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田園調布学園に出張授業

2008年12月 1日 18:33

経済同友会の活動の一環として私は出張授業をさせていただいています。

11月29日は、田園調布学園にお邪魔しました。すばらしい校舎。吹き抜けの広場のようなところではコーラスの練習をしていました。つい、うっとりと聞きほれてしまいました。

私はこの学校は二回目です。自立ということ、おカネはけっして汚いものではないこと、投資とは将来のためにいま我慢すること、勉強は自分のなかに眠っている宝を探すようなものなどという話をさせていただきました。いつも、感想文が送られてきますが、いまから楽しみです。

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インベストメント・リサーチ・チャレンジ

2008年12月 1日 18:31

2008年11月28日に日本CFA協会主催のインベストメント・リサーチ・チャレンジというコンテストが行われました。
 
CFA(チャータード・ファイナンシャル・アナリスト)というのはグローバルな証券アナリスト資格です。ベンジャミン・グレアムが創立した長い歴史を持つ資格で、この資格をとるのには三次試験までをパスしなければなりません。しかも、全世界で同日に同じ試験が英語で行われます。私は現在、日本CFA協会の名誉会長を務めています。
 
今回、日本としては初めて、インベストメント・リサーチ・チャレンジというコンテストが行われました。学生を対象として、証券分析のレポートを出してもらいその優劣を競ったのです。対象銘柄は花王です。合計6チームが参加し、花王のインタビューも行い、レポートが完成、昨日、一次選考を通った3チームがプレゼンテーションをしました。私はその審査員でした。どのチームのレポートもプレゼンテーションも質の高いもので感心しました。もちろん、実務をそれほど知らないので不満な点もありますが、でも、立派なものです。結局、早稲田大学のチームが優勝しました。
 
実は現在、全世界でこのようなコンテストが行われています。おそらく200ぐらいのチームが参加しているのではないかと思います。来年、三月にはシンガポールでコンテストがありアジア代表が選ばれます。当然、早稲田チームも参加します。そして、四月にはロンドンで世界コンテストがありそこで「世界一」が選ばれます。こんなコンテストがあること、ご存知でしたか?「ニッポン・がんばれ!」と声を大にしていいたいと思います。

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インベストライフ・セミナー ・サロン大阪でのセミナー

2008年11月24日 17:31

11月22日、インベストライフのサロン大阪セミナーが開催されました。

とてもよい天気で行きの新幹線からとてもきれいな富士山が見えました。
富士山が見えると何か元気になりますね。

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会場は心斎橋のハートンホールでした。少し早くついたので近くの西の家さんで芋川うどんをいただきました。芋川というのは地名だそうです。ほうとうとほとんど同じなのでは?(かぼちゃは入っていなかった)

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セミナーはほぼ満席で70名の方がお見えになりました。講師は澤上さんと島田さん。私も含め三人が約30分ずつ話。その後、質疑応答でした。質問も活発で、しかも、とても的を得たものばかりでした。市場が混乱しているだけに、みなさん、ちゃんとした話を聞きたいと思われたのでしょうか。ご期待にそえていたならうれしいです。5名の方がその場で会員になっていただけうれしい限りでした。

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セミナーのあとはみなさんと懇親会。これが楽しいんだなあ。残念ながら汽車の都合で途中で退席しましたが、うれしい一日でした。ご尽力いただいた大谷さんはじめ、大阪サロンの方々に大感謝です。

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さまざまな相場格言

2008年11月20日 13:00

● 洋の東西を問わず相場に関する格言はたくさんあります。特に日本は江戸時代から米相場の伝統があり、相場に関する先人たちの知恵が凝縮されたような言葉がたくさん残っています。それらのなかで、どのような環境や時代でも通用すると思われるものを紹介しましょう。

● 投資で成功する最大のコツは常に大多数の人と逆のことをするということです。みんなが強気になるほど、自分は弱気になる。みんなが弱気になるほど、自分は強気になる。その点を強調した格言としては次のようなものが有名です。

「人の行く裏に道あり花の山」(一説に千利休の言葉といわれる)

「野も山もみないちめんに弱気なら、あほうになりて米を買うべし」(三猿金泉秘録)

「麦藁帽子は冬に買え」(ウォール街の格言)

● 投資家の心理を的確に捉えた格言も多々あります。

「もうはまだなり、まだはもうなり」(宗久翁秘録にある言葉)

「買いにくい相場は高い、買いやすい相場は安い」(日本の格言)

「腹立ち売り、腹立ち買い、決してすべからず」(宗久翁秘録)

「相場は群集心理の産物である」(メイナード・ケインズ)

「マーケットは最大多数の参加者にとってもっとも都合の悪いことが起こる場所である」(私がウォール街の古老から聞いた話)

● 投資戦略に関連した格言もたくさんあります。

「卵をひとつのかごに盛るな」(ウォール街の格言)分散投資を説く有名な格言です。私に言わせれば、かごを分散するだけでなく、かごを置いておく棚も分散すべきです。

「相場は暴落によって若返る」(日本の相場格言)
大暴落の後に続く相場は普通、それまでと大きく性格が異なります。

「いのち金には手をつけるな」(日本の相場格言)
要するにサテライト・ポートフォリオで損をしても、それをコア・ポートフォリオで補うようなことをしてはだめですよということ。

● 株価の動きに関する格言です。

「山高ければ谷深し」(日本の相場格言)
もちろん、逆も真なりで、谷が深ければ山も高いのです。

「閑散に売りなし」(日本の格言)
相場の低迷が続き、人気が離散。悪材料ばかりで好材料が見当たらない。そんなときは売りが出尽くした状態で、陰の極といえる。

「半値八掛け二割引」
1000円の株価なら320円が暴落時の下値メド。要するに三分の一。

● 米相場の極意を書いた三猿金泉秘録(牛田権三郎)という本に次のような文があります。

「三猿とは見猿、聞猿、言猿の三つなり。眼に強変を見て、心に強変の淵に沈むことなかれ。ただ、心に売りを含むべし。耳に弱変を聞きて、心に弱変の淵に沈むなかれ、ただ、心に買いを含むべし。強変を見、聞くとも人に語ることなかれ、言えば人の心迷わす。これ三猿の秘密なり」

株価の動きに眼を奪われないこと、周りのニュースにとらわれず超然としていること。そして、相場について語らない。本当に相場を知っている人は、その怖さを嫌というほど知っている。だから、得意になって相場を語るようなことをしないものです。

● 禅問答のテキスト、無門関に「非風非幡」という話がでています。それを読んで本間宗久は相場の極意、「三位の伝」を悟ったといいます。

「非風非幡」というのはこんな話です。ある日、風で寺の幡(はた)がそよいでいた。それを見て、ある僧は『幡が動いている』と言い、他は『風が動いている』と言い、二人は言い争いを始めました。二人は慧能禅師のもとに答えを聞きに行きます。禅師は『幡が動くのでもない、風が動くのでもない。動いているのはお前たちの心なのだ』と説いたといいます。

相場を動かすのは風(需給関係)だけでも幡(実体価値)だけでもない。それに心理が加わり三位が一体となって動いているのです。

● そしてこんな格言もあります。

「金のなる木は水では生きぬ、汗をやらねば枯れてゆく」
投資をするにも少しは勉強や自律心が必要です。しかし、本当の経済的自立は、投資だけで実現するものではなく、汗水たらしてまじめに働くことで可能となるのです。

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2008年11月I-OWAマンスリー・セミナー開催

2008年11月17日 15:05

当社のマンスリー・セミナーが開催されました。

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2008年11月16日(日)
@東京都千代田区永田町2-7-5砂防会館別館3F「立山」
プログラム
「貨幣の時間価値-Excelで計算」(伊藤宏一)
「ウェルス・マネジメント・ノートを作ろう②」(岡本和久)
「国富ファンド(SWF)の現状と今後」(柏崎重人氏、大和総研、企業財務戦略部長)

柏崎さんの話は国富ファンドの話から始まり、その背景にある世界の金融と経済の動き、そして現在の金融市場の混乱にまで踏み込む非常に内容の濃いものでした。柏崎さんは経済を見る目がしっかりとしており、非常に整合性のある、納得できる議論を展開していただけました。私にとってもとても良い勉強になりました。

 

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日本ギター合奏フェスティバルに参加

2008年11月10日 21:28

11月9日、日本ギター合奏フェスティバルに参加しました。会場はなかのZERO大ホールです。29組の合奏が行われました。

私は東京ギターアンサンブルの一員として永塚節さん編曲による「新東京ラプソディー」よりお江戸日本橋~東京|~トキオの三曲を演奏。指揮は私のギターの師、中島晴美先生でした。インベストライフ編集委員の菱川さんも今回、団員として初参加しました。

しかし、私が学生時代にやっていたギター合奏と比べ本当にレベルが上がっていますね。驚きました。

今回は日本ギター合奏連盟発足20周年だったのでフェスティバルのあと祝賀会がありました。有名なギタリストで作曲家のローラン・ディアンスさんも出席。即興曲の生演奏のおまけまでつき感激しました。

 

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さまざまな投資スタイル

2008年11月 5日 14:23

● 投資にはさまざまなスタイルがあります。近年、運用の世界では投資スタイルを特化する傾向が強まっています。つまり、何でもできますというデパート型のスタイルから、私の得意とするスタイルはこれですという専門店型の運用が主流になりつつあるのです。さまざまな投資スタイルは大きく分けると四つに分けられます。大型株・小型株という分類と、資産株・成長株という分類の組み合わせです。しばしば、この分類は「スタイルボックス」などとも呼ばれます。

● 何をもって大型か、小型かを判断するかというと、時価総額を使います。時価総額とは、現在発行されている株式数と株価を掛けたもの、つまり、いまの株価で発行されているすべての株式を買い付けたらいくらかかるかという指標です。言い換えれば、株式市場が判断したその企業の価値であるといえます。この数値の大きい銘柄が大型株、小さい銘柄が小型株です。

● 資産株・成長株という分類は銘柄を選択するとき何に注目するかと関係しています。資産株というのは、バリュー株とも呼ばれますが、その会社が保有している資産と比べて株価が割安であると判断される銘柄を言います。一方、成長株、あるいはグロース株というのは、現在の資産の額よりも将来に向けての成長性に魅力がある銘柄です。どちらのアプローチが良いかというのは一概には言えません。むしろ、投資をする方がどちらのアプローチを得意とするかという方が正しいと思います。

● 事実、投資の達人たちはほとんど明確なスタイルを持っています。元祖、証券アナリストといわれるベンジャミン・グレアムが提唱したアプローチが資産株投資の源流です。徹底的なバランス・シート分析によりその企業の価値を分析する手法で、市場の動きや成長性は見ず、ひたすら株価が企業価値を大幅に下回る銘柄を買おうというスタイルです。

● これに対してフィリップ・フィッシャーは成長株投資の父とも呼べる人です。彼は、何十年も成長を続ける企業を見つけるノウハウを15項目の条件にまとめました。そこでは経営陣の優秀さ、営業力や高度な技術などが重視されています。フィデリティーのマジェラン・ファンドの運用者として一世を風靡したピーター・リンチも成長株投資の流れを受け継ぐ人です。

● 同じ成長株でも、ある人は大型成長株に、ある人は小型成長株に特化をしたりしています。資産株でも同じことです。これらの四つのスタイルは典型的な分類ですが、それぞれの強みを活かしつつ、独自のスタイルを打ち立てている達人もたくさんいます。有名なウォレン・バフェットは資産価値を基本におきつつ成長性も加味して独自のスタイルを作り上げています。ジョン・テンプルトン卿も、どちらかと言えば資産株派ですが、視野を世界に広げ、元祖グローバル投資のグルともいわれる人となりました。

● 資産株か、成長株かというのはファンダメンタル分析の応用方法の違いです。一方、ファンダメンタル面はあまり重視せずに、株価の動きに基づいて投資の判断するテクニカル分析もあります。また、クォンツ運用という計量モデルによる投資手法もあります。人間の判断はモデルを構築する過程でのみ使い、いったんモデルができたら後はモデルの指示に従って運用する。この手法の最大のメリットは人間の感情による判断のブレを排除できるところにあります。最後にインデックス運用はパッシブ(受け身)運用とも呼ばれ、市場と同じパフォーマンスを安いコストで得ようという手法で、年金などでは幅広く用いられています。いずれにしても、どのよう運用をするかはそれぞれの人の持つ特性に依存しています。一刀流と二刀流のどちらが強いかという議論ではなく、どちらにしろその道を極めた人は強いというのが真実なのだろうと思います。

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「衣食足りれば他人の笑顔」研究会

2008年11月 4日 10:18

楽知ん研究所の「衣食足りれば他人の笑顔」研究会に出席。東京の東陽町で開催されました。

午前中は楽知ん投信の秋田さんが「私たちはいま、どこにいるのか」という講演をされました。世界各国の一人当たりGDPや人口をブロックを使ってビジュアルに示し、とても面白いお話でした。鉄道事業と株式会社の役割など投資の本質に迫る話題もありました。

午後は澤上さんと私のセミナー。30分ずつ講演をしてあとはQ&A。マーケットが大荒れなのでその話題がでるかと思ったのですが、むしろ長期投資の考え方や、おカネの使い方などが中心。やはり、これから投資を始める方が多かったのでしょうか。そういう方にはいまは「100年に一度」の投資スタートのチャンスかも知れませんね。

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サンフランシスコうまいもの特集

2008年11月 1日 10:33

10月の21日~24日にサンフランシスコに行っていました。
テレビを見れば大統領選挙と経済問題ばかり・・・・。

そこで今回は食べ物ネタです。
サンフランで出会ったうまいもの特集です。

まずは、フィッシャーマンズウォーフのクラムチャウダー。サンフラン名物のサワードウというパンをくりぬいた中に入っています。これがうまいんだな。

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次はThai Stickというタイレストランで食べたトムヤン・ヌードル
汗を流しながら食べました。

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友人とジャパンタウンで食べたKushitsuruという店のお弁当
でも、やはり和食は日本の方がいいな。

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カリフォルニア・ピッザ・キッチン(CPK)のジャンバライア風スパゲッティ。結構、気に入っています。

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友人と一緒にTown Houseで食べたハンバーガー。なんでもダイナミック。

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そして、Maharaniというインドレストランでのサーグ・パニールとライタ。スパイスで元気になります。

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今回もしっかり食べました。これからは少し減食です・・・・。

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2008年10月マンスリー・セミナー

2008年10月20日 15:47

当社のマンスリー・セミナーも今月からいよいよ四年目に入りました。

昨日、その第四期第一回が東京都千代田区永田町で開催されました。
プログラムは以下の通りでした。

① ウェルス・マネジメント・ノートを書こう①(+投資環境の検証)
岡本和久
② パーソナル・ファイナンスとは何か
伊藤宏一
③ 個人のためのアセット・アロケーションを考える
宮井博氏
日興フィナンシャル・インテリジェンス常務取締役
④ フリー・ディスカッション
宮井博氏、伊藤宏一、岡本和久

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三人の話のテーマに統一性がありよかったと思います。
また、質疑応答では最近の株式や為替市場の見通しについてたくさんの質問がでました。

 


 

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岡本和久のI-OWA日記

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