国連「幸福度ランキング」日本は54位

2018年3月22日 11:42

 「国連「幸福度ランキング」、日本は54位だった。首位はフィンランド、最下位はブルンジ」という記事が東洋経済オンラインにでています。

「幸福度」と簡単にいいますがその意味が不明確ですね。もちろん本来、主観的な指標ですが、物的な満足感、心の満足感、物心両面での満足感の基準は国ごとにかなり違うのでは?そしてもちろん、国によってどの水準をもって幸福とするかという基準も違うでしょう。
 
日本の場合、グローバルに見れば物心両面ではそれなりにランキングも高いのだろうと思いますが、知足という面では不満感があるのでしょう。不満感が国内での比較であり、海外にはもっと不幸な人がいるということもあまり考えていないのかも知れません。また、「あなたしあわせですか?」と聞かれてなにか「はい、しあわせです」と言いにくい文化も日本人にはあります。
 
データそのものがおかしいといってしまえばそれまでなのですが、仮にデータがある程度、信頼性のあるものだとするなら、あんなに寒いフィンランドが一位になっている背景は何だろうと思うのです。絶対的基準があるものではないので、おそらく国民がどのレベルを以って幸福の基準としているかによるのではないかと思います。
 
三内丸山の縄文人と現代日本人とそれぞれに、「幸福ですか?」と聞いてみたらもしかすると縄文人の方が上位に来るかもしれませんからね。だからといって現代日本がだめというわけではなく、より高いレベルを望んでいるから満足感が低いのかもしれません。一方、縄文人はこれで十分、これ以上何もいらないと思っていればきっと満足度が高いでしょうね。
 
言い換えればより多くの人がもっと上を見て自分は幸福ではないと思っているのでしょう。逆に言えばもう少し「知足」感を持つとランキングがあがってくるという現象もあるかもしれません。要するにこれは絶対基準としての幸福度というより主観的な満足度のランキングのような気がします。
2018年3月22日 11:42 岡本和久 |

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