株式を売買するには

2008年9月 5日 12:54

● 株式投資を全然したことがない方が、株式を売買する際には色々と不安が付きまとうものです。まず、株式投資をするには証券会社に口座を開設しなければなりません(取引所に言っても株式は売買できません!)。手続きは証券会社に行けば丁寧に教えてくれます。「株式委託注文書」が渡されますので、それに住所、氏名、電話番号など、必要事項を書込み捺印すればいいのです。

● 株式を売買するときには、まず、銘柄を特定します。日本の株式には四桁の数字のコード番号がふられています。これは会社情報や、会社四季報ですぐに確認できます。この番号を知っておくと間違いがなく確実に希望する銘柄の売買ができます。次に必要なのは「買い」か、「売り」かの区別、そして株数。これらは言うまでもありません。

● 株価の注文の出し方には「成行き」と「指値(さしね)」などがあります。成行きというのは、そのときの値段で売買するという意味です。また、指値は値段を指定する売買の方法です。成行きですと、普通は必ず売買ができますが、値段がいくらになるかわからないという問題があります。一方、指値の場合は値段は確定できますが、市場価格がかけ離れてしまうと売買できない可能性もあります。さらに、取引開始前に寄付きの値段で注文をだしたり、取引終了前に大引値で注文を出したりもできます。取引が成立することを「約定(やくじょう)」といいます。

● 売買の後に決済が続きます。売買が成立すると、証券会社から有価証券売買報告書が送られてきます。ここに売買手数料を含めた約定金額が記載されています。普通は、約定日を含めて四営業日に受渡が行なわれます。手数料は、手数料率の自由化とオンライン証券の登場でかなり各社ごとに異なります。従来の対面型の証券会社は、「ちょっとパソコンで注文を出すのが不安」という方向きですが、その分、コストは割高です。オンライン証券は割安ですが、その分、人間のサポートがあまりなく、パソコンとのやり取りになります。

● 株式を買い付けた後の保管形式には、証券会社が預かってくれる「保護預かり方式」と、口座の振り替えだけで株券の移動を不要とする「保管振り替え決済制度」の方式があります。どちらのケースでも証券会社が株主名簿に購入者の氏名を記入する手続きをしてくれます。

● 保管振替決済制度というのは、株券などの有価証券を、顧客の承諾を得て、証券保管振替機構(ほふり)に集中保管し、売買に伴う受渡しを帳簿上の記帳で行なう制度です。これにより保管と受渡が、簡易化・円滑化でし、株券のペーパーレス化も可能となりました。2004年6月に「株券不発行制度」を導入するための法改正が行なわれ、2009年1月から、「株券不発行制度」に移行する予定です。ほふりに預託されている株券はそのまま、新しい振替制度に移行します。ほふりに預託していなくても、株主名簿の名義が本人になっていれば権利を失うことはありません。しかし、株券が手元にあり、株主名簿の書き換えをしないまま、2009年1月を迎えると権利を失う恐れがあるので注意が必要です。

2008年9月 5日 12:54 岡本和久 |

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