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日経電子版にピギーちゃんが登場

2014年11月10日 09:19

 11月8日付けの日経電子版に「子供の投資教育向け貯金箱、口コミで人気広がる」という記事でピギーちゃんが取り上げられています。下記でご覧いただけますのでお読みください。

こちら

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O & O Together, Again 第2回 「考えよう! 確定拠出年金の利用法」」

2014年11月 4日 19:17

 大江英樹さんとのコラボ・セミナー、10月5日に開催したところアッという間に満員となったので再演。11月3日に開催しました。今回も50名様の方にお集まりいただき満員御礼!

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第1部では年金制度全般と確定拠出年金の仕組み、利用法を我が国の確定拠出年金業界の草分け、大江英樹さんにお話しいただきました。

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第2部では私が人生を通じての資産運用という観点からどのように確定拠出年金を活用すべきかというお話をしました。アセット・アロケーションとアセット・ロケーションの考え方、バリュー平均法などについても解説をしました。

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確定拠出年金の制度面、運用関連などたくさんの良い質問をいただきました。

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そして、日比谷シャンテのマンハッタン・エクスプレスで懇親会。お互いに初対面の方同士が楽しそうに話しているのを見てとてもうれしかったです。

こんなうれしい感想文もいただきました。

  • いままで無目的にお金を貯め、使ってきましたが、もっと真剣に考えるべきと思いました。あんのんとせず、確定拠出年金をまずやってみるべしと思いました。
  • 投資経験が浅く、セミナー参加も初めてでしたが、話の内容もわかりやすく、日頃疑問の思っていたことにも触れていただきとても有意義な時間を過ごすことができました。バリュー平均法のお話を聞くことができたのも大きな収穫でした。
  • お二人の組み合わせが最高!
  • 知識・経験が豊富なお二人のお話は、私のような未熟者にも分かりやすく、とても勉強になりました。確定拠出年金をきちんと理解し、味方につけて将来の自分を支えられるようにしていきたいと思いました。
  • バリュー平均法の考え方が新鮮でした。アセット・ロケーションも目からウロコです。
  • 日本人がもっとこういう知識を得て皆が豊かになって国富と幸福を増やせれば良いと思いました。

その他、たくさんのうれしい感想文をいただきました。ご参加いただいた方々に大感謝です。

同じ内容のセミナーを来年1月24日の大阪で行います。詳細はこちらで。

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資産運用「気づきのタネ」(128)もうひとつの資産形成

2014年10月27日 15:08

もうひとつの人的資産形成


人生は三つのステージに分かれます。学びの時代、働きの時代、遊びの時代です。学びの時代には自分の知識や技術を磨き、自分という資産の収益率を高めることが必要です。そして、活動の中心は徐々に人的資産を活用して金融資産を形成することに移ります、これが働きの時代です。プロとして社会的使命を果たしながら生活のための金融資産を稼ぐ。そして退職を迎えると遊びの時代に入ります。本来、遊びというのはお金のためではなく、自分の幸福感・満足感のために働く。自分の一番したいことをするとそれが世の中のためになる。それが本当の遊びです。この時期、金融資産を活用して、生き様を形成していくのです。そして、生き様を次の世代に見せてあげることで次世代の人的資産形成に役立てる。これが生き様の活用です。こうして命は次の世代へと受け継がれていくのです。

株式でも債券でもその本源的な価値はその証券が将来にわたって生み出すキャッシュフローの現在価値を合計したものです。人間にも同じことが言えます。一人の人間が将来にわたって生み出すキャッシュフローの現在価値がその人を単なる金融資産とした見た場合の人的資産価値です。公務員などは債券型、テレビタレントなどはボラティリティ―の高い株式型と言えるでしょう。

人的資産を高めるためには自分の収益力をアップしなければなりません。それには家庭や学校での教育、職場でのトレーニングや経験、そして様々な自己啓発のための投資などが必要です。しかし、すべての分野で専門性を持つということは現実的に無理です。そこで必要なのが他の人の人的資産を借りるということです。自分をサポートしてくれる友達の輪が広いほどその人は効率よく自分の人的資産からの収益率を高めることができます。そのようなサポーターの輪をつくること、これも立派な投資だと思います。

つまり、友だちという他者への投資です。私ごとですが、68歳も間近に控えて、体力的にも時間的にも色々な制約に直面することがしばしばあります。そんな時に本当にありがたいのが友だちの助けです。すべての専門能力を自分だけで持つ必要はないのです。いまから私が弁護士になろうと思ってもまあ、無理でしょう。しかし、弁護士の良い友達を持っていればそれで用は足りる。むろん、特定の分野にトップクラスの専門家を雇うことが必要な場合もあるでしょう。そんなときもある程度、業界の事情に通じた友だちのコメントは貴重です。特に自分の持っていない能力・知識・技術を持っている友だちは貴重です。そのかわり、自分にも専門能力があり、それをもって友だちを助けてあげることが条件です。

友だちの輪は急に広がるものではありません。長年にわたって幅広い交友関係を築くことが必要なのです。それは生涯を通じて続くものです。一番重要な原則は「敵をつくらない」ことです。最近の若い方を見ていると(と言うととても年よりくさい言葉でいやなのですが)どうも敵と華々しく喧嘩することが自分の強さを見せつけることだと思っているのではないかと感じることがあります。しかし、それで相手を言い負かせたとしてもそれは短期的なこと。やっつけられた方はその悪印象をずっと引きずることになり、その分、本人の友だちの輪は小さくなってしまいます。

敵は一番良い状態で「何も害を及ぼさない」、悪くすれば「害を及ぼす」ものです。友だちは悪くても「何も害を及ぼさない」、多くの場合、「助けてくれる」のです。つまり、どう考えても敵をつくるよりも友だちを作った方が得だとすぐにわかるとおもいます。あくまで私の経験によるものですが、友だちを増やすコツは①笑顔、②明るい声、③ポジティブな言葉、④思いやりのある態度などがあげられます。そして、大切なことは「こちらが心底、相手を好きになれば相手も好きになってくれる」ということです。友だちを増やすための投資は非常に大きな長期的成果をもたらします。

人的資産形成というと一般に自己啓発を目的とするものですが、他者の人的資産への投資を行いサポーターの輪を広げておくことは豊かな成功に満ちた人生を送るための鍵だと思います。

(この文章はFANETマネーライフに10月20日に掲載されたものです)

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金沢でセミナーをさせていただきました

2014年10月27日 14:34

 来年3月に新幹線が開通する金沢でセミナーをさせていただきました。北陸新幹線は東海道新幹線が完成した時からの夢。50年たってやっと夢がかなうのです。

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今回は2年ぶりの金沢訪問でした。往路の飛行機からは富士山がとてもきれいでした。

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金曜日の午後に金沢到着。その日の夜はタイ料理のお店で北陸女子会の15名のお嬢さんへ向けて講演でした。美女軍団に囲まれての講演は緊張します(笑)。

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翌日午前中は毎回、お邪魔している小幡邸でのセミナー。

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セミナー後は小幡ママがつくってくださった生姜の炊き込みご飯とけんちん汁。本当においしい!

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午後はインベストライフ・セミナー。こちらもたくさんの方が参加してくださいました。

私の講演内容は

1.人生を通じての簡単・最良の資産運用術
2.ピギーちゃんのハッピー・マネー教室
3.しあわせ持ちへのロードマップ

という三本立て。1.は働く世代、2.は学ぶ世代、3.はすべての世代ということで人生を通じてのお金との付き合い方についてお話をしました。

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終了後、コツコツの会に少しだけ参加させていただきました。みなさん、お金は投資の話を自由にできる場を探していることが良く分かります。

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急いで小松空港へ、そして帰宅。お土産はもちろん、ます寿司でした。

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忙しかったけれど充実の金沢旅行でした。

色々なアレンジをしてくれた小嶋さん、谷崎さん、小幡さん、本当にありがとうございました。

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出口治明さんを迎えてI-OWAマンスリー・セミナー開催

2014年10月20日 19:41

 2005年10月にI-OWAマンスリー・セミナーを開始、今回で10期目に入りました。

10月19日、たくさんの参加者にお出でいただき109回目のマンスリー・セミナーが開催されました。

私は「年金運用革命に学ぶ個人投資家のための資産運用」というテーマでこれから個人投資家が自らの責任で運用する時代を迎えて、日米の年金運用革命の推移から何を学ぶべきかというお話をしました。

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ゲストは出口治明さん。「歴史的視点からみた世界の課題」というテーマでお話をいただきました。地政学リスクが高まるなかで歴史を踏まえて今の世界がどのような問題に直面しているのか、色々な示唆に富むお話をいただきました。

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そして、参加者のみなさまを交えてフリーディスカッション。20名以下のサロン的な場だけにみなさん、色々な質問や議論をされていました。もちろん、懇親会もアルコールも入って大盛り上がり。20歳になったばかりのK君もご機嫌でみなさんに打ち解けていました。(このK君、バイトの収入から毎月1万円、VTを積立投資しているそうです。将来が楽しみな若者です)

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会員の方からいただいた大砂嵐関の手形。みなさん、ご自分の手の大きさと比べておられました。

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資産運用「気づきのタネ」(127)難しい投資とやさしい投資

2014年10月19日 08:16

難しい投資とやさしい投資


投資は難しいと思っている方がたくさんいます。なぜ、投資が難しいかというとできるだけ早く、できるだけたくさん儲けようとするからです。多くの場合、そのような投資行動は投資ではなく「投機」です。

株価の短期的な動きは予測がほとんど不能です。そのわからないものを対象に偶然性に賭けるのは投機です。つまり、儲かっても偶然であり、幸運だったというだけのことです。しかし、株価の動きを分析して売買をして儲ける人もいます。過去の株価の動きから将来を予測する点について筆者は否定的ですが、できると信じて投資をする方もいます。そのような方は短期投資家と言えるでしょう。

それでは長期投資家とは何かと言えば株式投資によって企業を保有する、そして企業が成長すると共に投資資産も増殖することを狙うものです。つまり、同じ投資でも短期投資と長期投資は別物なのです。

企業が成長するのには少なくとも数年という時間がかかります。したがって保有する企業価値が増えるためには必然的に長期投資をすることが必要になるのです。しかも、その成長率はゆっくりとしたものです。ですから、時間はかかり、リターンも目覚ましく高いものではありませんが、目まぐるしく動き回る株価を当てるような難しさはありません。要は世の中で本当に役立っている企業、自分が応援したいと思っている企業をじっと保有していればいいのです。それも難しいのであれば、全世界の株式を対象とするインデックス・ファンドを買っておけばいいのです。我々の生活を支えてくれているのは世界中の企業です。「おかげさま」という気持ちですべてを保有しておけばいいのです。

株価の動きは影のようなものです。企業の実体価値に光を当てることを想像してみてください。マーケットの心理は欲望と恐怖の間を毎日、ランダムに変化しています。欲望の側から光を当てると小さな実体も大きな影になります。恐怖の側から光を当てると大きな実体も小さな影になります。実体価値は同じでも欲望と恐怖の間の心理のブレで株価は大きく変動するのです。

実体価値が着実に成長していれば、上下に変動する株価も平均的には上昇していくのです。それに投資するのが長期投資です。「できるだけ速く、できるだけたくさん」を狙うのではなく、「ゆっくり、そこそこのリターンで資産を増やす」ことを考えれば投資は全然、難しいものではないのです。

(この原稿は「投資手帖11月号」に寄稿したものです)
 

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「O & O Together 考えよう!確定拠出年金の利用法」セミナーを開催しました

2014年10月 7日 13:31

 

 2014年10月5日、日比谷図書文化館で大江英樹さんと私のコラボ・セミナー、「O & O Together 考えよう!確定拠出年金の利用法」が開催されました。当日はひどい雨でしたがみなさん、お集まりいただきおかげ様で満席状態でした。

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大江さんからは「自分で年金をつくる最高の方法」というテーマで①企業年金と退職金のしくみ、2確定拠出年金のどこが良いのか?③運用ってどうやればいいのか?④運用商品の常識を疑え!⑤自分で年金をつくる最高の方法というお話をいただきました。

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私は「簡単・最良の運用術」というテーマで確定拠出年金を含め人生を通じた資産運用の考え方と実践方法をお話しました。主なテーマは①投機、投資、資産運用の定義、②資産運用の目的とする収益率、③投資対象はたったふたつで良い、④どうしても知っておきたいポイント、⑤資産運用のプロセス、⑥株式比率の考え方、⑦退職までにいくらいる???⑧リスクを高めずにリターンを向上する方法、⑨買付方法はどうする?⑩運用を継続するための知識などについて解説しました。

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そして質疑応答。色々な分野にわたりたくさんの質問をいただきました。

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セミナー終了後、日比谷シャンテのマンハッタン・エクスプレスで希望者による懇親会を行いました。

みなさん、あっという間に親しくなって投資話に花を咲かせていらっしゃいました。私にとっても記憶に残る充実したセミナーでしか。

今回のセミナーは告知をしてから一晩のうちに満席になるほどの盛況でした。出席をご希望されていても参加できなかった方も多かったので11月3日に同じ場所、同じテーマで再演をいたします。まだ、少し席に余裕がありますのでご希望の方はお早目に申し込みください。

詳細はこちら

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I-OWAマンスリー・セミナー(第108回)が開催されました

2014年9月23日 09:55

I-OWAマンスリー・セミナー(第108回)が2014年9月21日に開催されました。

プログラムは以下の通りで、満員御礼の状態でした。

プログラム:

「退職後の資産活用のポイント」(岡本和久)
「一緒に考えよう『相続』! ~十人十相続、最適相続(相続経済)とは?~終(つい)のデザイン=相続編=」(司法書士 桑瀬登起子氏)
フリーディスカッション&懇談会

私は退職後の資産活用のポイントについてお話しました。資産形成から資産活用は前半・後半と区切られるものではなく、継続したプロセスです。定率引出しが良いのか、定額引出しが良いのか、リターン・シークエンス・リスク、モンテカルロ・シミュレーションをどう考えるかなど、資産形成期には浮上しない問題が顕在化してきます。また、退職後、賢くお金と付き合いながらいかに「遊びの時代」を生きるかなどについてお話をしました。

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ゲストは司法書士の桑瀬さんに相続に関する幅広いお話をしていただきました。相続はシニア世代には大きな問題ですし、同時に相続を受けるミドル世代にも大切な課題です。桑瀬さんは実際に体験された相続に絡む話を交えながら本質を鋭く突く解説をしていただきました。桃太郎一家の相続争いは鬼嫁からフランスの愛人まで登場してみなさん、笑いながらお話に引き込まれていました。

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講演の前には緊張を解きほぐすためといってこんなおちゃめな姿も・・・・。とても緊張しているような講演には思えませんでしたよ。

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座談会は「最後の晩餐」の話からスタート。参加者全員が最後の晩餐に何を食べたいかを発表。私は寄せ鍋、シメはラーメン、それに辛口の日本酒1合でした。ちょっと食べ過ぎではという声もありました。

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そして、お待ちかねの懇親会も大盛り上がり。

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このセミナーの全講演と座談会の様子が有料動画でご覧いただけます。ご希望の方は当社までご連絡ください。

次回は10月19日、ゲストはライフネット生命の出口さんです。お楽しみに。

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資産運用「気づきのタネ」(126)二種類のゼロサム・ゲーム

2014年9月21日 10:06

二種類のゼロサム・ゲーム


Aさんが1000円で買ったある銘柄をBさんに1200円で売りました。さらに価格が上昇したのでBさんはCさんにその銘柄を1300円で売却しました。その後、価格の上昇は止まらず、1500円になったところでCさんはDさんにそれを売却したのです。これでAさんは200円、Bさんは100円、Cさんは200円のもうけを得たことになります。

しかし、もし、Aさんが息子、Bさんが娘、Cさんがお母さん、Dさんがお父さんだとしたら、このファミリーとして一体いくらのもうけがあったでしょう。お父さんがさらに高い価格で家族以外の人に売却をしない限り全体としてのもうけはありません。

この家族の場合、外部にも投資家がいるのでファミリー以外の人に高く売れば家族として儲けることが可能です。しかし、もし、すべての市場参加者がみんな家族だとしたらどうでしょう。投資家一家としてのもうけは家族のなかでどんなに必死に売買を繰り返しても全体としては増えることはありません。投資家総体としての利益はゼロです。正確に言えば売買に伴い手数料がかかりますからその分、マイナスになります。つまり、流通市場での取引はコストを無視すればゼロサム、コストを含めればマイナスサムの世界なのです。誰かがもうければ必ず誰かが損をしている、それが現実です。

しかし、ここで大切なことは株式を保有するということは企業の生産設備を保有することであり、生産設備は価値を生むということです。株式リターンの源泉は企業が生み出す付加価値です。十分に分散されたグローバルなポートフォリオを長期で保有していればその付加価値が増加していきます。つまり、株式のリターンの源泉は増大しているのです。ですから、株式市場におけるゼロサム・ゲームはパイの配分「比率」でみた結果であり、パイの拡大により「金額」そのものは大きくなることは十分にあり得るのです。

ここがFXなどの為替取引との大きな違いです。為替そのものは単なる交換価値を表したものであり、為替そのものが価値を生んでいるわけではありません。ですから、同じゼロサムでもこちらは「金額」でみたゼロサムなのです。

もちろん、金額で見たゼロサムであってもそのなかには勝者もいれば敗者もいます。ですから、自信のある方はそれにチャレンジするのは良い事だろうと思います。しかし、株式売買とFXなどの為替取引とは同じゼロサムであってもその性格が異なることは十分に認識する必要があると思います。

(この文章は投資手帖2014年10月号に掲載されたものです)

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長野県中野市のシニア大学で講演をさせていただきました

2014年9月19日 12:33

9月18日、地銀さんのご紹介で実現した長野県中野市での講演会、日帰りで信州中野市へ。中野市シニア大学での講演でした。何と会場は満席で60名の方がお見えになりました。圧倒的に女性が多く、お見受けした感じでは70代が中心だったように思います。本当にみなさん熱心に聞いていただけ、シニア・パワーに感動しました。

「退職後の資産運用の勘どころ」、「ハッピー・マネー教室」、「投資で良い世の中を創ろう」というテーマを織り交ぜてお話させていただきました。

 

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持参したピギーちゃんもアッという間に売り切れ。お孫さんが9人いらっしゃるというご婦人がどうしたら買えるのですかと聞きにいらっしゃいました。やっぱりピギーちゃんの話はみなさんの心に沁み込むようです。次回は是非、お孫さん連れでやりたいです。


長野までは新幹線、長野から長野電鉄で信州中野までは特急「スノーモンキー」でした。いいなあ、スノーモンキーっていう名前。この列車、よく見ると昔は成田エクスプレスとして走っていたものではないでしょうか。

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岡本和久のI-OWA日記

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