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仙台のNPO法人アスイクで「2015マネープログラム」をさせていただきました。

2015年2月24日 19:24

2月22日、仙台のNPO法人アスイクで「2015マネープログラム」をさせていただきました。

対象は中学生と高校生でした。前半は私がハッピー・マネー講座を行いました。

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そして、後半は参加者のみんなに起業家になってもらい、世の中のためになるビジネスモデルを考えて、みんなの前でそれをプレゼンテーションしてもらいました。

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それから全員が自分以外で良かったと思うモデルに投票、優勝者(1位、2位ふたり)には図書券の賞品がありました。そして参加者全員にピギーちゃんが配られました。
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優勝をした高校一年生君のビジネス・モデルは「精神障がい者のケア」、二位の二人はそれぞれ「子どもの預かりビジネス」と「高齢者ケアと学習室運営」でした。

1位になった「精神障がい者のケア」ビジネスの内容はこんなものです。悩んでいたりやる気のでない人のところにコミュニケーション能力に優れた人が直接訪問をして家事を手伝ったり、話相手になってあげたり、買い物に付き合ったりします。二週間に一回、一か月に一回などいくつかのコースを決めます。費用は人件費がほとんどだと思います。コストは1時間2000円ぐらいになるのではないかと考えていますが、行政の支援なども受けて1000円ぐらいでサービスを提供したいと思います、

その他にもたくさんのアイデアがでました。本当に起業家になって欲しいものです!

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仙台でセミナーをさせていただきました

2015年2月24日 17:51

2月21日(土曜日)仙台でセミナーをさせていただきました。長い間、アレンジャーをしていただいている村越さん、阿部さんに感謝です。

「人生を通じての簡単・最良の資産運用」ということでお話をたっぷりさせていただきました。本当に熱心な方ばかりで話をしている方も充実していました。

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質問もたくさんいただきました。

  • バリュー平均法を自動的に販社がやってくれるようなサービスはないのでしょうか?
  • 世相が何となく不安定な感じがします。これから数年にわたっての投資環境をどう考えていますか?
  • REITは資産クラスとしてどのように考えればよいのでしょうか?
  • 積立投資をかなりしており、しかも、住宅ローンの返済もありなかなか生活が大変です。積立資金で住宅ローンを返済するという選択肢はどう思いますか?
  • 子どもの教育費を積み立てる場合、それは退職後の資金準備とは分けて運用した方がいいのでしょうか?
  • 国債を中心として国の債務が問題ですが、今後はどうなるのでしょうか?
  • 妻が投資に対して理解を示してくれないのですが、どのように説得したらいいのでしょうか?

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資産運用「気づきのタネ」(132)リスクを高めずリターンを高めるアセット・ロケーション

2015年2月20日 08:08

リスクを高めずリターンを高めるアセット・ロケーション


アセット・アロケーションは株式や債券の配分比率のことであり、これが長期的なポートフォリオのパフォーマンスのほとんどを決めてしまう。それは投資のことを少し学んだ人であれば幅広く知られている事実です。しかし、アセット・「ロ」ケーションについて議論されることは非常に稀なのが現実です。

アセット・ロケーションのロケーションとは場所とか位置を意味します。つまり、アセット・ロケーションというのはアセット・アロケーションで決まる国内外の株式や債券などを、どの口座で保有するかということなのです。

日本は確定申告をしている人が少ない上、2013年まで10年間にわたって証券取引については軽減税率が適用されてきました。昨年からこの時限的措置が終了しているのですが、多くの方はいままでどおりの口座で投資を続けています。

軽減税率が終了するのを機にNISA(少額投資非課税制度)が導入されました。また、2001年から始まった確定拠出年金制度もようやく本格的普及期を迎えています。証券投資をするときに、一般的には課税口座、NISA口座、確定拠出年金口座と税金の扱いのことなる選択肢が増えてきたのです。海外の個人向け資産運用セミナーなどに出席するとアセット・ロケーションの議論が非常に活発に行われています。日本もようやくそのような時代になりつつあるのではないかと思います。

特に税制面で優遇されているのが確定拠出年金制度です。拠出する資金が所得控除され、利子、配当は非課税、譲渡益も課税されず、退職後の引き出しの際も控除があります。しかし、不思議なことに多くの方がこの口座で定期預金をしているのです。

株式と定期預金では長期的には非常に大きなリターンの差があります。リスクは大きくても長期的には高い平均リターンが得られる株式を課税口座で保有し、せっかく税制優遇されている確定拠出年金で超低金利の定期預金をしている。これはとてももったいないこと、よほど税金を払うことが好きなのでしょうか。

税金は投資のコストです。せっかく導入されている制度です。うまく使えばリスクを高めずにリターンを向上することができるのです。これからの資産運用はアセット・アロケーションとアセット・ロケーションのマトリックスで考えることが非常に重要なのです。

(投資手帖 2015年3月号に寄稿した文章を加筆修正したものです)

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エコノミクス甲子園開催前日のイベントで講演をさせていただきました

2015年2月19日 09:17

日本全国で2000人以上の高校生が金融知力を競い、勝ち抜いてきた各県代表が集まって全国大会「エコノミクス甲子園」が今日(2月15日)開催されます。I-OWAもスポンサーの一員となっています。 

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昨日、その前日祭が開催され基調講演をさせていただきました。また、I-OWAのブースも設置しました。

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 夜は高校生のチームによるプレゼンテーション。農業問題を取り上げるチームが多かったです。そして、懇親会。さすが食欲旺盛な高校生、あっという間に食べ物がなくなりました!

翌日は全国大会。私は残念ながら予定があり出席できませんでした。

第9回エコノミクス甲子園を制したのは、宮崎県立宮崎西高等学校でした。みなさん、がんばりました。全員に拍手します。

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江戸川区立松江第六中学校から出張授業の感想文が来ました

2015年2月19日 08:51

2月10日に出張授業をさせていただいた江戸川区立松江第六中学校の1年生諸君から感想文が届きました。いつも出張授業の楽しみです。毎回、たくさんの事を教えられます。「え?そんなこと知らないの?」ということを気づかせてあげると、それがきっかけになってどんどん良い方向に思考が広がってゆくようです。少し紹介しましょう。

  • お金は私たちが商品を買ったりする事でそのお金が会社の収入になるというお金のサイクルが印象に残っています。そのサイクルを大切にして、お金の事について考えながら生きていこうと思います。
  • 僕たち中学生は今、働きの段階に入るための基礎か、予習をしているのだと気づきました。働きの時代になって成功できるように今の学びの段階のうちにたくさん失敗して、その分また勉強して頑張ろうと思いました。
  • お金とは働いた人へのごほうびだということを聞き、確かにそうだなと思いました。働いて稼いだお金は人に感謝された分、もらえるから、もっともっと働きたくなるなあと思いました。
  • 岡本さんが戦争の後、焼け野原になった東京の写真をみせてくださいました。そこで岡本さんは「このころの東京からいまの東京に回復したのはすべて働いている人たちが直してくれたんだよ」と教えてくださったので、僕はとてもいい言葉だなと思いました。
  • お店に並ぶ一つ一つの商品はたくさんの人が働いてくれたからこそお店にならんでいる。だから、物を買うときには自分にとってどれが一番大切で何が欲しいのかを考えて買いたいなと思いました。
  • お金は両親ががんばって働いてくれているからこそ自分の家に入ってくるんだとわかりました。お金を使うときは両親の苦労を考え大切に使っていきたいです。そして、今まで両親に育ててもらった分、自分がたくさん働きいままでの思いを返したいなと思いました。
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第114回 I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました

2015年2月17日 19:05

2015年2月15日、第114回 I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。

ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

私は「物価連動国債」のメリット、デメリットなどについてお話をしました。現行の方式だともう一つ、本来の魅力が発揮できないのが残念です。国内の物価連動債を組み入れたファンドと海外の物価連動債を組み入れたファンドを比較し、組み合わせた時の効果などにつきご紹介しました。

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ゲストは伊藤宏一さん。「シェアリングエコノミー(共有経済)の台頭と家計管理」というテーマでお話いただきました。そういえば昨年12月にニューヨークに行ったとき、友人がアメリカで急速にシェアリングが浸透している話をしていました。日本ではそれほどではないけれど世界的には大きな流れになっているようです。

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座談会、懇親会も大いに盛り上がりました。年間会員の方を中心にスポットでご参加いただいている常連さんも増え、知的(?)会話を楽しむ輪が広がっている感じがします。うれしい限りです。

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次回(115回)は3月15日開催です。私はエリスの「敗者のゲーム」新版がでたのでその解説をします。ゲストはベテラン・ケアマネージャーの北井純子さん。「介護の現場から」というようなお話をお願いしてあります。

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O & O Together in Osakaを開催しました

2015年1月25日 08:41

 大江英樹さんとのコラボ・セミナー、O & O Together in Osakaを1月24日に開催させていただきました。梅田の大阪市立生涯学習センターでの開催でしたが、定員いっぱいの満員御礼。

テーマは 『考えよう! 確定拠出年金の利用法』。大江さんから1時間、制度を中心としたお話、私も1時間、運用を中心とした話をさせていただきました。そして、質疑応答。外債投資、REIT投資などに関する質問に加えて、郵貯にまとまった資金があるがそれをどのようにポートフォリオ化すべきか、現金比率をどれぐらい持つべきかなど、高度な質問が多く、参加者のみなさまのレベルの高さを感じました。

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終了後は茶話会、参加者同士の話題も盛り上がり楽しいひと時でした。

そして、その後は有志で近くの中華料理で飲み会と続きました。大江さんは翌日、東京でのセミナーがあり残念ながら不参加。大江さん、楽しかったですよ。

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大江さんとのコラボは、「確定拠出年金を世の中にもっと活用してもらいたい」という志を共有しつつ、お互いに専門分野が違うので幅広い提案をみなさんにできます。ご一緒していていつもとても楽しいです。セミナー後、みなさんにアンケートをお願いしたのですが、「また、参加したい」という声をたくさんいただきました。大江さんと相談してまた、企画します。

私は昨年は大阪で講演ができなかったので、2年ぶりのセミナーでしたが、懐かしい方々にもお会いでき本当に楽しく、充実したセミナーでした。絶大なご協力をいただいた大谷さんに大感謝です。
 

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I-OWAマンスリー・セミナー(第112回)が開催されました

2015年1月19日 19:16

1月18日、I-OWAマンスリー・セミナー(第112回)が開催されました。

私はちょっと資産運用の話題から離れて「存在力とPro-Agingな生き方」というテーマでお話をしました。12月に68歳になり、老前から老後に移行するのも近いと思います。人間は生まれた時から最後の日まで加齢という進化のプロセスを生きます。そして、いろいろな制約が取れてくるにしたがって人間が本源的に持っている「存在力」が発揮されてくるように思います。DSC01202 (800x600).jpg

ゲストは野尻哲史さん。「老後難民にならない『逆算の資産準備』というご講演をしていただきました。人生を通じてのお金との付き合い方というのは私にとっても、もっとも重視しているテーマです。野尻さんの考えは私にとってもとても参考になりました。

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懇親会は、参加者の方が持ってきてくださった日本酒も入り笑い声いっぱいの楽しい時間を過ごすことができました。

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2014年に開催したマンスリー・セミナーの講演内容をまとめました。

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I-OWAマンスリー・セミナーの2014年の実績をまとめました

2015年1月19日 08:59

 I-OWAマンスリー・セミナーの2014年の実績をまとめました。
今年もがんばります!

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資産運用「気づきのタネ」(131)なぜ、アメリカ人はかくも消費できるのか

2015年1月 8日 09:18

なぜ、アメリカ人はかくも消費できるのか


久しぶりにニューヨークに行ってきました。クリスマス・シーズンだったこともあり、マンハッタンの街もお店も人がいっぱい。クリスマス・ツリーで有名なロックフェラー・センターなどはニューヨーカーだけではなく、全米からのお上りさん、全世界からの観光客でごった返していました。人気のハード・ロック・カフェなどは昼間から超満員。家族で食事をする人々、ビジネス・ランチらしき人たち、恋人同士、いろいろな人たちが大きな声で話し、笑い、食事を楽しんでいました。やっぱりアメリカの景気はいいのか、それともクリスマスは特別なのか……。

私がニューヨークで生活していた時にクリスマスの楽しみだった、ラジオ・シティ・ミュージック・ホールのダンスショー「クリスマス・スペキュタキュラー」も観ました。こちらも何と6000人の座席が満席。しかもこのショーは日に3~6回行われており、週に計32回の公演があります。そして、この出し物は11月7日から12月31日まで開催されますので単純に計算すると約150万人が観ることになります。

クリスマスに限らず昔からアメリカ人は消費好きです。反対に日本人は質素倹約を旨として、貯蓄をするのが良いとされます。しかし、アメリカ人といえども収入は無制限にあるわけではなく、むしろ雇用環境は厳しいともいえます。それではどうしてこんなに消費することが可能なのでしょうか。

アメリカの家計の金融資産のうち半分以上は株式、債券、投資信託などの有価証券です。一方、日本のこの比率は10数パーセントに過ぎません。さらに、日本では全体の半分以上が預貯金で、それに年金・保険を加えるとほぼ7、8割に達します。

「72の法則」というよく知られた複利計算の方法があります。複利の効果を表す数式で、利率×年数=72になる組み合わせで資産が倍になるというものです。例えば2%の運用を36年間行うと資産が2倍になるのです。3%なら24年、4%なら18年です。

30歳の人が頑張って年間で50万円投資したとしましょう。仮に利率が2%としても36年、つまり、30歳の人が66歳になる時には100万円になっているのです。3%なら145万円、4%なら200万円以上です。30歳の時に行った投資が66歳の時の生活費であると考えれば、日本のようにほぼゼロ金利で資産の過半を延々と預金するのとは大きな違いがあります。

仮に66歳の時に145万円必要だとしましょう。アメリカ人が3%で運用したとしても、30歳の時に必要な資金は50万円です。しかし、ほぼゼロ金利で日本の人がひたすら預貯金をするなら30歳の時に145万円も必要になってしまうのです。およそ100万円近い購買力の差が30歳の時点で生じるのです。

そう考えるとアメリカ人が楽しく消費できるのは、彼らが有価証券投資にかなりコミットしている結果ではないかと考えられます。反対に日本で、30歳の人が年間145万を老後資金に用意するのはかなり難しいでしょう。頑張って年100万円貯めたとしても、ゼロ金利のままなら66歳で使えるお金は100万円のみです。つまり、今の購買力の差だけではなく、退職後の購買力の差もかなり大きなものになります。

もちろん、ゼロ金利が今後、数十年も続くとは限らないでしょう。しかし極めて低リスクの預貯金とリスクのある有価証券とでは、その差が長期間で大きくなるのはいうまでもありません。アメリカのクリスマス消費を見ながらそんなことを考えました。

(日経マネーDIGITAL 2015年1月6日(火)に掲載された寄稿に加筆修正したものです)

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