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12月のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました

2008年12月22日 15:03

12月のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。

私は、3回シリーズで行なってきた「ウェルス・マネジメント・ノートを書こう」の最終回を行ないました。このノートを完成させるのは、色々、手間がかかるとは思いますが、これがあるとこれからの人生戦略、投資戦略がずっとわかりやすくなること請け合いです。毎回、出した宿題にもみなさん、非常に積極的に参加していただけました。また、改めていつかシリーズで行ないたいと思います。

伊藤さんの話は、「オルタナティブ・ファイナンス*マイクロファイナンスと市民ファイナンス」でした。世界的に金融のあり方が問われるなか、タイムリーな内容でした。特に、日本の頼母子講や無尽などを新しい視点で見直してはという提案は興味深いものでした。

ゲストはSBIファンドバンクの代表取締役、植村佳延氏をお招きし、「新しい投信ビジネス」というテーマのお話でした。本当に投資家のためになる「販売会社」を目指している同社は非常に面白い存在だと思います。投信業界を知り尽くしている植村さんの説得力あるお話にみなさん、感動していました。

これで私の2008年のセミナーはお仕舞い。年末年始は、執筆に明け暮れることになりそうです。

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トレンドとサイクル

2008年12月20日 18:37

● 海の表面の波はとても荒いものです。しかし、どんなに荒い波であっても、海底の奥深くを流れる潮流の影響を逃れることはできません。株式市場で日々、起こる出来事は表面の波です。株価の動きはその最たるもの。そして短期的な企業の動きと業績、中長期的な企業成長、そして、成長を支える長期トレンドとメガトレンド、これらは海の表面から底に至る海水の流れに例えることができます。長期投資家は表面の波に惑わされず、力強い長期的な流れに沿った投資をします。

● 私は現在の地球を取り巻くメガトレンドには三つの大きな潮流があると思っています。ひとつはグローバル化の進展による世界のフラット化、二番目が地球規模での人口構成の変化による社会・経済構造の変化、最後が今後、期待される我々の生活を大きく変える可能性を持つ技術革新です。これらは今後、何十年にもわたって続いていく超長期のトレンドです。いま、30歳の方が長期投資をはじめ、定年退職を迎えるときもまだ続いている潮流だろうと思います。

● 表面の波はトレンドではなくサイクルです。サイクルというのは循環。つまり、良くなったり、悪くなったり、上がったり、下がったりという繰り返しです。トレンドとサイクルという視点から2007年、2008年、そして、2009年の状況を考えてみると、トレンドは変化していないのですが、サイクルが一時的に逆方向に向かっていると言えます。なぜ、そうなっているかというと、過剰流動性が発生し、それにより資産価格が異常の水準まで押し上げられた。資産価値の上昇で資産効果が生まれ、過剰な消費が起こったからです。いま、それが正常化する過程にあり、そこで発生しているのが金融市場の混乱と景気後退なのです。

● サイクルのなかで投資をしている人にとって今はひどい状態です。とても投資に積極的になれる状態ではない。しかし、トレンドに投資をしている人にとってはそれがチャンスになるのです。5年先、さらには10年先を見据えれば現在は価値ある投資対象がバーゲンセール状態です。

● 世の中の誰もピンポイントでマーケットの底を当てることはできません。うまく当てることができたとしてもそれは偶然。スキル(技術)ではなくラック(幸運)なのです。ただ、長期の視点から見れば、いまは状況が悪いことは確かです。長期トレンドが続く中で一時的にサイクルが逆になっているのです。ですから、その期間に、時間をかけてコアになるポートフォリオを積み上げておけばいいのです。

● 「でも、この金融市場の危機で世の中どうなるかわからない。もしかしたら大不況になるかも知れない・・・。そんな不透明な環境で投資なんかしていいものだろうか・・・」、そう、思う方も多いでしょう。ごもっともです。しかし、この不透明感があるからこそ、良い投資対象がこの値段で買えるのです。不透明感がなくなったら、とてもこの水準では買えません。トレンドとサイクルをしっかりと峻別することがいま、次の成功への道なのです。

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初のインターネット・セミナーを開催

2008年12月15日 17:31

14日には初めてインターネット・セミナーを開催しました。

東京都渋谷区広尾の当社オフィスと日本各地を結んで「長期的視点から見た投資環境と戦略」というお話を三時間、たっぷりとしました。

お話をする私の姿、パワーポイントの資料など、それぞれの方がインターネットでご覧になれました。ワイン片手の方もいたようで・・・・。質問もチャットでできるので、気楽に何でもお聞きになれたようです。

もっとも、こちらからはみなさんの姿は見えないので、パソコンに向かって話しかける形になります。最初は慣れずにちょっと疲れた気がしました。

でも、便利になったものです。日本中を結んでインターネットでセミナーができるのですからね。セミナー後のアンケートでもみなさん、非常に好評でした。

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浅川夏樹さん、澤上さんとのセミナー

2008年12月14日 17:21

13日の午後、新宿ベルサール西新宿でセミナーを行ないました。

第一部はフィスコ社のアナリスト、鈴木一之さんに浅川さんが色々、質問する形式。景気敏感株に的を絞った投資戦略の話が中心で、私にとっても興味深いものでした。

第二部は澤上篤人さんと私によるセミナー。浅川さんが事前に聞いておいた質問に対してお答えしました。約80名の方が参加され、熱心に話を聞いていただけました。

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ウェルス・マネジメント・フォーラム第二回会合&忘年会

2008年12月 9日 16:56

8日、日本CFA協会のウェルス・マネジメント・フォーラム(WMF)第二回会合がありました。

なぜ、日本ではリスク資産への投資が少ないのかなど、非常に興味深いテーマにつき、みなさん、活発に意見を述べられていました。来年秋ごろをメドに何かWMFとしての意見を発表できればと思っています。

そして、その後、忘年会。飲み放題!みなさん、大いに飲み、大いに語り、とても楽しいひと時でした。

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中日新聞のIRセミナー@名古屋

2008年12月 8日 16:33

6日は岡谷で一泊。あけて7日。

朝、澤上さんや伊藤さん等と朝食。上諏訪から名古屋へ。

名古屋駅前のミッドランド・ホールで中日新聞主催の中日IRセミナー。地元の三社によるプレゼンテーションに先立って「ゆたかな人生のための資産運用」という題で基調講演をさせていただきました。会場には約350名の方がご来場でした。

例によって最初に挙手によるアンケート調査をしました。「自分は長期投資家」、「投資は少なくとも5年単位で考える」などという方が圧倒的に多数だったのはちょっと驚きでした。やはり、激動の市場にあってみなさん、意識が変ってきているのかなと思いました。

「最近の市場は異常だというのは間違い。今までが異常だった。いまは、正常化の過程にある」という話にみなさん、「うん、うん」とうなずいていらっしゃいました。

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岡谷でセミナー

2008年12月 7日 15:06

12月6日、岡谷でインベストライフとエプソン労働組合の共催セミナーが開催されました。カノラ・ホールに約120名の方が集まり、東京から参加した、伊藤さん、澤上さん、島田さん、渋澤さん、菅さんと私の六名の講師も多いに盛り上がり、4時間という長丁場のセミナーがあっという間に過ぎてしまいました。

エプソンの労働組合がユニオン投信を設立しました。労働組合が投信会社をつくるなど、かつては考えられませんでした。やはり、着実に世の中、変っているのでしょう。ユニオン投信の方々も多々ご参加いただきました。また、コムジェストのカントン社長と日本の代表、山本さんもいらっしゃり、カントンさんには飛び入りでコメントをいただく一幕もありました。

終了後は懇親会。大いに盛り上がりました。そして、浜の湯さんで温泉に入り気持ちよく長い長い一日を終えることができました。エプソン労働組合のみなさんに大感謝です。

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インベストライフ東京セミナー

2008年12月 5日 14:40

東京都渋谷区のリフレッシュ氷川でインベストライフ・セミナーが開催されました。

参加講師は伊藤さん、澤上さん、速水さん、菱川さんと私でした。

基調講演は伊藤さんが「脱石油の日本経済と家計スタイル」という話をしてくださいました。
その後、質疑応答。

市場が波乱なだけに長期投資の実践に関わるような質問がたくさんでました。
・ いま、株価が安いので毎月の金額を増やそうかと思っているが、いつ頃まで株安が続くだろうか
・ 現在は非常に大きな波乱の時期だと思うがこのようなときに個人のポートフォリオはどのように構成したらよいのか
・ 積立投資をしているが、景気回復をしたときに大きく買えるように現金ポジションを高めておきたいがタイミングとその方法は?
・ 物価連動国債が急落しているがその背景は?

など。とても質の高い質問がたくさんいただけました。このセミナーの動画は来年の2月に当社HPに公開します。お楽しみに。

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マーケット・レビュー(2008年11月)

2008年12月 5日 13:00

● ベンチマークの月間パフォーマンス(配当を含めたトータル・リターン)
【日本株式  】 -3.72% (配当込東証株価指数)
【日本債券  】 +3.86% (野村BPI指数)
【先進国株式】 -8.65% (MSCI KOKUSAI、円換算値))
【新興国株式】 -9.15% (MSCI Emerging Markets、円換算値)
【外国債券   】 +0.47% (CITIGROUP WGBI)

● 日本株式は不安定な動きながらもみ合い。セクターでは加工・組立、金融などが安い一方、社会資本・サービスは堅調な動きだった。素材・卸売りは小動き。株価指数を見ると、TOPIXが-3.7%、東証二部指数が-1.1%、マザーズ指数は+4.9%と小型株がしっかりした動きだった。REIT指数は-12.6%と大幅な下げが続いた。

● 米国市場では、S&P500指数が-7.5%、NASDAQ指数が-10.8%、ヨーロッパでもロンドン(FT100)が-2.0%、ドイツ(DAX)が-6.4%、フランス(CAC)が-6.4%。BRICs諸国に目を転じると、中国(上海総合)は景気刺激策を好感し+8.2%、インド(ムンバイSENSEX30)が-7.1%、ロシア(RTS)が-14.9%、ブラジル(BOVESPA)が-1.8%であった。

● 為替市場(NY)ではドルが10月末98.45円から11月末には95.45円の円高へ、ユーロは1.2725ドルから1.2690ドルへと対ドルで続落した。日本の金利はコール(無担保、翌日物)が10月末0.384%が、0.318%へ、3ヶ月物CDが0.80%で変らず、10年物国債金利(新発)は1.480%が1.395%へと低下した。米国では財務省証券3ヶ月ものが0.45%から0.05%へ、30年ものが4.41%から3.43%へと大幅低下した。注目の原油価格(WTI)は54.43ドルへと-19.7%、一方、金(NY)は816.2ドルへと+13.9%の上昇をした。

● 11月、最大のニュースは米国次期大統領にオバマ氏が選出されたことだろう。金融市場の危機に際し各国政府が協調体制をとって取り組んでいる。10月の日米金利引き下げに続き、11月には英国、ユーロ圏が金利を下げた。また、日米欧に新興国・地域を加えたG20、金融サミットも開催され、また米国の金融機関の救済策もとられつつある。当面は米国ビッグ・スリーの救済問題が焦点となろう。そんななか、中国が今後10年で57兆円にのぼる景気刺激策を発表したのが注目される。一方、国内ではトヨタ自動車、パナソニックの大幅減益修正、農林中央金庫の1.5兆円の有価証券含み損の発表など悪材料も相次いだ。金融市場もまだ、落ち着いたとはいえないが、今後は不況、デフレなどの実体経済がどの程度、深刻化するかを注目する展開となろう。長期投資家にとっての戦略は変らず。10年先を見て、この2年ぐらいをかけ、コアを作るつもりで積立投資をすること。

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まちかどのフィランソロピスト授賞式

2008年12月 2日 14:54

日本フィランソロピー協会が主催する第11回「まちかどのフィランソロピスト賞」贈呈式に参加させていただきました。いつものことながら心が洗われるような清々しい話をたくさん伺えました。

受賞者のみなさん、すばらしい方ばかりでしたが、特に専修大学4年生の戸田亜里紗さんの活動は胸を打つものがありました。戸田さんは脊髄性筋萎縮症で車椅子生活を子どものころから余儀なくされています。インドネシアに行ったとき車椅子をほとんど見かけないことに驚きます。車椅子はまさに自分にとって体の一部。成長して大きくなると使えなくなるのですが、捨てるには忍びない。そこで自分には小さくなった車椅子をインドネシアに寄付する活動がはじまりました。そして10年、プロジェクト「空飛ぶ車イス」と共にアジアに車イスの寄付を続けています。

同じ障害を持つ人を思いやる感受性とまっすぐな行動力はすばらしいものです。この贈呈式はいつも出席すると「世の中捨てたものではないな」と心から思います。また、このような活動を我々の前に紹介してくれる日本フィランソロピー協会にも感謝したいと思います。

 

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岡本和久のI-OWA日記

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