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株主総会で思うこと

2007年6月28日 15:24

株主総会があっちでもこっちでも開催されています。今年は特にアクティビストと呼ばれる株主が、自分たちの提案をしたり、会社側の提案を拒否したりで、話題を呼んでいます。

このような投資家には外資系のファンドと称されるものが多いので、何か外人が日本の企業を片っ端から買収してしまったり、あるいは、日本の会社をマネーゲームのおもちゃにしようとしているかのような報道もあります。

経済がグローバル化するなかで世界中のマネーが世界の投資対象を求めて動き回っています。このようなマネーの動きは、投資判断を世界同一基準にして ゆきます。そこで日本国内と海外で大きな差があって、日本では当たり前でも海外では当たり前ではないことがあるとそこに裁定のチャンスが生まれるわけで す。

日本は長い間、株式の持合という閉鎖的な慣行があり、系列とか財閥の関連会社が圧倒的な大株主だった会社が多く、株主が会社の議案に異を唱えるなど ということは考えられませんでした。例えば少々、配当が少なくても持合企業間の相互のビジネスを考えれば投資採算が取れていたのです。つまり、投資採算= 投資収益+ビジネス収益だったわけです。

しかし、バブルが崩壊し、持合構造が弱体化するほどに純粋に投資採算を求める株主が増えてきたのです。それ自体は決して悪いことではありません。そのような環境下では企業は自分の持っている有形・無形資産を最大限に活用して投資家のために収益を上げることが求められます。

せっかく資産を持っていてもそれを活用して十分な利益を出していない経営者がいれば、「そんなら俺がやろう」と買収を試みる人もでてきて当然です。 特に日本企業は株主資本に対する利益の率や配当性向も低いので海外投資家から見れば、「なんで?」と思うのも当然でしょう。それを一歩進めて、会社経営に 揺さぶりを掛けて収益力を高めさそうという動きになるのです。

もちろん、ただ、短期的な利益だけを追求する株主が跋扈するのは長期投資家にとっては好ましいことではありません。短期的には収益の圧迫要因であっても適切な投資や教育は行なってゆくべきです。

長期投資家にとって大切なのは、ただ、外人が買い占めるから「NO!」というのではなく、企業経営者が長期的視点にたって保有する資産を最大限に活 用することです。だから、株主総会でぶつかり合っているのは、実は、「日本人対外人」ではなく、「長期投資家対短期投資家」であるということを認識するべ きではないかと思います。

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インベストライフ座談会

2007年6月26日 11:47

クラブ・インベストライフ会報誌で昨年の7月に「未体験ゾーンを迎えた日本経済の中で」という対談をしました。世界も日本も経済が非常に大きな転機を迎えつつあることを、恐怖感を煽ることなく「品格を持って」、「インベストライフ的」に警報を発した企画でした。

いま、そのトレンドが経済の現場で実証されつつあるように思います。そこで8月号の企画として「主婦(主夫)感覚で見た経済と物価の動向」という座 談会を開きました。今回は、主婦の方をお呼びして、司会を編集委員、河口真理子姉御にお願いしました。参加者は河口さん、子育て中の専業主婦、川元由喜子 さん、OL主婦の古市千晶さん、主夫代表で毎月家計簿もつけている編集委員、速水禎さん、そして、澤上さんと村山さん、私が参加しました。とても面白い座 談会で大いに盛り上がりました。内容は8月、会報誌発刊までがまんしてください。

いま、株式市場では「水」などがテーマになっていますが、インベストライフ誌はそれより何ヶ月か前にちゃんと特集を載せているのです。これからも価値ある会報誌を目指していろいろな企画をします。会報誌をしっかりと読むと必ず役立つことがあるはずですよ。

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各種セミナーの総合案内をアップしました

2007年6月25日 15:23

I-Oウェルス・アドバイザーズが関連するセミナーには伊藤宏一さんと私が講師を務めるのマンスリー・セミナー、多彩な講師/編集委員を招いてのク ラブ・インベストライフの東京セミナー、各地のサロンが主催するインベストライフ・セミナー、そして、岡本和久のDIY(ドゥーイットユアセルフ)資産運 用教室などがあります。

今回、ホームページ上にこれらのすべてを見ることができる総合セミナー案内を開設しました。みなさまのご意見をいただきより良いものにしていきたいと思っています。お気づきの点があればご連絡ください。

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インベストライフ・セミナー@大阪

2007年6月24日 15:19

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6月23日、サロン・インベストライフ大阪主 催のインベストライフのセミナーがありました。場所は心斎橋のハートンホール。11時半に新大阪に着き、御堂筋線の切符を買っているとばったり大分の河野 さんと会いました。まずは腹ごしらえと心斎橋の四川辣麺にて四川屋台坦々麺(元味辛口)プラスとろとろ地たまごを注文。汗をかきかき坦々麺を食べ元気をつ けていざ、会場へ!

セミナーには講師として澤上さん、菅さん、私が参加。大分、福岡、広島、倉敷、岐阜、松江など全国から駆けつけてくれた方々を含め約80名の方が参加し熱 気に満ちたセミナーでした。代表の大谷さんたちのご尽力もあり8名の方が新規に会員となっていただけました。これはうれしい限りです。

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その後、1時間少し会員懇親会。セミナーとは違った雑談ができ楽しいひと時でした。

そして、大阪ぼてぢゅう(西店)でお好み焼き。店員さんの指導で作った私の作品が以下です。8時10分ののぞみで新大阪発。帰宅は11時半ごろでした。心もお腹も充実の一日。

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出張授業

2007年6月22日 15:18

昨日は経済同友会の出張授業で杉並区立大宮中学校にお邪魔しました。全校で5クラスの小さい学校です。2学年は1クラスのみで30数名。そこに四人の講師が行きました。したがって私が話をしたのは8名。みんな、まじめな生徒たちで良く話を聞いてくれました。

今回のテーマは「働くことについて考えよう」というものでした。と、言うのもこれから彼らは職場訪問を行うのです。私の話を聞いた後に、職場訪問でどんなことを学びたいかを考え、それを今後はみんなに発表、最後に私が彼らの発表内容の講評をするというものでした。

訪問先は、保育園、消防署、動物園、サッカーショップ、ファミリーレストラン、衣類のディスカウントショップなどでさまざまです。ただ、彼らがそこ で何を学ぶつもりかというのを聞いてみると、その仕事の技術的なことに集中しているのです。例えば、動物園に行くのであれば動物の飼育の仕方を学びたいな どというのが多いのです。

私は講評として、そのような技術的なことよりも、その仕事が世の中でどういう役割を果たしていて、そこで働く人たちがどんな気持ちで働いているのか を見てきて欲しいといいました。働くということが社会のなかでどのような位置づけになっているのかを知ってもらいたい、そう思ったのです。

12月には再度、この学校を訪問して職場訪問の体験談を聞くことになっています。いまから楽しみ。このような試みが増えるのはとても良いことだと思います。

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偽装ミンチ事件

2007年6月21日 15:17

「牛肉」ミンチと称しながら豚肉などを混ぜていた事件が話題を呼んでいます。言うまでもないことですが、こんなのは許される筈もなく、その非は徹底的に糾弾されるべきです。

ただ、テレビである主婦が「こんなひどいことがあると、いったい、私たちは何をよりどころにしたらいいのか分からなくなってしまう」と怒っていまし た。まあ、怒りは分かります。でも、唯一の頼りにすべき「よりどころ」って自分の「舌」じゃあないのでしょうか?私はそのコロッケを食べた訳ではないの で、絶対的なことはいえませんが、普通、牛肉と豚肉の差って食べれば分かるものではないのでしょうか?しかもニュースでは相当、大胆に色々なモノを入れて たみたいです。まあ、混ぜ具合によっては分かりにくいこともあるかも知れませんけれどもね。

いずれにしても「誰か他人によりどころを求める」というのは自立心のなさを暴露しているように感じます。投資の世界でも似たような話がよくありますよね。「儲かるといわれて買った投信なのに損した。どうしてくれる」と。投資だって自分の眼力しか頼れるものはないのです。


<追記>です

上記のように書きましたが、もしかしたら、「牛肉と豚肉の差って食べてみれば分かる」というほど単純ではないかも知れないなと思っています。まず、 コロッケの大部分がポテトで、そこに混ざっているひき肉の話です。確かにちょっとぐらい違うものが入っていてもそう簡単には分からないかもしれな い・・・・。もしかしたら、怪しげな投資対象を発見する方がやさしいかもしれませんね。

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日経に私のコメントがでています

2007年6月19日 15:16

6月19日の日本経済新聞朝刊、28-29面に国際分散投資に関する広告特集が掲載されています。そのなかの29面は「分散と長期投資、資産を安定的に殖やす」というタイトルで私のコメントがでています。お読みいただけるとうれしいです。

なお、この記事はインターネットでもご覧になれます。
Page 1は神戸孝さんのコメント、Page 2が私のコメントです。

日経記事へ

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I-OWAマンスリー・セミナー開催

2007年6月18日 15:14

今日は月に一度のI-OWAマンスリー・セミナーでした。毎月のビッグ・イベントのひとつです。最初に私が「100歳までの長期投資(後編)」のお話をしました。今週中には書店にならぶ「100歳までの長期投資*コア・サテライト戦略のすすめ」 の概要を先月と今月、二回に分けてポイントの説明をしました。今回はどのような考えで資産全体を安全資産とリスク資産に分けるべきか、また、リスク資産の なかをコアとサテライトに分けるかというようなお話をしました。また、毎月のマーケットのポイントをお話するマーケット・レビューでは、世界と国内の金利 動向について整理しておきました。

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次いで伊藤宏一さんの「子供にお金をどう教えるか」という講演がありました。イギリスやアメリカの例を引きつつ、また、日本にも伝統的にあったお金に対する考え方をまとめていただきました。子どもばかりか大人にも通用するテーマでした。

ゲスト・スピーカーは中央三井信託の主席財産コンサルタント、加藤浩さんでした。「個人のための信託制度活用法*信託で『願い』を実現する」という 題でのお話をいただきました。信託制度の基礎と、個人にとっての利用法につき具体的事例を紹介しつつわかりやすくお話をしていただきました。加藤さんの著 書、「オーダーメイド信託のすすめ」も大変、参考になる本です。

その後のフリーディスカッションもたくさんの質問をいただきあっという間の4時間でした。そして懇親会。15名の方がご参加いただき「長期投資話」に花がさきました。

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高校の同窓会

2007年6月17日 15:13

6月16日、私の母校、東京都立大学付属高校の第十五期生の同窓会がありました。ちょうど、みんな還暦を迎えたわけで「還暦同窓会」でした。

205人の同期生がいましたが、参加は80名。すでに13名が鬼籍に入り、まず、その方たちへの黙祷で会が始まりました。そして、校歌斉唱。今年、喜寿になられた先生の挨拶、乾杯、そして懇談が始まりました。

一杯飲んで時間がたつと昔の面影が浮かんでくるのが面白いですね。「目が慣れて」くるのかもしれない。また、意外に仕事にも関係ありそうな人がいた り、これを機に交流の輪が広がりそうです。それにしても昔は楚々として気高く近寄りがたかったマドンナたちもすっかり貫禄がついて、人生の年輪を感じされ ました。

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墨田区鐘淵中学校へ

2007年6月15日 15:09

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墨田区の鐘淵中学校へ経済同友会の出張授業でお邪魔しました。50分間の授業を終えてから生徒さんたちと一緒に給食をいただきました。

ポーク・ビーンズのスープ、ハムとチーズのホットサンドイッチ、オレンジと牛乳。私が小学校時代の給食というとあの脱脂粉乳とカチカチのコッペパンが忘れられません。しかし、いまの給食はおいしい。
登校が8時20分で給食の時間が12時50分だそうです。みんなおなかがペコペコになっていたのでしょう。「いただきます」とともに一斉に食べだすところは昔も今も同じですね。

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岡本和久のI-OWA日記

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