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守屋洋氏との座談会

2007年7月31日 15:55

7月30日の夜、中国文学者として名高い守屋洋さんをお招きし、澤上篤人さん、渋沢健さんと座談会をしました。以前から、「守屋さんと座談会が実現できたらいいね」と話あっていたので、夢がかなった感じでした。色々、ご尽力いただいた渋沢さんに大感謝です。

まず、「平成になって世の中が変わってきた」とおっしゃる守屋さん。日本と海外の文化の違い、日本社会の特徴、日本企業のリーダーについてなど、話題は止め処尽きませんでした。

私にとって特に興味深かったのは「仁」についてでした。「仁」は英語では「Warm heart」と訳されるそうです。西洋における「仁」は射程距離が短い。日本では射程距離が長い。一視同仁といわれるように、「世のため、人のため」とい う意識が強いのだとおっしゃっていました。もしかしたら日本的な「仁」に基づく資本主義というのがインベストライフの求めるところと同じなのかなあと思い ました。

最後は、是非、読んでおくべき中国古典の紹介まで、実に充実した2時間でした。その内容は会報誌、「インベストライフ」の9月号に掲載されます。お楽しみに!

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DIY@I-OWA Office

2007年7月29日 15:54

これまでも各地でDIY資産運用教室を実施してきましたが、今回は当社オフィスで少人数のクラスを開催してみました。ご参加いただけたのは、満員の 9名の方々。テーマは「100歳までの長期投資」、同名の私の著書をテキストにして、長期投資を始める方のためのポイントを説明しました。みなさん、とて も熱心に聞いていただけ、午後1時半から4時半までの3時間がアッという間にたってしまいました。最後の質問時間にも、とても良い質問をたくさん頂戴して うれしかったです。

同じテーマでのセミナーを8月25日(土)午後1時半~4時半、当社オフィス(広尾)で開催します。まだ、少し空きがありますのでご希望の方は早めにご連絡ください。

また、9月23日(日曜)午後1時半~4時半に別のテーマで同様の教室を計画しています。
現在、予定しているテーマは

  • 証券市場の基礎知識と業界構図
  • 投資理論の基礎を学ぶ

という二つを考えています。場所は今回と同じ当社オフィスです。その後も一ヶ月おきぐらいに開催をしてゆきたいと思っています。よろしければご参加ください。

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安全ベルトをしっかりと

2007年7月28日 15:46

ニューヨーク市場の下げに続いて日本のマーケットも下げていますね。今日は休日なので少しおさらいしておきたいと思います。

  日経平均 NYダウ
7月25日 -143 +68
7月26日 -156 -311
7月27日 -418 -208

27日の日経平均の終値は17283、今年2月の高値は18300(2月26日)、6月高値が18297(20日)、7月高値は18295(5日) ですから約1000円の下げです。NYダウは史上最高値が7月19日の14000ですから730ポイントの下落ということになります。暴落の原因は米国の サブプライム・ローンの問題、住宅バブルの崩壊などといわれています。

現在、世界には膨大な過剰流動性が存在し、それらがこれまで金融・実物資産の価格を押し上げてきました。この過剰流動性はITバブル崩壊後の米国の 金融緩和と、90年代末からの日本の実質的なゼロ金利政策により供給されたものと考えられます。しかし、米国の金融政策は2004年以降、引き締めに転 じ、すでに17回利上げをしています。日本も2006年以降、量的緩和の解除、政策金利の上昇が始まっています。つまり、かつて過剰流動性の供給源であっ た二本の蛇口のうち、一本は閉じられ、もう一本も出が悪くなっているというのが現状です。

2001年以降の過剰流動性はまず金価格の上昇に現れました。その後、原油価格が上昇に転じ、2003年ぐらいからBRICsを中心とする新興国の 株式が高騰しました。経済のグローバル化により、新興国の経済状態がよくなり、生活水準が向上し始め、これらがさらに資源価格の上昇圧力を招き、また、環 境問題などを起こしているのはご存知の通りです。

過剰流動性は、ヘッジファンドなどへも流入し、市場性の少ない投資対象の価格を高騰させました。しかし、過剰流動性はこれからどんどん増えるという よりは、減少に向かうことになるでしょう。途上国などでのインフラ整備なども大きなスケールで始まっており、資金が金融資産の投機(実物資産を金融資産化 したものも多いですからね)から、社会資本へと向かい始めています。

そしてこのことは過剰流動性をもて遊んでいる人たちが一番良く知っていることです。そこで、みんな「逃げ足が速く」なっているのです。ちょっと「や ばい!」と思ったらアッと言う間にみんな逃げている。しばらくたって「もう少し行けるかもしれない」となると、また、投機活動が始まる。それが今年の2月 と今回の株式市場、6月の債券市場で起こっていることです。

世界の経済環境は悪くないものの、過剰流動性が収縮するという逆風が中期的には続く恐れがあると思います。ですから、このような金融資産価格の大きな変動はこれからもしょっちゅう起こる可能性があります。

日本についてひと言、付け加えておくと、日本の長期金利正常化がこの世界の逆風のなかで進展せざるを得ないということです。金利の正常化は不可欠です。したがって世界の市場のあとを付いていくという傾向はこれからも続きそうな気がします。

長期投資家としては「これまで何回も見た風景」に過ぎないのですが、短期、中期の投資家には苦しい時期がしばらく続くのではないだろうかと思ってい ます。市場性の小さい限界的な投資対象や銘柄にはご注意を。「質への逃避」の時期です。乱気流が続きます。シートベルトはしっかりとお締めください。

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義捐金の寄付

2007年7月27日 15:46

6月、美瑛でインベストライフ・セミナーをしたときに長岡副市長の二澤和夫さんにお会いしたことはすでにブログで書きました。先日の新潟県中越沖地 震では長岡市も大きなダメージを受けられたことと思います。気持ちばかりですが、二澤さんに義捐金をお送りして、長岡市のお役に立てて欲しい旨、お願いを しました。美瑛で二澤さんが、どんな支援の物資よりもお金がありがたいとおっしゃっていたのを思い出したのです。

7月26日に長岡市長、森民夫さんからご丁寧な手紙とともに受領書が送られてきました。猛烈にみなさん忙しいなか、非常に迅速な対応をされているの に感心しました。もちろん、被害にあわれた方は本当にお気の毒なのですが、私の気持ちがすばやく受け入れていただけたことをすごくうれしく思いました。一 日も早く被災地とそこに住む方々が正常な生活をできるようになれることを祈っています。

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気象予報士とアナリスト

2007年7月26日 15:45

テレビを見ていたら「気象予報士」という人 が「気象庁が8~10月の天気見通しを発表して、8月の気温が平年並みになる」と発表したといっていました。まあ、事実としてそれを報道するのは良いのだ けど、ちょっと疑問が残ります。だって、「お前、気象予報士だろ?気象庁の発表に対して、自分の見解を少しは述べてみろよ」といいたい感じです。本来、気 象予報士というのは「気象観測データを分析して気象予報を提供する」人なのです。

でも振りかえって考えてみると会社発表の業績数字を鵜呑みにしている証券アナリストのいかに多いことか。会社発表の数字を分析するのは良いけど、自 分の判断を下し、その数字との差を主張するところにアナリストの本当の価値があるはずです。会社のスポークスマンじゃないのだから。

気象予報士にしても、アナリストにしても多くが単なる「レポーター」になってしまって、自分の意見を言っていない。なんとなく権威のあるものの言う ことに従うことで安心している。「寄らば大樹の陰」です。どちらももっとプロとしてのプライドを持って欲しいものだと思いますね。

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お台場!

2007年7月25日 15:44

お台場!

初めてお台場に行きました。いや、想像を超えていました。
いつのまにこんな町ができたんだ!という感じです。フジテレビのあのビルはテレビなどで見たことがありましたが、「どうせ、陸の孤島だろ」と思っていました。しかし、RINKAI線とゆりかもめで交通の便も随分改善されているようだし、たくさんの企業が移転してきているようです。その上、自由の女神まである!

友人とランチ。ホテル日航東京のオーシャンダイニングで地中海料理のブッフェ。レインボーブリッジのすばらしい景色を見ながらの食事はバラエティー豊かで満足、満足。

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満腹の後は散歩。台場一丁目商店街は昭和30年代ごろのムードをただよわせた面白いスポットでした。「レトロ」という言葉が口をついてでてきたのですが・・・、良く考えると私の子どもの頃の風景。「そうか、俺の子どものころはもう、レトロの世界か・・・」と妙に納得。

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とても楽しい数時間でした。
しかし、ほんと、いつのまにこんなすごい町ができたんでしょう。急にできるようなものではないし、失われた十ウン年の間にちゃんとこのような種が撒かれていたことに感動を覚えます。

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ビヤガーデンで投資の話

2007年7月24日 15:43

夏はやっぱりビヤガーデン、と、言うわけで当社近くの恵比寿ガーデンプレイス内ビアステーションに大学時代の旧友と繰り出しました。しかし、天気は あまり暑くなく、その点ではちょっと残念。せっかくのビアガーデンならやっぱり「暑い、暑い」といいながら飲みたいですからね。

久しぶりにあった連中でしたが、いつか話題は投資に。いままで一度も投資の話などしたことのない仲間たちが、「いや、そろそろやってみなければいけ ないと思ってるんだ」とか、「年金なんてどうなるかわからないし・・・」、「岡本さんのセミナーにでると、本当に投資ができるようになるの?」など質問続 出なのです。

私の仲間なのでみんな還暦前後。やっぱり「これからのことを考えないと・・・」というのがホンネのようです。「あ~ぁ、10年前にそのことに気付い ていればよかったのに・・・」と思いつつも、「いま、いくらおカネがあるにしても、これから賢く使っていかないと困ることになるよ。論文を書くのじゃない から難しいことはいらない。いつくかの簡単な原則だけ守れば運用は難しくない」と力説。「ともかくは8月3日のインベストライフ・セミナーと8月25日の DIY資産運用教室に来てみたら?」と言っておきました。

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休息の週末

2007年7月22日 15:42

今週末は久しぶりに予定なし。それで私が実践している瞑想の本部が ある那須で瞑想の上級コースのレッスンを受けてきました。那須塩原から車で20分ぐらいのところですが、インドの「風水」に相当するスターバティヤヴェー ダに則って作られた木造の建物です。建物の四隅の方位もきちんと東西南北になっていて、すべてが収まるところにピタッと収まったような場所なのです。辺り はただ、ただ静か。

建物に入った途端からストレス解消が始まった感じでした。とにかく、ど~っと疲れがでて眠くて、眠くて。瞑想もたっぷりしましたが、スカッとした瞑想というよりは、カラダとココロに貯まったストレスがどんどん解消するような感じ。

今朝の瞑想もまだ、まだ、そんな感じでした。昨夜も今日のお昼も共に完全菜食でヘルシーこの上ない食事でした。昼過ぎに向こうをでて家に4時半ごろ帰宅。でも、ああいう特殊な環境に入るとストレス解消が急速に進むのだなあと思いました。おかげさまで少しすっきりしました。

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波頭 旗頭

2007年7月19日 15:42

2007年7月19日付け日本経済新聞(夕刊)のコラム「波頭 旗頭」にインベストライフや私のことがでています。私に関連した部分のみご紹介します。

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資産運用教育を手がけるI-Oウェルス・アドバイザーズの岡本和久社長(60)は長期投資の旗振り役。92年から13年間、年金運用を手掛け、「米国に比べ個人の資産運用教育が遅れている」と痛感した。
2005年に独立して起業。月一回、会報誌「インベストライフ」を発行するほか、定期的に投資セミナーも開催する。会報誌にはさわかみ投信の沢上篤人社長 らが執筆に協力し、会員数は約800年に増えた。「世のためになる会社を応援するのが投資。約1500兆円の個人金融資産が社会を変える原動力になる」。 こんな信念を胸に、岡本さんは全国各地を駆け回る。
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「インベストライフ」のサンプル

2007年7月18日 15:41

クラブ・インベストライフの会報誌、「インベストライフ」は当社が発刊している月刊誌です。会員にのみ配布しています。伊藤宏一さんを主幹として澤 上篤人さん、村山甲三郎さん、渋沢健さん、平山賢一さん、速水禎さん、真壁昭夫さん、菱川精記さん、菅淑郎さん、河口真理子さん、島田知保さん、そして、 藤沢久美さんなどそうそうたる方々が編集委員に名を連ねていただいています。みんな、「日本に長期投資を根付かせたい」という心意気に燃えた人ばかりで す。

会報誌、「インベストライフ」にはこれまで多くの興味深い記事を掲載してきました。ただ、非会員の方からは中身を読んでみてそれから会員になるかど うか決めたいという声が多かったのも事実です。そこで今回、最近の記事をいくつか選んでホームページでご覧いただけるようにしました。

会報誌、インベストライフのサンプル

昨年7月には景気の転換点を予測する座談会を開きました。また、11月には、いま、株式市場でテーマになっている「水」を取り上げ話し合いました。そして、今年の4月には世界の株式市場の急落を受けて「インベストライフ」的考えを打ち出しました。

長期投資というと、あまり株式投資の役には立たないと思われる方も多いかも知れません。でも、この会報誌では、騒ぎ立てることなく、「品格を持って」ポイントをお伝えしているつもりです。

まずはサンプルをお読みください。

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岡本和久のI-OWA日記

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