のことながら参加される方が熱心なので、話す方も熱が入ります。
取りまとめをしていただいた大谷さんに心から感謝します。

今回は三時間、二つの講演をしました。
① 明治からの証券市場史
歴史はそのまま繰り返すことはありません。しかし、現在起こっていることを判断し、これから起こることを考える上では、ヒントの宝庫です。
② 東日本大震災から何を学ぶか
リスク管理とともに、「危機管理」を人生を通じた資産運用のフレームワークに組み込むことがとても大切だと思います。そのヒントになりそうなことをお話しましたが、みなさん、非常に興味を持っていただけたと思います。
そして、飲み放題、食べ放題の懇親会。ここでも、活発な議論が楽しく行われました。
帰りに新大阪駅で当社スタッフへのおみやげを買いました。テレビでやっていた「面白い恋人」です。大阪らしいネーミングですが、まあ、普通のゴーフルでした。

そう、そう。それからセミナーの前に、玉五郎(難波店)へ。中村獅童さんが好きだというラーメンでこれもテレビでやっていました。入口に煮干しのたくさん入ったザルがおいてあり、カウンターにも煮干しのふりかけがあったり、煮干しへのこだわりを感じさせる店です。麺がとても私好みでした。
資産運用「気づきのタネ」(39)世界中の企業の持ち株会社を持つ
2011年5月27日 15:59
世界中の企業を保有する持ち株会社の株式を持つ
世界中の国と地域の主要な産業の主要企業を全部持っている持ち株会社があったら投資したいと思いませんか?
もちろん、そのなかには高度成長の国、産業、企業、そして、反対に衰退していく国、産業、企業すべてが含まれています。しかし、明るい面、暗い面、全部合わせてほぼ世界全体の経済の成長を享受するわけです。
世界全体の経済はこれからも成長を続けるでしょう。人口も増加し続けていますし、新興国を中心に需要も拡大しています。中期的には景気の波は避けられませんが、潮流としては成長期にあると言えると思います。その成長をざっくりと取り込めるのが、そのような持ち株会社への投資です。
では、そのような持ち株会社がこの世の中に存在するかと言えば、残念ながら存在しません。でも、投資手段としてそれに代わるものはあります。グローバルな株式インデックス投信です。
もちろん、厳密に言えば持ち株会社と投資信託は違います。一番大きな違いは、持ち株会社は企業を支配することを目的としていて、投資目的で保有しているのではないということです。
投資信託の場合は直接、保有先企業に株主権を行使することはできません。しかし、考えてみれば個人の財力で、持ち株会社を支配できるほど株式を所有するのは困難です。ですから、その面の違いは投資家からみれば実質的にはそれほど大きな差異があるものではありません。
経済的な面でいえば持ち株会社の場合、保有先企業の収益が持ち株会社のもとに集まってくます。持ち株会社の株主はその利益を受け取ります。投資信託への投資家は、投資先企業の収益を投信の分配金、あるいは基準価格の値上がりの形で享受します。投資信託は保有するのに信託報酬などのコストがかかりますが、持ち株会社も同じように管理コストなどがかかります。
法制面の細かいことを別にして、実質的に長期投資家の視点からみれば、グローバルな株式インデックス投信を保有するということは、世界中の企業を保有している持ち株会社を持っているのとそんなに大きな違いはないのです。
長期投資家は株価を見ながら売ったり買ったりして値幅取りをするわけではありません。むしろ、投資先企業のオーナーとなって、その企業の成長とともに自分の資産を増やしていくことを目指しています。その意味ではグローバルな株式インデックス投信を長期で保有することは、世界中の企業を持っている持ち株会社の株式を持っているのととても似た面があるのではないかと思います。
資産運用「気づきのタネ」(39)世界中の企業の持ち株会社を持つ
びっくり!
2011年5月22日 19:14
先日、大田区の大森六中で出張授業をさせていただきました。授業はみんな、一生懸命に聞いてくれとてもうれしかったのですが、「びっくり」が授業のあと、校長室に戻ってから起こりました。
私は生れも育ちも目黒区大岡山です。大森六中はまさに洗足池の隣。私も子供の頃からよく遊びにきていた場所でした。「私にとっても懐かしい場所です。私は大岡山小学校と目黒八中ですから」とお話したとき、先生のおひとりが、「え、私も先日まで八中にいたんです」とおっしゃいました。
私が中学校のとき、「担任の先生は坂田先生という方でね・・・」と言ったらみんな、びっくり。坂田先生のお嬢さんが大森六中の先生なのだそうです。それも、「岡本さんがさっき担当したクラスの担任で、後で聞いていた方ですよ」と。いや、驚きました。すぐ坂田先生(お嬢さん)がいらっしゃってくださいました。
実は私の担任だった坂田先生は昨年亡くなったのです。そのお葬儀にも出席しました。たしかにそのときにお会いしたお嬢さんでした。先生のお引きあわせかも知れません。
私の著書をご仏前にお供えしていただくようにお嬢さんにお渡ししました。こんなことってあるんですね。
今日はI-OWAの誕生日!
2011年5月20日 16:52
2005年5月20日午前9時36分、I-Oウェルス・アドバイザーズ㈱(略してI-OWA、アイオワ)の法人登記が完了しました。インドの占星学で選定してもらった日時でした。I-OWA誕生の瞬間でした。

それから早や6年。決して楽な環境ではありませんでしたが、何とか楽しくやってこれたのはみなさまのおかげです。今後ともI-OWAをよろしくお願いいたします。
2005年3月にそれまで15年間社長を続けてきたバークレイズ・グローバル・インベスターズを退任しました。ゼロから始めた会社が年金運用で投資顧問会社トップとなることができました。そして、自分のなかで達成感と満足感が生れてきていることに気づきました。でも、自分が作った会社ですから、もっと、もっと、強く大きくなって欲しい。それなのに上に立つものが達成感と満足感に浸っていていいのだろうかという疑問が心のうちに湧いてきました。
同時に、自分自身、何か新しいことに挑戦したいという気持ちも強くなりはじめていました。振り返ってみれば、1975年から1989年まで15年間、証券アナリスト、ストラテジストの仕事をニューヨークと東京でさせてもらいました。そして、1990年から2005年まで15年間、社長として年金運用に従事しました。どうも私の人生は15年サイクルで変化がくるようです。
2005年、私は58歳でした。次の15年間、73歳まで、自分がいままで学んできたことをどのように社会にお返ししたらいいだろうか。そう考えてたどりついたのが、普通の生活者のための投資教育の仕事でした。
富裕層にサービスしたい人はたくさんいます。また、投信などで資産を運用して報酬を得る人もたくさんいます。でも、人生を通じて、数ある投信をどのように活用して資産運用をし、ゆたかでしあわせな人生を実現するかということを教える人はほとんどいません。これこそ、自分が天から与えられた仕事だなと思いました。そして、起業をしたのです。
2005年10月から伊藤宏一さんとマンスリー・セミナーを始めました。毎月、第三日曜日の午後4時間を使って資産運用を体系的に学んでいただくためのセミナーです。何を買ったらよいのかではなく、どうすればよいのかという手法をお教えする講座です。これはいまでも毎月、続いています。ゲストも伊藤さんのほかたくさんの方にお出でいただいています。毎月、新ネタでの講演です。そのための準備にも結構、時間がかかります。しかし、毎回、新しい発見がありその興奮、高揚感をみなさんにお伝えしたいと思っています。
2006年2月にインベストライフという雑誌発刊の事業をオフィス・サンサーラから部門買収しました。それに伴い、雑誌の発刊をクラブ・インベストライフとして組成しなおしました。伊藤宏一さん、澤上さんをはじめたくさんの方の応援を得て、毎月、月刊誌を発刊、東京でセミナーを開催しています。仙台、大阪、金沢、福岡などにサロン・インベストライフという自主的な勉強会ができました。そして、私も各地にお邪魔してセミナーをさせていただいています。
2007年の1月14日には、銀在に400人の長期投資仲間が集合し、投資ルネッサンス2007という催しを開催しました。そのときに全員の拍手で採択されたのが個人投資家宣言です。
【個人投資家宣言】
第一条 私たちは、生活の一部として、長期投資を学び実践する
第二条 私たちは、長期投資によって経済的自立と社会貢献を目指す
第三条 私たちは、良い社会づくりに貢献する企業を投資によって応援する
第四条 私たちは、投資リターンに心の豊かさも求める
第五条 私たちは、急がずあせらず、ゆったりと投資を行う
2007年1月14日
東京都中央区銀座にて
I-Oウェルス・アドバイザーズ/インベストライフ主催「投資ルネッサンス2007」参加者一同
2010年1月から時代の変化に合わせインベストライフ会報誌をウェブ化しました。より幅広い層の方に読んでいただければと願っています。長期投資は孤独な長旅です。この活動を通して富裕層ではない、普通の生活者の方々に資産運用の基礎知識と手法を提供し、そして、長期投資仲間との交流の場を提供できればと思っています。会報誌(PDF版)のサンプルは現在、無料で公開中ですので是非、ご覧ください。
2005年から2011年まで、主なもので9冊著書を出すことができました。
2009年から私は「ファイナンシャル・ヒーラー」を名乗ることにし、商標登録もとりました。人生を通じての資産運用は何十年にもわたるものです。その間にマーケットは激動を続けます。そのたびにヒヤヒヤ、ドキドキしていたのでは身体も心ももちません。長い資産運用には、「急がない、欲張らない、争わない、考えすぎないリラックス投資」が必要です。そして、心が揺らいだときに「あなたのしていることは正しいことです。だから、目先、どんなに変動しても、大丈夫ですよ」という「癒しの言葉」が大切なのです。もしかしたら、ファイナンシャル・ヒーリングがいま、一番、必要とされている仕事かも知れないと思っています。
これからもどの金融機関からも、そして商品からも中立を保ち、I-OWAでしか学べないような知識をみなさまに提供していきたいと思っています。
いままでと変わらず、ご支援をよろしくお願いします。
I-OWAマンスリー・セミナーが5月15日に開催されました
2011年5月19日 12:50
I-OWAマンスリー・セミナーが5月15日に開催されました。
改装をした当社オフィスでの初めてのセミナーです。
講師と参加者の方の距離が近く話をする方も楽しかったです。
私は「賢人に学ぶ資産運用の基本」ということで、チャールズ・エリスの「敗者のゲーム」(新版)とバートン・マルキール、チャールズ・エリス共著の「投資の大原則」を主な教材として、彼等の資産運用の考え方を紹介しました。また、東日本大震災から学ぶことなどについても、私の考えを少しお話しました。
ゲストは「半値になっても儲かるつみたて投資」の星野泰平さん。星野さんのたくさんのグラフを見ながらみんな、つみたて投資の効果について納得していただけたと思います。
セミナー終了後はそのままオフィスでお茶(ワイン+ビール)会。テーブルをみんなで囲んで話がはずみました。
資産運用「気づきのタネ」(38)値上りを狙わず、バランスを重視せよ
2011年5月15日 09:10
値上りを狙わず、バランスを重視せよ
長期的な投資のパフォーマンスの大部分は資産配分で決まるということが言われます。資産配分は「アセット・アロケーション」とも呼ばれますが、金融資産全体が、株式や債券、国や地域でどのように分布しているかを示すものです。例えば、日本株、外国株、日本債券、外国債券にそれぞれ25%ずつというようなものです。いわば、資産運用の設計図。これが長期パフォーマンスのほとんどを決めるというわけです。80年代の中ごろから実証研究が発表され、これが注目され始めました。
このような指摘は、それまでの投資のプロにとって大変なショックでした。つまり、値上りしそうな良い銘柄を選ぶ証券選択や、下がったところで買って、上がったら売るという投資タイミングこそプロの腕の見せ所だとみんな考えていたからです。それが、証券選択やタイミングの説明力は数パーセントにすぎないとされたのです。
私の体験から言っても、銘柄選択やタイミングは、まあ、8勝7敗や、7勝8敗ぐらいのもので、これを長期に続けていると、全体に占める貢献度は非常に小さくなってしまいます。しかも、売買に伴いコストがかかるので、その分は資金の流出になってしまいます。それよりは、自分の運用目的に合った資産の配分を決め、それをしっかりとキープする。それが長期的な資産運用する上での鍵です。
多くの人が「何が値上りするか」と言うことばかりを考えます。しかし、本当に大切なのは、まず、自分の資産配分を決め、あとはそのバランスをキープすることです。何パーセント単位での細かい操作は不要です。何割ぐらいの単位で結構です。ですから、別に毎日、値動きなどチェックする必要はありません。まあ、年に3~4回、状況をチェックして、大きくバランスが崩れていたら、飛び出しているところの買いを控えたり、売却したりして、引っこんでいるところを余分に買う。そして、長期的な設計図に近づくように操作をしていく。ただ、それを何十年も続けていればいいのです。
資産運用「気づきのタネ」(38)値上りを狙わず、バランスを重視せよ
「敗者のゲーム」を読み解くセミナー
2011年5月12日 09:06
セゾン投信さんの主催で開催されたチャールズ・エリスの「敗者のゲーム」新版(第五版)を読み解くセミナーで講演をさせていただきました。
10数名の方が出席してくださいましたが、ほぼ、半分の方がすでに本を読んでおり、熱心さが感じられました。
100分間という時間をいただけたので、ゆっくりと日本の事例なども交えつつお話ができました。とても楽しかったです。
その後の質疑応答は中野さんとご一緒に会場からの質問にお答えするコーナーでした。こちらは和気あいあいで、お客様とセゾン投信さん、中野さんとの人間的な関係が感じられよかったです。セゾン投信が成功している理由が分かる気がしました。
エリスの本の内容は本当にすべての個人投資家に読んでもらいたいものだと思っています。
5月15日の当社のマンスリー・セミナーではエリスの「敗者のゲーム」に加え、エリスとマルキールの共著、「投資の大原則」についてもポイントをお話します。また、「震災に何を思い、震災から何を学ぶか」というお話もしたいと思っています。
「インベストライフ」デモ版無料公開中
2011年5月10日 13:09
長期投資仲間通信「インベストライフ」の2010年12月号をデモ版として無料公開中です。
特集はロジャー・イボットソン氏に聞く、「私の証券市場研究と実践から~日本へのアドバイス」。その他、インベストライフ応援団からの推薦図書など。
大手金融機関から完全に独立した、まじめで、内容の豊かな月刊誌です。
投資商品や銘柄の推奨は一切ありません。
孤独で、ヒヤヒヤすることも多い長期投資の旅のために、①必要な知識と実践法と、②仲間との交流を提供することを目指しています。
各地で自主的な勉強会、インベストライフ・サロンが開催されます。
私も時々お邪魔して、みなさんにお話をさせていただきます。
お申込みはこちらから。
明治座で歌舞伎、人形町探訪
2011年5月 7日 08:59
5月5日、明治座で歌舞伎昼の部を観劇。染五郎、亀治郎、勘太郎、七之助など若手中心の5月花形歌舞伎、出し物は義経千本桜、封印切など。若々しい演技がよかったです。門之助の静御前もきちんとした風格があり好演だと思います。夜の部も今月は行きます。
その後、甘酒横丁を散歩。歴史を感じさせる面白い店がいっぱい。そして、水天宮お参り。
以前、兜町に勤めていたころによく行った芳味亭で食事。5時に入ったらもうすでにお客がおり、その後も6時を待たずしてかなりの入りでした。相変わらずの人気です。私はハヤシライス、妻はフィッシュグラタンでした。昔とちっとも変らずおいしい。お勘定の計算がそろばんだったのも、いいねえ。
甘味は初音のあんみつ。これも絶品。鉄鍋で沸かしたお湯で入れたお茶などにもこだわりが感じられます。
今年のGW唯一の外出でしたが、大満足の一日。
資産運用「気づきのタネ」(37)買い物の三原則
2011年5月 6日 16:48
私は次のような買い物の三原則を決めています。
① 値段につられて買わない
つい、「セール」という札がついていると買わずにいられなくなる人も多いことだと思います。安いからと言って不必要なものを買う必要はありません。自分にとって本当に意味のあるものだけを買うことに徹すべきです。
② 自分の価値観で買う
買い物をするとき、きちんと自分の価値観を持って買うことが大切です。単に、その時に流行っているとか、みんなが買っているからと言った理由で自分も買ってしまうことがないように。
③ 借金はできるだけしない
お金を借りるということは、元利金を支払わねばなりません。つまり、自分という資産が生み出す収入に対して、自分より先にそれを取る人がいるということです。余程、意味のある借金出ない限りお金を借りるのは避けるべきです。
これらは一般的な買い物のルールなのですが、よく考えてみると株式投資にもそのまま当てはまります。つまり、株価が下がったから買うとか、上がっているから買うということはしない。人気につられて買うのではなく、自分の判断で買う。みんなが買っていても自分にとってそれが意味がなければ絶対に買わない。そして、信用取引はしない。レバレッジは使わない。
当りまえのことですが、欲に目がくらむと陥りがちなワナなので注意をしたいものです。
資産運用「気づきのタネ」(36)資産運用の勉強は難しいか?
2011年4月30日 10:40
資産運用の勉強は難しいか?
資産運用というと、「難しい」という印象が強いようです。でも、年金では退職後の生活が成り立たないことが明確ないま、誰にとっても資産運用は「しなければならない」ものです。まさに、資産運用は生活のなかに組み込まれるべきものなのです。
「難しい」という印象が強い背景には、相変わらず資産運用の考え方や手法が西欧から輸入されたそのままの形で伝えられていることにあります。私はそれを「和風化」することが必要だと思っています。これについては「賢い芸人が焼き肉屋を始める理由*投資嫌いのための『和風』資産形成入門」をご覧ください。
もう一つの理由が販売サイドが、少しでも多くの投資商品を売ろうとして、どんどん商品を複雑化しているという点があると思います。株式や債券などのように価値の裏付けがある金融商品は非常に単純です。でも、みんな、価値の長期的な増加ではなく、目先の価格の変動を追い求め、袋小路に入ってしまうのです。そのような短期的なニーズに合わせて作られた難しい投資商品の話を金融機関の営業マンから聞かされ、「難しい」という印象を持ってしまうのです。
私は資産運用の知識は我々がコンビニで買い物をするとき必要な知識程度で十分だと思っています。我々がコンビニにお昼を買いに行く時を考えてください。昨日の夕食、結構、食べ過ぎてしまったので、今日は焼肉弁当ではなく、サンドイッチにしておこう。飲み物はお茶のボトル。ちょっと甘いものも欲しい。でも、アイスクリームはやめて、小ぶりの羊羹にしておこう。それぞれ、メーカーや値段、賞味期限、カロリーなどをチェックして全体の予算内で何を買うかを決めます。また、極端に安い商品などあれば、ちょっと「?」と思うでしょう?
別に専門技術はありません。ただ、「自分は何を求めているのか」が明確で、賞味期限やカロリーなどの基本的な意味がわかっていて、そして、自分の予算を知っている。それだけです。ところが、金融商品となるとなぜかこの常識的なことができないのです。お店でセールになっているものをみんな買ってしまう。みんなが買っていると一緒に買ってしまう。キャンペーンに飛びついてしまう。営業マンに勧められるとなんとなく「お任せ」したくなってしまう。
スーパーでは常識が働くけれど、証券会社や銀行などの販売会社ではそれが失われる。投資に難しい勉強は不要です。コンビニで買い物をするときに必要な知識程度で十分です。複雑な理論よりも、何よりも、大切なのは、「明確な目的」と普通の常識、特に「おいしい話は危ない」という注意深さだけです。
京都、奈良の寺社めぐり(2)
2011年4月29日 11:05
三日目は終日、奈良でした。ホテルで朝食をしてから東大寺へ歩いて行きました。
修学旅行の子供たちがわんさといました。鹿たちも見とれている様子。
大仏様などを拝んで、それから春日大社へ。小雨のなかを歩きましたが、雨のフィルターがかかったようで緑がとても美しかったです。
春日荷茶屋で昼食。私は柿の葉寿司と春日諸白(純米酒)、妻はよもぎ団子でした。
午後は興福寺へ。2009年に東京でお目にかかって以来の阿修羅仏を拝観。国宝館にいらっしゃいましたが、やはり、仏堂にあるのとはちょっと感じが違います。何となく、芸術品として見てしまって、仏像という信仰の対象と違ってしまうような気がしました。
夜は浪花おふくろファンドの石津さんと食事。インターネットで調べた吉屋伝右衛門というお店でした。ありがたいことにとても良いお店で楽しいひと時でした。奈良の地酒、無上盃をしっかりといただきました。石津さんもご苦労されていますが、本当にビジネスが早く軌道に乗ってくれることを祈っています。
翌朝、奈良ホテルの三笠での朝食。今日は茶がゆを注文しました。とても朝食とは思えないデラックス食でした。
近鉄で京都へ。そして、新幹線で東京へ。帰路、すばらしい富士山が見えました。
東北が、日本が、そして、世界が安定した住みやすい場所になるよう神仏にお願いする旅でした。そして、また、おいしいものもたくさんいただきました。長い、長い間、日本人が大切にしてきた何かが奈良や京都にはたくさんあります。時々、行ってその記憶をリフレッシュしたいものです。
京都、奈良の寺社めぐり(1)
2011年4月28日 16:59
京都、奈良の神社やお寺を巡ってきました。
震災後でもあり、実行しようかどうか少し迷いましたが、こんな時こそウチに閉じこもらないで、いつも通り活動するのが良いだろうと考えたこと、そして、東北が、日本が、そして世界が平和で安定することを祈念するのも良いだろうと思い決行しました。
京都に到着、まずは以前、日経新聞にでていて食べてみたいと思っていた田毎の京風たぬきで腹ごしらえ。
とろみが絶妙で、うどんも柔らかいけど、ただ「くたっ」としていない美味しいうどんでした。
ご縁のある因幡堂を訪問。ご住職ご夫妻とお会いしました。
それから、清水寺へ。少し遅咲きの桜がきれいでした。
続いて三十三間堂へ。前後10列、等身大の1000の仏像、そして、真ん中におられる千手観音。ずっと昔からたくさんの、たくさんの方が手を合わせて祈ってきている仏像はものすごいエネルギーを発しているようです。合わせた手が異常に熱くなります。
ホテル・グランビアにチェックイン。ホテル内のレストラン、Le Tempにて夕食をいただきました。新幹線が九州までつながったことのお祝いで、九州の味をフィーチャーしたブッフェでした。60歳以上は割引があって、これは結構、うれしかったです!
しっかりと、おいしいものをたくさんいただき満足して寝ました。
翌日はまず、東寺を訪問。弘法大師空海の密教寺院です。有名な曼荼羅図を拝観。
そして、近鉄の特急で奈良へ。奈良ホテルにチェックイン。明治42年にできた奈良公園内のホテルです。和風のホテルですが、廊下も広く、室内も落ち着いていて心地よい。特に水まわりはしっかりと近代的。インターネットも無償で使えます。
あ、近鉄奈良駅にせんと君がいました。一緒に記念撮影。
薬師寺へ。以前、薬師寺におまいりしたとき薬師如来、日光菩薩、月光菩薩を拝観。2008年、東京で日光菩薩と月光菩薩が展示され、それも見させていただきましたが、そのときはご本尊の薬師如来様がいらっしゃらなかったのと、日光菩薩、月光菩薩の光背がありませんでした。しかるべきところで三尊そろって完全な形で拝観するとありがたみも一段と高まります。
記念に薬師寺の梵鐘のレプリカを買いました。本物の13分の一の大きさで、実にいい音でなります。朝晩の瞑想の前後に鐘をつくのが楽しみになりそう。
夜はホテル内のレストラン三笠にて。私はビーフ・シチュー奈良ホテル風をいただきましたが、これがおいしい!厳選されたビーフ、実に味わい深いソース、そして、スパゲッティも中にはいっているんです。感動しました。
なぜ、年齢とともにリスク資産比率は低下させるべきか
2011年4月24日 19:37
なぜ、年齢とともに全資産に占めるリスク資産の構成比を低下させてゆくべきかを東洋経済オンラインに寄稿させていただきました。
「年齢とともにポートフォリオの見直し、リスク軽減を」
資産運用「気づきのタネ」(35)生活者はCEO
2011年4月20日 14:32
生活者はCEO
普通、CEOはチーフ・エグゼクティブ・オフィサー(最高経営責任者)の略です。つまり、CEOは企業の経営の総責任者です。
私は生活者こそ、CEOだと思っています。CEOと言っても企業の最高経営責任者ではありません。しかし、生活者は、CEOという三つの側面から、企業の最高経営責任者以上に、経済全体に対して大きな影響力を持つ存在です。
まず、「C」はコンシューマー(消費者)のCです。企業にとってはお客です。お客がどう思うかが企業のビジネスを決定付けます。
次の「E」はエンプロイー(従業員)です。多くの方は企業に勤めて従業員として仕事をしています。従業員の質が企業の商品やサービスの質を決めるといっても過言ではありません。
最後の「O」はオーナー(保有者=株主)です。株式を買うということは発行会社のオーナーになることです。直接、株式を保有している方は言うに及ばず、投資信託などを通じて保有している方もいるでしょう。「私は株など持っていない」と思っても、実は年金などを通じて、ほとんどの方は株式を所有しているのです。
社会を構成する生活者は、消費する商品を選択することで企業のビジネスに影響を与え、同時に、企業のなかにあってより良い財やサービスを提供し、そして、企業のオーナーとして企業の活動をチェックしつつ、その企業が生み出す付加価値を享受します。そして、その評価が株式市場に株価として反映されます。
このように生活者を総体としてみれば、消費し、生産し、そして、利益を得るという循環を構成しているのです。単に生産して、それを消費するという直線的な関係でなく、株主であるという要素を加えた「三角関係」にすることで、社会に生れた富を回収するということが可能になることがわかります。ここに株式投資の大切な意義があります。
I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました
2011年4月20日 14:18
投資の基礎を学び、そして、少しステップアップしたいという方のためのI-OWAのマンスリー・セミナーが5月17日に開催されました。
今回は拙著、「賢い芸人が焼き肉屋を始める理由*投資嫌いのための「和風」資産形成入門」の出版記念講演を兼ねさせていただきました。本の内容とそれに関連した事項も含めたっぷりお話をさせていただきました。
ゲストには竹川美奈子さんをお招きし、「かしこい投信の選び方~目論見書と運用報告書を徹底チェック」という講演もお願いしました。実際の目論見書や運用報告書を使ってチェックポイントを分かりやすく解説していただきました。
今回はご来賓として有識者の方々にも参加していただきました。おかげさまでフリーディスカッションの時間も盛り上がり、非常に中身の濃いセミナーができました。
セミナー後の懇親会では、会員のみなさまとご来賓が親しくお話をして、意見交換をしていただくことができました。また、時々、このような催しを企画したいと思っています。
福岡二日目
2011年4月18日 17:24
さすがに昨夜は食べすぎ、朝食はパス。
午前中時間があったので散歩がてらお寺や神社を見て回りました。コースは以下の通りでした。(観光案内書にでていた通り回りました)
出来町公園「九州鉄道発祥の地」 ⇒ 若八幡宮 ⇒ 承天寺 ⇒ 妙薬寺 ⇒ 東長寺 ⇒ 聖福寺 ⇒ 海元寺 ⇒ 濡衣塚 そして歩いてホテルに戻る途中に 櫛田神社
特に興味深かったのは承天寺のうどん・そば発祥の地の碑。1242年に建立された臨済宗のお寺ですが、1241年に中国の宋から帰国した聖一国師が日本に羹、饅、麺の製法とともに、製粉技術も持ち帰り、それで日本の粉食文化が大きく発展したそうです。
午後は福岡でインベストライフ活動などを熱心に支援してくれている笠正知さんとランチ。香楽という鶏料理のお店に案内してもらいました。昔の大金持ちの住宅を使っているのではないかと思いますが、すばらしい庭園もあり、個室でゆっくり一杯飲みながら話ができました。至福のひと時。
福岡うまいものフェア
2011年4月18日 17:15
全国経済同友会セミナーでは今回はパーティはなく、自由参加のうまいものフェアがありました。もちろん私は参加。普段、食べられない福岡を中心とするうまいものを少しずつたくさんいただけました。
トンコツラーメン
続いて焼カレー
そして、うなぎのひつまぶし
さらに、明太子スパゲッティ
飲み物は、なんと「森伊蔵」でした。
ここに紹介したもののほかにも色々いただき、食べすぎの反省をしつつ就寝。
全国経済同友会セミナー@福岡
2011年4月18日 16:47
全国経済同友会セミナーが福岡で開催され、参加しました。今回は「緊急日本復興会議」と題されたセミナーで1000名を超える方々が参加しました。
基調講演は大前研一氏の「震災復興とこれからの日本」でした。地震、津波、原発の問題とこれからの日本という大きな二つのテーマがありましたが、江戸、明治、戦後からの訣別の必要性と、今回の大震災がその転機になるのではという議論には非常に同感できました。
また、福岡、岩手、福島の経済同友会の方々の現地からの報告も生々しくテレビや新聞で見聞きするのとは違った衝撃を受けました。
最後に「将来を切り拓く”新たな国づくり”としての復興を」という緊急復興アピールが大きな拍手で採択されました。見出しのみ書いておきます。
全国経済同友会セミナー 緊急復興アピール
「将来を切り拓く”新たな国づくり”としての復興を」
I. 現下の危機への迅速な対応を
(1) 国内外の叡智を結集し、原発問題の早期収束を
(2) 正確かつわかりやすい情報開示・発信で、不安の払拭を
(3) 電力供給の確保に最大限の努力を
II. ”新たな国づくり”としての復興を
(1) 復興を通じた新たな国づくりを
(2) 「東北復興院」(仮称)の創設を
(3) 財政健全化の道筋の下での復興を
III. 企業、同友会の取り組み
(1) 復旧に向けた企業の取り組み
(2) 復興に向けた全国経済同友会の取り組み
あこがれの「こんぴら歌舞伎」へ
2011年4月17日 08:39
前からぜひ、行ってみたいと思っていたあこがれの「こんぴら歌舞伎」へ。
高松空港からバスで琴平へ。そして琴平グランド・ホテル桜の抄へチェックイン。
まずは、「うどん」を、と、いうことでホテルの近くのうどん茶屋「てんてこ舞」へ。ぶっかけうどんにかきあげとたまご天をトッピングとしていただく。お店の解説によると今から1200年前に中国の麺が讃岐の国に紹介されたそうです。空海が唐に留学中に麺作りの製法を学び、間食として伝えられたとか。江戸の元禄時代に金比羅参りがブームとなりそれによって讃岐うどんが有名になったようです。いまでも香川県民の1割が一日三食のうち一回はうどんを食べるそうです。
それから金比羅詣で。「金毘羅ふねふね追い手に帆かけて・・・」という歌や、森の石松の金毘羅代参などで有名です。
表参道から御本宮まで785段の階段です。まあ、大門まで250段の階段を上ってそこでお参りをして・・・と、思っていましたが、桜の美しさに誘われて500段強の旭社まできてしまいました。ここは重要文化財で、神道のお社とお寺が合体した構造になっているとの話でした。
ホテルで一休みして、夜はホテルのディナー。まあ、次々に色々なものがでてきましたが、おいしい。満腹しました。(写真は主なものだけ)。
ホテルで温泉にゆっくり使って就寝。夜桜もきれいでした。
翌日はいよいよこんぴら歌舞伎。本当に観客と役者の距離が近くて、役者さんがみんな友達のように感じられます。良い意味で、学芸会みたい。一回は全席桝席です。
出し物は熊谷陣屋と河内山。ともに何度も見ているのでゆっくりと鑑賞できました。
帰りがけに琴平駅近くの高燈籠を見物。
充実の二日間を終えて無事、帰宅しました。
ミニ・クラスルーム完成
2011年4月11日 13:45
当社のなかを改装して、ミニ・クラスルームを作りました。
小さい勉強会やセミナーが気楽にたくさんできそうでうれしいです。
これから、これを活用して幅広く催しを企画していきたいと思っています。
窓からは東京タワーや六本木ヒルズが見えます。
資産運用「気づきのタネ」(34)運用から三つの「ム」を省こう
2011年4月10日 19:27
運用から三つの「ム」を省こう
三つの「ム」というのは「ムリ」、「ムダ」、「ムラ」のことで日本の製造業が世界に冠たる存在になったのは、徹底してこの三つの「ム」を省いたからだと言われています。
私は資産運用でも同じことが言えると思っています。
まず、「ムリ(無理)」というのはまさに理が無いということ。最初の「ム」を省くというのは、要するに理論的に整合性のない、「無理」なことをしないということです。例えば、ハイリスク・ハイリターン、ローリスク・ローリターンという大原則を忘れて(あるいは、欲につられて)甘い話に乗せられてしまう。これなど典型的です。決して難しい理論は要りませんが、最低限のマーケットの法則は頭にいれておくことが必要です。
二番目は「ムダ(無駄)」です。まず、資産運用をするときにかかるコストをできるだけ省くことが成功の秘訣です。特に長期投資の場合、わずかなコストの差が、長期的に大きな違いとなります。株式売買に伴う委託売買手数料、投信に投資するときにかかる販売手数料や信託報酬、税金などはコストとして十分に吟味する必要があります。
もうひとつ、忘れられがちなのが、取っても報われることのないリスクを取るという「ムダ」です。マーケットに参加するなら、市場リスクを避けることはできません。しかし、個別銘柄のリスクは分散によって排除できます。逆に言えば、排除できるリスクはとっても報われないということです。ムダのない、賢いリスクの取り方が必要なのです。
そして最後が、「ムラ」です。パフォーマンスが必要以上に大きく変動するのはパフォーマンスのムラです。つまり、目標とする資産額を達成するにために、いかにムラを少なく(変動を小さくして)目標に向かって進んでいくか、これが資産運用の目指すリスク管理なのです。
三つの「ム」をできるだけ省くことによって資産運用の質がずっと向上します。ぜひ、一考してみてください。
資産運用「気づきのタネ」(34)運用から三つの「ム」を省こう
お花見へ
2011年4月10日 16:53
4月9日(土)中目黒の目黒川沿いへお花見へ。
夕方から行き、人気のサルヴァトーレで食事をし、夜桜を見物しました。
かなりの人出でしたが、まさに満開。すばらしい景色でした。
ライトアップされていたのですが、これはみんなが自転車をこいで発電したものだそう。
充電が終わりライトがついたときは大きな歓声が上がりました。
夜桜見物の前に川沿いのイタリアン、サルヴァトーレへ。うまい具合に待たずに入れました。
我々も好きで良く行っていた店でしたが、ここのところちょっとご無沙汰でした。
やっぱり、美味しい!大満足でした。
アンティパスト。
ピザはマルゲリータ。
そして、メインでかじきまぐろのカツレツ。
野菜もおいしかったです。
そして、デザート。
そして、カフェオレ。いや~、よく食べました・・・・
昼間の目黒川の桜の写真も紹介しておきます。
学芸大学の青葉へ
2011年4月 7日 20:15
中野の青葉には行ったことがありましたが、最近、ご近所の学芸大学に新しい店ができました。
朝、店の前を通るとプ~ンと魚介の臭いがするのでずっと気になっていました。
そして、先日、遂にチャンスが到来して青葉@学芸大学へ。
新しい店で清潔感あり気持ちいいです。中華そば、600円也でした。
私は麺がとても好きでした。私がちょうど好きな太さでコシがありながらしなやかさが失われていません。
スープは「Wスープ」として有名ですが、私はもう少しさっぱり系の方が好みかな。
でも、チャーシューも、メンマも、ノリも、こだわりが感じられ、ラーメンに込められた愛情を感じます。なるとが真ん中にあるのもうれしいですね。
いいお店だと思います。

資産運用「気づきのタネ」(33)リスク回避のマジックはない
2011年4月 3日 19:37
リスク回避のマジックはない
東日本大震災は1000年に一度などと言われます。また、リーマンショックが100年に一度などと言われたのは記憶に新しいところです。1000年に一度、100年に一度というめったにありえない出来事が現実に起こる。そのことは我々に貴重なことを学ばせてくれます。つまり、確率的にどんなに低くても想定外の出来事は起こるのです。
リターンはコントロールできないが、リスクはコントロールできる。これは資産運用の知識として最も重要なもののひとつだと言えると思います。しかし、リスクは削減できても消し去ることはできない。100年に一度の確率までリスクを削減したとしても、起こるときには起こる。そして、そのリスクがあるからこそリターンによって報われるのです。
もし、リスクを極限まで削減しようとするなら結局、期待リターンが、銀行の普通預金程度のリターン程度にまで下がるぐらいのコストをかけなければならないのです。それなら最初から銀行に資金を預けておけばよいということになります。しかし、銀行預金ではなかなかインフレに勝てない。つまり、購買力がリスクにさらされることになってしまいます。リスクを完全に回避するためのマジックはないのです。
それではどうしたら良いかと言えば、原理原則に戻り、十分に分散した低コストのポートフォリオを長期で保有するということしかないということになります。そして、投資期間の終わりが近づくにつれて短期的な変動が全体に大きな影響を及ぼさないように資産配分を変更していく。先人たちが苦労して創り出した投資理論の原点こそ一番、合理的なリスクとの付き合い方であるということなのです。
長い投資期間の途中では大きな荒波に見舞われることもしばしばあります。しかし、ある出来事が極端であるほど、その起こる確率は小さいし、また、極端なことが起これば、いずれ平均へ回帰するような力が働くという大原則を深く理解しておくことが必要なのだと思います。
秋葉原のカレー店、ベンガルへ
2011年4月 1日 09:02
ものすごい久しぶりに秋葉原へ。町の様子がすっかり変わっているのでびっくりしました。(時代遅れ?)
1973年創業、秋葉原で一番歴史があるカレー屋さん、ベンガルへ。
それほど広くない店内ですが、明るい室内、音響もこだわりが感じられ、また、テーブルの上には色々なスパイスが並んでいるのもうれしかったです。
私はビーフ角切りカレー(¥1100)+ラッシーとサラダ(¥200)のランチセットを付けました。
大きな角切りビーフが二つとジャガイモがごろんと入っていました。
野菜好きの妻は具沢山の野菜カレー(¥1000)+ランチセット。
ものすごい数の野菜入り。
テーブルにあったガラムマサラをたっぷりかけて満足のランチでした。
店員さんの感じもよくやっぱり、長い歴史で培われた味ともてなしを守ろうという心意気を感じる店でした。
お勧めです。
倉敷でセミナー
2011年3月28日 20:40
3月26日(土)、倉敷でセミナーを開かせていただきました。
ちょっと朝が早くきつかったけど、途中、すばらしい富士山を見ることができました。
岡山に11時ごろ到着。車内アナウンスで「鹿児島行き乗り換えは向かいのホームで・・・」と言っていたので、「あ、そうか、鹿児島までそのまま新幹線で行けるんだ」と実感が湧いてきました。しかし、考えてみれば、東京―大阪の新幹線ができたのが、私が高校三年生だった1964年。鹿児島までつながるのに47年かかってるんですね。東京と地方都市の格差が言われますが、やっぱり軽視されてきたんだなあと思いました。
山陽本線で倉敷へ。駅でたつんこと会いました。寒い!そのうちセミナー参加者さんたちが集まってきて、梅の木というみそかつのお店へ。限定「梅の花セット」1500円也をいただきました。完全、フルコースで満腹。
会場の倉敷物語館。こんなにすてきな建物でセミナーができました。
和室で車座のセミナー。私は新著「賢い芸人が焼き肉屋を始める理由-投資嫌いのための『和風』資産形成入門」の話をしました。参加者は少なかったですが(震災の関係でみなさん、公私とも急用ができてしまったようです)とても真剣に聞いていただけうれしかったです。
プレゼン資料も紙芝居スタイルでやりました。これもいいものです。
私の話に先だってたつんこが、もうすぐ発刊される新著「ボクらの日本一周どんぶらこ」の紹介をしました。
4時半にセミナー終了。日帰りだったのですぐに岡山に戻り、以前も一度、行ったことのある陣山ラーメンを食べて帰宅。ちょっと慌ただしかったけど、充実の一日。次回はゆっくり倉敷を楽しみたいですね。
なぜ、「投資」が復興のために大切か(東洋経済オンラインに寄稿)
2011年3月26日 14:09
「なぜ、『投資』が復興のために大切か」について東洋経済オンラインに寄稿させていただきました。
人が苦しんでいるときに「金儲け」の話などとんでもないと思う方も多いと思います。
でも、健全な資本市場が維持されることは、復興のために必要な長期安定資金調達の場としてとても大切なのです。
なぜ、「投資」が復興のために大切か(東洋経済オンラインに寄稿)
資産運用「気づきのタネ」(32) なぜ、投資が復興の役に立つのか
2011年3月21日 09:39
なぜ、投資が復興の役に立つのか
東北地方を中心とする大震災が起こりました。原発危機も起こりました。でも、これから力強い復興が始まるものと思います。日本人はこういう時にはものすごく大きな力を出す民族です。私はこのショックによって、日本人が本来持っている、でも、最近はちょっとかすんでいた底力が目覚めるだろうと思っています。
我々ができることはたくさんあります。寄付やボランティア活動などは言うまでもなく大切です。そして、「投資」も非常に重要です。
「え?こんな時に金儲け?」と思う方もいるでしょう。でも、そうではないのです。
証券市場の本来の役割は長期安定資金の供給です。その発行市場を支えているのが流通市場です。流通市場が健全であってこそ、企業が長期的な資金を株式や債券を発行することで調達できるのです。
危機があれば短期の投資家はマーケットから逃げ出します。そのときに長期の投資家まで手控えていたら株式市場は下落します。そうすると復興に向けての長期資金の調達が困難になったり、企業の実力よりもずっと高いコストで資金を調達しなければなりません。
これから復興に向けて膨大な資金が必要となります。公的部門は復興国債とか、復興税で必要資金を獲得できるかも知れません。しかし、民間企業は自分で資金を調達しなければなりません。成長時代と異なり、短期の預金を資金源とする銀行には、長期資金を貸し付けるリスクが取りにくくなっています。
長期資本調達の場としての証券市場の重要性が高まっているのです。それを支えるのが長期投資家なのです。そして、結果として、このようなリスクを取った投資家には大きなリターンがご褒美として与えられるのです。
投資というと、「いくらで買って、いくらで売るか」、「いくら儲かったか、損したか」ということにばかり注意が行き、その結果、「こんな時に金儲け?」という反応になるのでしょうが、いまこそ、証券市場の本来の存在意義を思い出すときです。
資産運用「気づきのタネ」(32) なぜ、投資が復興の役に立つのか
止むにやまれぬ「他利」の気持ちを寄付と投資へ
2011年3月17日 08:47
今回の大震災で尊い命を落とされた方々の御霊が一日も早く安らかになられることを祈ります。
大切な方を喪われた方々がこの悲しみから早く立ち直れるように祈っています。
そして、災害に逢われ苦しんでいる方々が一刻も早く正常な生活に戻られるよう祈っています。
多くの人々の祈りが力となり、この困難な状態を我々が克服できるよう願っています。
政府はそれなりに良くやっていると思います。もちろん、完全とは思いませんし、また、問題もたくさんありますが、限られたリソースのなかでがんばっている姿が見られます。でも、公的部門にできることは限界があります。長く国民が公的部門に依存してきた結果、公的債務の問題を持ち出すまでもなく、公的部門の力は、著しく弱っています。
政府には引き続きがんばってもらうとして、いまこそ企業や個人という民間部門がたちあがるときでしょう。我々が心の奥底に持っている止むにやまれない「他利」の気持ちを発揮するときなのではないかと思います。
個人の立場で言えば、まず、寄付があります。インベストライフでもお世話になっている高橋陽子さんが理事長をつとめる日本フィランソロピー協会が以下のような基金を創設されました。私も昨日、寄付をさせていただきました。
■ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
フィランソロピーバンク「東北地方太平洋沖地震支援基金」創設
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当協会のフィランソロピーバンクを通して、被災地・被災者の方々のご支援する「東北地方太平洋沖地震支援基金」を設置しました。皆様のご協力をお願い申し上げます。
【個人の皆様】
今回の震災に際して、現在、様々な募金活動が始まっています。当協会といたしましても独自に募金を受け付けることといたしました。現地のNPOと情報共有をする中で、現場のニーズに合った支援が届けられるよう、募金を活用させていただく所存です。
※当協会のフィランソロピーバンクをご利用いただくと税金が優遇されます。
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今回の災害で経済も停滞する可能性があります。貯蓄は自分の支出のためにおカネを貯めておくことです。投資はおカネを必要とする人のために用立ててあげることです。本来、投資とは「他利」の心に根ざしたものです。日本人は貯蓄が好きだとよく言われます。しかし、いまは、企業活動におカネを投じて経済活動が落ち込まないようにすることが大切です。
短期の資金が恐怖に慄いて市場からでていく。その結果、株価が下がる。それを本格的な長期投資家がしっかりと受け止める。長期的な視点でこの国難からの経済回復を支え、そして、それに参加してゆく。その発想が必要です。
「いまは買い時」とか、「まだ下がりそう」などという低次元の話ではありません。自分のおカネを働かせることが世の中のためになります。その結果としてリターンが生れてくるのです。株価の動きに惑わされず、本当に企業活動を支援するつもりで投資をするべきときです。個別銘柄がわからなければ市場全体に投資するインデックス投信で良いと思います。
2001年9月11日、アメリカで同時多発テロが起こったとき、ウォレン・バフェットは株式を大量に買ったといいます。先の金融危機のときもそうでした。我々にはバフェットさんほどの資産はありませんが、日本の個人金融資産は膨大です。みんなが少しずつでも、この国難に当たってリスクを取れば大きな力となると思います。
最後にちょっとだけ苦言を。記者会見のとき、記者の質問の仕方があまりに無礼です。真相を究明したいという気持ちは分かりますが、だから質問が無礼であって良いという理由にはなりません。彼らの質問態度はテレビでみんなが見ています。眉をひそめているひとも多いでしょう。こんな時だからこそ、礼節を持った質問の仕方が必要です。
この災害にあって、海外でも日本人の節度ある態度は賞賛されていると聞きます。まだまだ、苦しい状態は続くと思います。いつも礼節をもった行動を心掛けたいものです。
持続か、損切りか、それが問題だ・・・・
2011年3月11日 17:14
<質問>日経平均が回復してきていますが、それでもまだ損をしている国内株式型のインデックス投資信託。数年前に購入してずっとそのままになっています。損切りして他のものにしたほうがよいでしょうか?
マネックスラウンジに答を書かせていただきました⇒ ここをクリック
アメリカでB級グルメを堪能
2011年3月10日 19:28
今回はリッチモンド(バージニア州)、アトランタ(ジョージア州、飛行機乗り換え)、サンフランシスコ(カリフォルニア州)でB級グルメを楽しんできました。
リッチモンドではジェファソンホテルで夕食として食べたハンバーガー。
さすが、アメリカ。どうですか、この分厚さ!うれしいなあ・・・
ミディアム・レアでした。
トランジットで寄ったアトランタの空港ではバッファロー・チキン・ラップ。
チキンにスパイシーなバッファロー・ソース(これはどんなものか不明)をかけ、レタスやトマトと一緒にトルティーリャで包んだもの。
中を開けてみると・・・
サンフランシスコではお気に入りのMaharaniというインド料理レストランでサーグパニール・カレー。
随分、久しぶりにPizza Infernoという店へ。
クラストはそれほど厚くないけれどしっかりと手で持てる。
こういうピザが好き。
最近、サンフランシスコにできた味千ラーメンへ。熊本のラーメン屋さんだが、中国を中心にグローバル展開。
熊本風プラス中国風でさらにグローバル展開という、これは新しいビジネスモデルかも。
味もどちらかというとグローバル・ラーメンでした。
と、言うことでB級グルメ・レポートでした。
リッチモンドで開催されたウェルス・マネジメント会議に出席
2011年3月10日 17:21
CFA協会が毎年開催しているウェルス・マネジメント会議が今年は3月8、9日とアメリカ・バージニア州リッチモンド市で開催されました。
私は2005年から7年連続の出席、しかし、毎回、その質の高さには感動すらします。海外と日本の資産運用の質的格差を縮小するのが私の人生のミッションですから、いつか、このようなレベルのセミナーを日本でやってみたいものだと思わずにはいられません。
目立った傾向としては今年はやはり迫りくるインフレにどう対応するかというテーマが多かったですね。
Alliance BernsteinのVince Childersによる、なぜ、いま、インフレが大きな問題になりつつあるのか、そしてそれに対抗するポートフォリオとは?という話は非常に参考になりました。
また、先進国で起こっている財政問題の本質は人口構成の変化と福祉にコミットした社会構造にあるという視点で主としてヨーロッパで起こっている事象を解説したCato InstituteのWilliam Pooleの話も新鮮でした。
行動ファイナンスの社会学的アプローチ(Christopher Malloy, Harvard Business School)は私の「和風資産運用」と通じるところもあり面白かったです。
それから、著名なZvi Bodie(Boston University)の「長期株式投資のリスク」という講演は、Siegelの議論を真っ向から否定する過激なもので、夕方のレセプションのときも、みんな、「どう思う?」と聞きあっていました。しかし、アメリカの学者は過激ですね。いつも、戦う姿勢を持っている。Bodieの議論は確かに一面では正しいが、少し単純化しすぎた議論だなという感じでした。
その他、たくさんの「ネタ」を仕入れることができました。今後、セミナーなどで紹介していきたいと思います。
人生を通じての資産運用は「和風」でいこう
2011年3月 1日 21:25
『人生を通じての資産運用は「和風」でいこう』というタイトルで東洋経済オンラインに寄稿をさせていただきました。
詳細は拙著をお読みいただければ幸いです。
大阪でセミナー
2011年3月 1日 15:33
2月26日、インベストライフ・サロン大阪で「賢い芸人が焼き肉屋を始める理由*投資嫌いのための「和風」資産形成入門」の出版記念講演を行いました。たくさんの方にお出でいただき熱心に話しを聞いていただき本当にうれしかったです。約90分講演をし、その後、休憩をはさみ質疑応答。
今回はアメリカのピギーバンクを持参し、アメリカの投資教育の歌、「子どもだっておカネが稼げる」をお聞かせしたりしました。
うれしかったのはインベストライフで長い間、会員になっていただいているAEさんが「インベストライフ」の藍染タペストリーを作ってきてくださったこと。とても、とても、うれしかったです。
懇親会は食べ放題、飲み放題でみんな気合が入っていました。
いつもながらそつのないアレンジをしてくださった大谷さん、ありがとうございました。
インベストライフ東京セミナーが開催されました
2011年2月26日 12:20
2月25日、インベストライフ東京セミナーが開催されました。
いつもよりずっと多数の方にお出でいただき、長期投資に対する興味の高まりを感じさせます。「興味」というよりも、むしろ、「必要性」と言った方が良いのかも知れません。しかも、初めてという方が多く、とてもうれしかったです。
講師は私と澤上篤人さん。澤上さんとご一緒するのはちょっと久しぶり。しかし、呼吸が分かっているのでスムーズに会話が進みました。
今回は「株式投資の本質について考えよう」というのが大きなテーマでした。澤上さんと私、それぞれ話題提供の話をして、それから質疑応答。
やはり、インフレの問題、国債の問題がみなさんの一番、心配していることですね。「過剰に恐れることもないが、適切な対応はしておかなければならない。そのためにはまず、自立した考えを持ち、みずからを守るための第一歩を踏み出すべき」というのが澤上さんと私、共通のメッセージだったように思います。
どのような対応をすべきか、これからもインベストライフでお伝えしていきたいと思います。
世界に広がるインフレからあなたの資産を守るものとは
2011年2月26日 09:16
<質問>食料品などを中心に価格が上昇しているという話を聞きます。30代の私はインフレの体験がないので不安です。インフレのときは株式投資が良いそうですが、本当でしょうか。また、なぜなのですか?そして、インフレに対してどのような具体的な策をとったらいいのでしょう。
マネックスラウンジに寄稿させていただきました。
I-OWAマンスリー・セミナーが2月20日開催されました
2011年2月22日 09:04
I-OWAマンスリー・セミナーが2月20日開催されました。
私は1月の「明治からの証券市場史*戦前編」に続き、今月は「明治からの証券市場史*戦後編」というお話をしました。歴史はそのまま、出来事が繰り返すわけではありません。でも、学びの宝庫でもあります。過去のその時々の人々の心理がどうだったのかなどに想いを馳せるのは楽しいものです。
来月(3月20日)はアメリカの証券市場史についてお話する予定です。いま、準備中ですが、すごく面白くってはまっています。
伊藤宏一さんは明治以来の日本の歴史を40年ごとに区切って、「ますらおぶり」と「たおやめぶり」という二つの視点から分析されました。
私の話とも重なる部分も多くとても有意義なセミナーができました。
このセミナーの内容は動画でご覧いただけます(合計220分で5250円)。お問合せ、お申込みは当社まで。
資産運用「気づきのタネ」(31)株式を持つリスク、持たないリスク
2011年2月21日 09:32
株式を持つリスク、持たないリスク
「株は怖い」、それは株価が日々、大きく変動するからです。例えば100万円を投資して、それが80万円とか、ときには50万円になってしまうことだって、珍しくはありません。
株式市場は良い年には倍にもなれば、悪い年には半値にもなる。しかし、長期間にわたって通算してみると、良い年と悪い年が打ち消し合って、預金や債券よりは高い収益が得られるのです。
ポイントはバランスの問題なのです。全財産のすべてを株式に投資したら、全財産が倍になったり半分になったり、これではとてもやりきれません。でも、全体の10%だけを投資していれば、悪い年でも5%の下落ですみます。もちろん、良い年にも上昇は5%だけです。でも、まあ、そこそこの収益で満足する「知足」の投資ならこれでいいでしょう。
一例を示しましょう。消費者物価を見ると1950年に100だったものが今日、約800になっています。もし、この60年間、ずっと普通預金を続けてきたとすると資産は200円ちょっとになっています。つまり、預金の価値は物価と比べると四分の一になってしまっています。一方、株式市場を見ると、その60年の間に大きく上がったり下がったりしながら、約100倍になっています。
そこで、預金の10%だけを株式投資にまわしていたらどうなっていたかをみると、12倍になっているのです。つまり、物価上昇を大きく上回るパフォーマンスだったのです。
いままで、みんな、デフレ、デフレの合唱でしたが、人類の長い歴史はなだらかな物価上昇が正常です。それは、人間は常に作れる以上のものを欲しがるからです。株式を持つリスクはあります。特に短期では株価の変動は大きなものです。でも、持たないリスクを考える時期に来ているのではないかと思います。
資産運用「気づきのタネ」(31)株式を持つリスク、持たないリスク
資産運用「気付きのタネ」(30)
2011年2月16日 16:25
鮮度が落ちないポートフォリオとは?
株式市場では色々な「テーマ」とか、「材料」が注目され、それに関連した銘柄が買われます。ハイテク関連とか、含み資産株とか、ヘルスケアとか、新エネルギー、インフラ投資、環境関連、その他もろもろ・・・枚挙にいとまがありません。
株式投資にあまり経験のない方はこのようなストーリーに飛び乗ってしまうケースが多いのです。しかし、多くの場合、しばらくするとそのようなテーマは忘れ去られ、それにつれて関連銘柄の値動きもじり安となってしまうのが普通です。
それでは、どうしたらいいのか。あるテーマが終わる前に利食っておき、次に注目されそうなテーマに乗り換える。これができればいいのでしょうが、現実には、いつ、天井を打つかなど誰にもわからないし、また、次のテーマが何になるかも分るものではありません。
だいたい、長期投資をするときに、何十年にもわたってこのような空中ブランコのようなことを続けていくのは精神衛生上も良くないし、そんなことにうつつを抜かしているひまがあれば、自分の仕事をしっかりとやった方がはるかに投資効率はいいでしょう。
では、どうしたらいいのか。簡単です。市場全体を持っておけばいいのです。いまはありがたいことに市場全体のパフォーマンスに連動する「インデックス投信」がいくられもあります。それを持っていたら、どんなテーマが市場で取り上げられても、「あ、それ、持ってる」と思って安心していられるのです。
日本株で言えば、東証株価指数(TOPIX)に連動する投信を持っていたとします。そして、あるテーマに関連した銘柄が大幅高したとしましょう。そうすると、そのファンドが持っているそれらの銘柄も全体に占める比率が高まってきます。そして、そのテーマが人気の圏外に去り、次のテーマがでてくると、投信のポートフォリオのなかも自動的にそれを反映します。
これはテーマではなく、国の単位でも同じことが言えます。例えば、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナルという会社が算出しているACWIという指数があります。この指数は世界の主要な先進国と新興国の株式をそれぞれの規模に応じて計算しているものです。ですから、ACWIに連動する投信を保有していれば、中国が大幅高をすると自動的に中国をたくさん保有することになるし、代わってアメリカ株が上昇すればアメリカ株の比重が高まるのです。
このように市場の規模(時価総額と呼ばれます)に応じて算出される指数に連動するインデックス型の投資信託やETF(上場投資信託)は「鮮度が落ちない」長期投資に適した投資対象だと言えます。
三原淳雄さんを偲んで・・・
2011年2月12日 19:19
インベストライフの応援団のメンバーになっていただいていた三原淳雄さんが2月9日に逝去されました。これまで色々とご指導をいただいたお礼を申しあげるとともに、ご冥福を祈ります。昨日、お葬儀に参加させていただきましたが、遺影のいつも通りの笑顔がとても印象的でした。
三原さんは私が以前、勤めていた証券会社の先輩でもありました。私が入社したときは隣の課の課長だったと思いますが、バリバリと仕事をされている様子をみてあこがれたものです。私が余計なことを言ってしまい怒られたこともありました。昨年、お会いしたときに「三原さんはいまでも怖いですよ」って言ったらニヤッと笑っておられました。「あ、覚えていらっしゃるんだな」と思ったものです。
最近は年に2~3回はオフィスにお邪魔していました。午前中、オフィスでお話を色々と聞き、そのあと、お昼をご馳走になりました。最後にお目にかかったのは8月の末だったと思います。色々と難しい問題に直面されていたようで少しお疲れの様子でした。「三原さんのような生き方ができたらいいなあといつも思っているんですよ」と言ったら、とてもうれしそうな顔をしていらっしゃいました。
10日ほど前にメールで「また、お会いしたい」と伺ったところでしたが、いつもはすぐにいただける返事がありませんでした。海外出張でもいらっしゃっているのかなと思っていたところでした。
辛口評論家として有名でしたが、でも、内容は極めて正論でした。本当に貴重な存在だったと思います。かなり辛辣なこともおっしゃっていましたが、いつも生活者の味方でした。そして、本当に日本を愛し、どうしたら良くなるかを考えておられた方でした。その想いが辛口コメントになっていたのだと思います。
「インベストライフ」の昨年10月号と11月号に二回連載で、三原さん、澤上さんと私の鼎談、「合計200歳が語り合う~100年に一度の金融危機は、一体、何だったのか」という鼎談を掲載しました。一昨年に続いて2回目の企画でした。そして、「3回目をやりたいですね、そして、それをまとめて本にしましょう」と話していたところでした。
三原さんの追悼のためには三原さんのお考えを多くの方に知っていただくのがベストだと思います。そこで、前述したインベストライフの2010年10月号、11月号の鼎談を公開します。みなさまに三原さんの人となりの一端を知っていただければと思います。
鼎談:三原淳雄、澤上篤人、岡本和久
「合計200歳が語り合う~100年に一度の金融危機は、一体、何だったのか」
(インベストライフ2010年10月号、11月号に掲載された記事です)
(前編)
investlife201010MrMihara.pdf
(後編)
investlife201011MrMihara.pdf
金の卵を産むニワトリは育てよう!
2011年2月11日 14:59
以下のような質問に対して答えさせていただきました。
40歳、男性、サラリーマンです。退職後の生活を支えるために資産形成を2010年から始めました。日本株を投資信託で積立てはじめたのですが、2010年の秋ごろから順調に値上りし、いま、売却すれば少しですが儲けがでます。今後の先行きもわからないし、「ここで取りあえず利益を確定しておいた方がいいよ」とアドバイスしてくれる友人もいます。迷える子羊にひと言お願いします。
資産運用は将来、金の卵を産んでくれるニワトリを育てるようなもの。ニワトリを水炊きにして食べてしまったり、売ってしまったりするのはもったいないのです。
全文は以下:
マネックスラウンジ2011.02.11
資産運用「気づきのタネ」(29) クローゼット・インデックスにご用心
2011年2月 5日 16:34
クローゼット・インデックスにご用心
投資信託などの資産の運用には、アクティブ運用とインデックス(またはパッシブ)運用と呼ばれる二つがあります。
アクティブ運用というのは、例えば、日本株市場全体の動きを表す「ベンチマーク」を最初に決めておき、それを上回るように努力する運用です。例えば東証株価指数(TOPIX)をベンチマークに選定したなら、そのパフォーマンスを上回る成績をあげることを目指すのです。
これとは逆にインデックス運用は最初からベンチマークを上回る成績は狙わずに、ベンチマーク通りのパフォーマンスを狙います。
アクティブ運用でベンチマークに代表される市場以上のパフォーマンスを狙うのであれば、当然、市場のなかの「市場よりも高いパフォーマンスが期待できる銘柄」を選ぶことになります。インデックス運用は市場の一部を買うのではなく全体を買付保有します。
アクティブ運用は当然、高いパフォーマンスを狙うので運用のコストも高くつきます。売買を繰り返すことになるし、また、調査部門などのコストも膨大です。インデックス運用は反対にコストは非常に安くすみます。
さて、ここからが今日の本題です。一例をあげます。
ある証券会社から、日本株アクティブ型の投資信託を勧められたとしましょう。話を聞くと面白そうなので少し買ってみます。別の証券会社からも、別の日本株アクティブ型投信の話が持ち込まれます。これも面白そう。そこでまた、買ってみます。さらに、別の銀行からも話がきて、別の日本株アクティブ投信を買います。こうして、数種類のアクティブ投信を保有している方も多いと思います。
でも、これらの投信を全部、ひとまとめにしてみると、実は限りなく市場全体を買っているのと同じになっていることが多いのです。しかも、みんな、アクティブ型ですからとてもコストが高い。結果として、非常にコスト高のインデックス型投信を持っているということになってしまうのです。それなら、最初から、安いインデックス型投信を一本だけ持っていればよかったということになります。
このように、さまざまなアクティブ型投信を貯め込んで、結果としてコスト高のインデックス・ポートフォリオになってしまっている状態を「クローゼット・インデックス」と言います。つまり、クローゼットにどんどん荷物を押しこんでいったらすべてがごちゃごちゃになっているイメージです。
「クローゼット・インデックス」というのは年金運用で使われる用語ですが、個人投資家も十分に気を付けるべき点だと思います。
資産運用「気づきのタネ」(29) クローゼット・インデックスにご用心
「ワインの試飲」と投資のお話
2011年2月 3日 20:46
1月29日に銀座ブルーモルフォで「パンがおいしいバーのオーナーソムリエのおすすめワインとともに『投資家のヨットはどこにある』を考える」というセミナーをしました。
小じんまりとしたアットホームな店内でのセミナーは最初から、和気あいあいで楽しくお話ができました。ご来場の方もすっかり旧知のような間柄でお話をされていました。
私は昨年末、私が監修して翻訳された「投資家のヨットはどこにある」という本をベースに投資のコストについてお話をしました。
ブルーモルフォのHP(このページに下の方にセミナーの写真があります)
そして、みなさま、お待ちかねのこの店のオーナーソムリエ、下澤一郎さんの「ワインの話と試飲」。みなさん、下澤さんの解説にいちいち納得。お人柄のでた話しぶりもとてもよかったです。

そしてセミナー終了後に有志で懇親会。おいしいワインを傾けながら論談風発。楽しいひと時でした。
アレンジ役を引き受けてくださった池崎毅さん、会場を使わせていただけた下澤一郎さんに感謝します。
資産運用「気付きのタネ」(28)
2011年2月 1日 16:06
上がりそうな銘柄探しはお止めなさい
私がセミナーなどで、「資産運用は長期投資です」などというとみなさん、「うん、うん」とうなずいていらっしゃるのですが、その後の懇親会などでうかがうと投資の失敗談ばかり。そして、ほとんどの方が「上がると思った」とおっしゃるのです。
なぜ、上がると思う株を買うとうまくいかないか。
答えは簡単です。あなたが上がると思うときは他の人もみんな上がると思っているからです。しかも、みんな、「すぐに」儲けたい。そのゲームに知らず知らずのうちにあなたも巻き込まれているのです。
アメリカに「より馬鹿理論」というのがあります。これはどこの国でも通用するすばらしい理論です。
つまり、ある人が「上がる」と思ってある銘柄を買う。そのとき、当然、その人は自分よりも「より馬鹿」な人がいて、もっと高値で買ってくれるという前提を持っています。しかし、あなたがその「より馬鹿」になっている可能性も高いのです。しかも、みんな、短期の値幅取り狙いです。ですから、より馬鹿はすぐにいなくなってしまう。
自問自答してください。「私は本当に人よりもずっと早く情報を手に入れていて、人よりもずっと早くより馬鹿な人に売ること
このようなワナを避けるには方法があります。値段(株価)で買わないことです。
自分の生活を「かげ」で支えてくれる世界中のさまざまな企業をに投資をする。グローバルなインデックス投資をすればこれは簡単です。そして、世界中の企業のオーナーになって「おかげさま」という感謝を込めて保有する。
みんなが、短期で儲けようと思っているときに、のんびり、「まあ、そのうち花が咲くだろう」と思ってゆったりしている。時間の制約がないことを日本では「永代」といいます。まさに「永代投資」。
自分が「より馬鹿」にならないための方法、それは「おかげさま投資」と「永代投資」です。
焼肉投資本に関するRENNYさんのコメントへのコメント
2011年1月31日 08:33
拙著、「賢い芸人が焼き肉屋を始める理由―投資嫌いのための「和風」資産形成入門」を読んでいただいたRENNYさんからコメントをいただきました。ありがたいことです。いただいたコメントへのコメントを以下書いてみます。
まず、タイトルの説明から始めます。このタイトル、ちょっと違和感があるかも知れませんが、結構、本の内容を網羅しています。
「賢い芸人が・・・・・」
ハイリスク・ハイリターンの芸人さんが焼き肉屋を始めるのは、将来の生活を支えてくれる「金の卵を産むニワトリ」を育てるためです。そのビジネスをいくらで売ろうなどとは考えていません。サラリーマン生活も芸人さんほどではありませんが、将来の自分をいまの自分が支えざるを得なくなっています。サラリーマンにとっての「金の卵を産むニワトリ」が資産形成です。ニワトリを大切に育てることが大切です。ニワトリをわずかな利益で売り飛ばしたり、水炊きにして食べてしまってはいけないのです。
「投資嫌いのための」
この本は投資初心者未満、投資嫌いの人のための本です。なぜ、投資が嫌いか考えてみました。投資は本当は簡単で楽しいものでなければなりません。投資の知識は「A・R・C」だけでOKなのです。
「和風」
日本人は外国の良いものを和風にするのが得意です。でも、なぜか資産運用は西洋味そのまま。これを和風の味付けにすると投資というものがもっと受け入れられやすくなるのではないかと思います。
「資産形成入門」
それでは具体的にどうするか・・・。ということで、157ページと161ページに参考銘柄を書いています。RENNYさんはこの銘柄の選択基準についてコメントされています。
RENNYさんの指摘は実にもっともだと思います。
ただ、この本が想定している読者は投資初心者未満、むしろ、投資嫌いの人のためのものです。
- インデックス投信のなかでどれが良いかというよりも、アクティブよりもインデックスの方がいいですよということを言いたいのです。
- でも、現実には数本のインデックス投信を選んでポートフォリオを作ることなどとてもできないというのが普通でしょう。ですから、バランス型ファンドを利用するのは入口としてはとてもいいと思います。バランス型ファンドも、最適なものではなくてもなんとか合格点を取れるファンドであれば、それで良いだろうと考えています。
多くの人は証券口座も持っていませんし、持っていても休眠状態です。アクティブか、インデックスかなど何も知らない人が販売サイドに勧められるままに、わけもわからず勧められたものを買っています。それを正しい方向に向けてあげる必要があります。
その意味でできるだけ大きな販売会社(多分、多くの人がすでに口座を持っている銀行など)が取り扱っているファンドを選びました。
とにかく、最初の一歩を踏み出すことが大切なのです。そのためには一番良いものではなくても、なんとか合格点であれば、受け入れ易いものを紹介すべきだろうと思ったのです。RENNYさんの指摘は正しいものですが、私はそれはこの本で第一歩を始めた方へのメッセージではないかと思っています。
なお、ご指摘のように残高の大きいものも重視しました。残高が小さいことによる「閉鎖リスク」は非常に大きなものです。いまは良い経営者がいて一生懸命に良いファンドを育てていても、大きく環境が変わっり、経営者も変わった時に「やっぱり、こりゃ、閉鎖だな」などということになりかねないのです。その意味では残高が大きいということは閉鎖リスクが小さい(つまり、運用会社にとって大切)と言えるでしょう。何十年という投資を考えるときに経営方針の変化によるファンドの閉鎖リスクというのも無視できないだろうと思います。(特にサラリーマン経営者の場合は)
それから、少し話はそれますが、ETFについても残高と出来高があまり小さいと閉鎖リスクと価格形成が正しくならないリスクが発生します。その意味で、海外株式のポートフォリオを海外ETFで作る場合、TOK + EEMで作った方が理論的には良いとは思いますが、日々の出来高や残高を考えると、IVV + EFA +EEM(日本が入ってしまっても)の方が安心な感じがします。特に指定参加者が活発に参加しているということは決定的に重要です。ま、これは焼肉投資本とは直接は関係ありませんが、ちょっと思いついたので書いておきました。
以上、とても良いコメントをくださったRENNYさんに本当に深く感謝します。
金への投資をどう考えたらよいのか・・・
2011年1月28日 21:43
金への投資が注目されています。
今回は長期的視点からみた金への投資の考え方を書きました。
私自身、金をサテライト・ポートフォリオとして保有していますが、その額は株式の個別銘柄一銘柄分ぐらいです。値上りしそうだからと言ってむやみにオーバーウェイトにするのは危険だと思います。
マネックスラウンジに寄稿させていただきました。
新春の「言いたい放題」
2011年1月27日 08:54
早いものでもう、1月も終わりが近づいていますが、私は何となく明るい気分になっています。たくさんの問題は抱えていますが、少しずつ改善の方向が見えてきているからです。今回は、書いている本人の私も「ちょっと乱暴かな」と思いつつも、夢を込めて「言いたい放題」を書かせていただきました。
お読みいただければうれしいです。
資産運用「気づきのタネ」(27) リターン追求とリスク削減
2011年1月23日 13:41
リターン追求とリスク削減は分けて考える
投資をするのであればできるだけ高いリターンをあげたい。しかし、同時にできるだけリスクも小さくしたい。これは誰でも望むことです。そして、リスクをコントロールするためには、投資対象を分散しなければならない。これも多くの方がご存じです。
それで、一銘柄に全額を投資するのではなく、できるだけ多くの銘柄に投資をする。
とはいえ、当然、資金の限界があり、まあ、数銘柄買うのがやっとという方も多いと思います。
高いリターンを期待する銘柄をたくさん買ってリスクを削減しようとするのは効率が良いとは言えません。高いリターンを期待するのですから、それらの銘柄はリスクも高いと考えるべきです。
確かにそのような銘柄を数銘柄でも持てば、一銘柄で勝負するよりはリスクは削減されるでしょう。でも、何十銘柄も保有できるのであれば話は別ですが、数銘柄では限界があります。そこで良い方法をお教えします。
例えば、ハイリターンが期待できそうな二銘柄があるとします。そのうち実際に買うのは、より良いと思う一銘柄だけにしておきます。あるいは半額ずつ二銘柄を買うのでも結構です。そして、予定しているおカネの半分でインデックス投信を買います。
インデックス投信は市場と同じような動きをするように設計されていますから、この投信を持つのは市場全体に投資したと同じ効果があります。分散投資を究極まで追求したポートフォリオです。こうしておけば、リターン追求銘柄でリスクを削減する必要はグンと減ります。
要するにリターン追求の「攻め」とリスク削減の「守り」を分けて考えるのです。サッカーなどでもそうですが、攻めと守りは役割が違いますし、得意とする分野も違います。同じことが投資でも言えるのです。
新著の解説をYou Tubeにアップしました
2011年1月20日 08:00
私の新著、「賢い芸人が焼肉屋を始める理由*投資嫌いのための『和風』資産形成入門」(講談社+α新書、838円+税)の動画解説をYou Tubeにアップしました。
新著の解説(14分)(You Tube)
目次
はじめに
第一章 いまこそお金との向き合い方を考えよう
第二章 投資嫌いな日本人のための「和風」資産運用のススメ
第三章 お金を育てる「和風」資産運用の考え方
第四章 「和風」資産運用は”幕の内弁当”を作るように
終章 「将来の自分」は「いまの自分」が支える
ここでお申込いただけます。
アマゾン
トレーダーズショップ
「賢い芸人が焼肉屋を始める理由*投資嫌いのための『和風』資産形成入門」発刊によせて
2011年1月18日 16:59
1月20日に私の新著、「賢い芸人が焼肉屋を始める理由*投資嫌いのための『和風』資産形成入門」という本(講談社+α新書、838円+税)が発刊になります。
「賢い芸人が焼肉屋を始める理由」を考えてみましょう。言うまでもなく、彼等の生活は不安定です。ですから、彼らは、人気のあるうちに、焼肉屋のような副業を持つことで将来の生活基盤を確保しているのです。サラリーマンの収入は芸人よりもずっと安定しています。でも、以前とは比較にならないほど社会・経済構造は不安定だし、定年は誰にも必ずきます。そして、年金だけでは生活が困難なことも明らかです。ですから、あなたも賢いサラリーマンになって、将来のための生活基盤を若いうちから形成しなければならないのです。それが資産形成です。
賢い芸人が焼肉屋を始めるときには、「この焼肉屋のビジネスはいくらで売れるか」などとは考えないはずです。資産形成は、投資した証券がいくらで売れるかなどということは考える必要ありません。将来の生活を支えてくれる金の卵を産むニワトリを育てているのです。それを売ってしまっては将来、困ることになります。
日本人が一般に投資嫌いである理由のひとつに、投資理論や手法が欧米から輸入されたまま使われているということがありそうです。もともと、日本人は外国の良いものを取り入れて和風化することが得意です。漢字、アンパン、明太子スパゲッティ・・・。歌謡曲もそうですね。西洋の音楽理論にのっとりながらどう聞いても和風の音楽を作り出しています。
私は西洋の合理的な投資理論をベースにしながらも、それを和風の味付けにしたら、資産形成ももっと多くの人にしてもらえるのではないかと考えています。少し、例をあげましょう。「和風」資産運用の心は「和」の心です。「おかげさま」、「知足」、「永代」、「もったいない」など、日本には資産運用に役立つ概念がたくさんあります。また、農耕民族性は、タネをまいて「育てる」ことの大切さがよくわかっています。これは長期投資にそのままつながる心です。
でも、資産運用をする上で乗り越えたい「和風」の性格もあります。島国に長く住んでいるので「うち・そと」の区別を厳格につける。それが、自国中心の投資の傾向を生みます。また、四季のめぐりがあるので、がまんしていれば良くなるという「根拠なき楽観」を持ってしまいがちです。
なぜ、日本人は毎月分配型の投信が好きなのでしょうか。理由は「農耕民族性」にあるのではないかと思います。一毛作は年一回、二毛作は年二回、六毛作は隔月の分配金と考えられます。そうすると、十二毛作は毎月分配。複利で殖やすより、毎回、リターンを受け取り、その一部を使い、残りを再生産に回すのが心地よいのです。これは再投資によって複利で資産全体を増やしていくという資産形成にはマイナスです。克服すべき点をよく認識して、強みを最大限、活かすことが大切なのです。
それでは、どのような考え方で、資産形成をするべきか、株式と債券の比率、株式と債券の中身、参考銘柄なども本書で紹介しています。とにかく、若い方が抵抗なく資産形成に踏み出せることを願ってこの本を書きました。少しでも多くの方に読んでいただき、「投資嫌い」を克服して、「和」の心で資産形成を楽しみ、そして、しあわせ持ちへの道を歩いてもらいたいと思っています。
「賢い芸人が焼肉屋を始める理由*投資嫌いのための『和風』資産形成入門」発刊によせて
2011年最初のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました
2011年1月17日 20:47
1月16日、I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。
今回のゲストはジョンソン・エンド・ジョンソンなど外資系企業の社長を長く務められた、「伝説の外資トップ」、新将命さんでした。テーマは「グローバル・リーダーの条件」。相変わらずの「あたらし節」でユーモアたっぷりのなか、鋭い、厳しい指摘をされていました。日本人の内向き指向が目立つときだけに新さんの指摘は非常に的を得たものでした。フリーディスカッションでは、質問もたくさんでました。

私は年末・年始で明治以降の証券史を勉強したのですが、非常に面白く、どんどん深みにはまった感じです。当初、1月に戦前、戦後の両方をやろうと思っていたのですが、あまりに内容が面白いので、1月は戦前編、2月は戦後編と二回に分けてすることにしました。
幕末、大政奉還、明治維新はテレビでもしょっちゅうやっていますが、その後の近代的な国家を創りあげていく苦労は並大抵のものではありませんでした。そして、証券市場もそのなかでとても重要な役割を果たしていたのです。
つくづく思うのは「政権交代はまだ、簡単だけど、新体制を作るのは本当に大変だ」ということです。
とても、興味深かったのは、満鉄株式の公開のときのエピソードが、1986年のNTT株の売り出しとそっくりだったことです。

この講演の内容は当社HPで動画でご覧になれます(合計3時間40分の全講義が5250円)。興味のある方は当社まで。
2011年最初のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました
30代中ごろ、退職後のための資産形成を始めるために
2011年1月14日 20:55
<質問> 私も30代の中ごろになってきたので、そろそろ、将来のために投資を始めたいと思っていますが、今年の株式市場はどうなりそうですか?忙しいのであまり勉強する時間もありません。それから、最低限、これだけは知っておくべきだということがあれば教えてもらえますか
答をマネックスラウンジに書かせていただきました。
資産運用「気づきのタネ」(26) 貯蓄と投資
2011年1月12日 21:18
貯蓄と投資はどう違うか
貯蓄と投資の違いをご存知でしょうか?
ひと口に言えば、
貯蓄は、おカネを使わないでとっておくこと
投資は、おカネを増やすこと
です。
ですから一番、純粋な貯蓄というのは、貯金箱におカネを入れて貯めることです。あるいは、机の引き出しにおカネを入れておくというのも同じです。
投資は、当面、必要のないおカネを、いま、必要とする人に用立ててあげる。その人はそのおカネを活用して何らかの収益や喜びを得る。それに対するお礼として、おカネを使わせてくれた人に「ありがとう」という気持ちを込めて投資のリターンをお返しする。これによっておカネが増えるのです。
みんなが貯蓄だけをすると経済のなかを流れているおカネが滞留してしまうことになります。投資の場合はそれが何らかの形で活用されるのです。だから、みんなが、ただ、おカネを貯めるだけになってしまったら、経済はまわらなくなってしまいます。
貯蓄は銀行におカネお預けること、投資は株式や債券、投資信託など価格変動リスクの高いものを買うことだと思っている人もいますが、それは必ずしも正しくはありません。銀行預金だって預金のおカネは銀行がまとめて貸付先に貸しているわけです。だからこそ、少額であっても金利がついてくるのです。
いま、多くの人が収入のほとんどを銀行に預けています。それは、意味のないことではないのですが、銀行は当然、貸付先から受け取る金利の一部を自分のものとして受け取り、残りを預金者に支払います。その代わり貸付先がつぶれても銀行が健全なら資産は安心です。言いかえればその分、収益が低いのです。しかし、その低い収益では、将来を支えることはなかなか難しい状態なのです。預金のごく一部でも、十分に分散された株式や債券などにしておくと、長期では大きな違いが生じるものです。
将来の自分はいまの自分が支えなければならない時代です。いまと将来の間には長い時間が横たわっています。ですから、その時間を利用して、毎月の収入の一部を投資してゆく。つまり、おカネも働かせて増やしてゆく。それによって将来の自分を支えることにもなるし、また、経済におカネを流して世の中を活性化してゆくのに役立つことにもなるのです。銀行預金のうちの少しだけでも、もう少しリスクの高い、そして、リターンも高い投資をしても良いのではないかと思います。
資産運用「気づきのタネ」(25) 「しあわせ持ち」の方程式
2011年1月 3日 11:41
「しあわせ持ち」の方程式
人生の目的は「お金持ち」になることではなく、「しあわせ持ち」になることです。
「富」には内側の富と外側の富があります。
内側の富というのは、心のなかのしあわせ感、満足感です。人生はこの内側の富を最大化するためにあります。外側の富とはモノやおカネです。基本的には外側の富はほとんどおカネに換算することができます。もちろん、内側の富と外側の富はイコールではありません。
内側の富とおカネに換算した外側の富を結び付けるのが「価値観」です。言い換えると、1円がもたらす幸福感です。1円当たりの幸福感が高まるほど、外側の富が同じでも内側の富は増えていきます。逆に、いくら外側の富が増えても、1円当たりの幸福感が下がっていくと、内側の富はちっとも増えません。
1円当たりの幸福感というのは「品格」ということだろうと私は考えています。同じ1万円でも、霜降りのステーキを食べるのと、発展途上国の子供のフォスターペアレントになるのとどちらが本当の意味でしあわせをもたらすでしょうか?何が自分に本当の幸福感をもたらすかを考えるためには、自分自身の心の内側を眺めてみることが必要です。その意味で瞑想などは非常に有効な方法だと思います。
内側の富は「インサイド・ウェルス」ですから「I」、外側の富は「アウトサイド・ウェルス」ですから「O」、1円当たりの幸福感は価値観ですから、バリューの「V]とすると、以下のような方程式がなりたちます。
I = O × V
当社、I-Oウェルス・アドバイザーズの「I-O」はこの方程式からとったものです。当社のキャッチ・フレーズ「目指そう品格ある資産家」というのは、外側の富を増やすと同時に、品格を磨いていくことが、人生において非常に大切であることを意味しています。品格を高める、そして、品格のある資産運用を行い、その成果を品格を持って使っていくことが本当のしあわせ持ちになる道なのです。
新年のごあいさつ代わりにひと言
2011年1月 1日 15:22
みなさま
明けましておめでとうございます。
みなさまの益々のご健康とご活躍を祈っています。
今年も我が家からきれいな富士山が見えました。富士山を見てると「うん、だいじょうぶだ」という気分になってきますね。
今年、私は、個人も企業も、もっと、もっと、「自立」という意識を高めてくるのではないかという期待をもっています。
自立と言っても誰も、たった一人では生きてはいけません。ご縁のネットワークのなかでみんな助け合いながら生きているのです。だから、人に助けてもらう分、あるいはそれ以上、他の人を助けてあげなければいけないのです。人に助けてもらう分、きちんと人を助けてあげられる、それが本当の自立です。
どうも、最近、多くの人が「人任せ」の態度になっている気がします。「景気が悪いから政府が何とかしてくれ」、「職がないから、なんとかしてくれ」。ちょっと、言葉はきついですが、私が困っているのだから、誰かが何かをしてくれるべきだ。できないのは誰も何もしてくれないからだ、という声が多いように感じるのです。自分で何もしないで誰かがなんとかいsてくれるのを待っている、「くれない族」が増殖しているんですね。
国内の経済主体は、公的部門と企業部門と家計部門しかありません。政府が悪いとか、官僚がけしからんとか、国会議員は何をしているのかというような批判はいくらでもできます。でも、いま、公的な部門がどうにも動けなくなってしまったのは、長くは戦後、短くはこの20年、企業も個人も、政府に頼り過ぎていた結果なのではないかと思います。
要するに、政府という馬はもう、やせ細ってしまって、これ以上、働けない状態に近いのかも知れません。だから、政権をどの政党が取ろうと、首相に誰がなろうとだめでしょう。馬がもう、骨と皮だけになってしまっていうのですから。これも、公的部門という馬を酷使してきた結果なのです。
これが現実なら、企業も、個人も自分で生きていくより仕方ありません。企業は不況を嘆くのではなく、アニマル・スピリッツを発揮してチャレンジすればいいのです。海外への工場移転もいいでしょう。優秀な外国人を採用するのもいいでしょう。とにかく生き延び、成長することです。そういう企業が増えれば景気は良くなります。景気を良くするのは政府ではなく企業です。
個人も就職先がないと嘆いていても仕方ありません。いまや就職市場も海外の優秀な人材との競争の時代です。自分が競争に打ち勝てる人間になればいいのです。中国語でも、ベトナム語でも、覚えて、海外でも就職先を探すべきでしょう。外国語は2~3年も必死に学べまなべば、なんとか使えるようになるものです。老後が心配だと嘆いても、これから年金が増えていくとは考えにくいのです。だったら、自分でその準備をするより仕方ないでしょう。
公的部門が大切なのはいうまでもありません。だからこそ、公的部門という馬の荷物をできるだけ減らしてあげ、我々にとって本当に必要な外交、防衛、最低限の生活保障などに限って役割を果たしてもらえるように我々がモニタリングしていけばいいのです。
自分では何もしないで文句ばっかり言っていてもしょうがない。やってもいないのに「できない」はないだろう。いまは、行動を取るときなのです。
今年は何か、そんな大きな胎動を感じます。きっと新しい夜明けが始まりつつあるのではないでしょうか?
東京ギター・アンサンブルが新春ファミリー・コンサートをします
2010年12月29日 21:43
私もメンバーになっている東京ギター・アンサンブルが新春ファミリー・コンサートを開きます。
2011年1月10日(祝・月)開場1時 開演2時
入場無料 目黒中小企業センターホール(区民センター)
朗読(おはなし)とギターのための泣いた赤おに 作曲:アタナス・ウルクズノフ
ラテンパラダイス・オン・ザ・ギター
Swing & Singing ガーシュインから童謡まで
Guitar Trio・duo・Solo
など。よろしければお出で下さい。
私も出ます!
東京ギター・アンサンブルが新春ファミリー・コンサートをします
資産運用「気づきのタネ」(24) 無料セミナーは本当に無料?
2010年12月28日 19:06
無料セミナーは本当に無料?
銘柄や、セクターの推奨や、どんな投信を買ったら良いかというものから、投資や資産運用の考え方や手法に到るまで色々な情報が氾濫しています。
覚えておいていただきたいのは、「ただの情報はない」ということです。無料セミナーは決して無料ではないということです。
証券会社や銀行などが入場無料のセミナーなどを開催します。立派なホテルで、おみやげまでついて・・・。
これには大変なコストがかかっています。主催者は企業ですから、当然、このセミナーによって何らかの見返りを期待しています。だからこそ、膨大な経費がかかってもこれを実施しているのです。
では、その見返りは何かと言えば、投資商品の販売というケースがほとんどでしょう。例えば、「新興国経済の今後」という講演があると、その会社は、それとなくブラジル関連の投信を勧めてくる。「今後の為替市場動向」という講演があれば、店頭では外貨建て預金のキャンペーンをしていると言った具合です。
確かにあなたは会場の入り口ではお金は払わないでしょう。でも、参加者全体としては、このセミナーのコストを十分すぎるほど負担しているのです。
仮に、セミナーにでても、誘惑に誘われないで何も買わなかったとします。その場合は、確かにあなた個人の金銭的な出費はないのですが、言いかえれば聞いてもあまり意味のない講演を聞き、時間というコストを使ったということになってしまいます。
一方、完全に独立した企業(当社のような・・・)によるセミナーもあります。これは有料です。その代わり、「下心」なして、投資家にとって本当に有益な情報を提供します。
結局、主催者のためになる情報にコストを払うか、投資家のためになる情報にお金を払うかという選択なのです。
資産運用「気づきのタネ」(24) 無料セミナーは本当に無料?
もう迷わない!投信選びは5つのポイントをおさえるだけ
2010年12月27日 08:56
あまたある投信。
どれを選んだら良いのか頭が痛い方も多いでしょう。
これだけは押さえておいていただきたい「投信選び五つのポイント」についてマネックス・ラウンジに書かせていただきました。
① まず、設計図
② 鮮度が落ちない
③ コスト
④ 早期償還がない
⑤ 人気につられない
お読みください ⇒ マネックス・ラウンジ20101225
もう迷わない!投信選びは5つのポイントをおさえるだけ(寄稿です)
2010年12月27日 08:56
あまたある投信。
どれを選んだら良いのか頭が痛い方も多いでしょう。
これだけは押さえておいていただきたい「投信選び五つのポイント」についてマネックス・ラウンジに書かせていただきました。
① 設計図の部品と割り切る
② 鮮度が落ちない
③ コスト
④ 早期償還がない
⑤ 人気につられない
お読みください ⇒ マネックス・ラウンジ20101225
もう迷わない!投信選びは5つのポイントをおさえるだけ(寄稿です)
さて、来年はどんな年? ~長期投資の観点から
2010年12月25日 09:45
東洋経済オンラインに「さて、来年はどんな年? ~長期投資の観点から」という寄稿をしました。
多くの人が投資環境を難しく考えすぎています。でも、長期投資ではそんな、複雑なことはないのです。
思い切って単純化したポイントだけを押さえておけばいいのです。お読みください。
資産運用「気付きのタネ」(23)
2010年12月24日 15:14
応援する会社を買うのもよいが、生活を支えてくれる企業を買うのもよい
「応援したい会社が苦しんでいるときに、株式を買うのが良い」というのはよく言われることです。これは、真理です。応援したい会社であれば長期に持つこともできます。しかも、あなたが「応援したい」と思うほど、世の中のために役立っている会社なのです。そして、その会社が苦しんでいるとき、普通、株価も安くなっているものです。ですから、本当に好きな会社の株式が割安のときに買えるという意味でこれは非常にポイントを得たアドバイスだと思います。
同時に私は、我々の生活を支えてくれている企業に対して「ありがとう」という感謝の気持ちを込めて株主になるのも大切ではないかと思っています。我々の生活は世界中の、あらゆる産業によって支えられています。これらをすべてまとめて買う。つまり、グローバルなインデックス投信を買うということです。当然、日本の企業にもお世話になっているので日本株のインデックス投信と、世界の先進国と新興国のインデックス投信を合わせて持つのです。
私は前者を「応援の投資」、後者を「感謝の投資」と呼んでいます。結果として、応援の投資はアクティブ運用でリターンを狙う、感謝の投資はインデックス・コアとしてリスク削減を狙うということになります。株式の長期投資をするときに、単に「上がりそう」というだけの理由で売り買いするのではなく、応援とか、感謝というような「気持ち」を込めるということはとても大切だと思います。
今年最後のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました
2010年12月20日 09:37
12月19日、2010年最後のマンスリー・セミナーが開催されました。
私は、「投資:永遠の真実と年末雑感」というテーマで、最近、私が監修して出版された「投資家のヨットはどこにある」のポイントを紹介しました。結局、金融機関の収益はすべて投資家が支払っている。ですから、できる限り自分で判断をすること、そして、支払った金額に見合ったサービスを確実に受け取るということが大切なのだと思います。
また、ここのところ、日本全体が非常に内向き指向になっているのでそのデータなどを紹介。さらにアメリカで入手した、子供むけのマネー教育音楽(歌)を紹介したりしました。
今回のゲストは伊藤宏一さん。「日本学入門」シリーズから今回は、「神仏の和と日本の道徳」というテーマでした。NHKで放映されたビデオなども紹介され、神道の特色、神仏習合と分離など興味深いテーマでのお話。私にも非常に興味のある分野で新しい知識を吸収することができました。
そして、フリーディスカッション。みなさん、興味のあるテーマだったのだと思います。たくさんの質問が飛び交い楽しいひと時でした。
このセミナーの様子は当社のホームページで動画をご覧いただけます。全部で3時間40分、受講料は5000円+税です。お問合せ、お申込みはここで。
QUICK MONEYLIFEに「和風」資産運用の話が掲載されています
2010年12月18日 19:41
私は「和風」資産運用を提唱していますが、QUICKのMONEYLIFEが取材記事を掲載してくださいました。
来年1月には「和風資産運用のすすめ」という本が出版されますが、そのプレリリースです。
QUICK MONEYLIFEに「和風」資産運用の話が掲載されています
坦々麺とインベストライフ東京セミナー
2010年12月17日 18:03
以前から懸案だった「坦々麺を賞味する会」がやっと実現しました。
島田知保さんがオフィスの近くにおいしい坦々麺の店があるということをTwitterにつぶやき、野尻哲史さんと私が「では」ということで実現したものです。
お店は、神保町の「餃子専門店 天鴻餃子房」という店でした。
イボットソンの山口さんも、小松崎さんもジョインして汗をかきつつ美味しい坦々麺と餃子をいただきました。餃子は山口さんのおごり。ごちそうさまでした!
満足のランチのあと、夕方はインベストライフの東京セミナーでした。
ランチのときに話がでたので、野尻さんも島田さんも飛び入り参加したいただけました。さらに、尾藤峰男さんと菱川精記さんも講師として参加。
今年、最後のインベストライフ・セミナーでしたが、とてもレベルの高い質問をいただき楽しいセミナーでした。
主な質問を書いておきます。
○ リスクと定義やその考え方について
○ 日本株と新興国株式の投資の仕方の違い
○ ポートフォリオに占める外国株比率をどう考えるか
○ Buy & Hold戦略と「下がったら買う、上がったら売る」戦略の比較
など、とても濃い内容でした。
お昼も夜もお付き合いいただいた島田さんと野尻さん、ありがとうございました。
講師を務めていただいた尾藤さん、菱川さん、ありがとうございました。
本年最後のインベストライフ・セミナーにふさわしい催しができたことを感謝します。
資産運用「気付きのタネ」(22)
2010年12月15日 16:16
魚屋さんとお寿司屋さんの違い
誰かが証券会社に勤めているなどと聞くと、何か、きっと儲かるいい銘柄を知っているのではないかと思う方も多いと思います。つい、「ちょっと教えてよ」などと聞きたくなるのも人情というものです。でも、それは大きな間違いです。
おそらく、そのような質問を受けて、ホンネで一番困っているのは証券マン本人でしょう。「もし、それがわかったらオレは会社勤めしてないよ・・・」と。(でも、多くの場合、「知らない」とは言わず、何かもっともらしいことを話してしまうのは人間の性でしょうか)
証券マンは確かに商品については深い知識を持っています(いるはずです)。しかし、彼のスキルはその商品を売ることにあり、その商品を用いて資産を運用することではないのです。
信託銀行、投資顧問、投信会社など資産運用会社は証券を用いてお客さまのために資産を運用することが仕事です。つまり、金融商品は運用というサービスを行うための素材なのです。
これは魚屋さんとお寿司屋さんの関係と似ています。魚屋さんの仕事はいきの良い魚を売ることです。お寿司屋さんの仕事は魚を加工しておいしいお寿司にすることです。知識の範囲が全然違うのです。いくら千客万来のお寿司やさんでも魚屋さんはできませんし、また、大成功している魚屋さんもお寿司屋さんにはなれません。
日本では資産運用会社の多くが銀行や証券会社の系列に入っています。私は資産運用会社がもっと独立した業界に育つことがとても大切だと思っています。お寿司屋さんは、魚屋さんを喜ばすことではなく、お客が一番喜んでくれるお寿司をだすのが仕事なのです。同じように投資家が本当に喜ぶ運用サービスを運用会社には望みたいものだと思います。
長期投資のために本当に必要な情報とは?
2010年12月13日 08:31
長期投資のために本当に必要な情報ってそんなにたくさんはありません。
ですから、私は一日に新聞を読むのは15分(朝刊と夕刊あわせて)ぐらいだし、マネー誌は一冊も購読していません。
押さえておくべきことは本当にわずかです。
マネックス・ラウンジ2010年12月10日号に寄稿させていただきました。
「投資家のヨットはどこにある?」発刊されました
2010年12月10日 13:53
「投資家のヨットはどこにある?」という本がパンローリング社から発刊されました。
1940年にフレッド・シュエッド・ジュニアという人が書いた本ですが、鋭く証券市場の真実を明らかにしています。
私も監修者として発刊に参加させていただきました。まえがきも書いています。
時代は経ってもちっとも変わらない現実が浮き彫りにされていますので、読んでみてください。
この本のタイトルにもなったジョークを以下に紹介しておきましょう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
昔々のものがたり。
おのぼりさんの一行が、ニューヨークの金融街を見学させてもらっていた。
一行がウォール街にほど近いバッテリーパークへやって来ると、ガイドのひとりが停泊中のすばらしいヨットの数々を指さして言った。
「ごらんください。あそこに並ぶヨットは、みな銀行家やブローカーのものですよ」
気のきかない田舎者がこう聞いた。
「お客のヨットはどこに?」
資産運用「気付きのタネ」(21)
2010年12月 4日 13:23
営業マンはあなたの設計図を知らない
長期的なパフォーマンスに圧倒的な影響力を持つのが、株式と債券の比率、国内と海外の比率などの大きな資産クラスをどのように配分するかという、アセット・アロケーションです。これは、いわば資産運用の設計図です。
それぞれの個人が自分のライフステージや資産の額、収入の額と安定性などを勘案して設計図を描きます。そして、その設計図に沿ったポートフォリオを作るために素材となる金融商品を買い集めるのです。
もちろん、銀行や証券会社の営業マンはあなたの頭にある設計図がどのようなものであるかは知りません。ですから、あなたが何を必要としているかとは関係なく、現在、人気のある投資信託などを勧めてきます。
彼等には決して悪意があるわけではありません。おそらく非常にナイーブにこの商品はとても人気があるから、きっとこのお客も喜んでくれるのではないかと思って推奨してくるのでしょう。でも、残念ながら、それがあなたが必要とするものである可能性はむしろ小さいだろうと思います。
大切なことは、お客であるあなたが、自分の設計図をきちんと持ち、自分の必要とする商品を営業マンに説明できることです。そして、できれば営業マンが持ってくる商品を、いくつか比較して最も自分のニーズにあっている商品を選ぶことです。手っ取り早く上がりそうな銘柄を教えて、短期で一儲けと思ってもそれは長期的な資産運用の役には立たないものです。
日経にちょっといい話
2010年12月 1日 08:41
日経社会面の下の方に「窓」というコラムがあります。
12月1日にちょっといい話の記事がでていました。
85歳の岡山県内の女性が「クマの餌を買うお金に使って」と13万円を市に寄付したそうです。市はドングリがなるブナ科の苗木200本を植樹のために発注。職員が手分けして植樹するそうです。
この女性、取材に対して「本当は宝くじを買うお金だった」と照れくさそうに話したとか。
こんな風にお金を使う人がいるのかと心あたたまる想いで読みました。
ともすれば、新聞などで暗い、悲しい記事が多い今日この頃ですが、こんな話も時にはよいもの。
アラ探しに専念するのではなく、マスコミも「いい話」探しをしてもらいたいもの。
こういう記事がもっと増えてくるとお金に対するマイナスイメージも修正されてくるのではないかと思います。
マスコミさん、がんばって。
資産運用「気づきのタネ」(20)
2010年11月30日 20:13
ミドルはつらいよ~だから、おカネにも働いてもらう
人生100年時代はほぼ三分の一ずつ、三つの期間に分かれます。学びの時代、働きの時代、遊びの時代です。
学びの時代は、赤ちゃんとしてこの世に生れてから社会にでて一人前になるまでです。この期間の費用は、ほとんど親がだしてくれます。
退職後の遊びの時代はこれまで形成してきた資産を活用して、自分の好きなことをすることで世の中の役に立ってゆく時期です。
さて、問題は真ん中の働きの時代です。まあ、仕事で一人前になる30代の前半から60代の前半までの30~35年ぐらいの期間です。
長い人生でおカネをしっかり稼げるのはこの時期です。そのおカネは、①子供の養育費(自分も親の世話になったのでこれは仕方ない)、②いまの生活費、③退職後の生活資金という三種類の資金を稼がなければならないのです。人生100年分をこの30数年で稼がなければならないのです。
だから、自分で働いて稼ぐのに加えて、稼いだおカネにも稼いでもらわなければならないのです。おカネの眠らせていてはいけないのです。働きの時代は資産形成期ですが、この時期にどのようにおカネを運用するかは人生全体に大きな影響を与えます。
インベストライフ・セミナーIN金沢
2010年11月28日 13:43
11月28日、13:30~16:30まで、インベストライフ・セミナーIN金沢が開催されました。
今回は、ライフネット生命の出口さん(@p_hal)と中野さん(@halu04)に参加していただきました。
三人がそれぞれ30分ずつ基調講演をして、その後、質疑応答。
私は「自分とおカネを育てる生き方」というテーマで話をしました。
ツィッターできららさん (@Kirara_TMO)がセミナーの実況をしてくれました。
時代は随分、進んでいるのだなあと感心しました。
やはり、みなさん、為替とインフレの行方に非常に強い興味を持っているようでした。
少しでも役にたつ情報、考え方を提供できたならうれしいです。
細かいところまできちんと手配していただいた武隈さん(@jiyuujinoryou)、藤下さんに感謝です。
金沢でセミナー(1)
2010年11月28日 13:28
11月28日、朝起きて朝食。レストランの窓から外を見ると、お城が見えました。
写真にはあまり映っていないですが、紅葉もきれいでした。
朝食後、近江町市場を散歩。解禁されたばかりのようで立派なカニがたくさんでていました。
午前中、金沢でセミナーをしました。地元のFP、谷崎由美さんがアレンジしてくれたものです。
谷崎さんの知り合いのお宅の広間を借りて13名の方を前にお話しました。
とても気持ちのよい部屋で心がなごみます。

みなさん、とても熱心で話す方もうれしくなります。質問もたくさんいただきました。
勉強が終わったら、そのお宅のお母さまが作ってくださった味噌汁とおにぎりで昼食会。
自家製野菜でこれも感動もののおいしさでした。
心を込めて作られた野菜で、心を込めて作っていただいた食事。
感謝感激でした。
そして、午後はインベストライフ・セミナーです(つづく)。
金沢でゴールド・カレー
2010年11月27日 09:07
夜、金沢へ。
地元の方に「どこかB級グルメを」ということで教えてもらったのがゴールド・カレー。
すべての種類のカレーに色々なサイズがあります。
SS、S、M、L、LLなどです。
私はデラックス・カツカレーS(750円)をいただきました。
牛肉とチーズとベーコンがミルフィーユ状になっていました。
カレーそのものはどちらかと言えば日本風。カツはおいしかったです。
風邪気味だったのでカレーはちょうど良かったです。
ただ、夜9時ごろにいったこともあり、お客がずっと私ひとり。食事が終った頃、ひとり入ってきました。昼間は満員だそうです。
たしかに、町にでても人通りは非常に少なくちょっとさびしかったです。
こんなお香立てを発見
2010年11月26日 23:55
私のオフィスの近所にある「広尾 和らぎや」さん。
色々、気になるものがたくさんあります。
こんなお香立てを発見。さっそく買いました。
お香を胴体のなかで炊くと背中の穴から香が立ち上ります。
ちょっといいでしょう?このお店のカンバン猫らしいです。
インフレはくるの?どうしたらいいの?
2010年11月26日 23:46
いまの若い方はインフレのことを実感を持って知らない。
だから、必要以上におびえたり、逆に楽観したりする方が多いようです。
歴史的に見ればやはり物価は上昇しています。人間はいつも自分たちで作れる以上のものを欲しがるからです。したがって、過去15年ぐらいに起こったことがずっと続くと考えるのは危険です。
いま、多くの方の資産の構成がデフレを前提に作られているのが気になります。いままでは、それで良かったとしても、それがずっと続くという保証はありません。
インフレでメリットを受ける資産を買う前に、まずは、資産のごく一部でもよいのでインフレ抵抗力を強くしておくことです。
詳しくはマネックス・ラウンジをご覧ください。
先入観なく日本を見たら・・・・ 外人投資家に教えられました
2010年11月26日 14:17
いままで、一度も日本に投資のしたことがない外人投資家の方とランチ。
中国と日本を見てきた後の感想を聞きました。
先入観のない、新鮮な目で日本株を見ると面白い発見があります。
色々、教えられました。
資産運用「気づきのタネ」(19)
2010年11月23日 09:14
株式市場では最大多数にとってもっとも都合の悪いことが起こる、だから Buy and Forget!
これは永遠の真理です。
市場に参加している大多数の投資家が、株価が上がってほしいと思っているときは、株価は下がります。逆にみんなが、株価が下がってほしいと思っているときは、株価は上がります。
考えてみれば、それは当然です。なぜ、みんなが上がってほしいかと言えば、みんなが株式をすでに持っていて、値上りしたら売りたいと思っているからです。つまり、これ以上、買ってくれる人が少なくなっているということです。
みんなが下がってほしいということは、みんな株式を持っていないで下がったら買いたいと、思っているからです。これは下値が固いということです。
アメリカの「より馬鹿理論」も同じことです。誰かが株式を買うとき、世の中に自分よりもっと馬鹿な奴がいて、自分の買値よりも高い値段でその株式を買ってくれるという前提に立っています。売りの場合は逆です。
人と同じことをしていても絶対に儲からないという格言はいくらでもあります。ほとんどの人は、売り買いして儲けようとします。だから、ずっと持っていることが儲かる秘訣なのです。Buy and Forget!
11月21日 I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました
2010年11月22日 08:45
11月21日にI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。
私は「インデックス運用によるコア・ポートフォリオの構築法」というタイトルでお話をしました。
一生懸命、投資の勉強をしている方が、意外に実践に踏み切れないという話を良く聞きます。
せめて、コア部分だけでも作り始めてもらいたいという気持ちからこのタイトルを選びました。
インデックス運用について、コア・サテライト戦略のおさらいに加えて、コアに適した素材となる投信、ETFの紹介、そして、色々な選択肢のメリット、デメリットについて比較などをしました。
例えば・・・・
単一資産クラスのインデックス・ファンドか、バランス型ファンドか
投信か、ETFか
海外ETFか、国内ETFか
対面証券か、ネット証券かなどです。
今月のゲストは平山賢一さんでした。タイトルは「振り子の金融史」です。
平山さんの話はいつも刺激に富んでいます。今回も長い金融史のなかでの振り子のスイングをベースにこれからの長期的な投資環境について話をしていただきました。
大きなサイクルでみていまはインフレに向かっている時期であるという認識は興味深く伺いました。
私はひどいインフレが来ることはないと考えていますが、マイルドなインフレは十分にありうると思っています。その意味では平山さんの見解と一致しているとも言えます。
フリーディスカッションでも幅広い視点から今後のインフレという話題がでました。
結論として、平山さんも私も、資産運用の目的は「購買力の維持」にあるという点は完全に一致しています。そして、デフレを前提に資産を銀行だけに入れておくというのは危険であるという点も合意です。
私は、いまは少なくとも、ある程度、インフレに対抗できるポートフォリオにしておく必要がある、つまり、預金の一部でも株式市場全体を保有しておくべきであるという意見です。
平山さんは、もう少し、積極的でむしろ、インフレによるメリットを受ける企業を持つべきという見解だったように思います。
とても面白い議論ができうれしかったです。
マンスリー・セミナー(3時間40分)の動画で、スポット受講をしていただくことができます。受講料は5250円です。ご希望の方は当社までお申し込みください。
11月21日 I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました
資産運用「気づきのタネ」(18)
2010年11月15日 08:27
「根拠なき楽観」に安住するな!
日本は非常に明確な四季のある国です。さらに季節を細かく分けて24節気があるほどです。
大寒」、「啓蟄」、「春分」、「夏至」、「立秋」など、これらはすべて二十四節気によって決められた季節を表したものです。日本人には、季節というものの細かい変化を楽しむ文化が根付いているのです。
加えて、四季折々のお祭りがあり、季節が変わるごとに、皆が集まってお祭りをしたり、食事をしたり、お酒を飲んだりしながら、楽しみを分かちあいます。
どんなに寒い冬でもじっと我慢していればいつか必ず春がくる。
まさに「冬来たりなば春遠からじ」です。
そんな考え方が我々のDNAのなかにしっかり埋め込まれているのではないでしょうか。
がまんするというのは悪いことではありません。しかし、がまんでは、循環的な問題に対しては有効ですが、構造的な変化には対応できません。通常の季節の巡りとは異なり、基本的な環境が変わっているからです。
現在の日本の抱えている困難な問題、例えば、経済、社会、外交、さらには雇用の問題、年金の問題等々、みな構造的な変化が底流にあります。それは、日本という国の成熟化と人口構成の変化、そのなかで地球規模でのグローバル化が進展しているところにあるのではないでしょうか。
四季の巡りになれた日本人は「いずれ良くなる」という「根拠なき楽観」に陥りがちです。でも、構造が変化しているときはいくら我慢して待っていても状態は良くなりません。
将来の自分を支えてくれるのはいまの自分しかいないのです。いま、一歩を踏み出し、長期的な視野で資産形成を始めることしか、構造変化に対応することはできないのです。
グロース株投資にもバリュー株投資にもワナがあります
2010年11月12日 21:42
マネックスラウンジ2010年11月12日号に寄稿をさせていただきました。
バリュー株投資でもグロース株投資でも、陥りがちなワナがあります。
それがバブルを発生させ、そして、それがいずれ崩壊するのです。
でも、バブルが拠って立つところの前提は結構、正しいことが多いのです。
入間市立上藤沢中学校で出張授業
2010年11月11日 20:24
入間市立上藤沢中学校へ出張授業をしました。
上藤沢は初めて訪問する土地です。初めての場所ではまず、そこのラーメンを食べるというのが私のパターンです。ネットでおおた屋さんというお店があるのを発見し、さっそく行ってみました。醤油味のチャーシューメン、700円。美味しく頂いていると同じく出張授業で来られたFさんが入ってこられました。やっぱりお店が少ないからでしょうか。それともラーメン好きな方が多いということでしょうか。
ラーメンを食べて元気になり、Fさんと歩いて上藤沢中学校へ。駅の周りはほとんどお店もなく、タクシー乗り場はあってもタクシーがいない状態。静かな、ちょっとさびしい町です。
20分ぐらい歩いていくと学校が見えてきました。手前に茶畑が見えます。
奥の方の屋根にカンバンが小さく見えているのが学校です
授業は中学3年生、30名を対象としてしました。行儀もよく、まじめそうな子供たちです。
この学校は茶畑を持っていて5月10日には全校で茶摘みがあったそうです。写真を見ましたが、女の先生が茶娘の衣装を着て子供たちといっしょに茶摘みをするそうです。そして地元の茶畑地主の方や製茶工場の協力で学校の名前入りのお茶ができました。

私も一袋いただきました。大切に飲みます。
資産運用「気付きのタネ」(17)
2010年11月 8日 13:07
「時間」という資産のアロケーションにもバランスが大切です
長期投資ではアセット・アロケーション(資産配分)がパフォーマンスのほとんどを決めることが知られています。つまり、国内外の株式、債券などにどのように自分の資産を配分するかがもっとも重要であり、銘柄選択やタイミングなどの要素はそれほど大きな役割を果たしていないのです。
人間にとっておカネは大切なものですが、実はもっと、もっと大切な「資産」があります。それは「時間」です。アセット・アロケーションが重要であるのは金融資産だけではなく、時間という資産にも当てはまります。
「平成18年度社会生活基本調査」に「1日の時間をどのように使っているか」という調査結果が掲載されています。ミドルエイジの代表として40~44歳の人を見てみましょう。男性は通勤時間も含めた仕事に8時間27分使っています。一方、女性は4時間5分を使っています。
驚くのは家事で、男性はわずか10分、女性は3時間37分です。
仕事と家事を合計すると男性は8時間37分、女性は7時間42分でそれほど大きな差はありません。しかし、男性の時間資産のアセット・アロケーションが大きくゆがんでいるのがわかります。
このバランスを欠いた男性の時間のポートフォリオは将来の大きな問題をはらんでいます。誰しもいずれは仕事を離れ、家庭に戻ってくるのです。そのときに「自分のいるべき場所がない」という大きなリスクです。
人生の目的は「しあわせ持ち」になることです。幸福な家庭はしあわせのインフラです。そのインフラがきちんとできていなければ、いくら経済基盤だけがあっても良い人生とはいえないでしょう。
ミドルエイジの方々、いまから時間資産のアセット・アロケーションをバランスあるものにするようお勧めします。
東京ラーメンショー2010へ!
2010年11月 7日 19:33
11月3日から7日まで我が家の近くの駒沢オリンピック公園で「東京ラーメンショー2010」が開催されていました。今日は本当はジムで運動をしてサウナにでも入って減量をしようと思っていましたが、昼ごろテレビでこのイベントをみてやはり、ラーメン愛好家としては行かねばならぬのだ~~~ということで結局、減量とはまったく逆の結果となりました。
駒沢公園の中央広場にものすごい人、人、人。天気も良かったので家族連れが多かったですね。出店は27店。入場料は無料ですが、ラーメンを食べるのにはチケットを買います。このチケットを買うのが約30~45分待ち。やっとチケットをゲットしてそれからラーメンを選びます。
一風堂×蒙古タンメン中本のコラボなど大変な行列。ぶらぶら歩いていると、先日、富山で話を聞いた(そして、食べたいなあと思いながらチャンスがなかった)富山ブラック「麺家いろは」が出店していました。これもご縁。列に並ぶことやはり45分ぐらいだったでしょうか・・・、やっとありつきました。
富山ブラック 麺家いろはさんのブース
これがあこがれの富山ブラックです。
真黒なインパクトのあるスープですが、決して醤油味が強すぎることはない、味はかなりコクがありちょっと癖になりそうな味。チャーシューもタマゴもおいしかったし、麺も良かったです。十分に満足して帰りました。
飲食エリアはいっぱい。こんなにたくさんの人が同時にラーメン食べてるのは初めて見ました。
みんな階段に座ってそれぞれのラーメンを楽しんでいました。
でも、ラーメンって本当に日本の国民食ですね。
富山で講演会
2010年11月 4日 13:19
11月3日、富山で講演会をさせていただきました。
くらしとおかね講演会・FPフォーラム2010 in 富山というイベントです。
テーマは、「ゆたかで幸福な人生を送るための資産運用」でした。2時間、お話ができたので、いかにして自分とおカネを育てていくかというお話をたっぷりできました。質問もたくさんいただきました。
30歳ぐらいの若い方からは、これから退職後に備えて資産形成をしたいと考えるが、いったい、毎月、いくらずつ投資したらよいのかという難しい質問がありました。まあ、とにかくできる範囲で第一歩を踏み出すことが大事ですね。
投資歴の長い方からは毎月分配型のファンドをどのように考えるべきか、投信のコストについて、ドルや元の今後、アメリカ経済はどうなるというような鋭い質問もいただけました。
さすが、貯蓄率日本一の県、みなさんとても熱心でした。
ところで、富山へゆく機中から、東京スカイツリーときれいな富士山が見えました。ご覧ください。
すでにすごい高さですね。
富士山はいつ見てもきれい。
島田知保さんとカレー
2010年11月 2日 20:05
島田知保さんとランチ。
神保町のボンディでチキン・カレーでした(いつも、ここだな・・・)。
色々と面白い気づきをいただきました。
そのなかでも特に「なるほど」と思ったのは「営業リスク」。つまり、預金だけをしていた銀行に投信のことを問い合わせたりすると、「え、投信もやるんですか?」と言って急にハッスル。色々な商品を勧められるというリスクです。ほんとですね。自分の考えに信念のある人ならいいんですが、ちょっと自信がないと押し切られてしまう恐れもあります。
実は、私はいま、「お客のヨットはどこにある?」という1940年のアメリカの本の訳の監修をしています。12月に出版予定ですが、この本も同じことを言っています。お楽しみに。
昨夜から少し風邪気味だったのでカレーで少しカツが入りました。このボンディというお店、ランチはまず、ポテトがでてくるんですね。これがおいしい。カレーも辛口にしました。
カレーのあとは知保さん行きつけ(?)の大丸やき茶房というお店で田舎しるこ。
神保町の町は古本市で大変なにぎわいでした。
表彰状と認定証
2010年11月 1日 21:07
昨日は第22回日本ギター合奏フェスティバルが大井町のキュリアンで開催され、わが東京ギターアンサンブル(TGE)も参加しました。今回の演奏曲目は永塚節さんの委託編曲による「イパネマの娘~フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」と「ブラジルの水彩画」でした。その昔(1973~1975年)、ブラジルに住んでいたことのある私にはうれしい演奏曲目でした。奨励賞としてこんな表彰状をいただきました。

演奏のあとはお昼ごはん。大井町の「ブルドッグ」にてAランチ(ビーフカツ、ロースハム、山ほどあるキャベツ、ポテトサラダ、ご飯たっぷり、豚汁)、840円。「本日のAランチ」とあるんだけど、前回、来たときも同じメニューだったな。おいしかったけどね。この店の入り口に飾ってあるのがこの「汚いけど美味しいお店、認定書」。うん、これは事実だなと納得しました。でも、これ誰が出してる認定証なんでしょうね。


これがAランチ ↑
資産運用「気づきのタネ」(16)
2010年10月31日 10:01
健全なリターンは健全なポートフォリオに宿る
健全なリターンというのは、最終的に自分の必要とする資産額をできるだけ小さい変動で実現するために必要なリターンです。
そのようなリターンを生み出してくれるのが健全なポートフォリオです。自分の求めるリターンを、一番少ないリスクで達成できるポートフォリオの設計図を描くことがまず必要です。高いリスクの株式や低いリスクの債券などをどのような比率で調合するかを決めるのです。
そして、その設計図にあわせて最適な素材を選択することが必要です。つまり、十分に分散された、長期に保有していても鮮度の落ちない、そして、コストの低い投資対象を候補として絞り込みます。通常は、株式や債券に投資をする投資信託が素材が必要になります。
次にそれらの素材を組み立てます。これは売買執行の段階です。若い方なら毎月の給料から積立投資をするのが一般的です。退職後の方であまり投資に習熟していない方であれば、何回かに分けて買う方が下落したときのショックは少ないでしょう。
最後が定期点検です。モニタリングと呼ばれますが、年に3~4回、現在の状況と計画を検証します。大切なことは短期的なマーケットの動きにあたふたしないことです。視野を長くとってどっしり構えていればいいのです。
大切なことは、健全なリターンはきちんとした構造を持つポートフォリオから生れるのだということです。一発勝負で投機をすれば、たまたま当たることはあるでしょうが、それは健全なリターンではありません。できるだけ、計画されたリターンを生み出してくれる確率が高いのが健全なポートフォリオであり、その健全性を維持していくのが人生を通じての資産運用なのです。
「投資を子供に伝えるための方法」を書きました
2010年10月30日 16:32
マネックスラウンジに
初めが肝心!投資の定義とは
教育投機の現実から学ぶ「投資」を子供に伝えるための方法
よりよい、生き方をするための処方箋
という寄稿をしました。
8月20日に「学校では教わらないお金のこと、子供に伝えるポイントとは」という記事を書きましたが今回はその続編です。
おカネのことを深く考えると人々とのご縁の空間が広がります。
投資のことを深く考えると、人生という時間軸を拡大できます。
つまり、おカネと投資のことを考えることは、意識の時空を広げよりよい生き方を考えることにつながります。
Holiday in 岡山
2010年10月30日 13:35
昨夜は、懇親会終了が日付変更線を越えていて、ホテルにチェックインしたあと、充実の一日をビール片手に思い出したりしていたら寝たのが1時半ごろになってしまいました。
朝、6時半、モーニングコールで起床。日課の瞑想。そして朝食。
9時にはTatsunkoこと石井さん、大阪から来てくれた岡田さん、それから藤井さんの三人とロビーで落合い、岡山観光へ。まずは、後楽園へ。天気も良くさすが、日本三大名園といわれるだけありすばらしい庭園です。なかでも流店と言われる建物は真ん中に小川が通っていてとても落ち着ける建物でした。こんなところで瞑想をしたら気持ちよさそう。
思索にふける(?)三賢人 ↑
それから岡山城へ。黒いので烏城と呼ばれる美しいお城です。残念ながら戦災で焼けてしまったようで現在のお城は戦後、建て替えられたものだそうです。ちょうど、城内で「浮世絵に見る江戸庶民の生活と文化」という催しをしていてゆっくり見ることができました。北斎、広重、国貞、国芳などの浮世絵の展示もたくさんありうれしかったです。
殿様気分 ↑
ランチは日本三大カツ丼のひとつ、ドミカツ丼の野村さんへ。昨夜の勉強会に参加できなかった出渕さんもお出でになり5人で食事をしました。私は普通のカツ丼とドミカツ丼がセットになった孫膳1000円をいただきました。ドミカツ丼は、カツの上にドミグラソースがかかっています。違和感のない味ですね。
ちなみに石井さんの説によると日本三大カツ丼は、このドミカツ丼、味噌カツ丼、ソースカツ丼だそうです。ほんとなら、私は前日、味噌カツ丼を食べているので、二日間で三大のうち二大を制覇したことになります。これは何としてもソースカツ丼を食べねば!
ということでJR岡山駅へ。楽しいHoliday in 岡山の一日でした。きびだんごをおみやげに帰宅しました。
岡山でDIY資産運用教室 with Tatsunko
2010年10月29日 09:15
名古屋での竹田和平さんとの対談を終えて、岡山へ。
岡山は以前、日帰りの講演で来たことはありますが、少しゆっくりできるのは初めて。問屋町の会場へ。
Tatsunkoこと、石井達也さんの尽力でたくさんの方にお出でいただきました。ほとんどが20~30代の方。私が一番、メッセージを伝えたい層の人たちです。
まず、Tatsunkoさんが「桃太郎コーチング~『桃太郎』『猿』『犬』『キジ』あなたはどのタイプ?」という話をしてくれました。私も参加、私は』『猿』『犬』『キジ』がほぼ均等で『桃太郎』要素はゼロ。面白いですね。長年、投資顧問会社の社長をしましたが、桃太郎的なリーダー的性格がゼロとは・・・・。でも、ある意味、リーダーというのは、まわりのすべてを映す鏡のようなものですから、ま、これはこれで良いかなと妙に納得。
続いて私は「自分とおカネを育てる生き方」という話をしました。おカネのことを深く考えると人とのご縁に気付きます。投資のことを考えると人生の時間をどう生きるかということなのだと分かります。そんな視点から、20~30代に何をすべきか、私の体験も交えてお話しました。
みなさん、ものすごく熱心に聞いてくださり、質問もたくさんいただき、本当に楽しい時間を過ごせました。
その後、有志と懇親会。善屋さんという魚料理のお店でした。すごくおいしかったです。特に、大ネタ!!中トロ鉄火巻!と、サーモンのレア焼おろしポン酢。12時過ぎまでみんなで過ごし、ホテルにチェックインしました。
楽しく充実の一日でした!
竹田和平さんと対談
2010年10月28日 08:57
10月26日、名古屋で竹田和平さんを訪問。
少し早目に到着、外で時間をつぶしてお邪魔しようと思っていたら、中から「ワクさ~ん」という和平さんと秘書の方の声。私の名前が和久なので、いつも、「ワクワクのワクさん」と読んでいただいています。
気持ちのよい、静かなラウンジでお話を伺いました。心の世界ではどんどん世界がひとつになっている一方、現実の世界はまだ、国を単位として運営がされている。そこに色々なコンフリクトが生じている。できるだけ、企業が自由に活動できるようにすることこそ、経済復活のカギである。これからの日本は、そして、マーケットは?色々なお話をたっぷり伺えました。
その内容はインベストライフ2011年新年号に掲載いたします。お楽しみに。
和平さんも私との対談をブログに書いていただけました。感謝、感謝です。
和平さんを訪問する前、名古屋駅のキッチンなごやで味噌カツ丼(でら旨カツ丼)を食べました。和平さんとの対談のあと、岡山へ移動して、6時半から9時までセミナーがあったので、少しお腹を膨らませておいた方がいいかなと思った次第。要するに、ナンダ、カンダ理由を付けて食欲を満たしているということでしょう・・・・。オハズカシイ。でも、おいしかった!
資産運用「気づきのタネ」(15)
2010年10月26日 12:51
運用でコントロールできるのは「A・R・C」
「神よ、私が変えることのできないことを受け入れる冷静さを、変えることのできることを変える勇気を、そして、それらの違いを判断できる知恵を与えたまえ」(ラインホルド・ニーバー)
資産運用ではコントロールできることと、コントロールできないことがあります。 コントロールできないことの代表はリターンです。リターンがコントロールできるなら、投資はこれほどやさしいものはありません。しかし、残念ながらこれはできない。
では、コントロールできることとはなにか。私はそれらは「A・R・C」であるとしています。
「A」はAllocation。つまり、資産配分です。株式と債券の比率、海外と国内の比率をどうするかは自分でコントロールできます。そして、長期にわたる配分比率がパフォーマンスの大部分を決めるのです。
「R」はRiskです。リスクは「不確実性」ですが、これはコントロールできます。その方法はひとつが分散投資。つまり、色々な銘柄を持っていればリターンの高いもの、低いものが相殺しあって安定したリターンになります。もうひとつの方法が長期投資です。1年だけを見ると良い年も悪い年もありますが、長い期間、持っていれば良い年と悪い年が相殺しあってリターンが落ち着いてくるのです。
そして最後の「C」がCostです。資産運用にはコストが付きものです。売買をすればコストがかかるし、投信を持っていればコストがかかります。税金もまたコストです。そして、わずかに見えるコストも長期間のうちには大きな差をもたらします。
「A・R・C」は自分の意志でコントロールできるのです。これらをしっかりコントロールすれば、その結果として良い投資成果が得られるのです。でも、多くの人は結果であるリターンをコントロールしようとするからなかなかうまくいかないのです。まさに冒頭の二―バーの言葉を玩味すべきです。
ひやっとしました!
2010年10月23日 13:34
昨夜、画像ファイルをデジカメからPCに移し、その後、ファイルの整理などをしていたら、なぜか、画像ファイルが消えていました!ちょっと、ドキッとしました。と、いうのは当社発刊のウェブ・マガジン、インベストライフの記事に使う画像がたくさん入っていたからです。
デジカメの画像はすでに消去済み。ごみ箱の中をいくら探してもファイルは見つかりません。
これは困ったことになった!
夜、遅かったのでもう寝る時間です。でも、気になって寝られそうにない。しかたなく(?)少し多めに寝酒を飲んで寝たのですが、夜中にも気になって何度も起きてしまいました。
朝、以前、雑誌でファイル復元のソフトがでていたのを思い出し、それを調べました。Recuvaというソフトでした。$24.95をカードで支払い(円高メリット享受)、さっそくダウンロード。
デジカメのSDカードの復活をしたところ・・・、うまく行きました!ほとんど必要とするファイルが復元したのです。
うれしかったなあ、と、いうよりホッとした。
ファイルの改ざんはいま、ホットなトピックですが(それにしても、フロッピーってまだ使われてるんだ・・・)、ほんと、うれしかったです。Recuvaさん、ありがとう!
ナイルレストランでムルギランチ
2010年10月22日 13:14
新橋演舞場で歌舞伎を堪能。
帰りに東銀座駅の近くで昭和通り沿いナイルレストランへ。1949年、開業の歴史のある名店だということですが、行ったことはありませんでした。沿革などはホームページに詳しくでていますのでみてください。とても興味深いです。
歌舞伎の昼の部を終えてから行ったので4時半ごろと夕食よりは早い時間でした。
それでもほぼ満席に近いぐらい人が入っていて、しっかりとカレーを食べています。
太ったインド人のオジサンの勧めでムルギランチ(インド風鶏ランチ)1500円をいただきました。
いや、なかなかおいしかったです。鶏肉はきちんと骨を取ってくれます。
マッシュポテトがカタマリで入っているのが特徴的。
肝心のカレーもスパイスが効いていて食べるとエネルギーがわいてくるような気がしました。
銀座に行ったら一度は行ってみてください。元気になります。
個人投資家がプロに勝つには?東洋経済オンラインに寄稿しました
2010年10月20日 20:02
東洋経済オンラインに寄稿しました。
「個人投資家はプロに勝てるのか?」というタイトルで個人投資家の持つ強みとプロのつらいところを解説しました。大切なことはプロの土俵で戦わないで、個人投資家が強みを発揮できる投資をすることです。
それはどんな投資?⇒ 記事を読んでください!
個人投資家がプロに勝つには?東洋経済オンラインに寄稿しました
I-OWAマンスリー・セミナーが10月17日に開催されました
2010年10月18日 11:03
昨日(10月17日)にI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。
マンスリー・セミナーもいよいよ、6年目に入りました。これからも質の高いセミナーを続けていきたいと思っています。みなさまのご支援を感謝するとともに、これからもよろしくお願いします。
今回は私が「投資哲学こそ運用の基本」というテーマで、投資哲学とはどのようなものか、実際に投資哲学がどのように活かされているかというケース・スタディ、10人の伝説の投資家の投資哲学紹介、そして、投資哲学をどのように個人投資家の運用に活用するかという点につきお話しました。
また、ゲストの尾藤峰男さんからは「いまこそ始めよう外国株投資」という話をいただきました。時価総額で見ると日本株式市場は世界の市場の8%に過ぎないのです。その小さな世界に閉じこもって「株はダメだ」と嘆いていても仕方ないのです。世界に視野を広げると魅力的な銘柄がいっぱいあります。尾藤さんのお話で

