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資産運用「気づきのタネ」(101)六つの富(ふ)とハッピー・マネー四分法

2013年7月 8日 14:24

「六つの富(ふ)」と「ハッピー・マネー四分法」 ②

資産形成や資産活用のように人生を通じての資産運用についてはたくさんの良書も発刊されています。しかし、おカネの「使い方」について解説する本はあまりないように思います。私はしあわせ持ちになるためのおカネは四つに分けて使うべきだと考えています。それらは、「つかう」、「ためる」、「ふやす」、「ゆずる」で、私はこれを「ハッピー・マネー四分法」と呼んでいます。

多くの方がおカネは「つかう」と「ためる」が中心となっているのではないでしょうか。そして、「ためる」と「ふやす」の違いがいまひとつはっきりしないのではないかと思います。「ためる」というのは「使わないでとっておく」ということ。つまり、招き猫の貯金箱におカネを入れと、おカネが貯まっていくというのが「ためる」です。一方、「ふやす」というのは「投資」です。つまり、今日の500円が550円になり、600円になる。これが「ふえる」です。

この「ハッピー・マネー四分法」を目で見えるわかりやすい形にしたものが、米国のマネー・サビー・ジェネレーションという会社が開発し、当社が日本で販売しているハッピー・マネーのピギーちゃんです。愛らしい子豚ちゃんの背中には四つのおカネの投入口があいています。それぞれの投入口には「つかう」、「ためる」、「ふやす」、「ゆずる」と書かれています。胴体も四つの部屋に分かれており、それぞれの部屋は四本の脚につながっています。これはあくまで、子供のためのマネー教育素材ですが、大人にとっても非常に示唆に富むものだといえます。

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まず、「つかう」というのはいま、欲しいものを買う事です。つまり、「いま」の「自分」がうれしい。もちろん、その商品を作っている人たちも商売になるのですから喜ぶ。では、「ためる」というのは、いまおカネを使いたいうという誘惑に負けずに貯めておき、おカネが貯まったら欲しいものを買う。少し我慢をする分、高価な買い物ができ、喜びも大きいのです。いわば、その喜びの増加分は我慢のごほうびのようなものです。この時、誰がうれしいかといえば、「少し将来」の「自分」と買った商品の製造・販売をした人たちです。

「ふやす」、「投資する」は、ずっと将来の自分の大きな夢をかなえるためにするものです。おカネを増やすためにはおカネを手放し、おカネに働いてもらう必要があります。今すぐ必要ではないおカネを、今すぐおカネを必要とする会社に使わせてあげる。そして、その会社が良い世の中創りに貢献してくれ、社会から感謝され収益をあげる。その収益の一部がおカネを融通したお礼として帰ってくる。これが投資の本質です。つまり、投資で喜ぶのは「ずっと将来の自分」であり、今、「おカネを必要とする会社」であり、「社会全体」です。

最後の「ゆずる」、つまり寄付はどうでしょうか。ここで直接的に喜ぶのは寄付を受けた人たちです。困っている人たちにとっては本当にありがたいことでしょう。同時に自分のおカネが「世の中」のために役立っていると実感することは自分にとってもうれしいことです。

このように考えてくると、「つかう」、「ためる」、「ふやす」、「ゆずる」というのは「今・自分」という小さな意識を、「ずっと将来・世の中全体」へと広げてくれる効果があることに気づきます。時空意識が広がるのです。その点で、これは非常にすぐれた教材だと思います。

<つづく>

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資産運用「気づきのタネ」(101)六つの富(ふ)とハッピー・マネー四分法

2013年7月 7日 09:49

「六つの富(ふ)」と「ハッピー・マネー四分法」①

三回に分けて私の提唱する「六つ富(ふ)」と「ハッピー・マネー四分法」の関係を書きます。

人生の目的は「お金持ち」になることではありません。「しあわせ持ち」になることこそ我々が生きている目的です。本来、我々の人生は毎年、毎年、誕生日が来るたびに過去1年分の「しあわせ」が積み重なってゆくべきです。そして、人生、最後の日が一番たくさんのしあわせに囲まれている。それが「しあわせ持ち」の人生です。

そんな「しあわせ持ち」になるためには、六つの「富(ふ)」が大切です。それらは、ファイナンシャル・アセット(金融資産)、フィットネス(健康)、ファミリー(家族)、フレンド(友だち)、ファン(楽しみ、趣味)、フィランソロピー(社会貢献)です。できるだけ、この「しあわせの六角形」のバランスがとれていて、しかも、それが外側に広がっているほど好ましいと言えます。

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たとえば大金持ちでファイナンシャル・アセットは五段階評価で5でも、健康はボロボロ、家族は離散、友だちもいない。趣味もなければ、人のためには一銭も使いたくない。そんな人はあまりしあわせとは言えないでしょう。それより、財産は3くらいでも、健康で、良い家族や友だちに恵まれ、長年続けている趣味もある。そして、できる範囲で社会貢献もしている。そんな人の方がずっとしあわせなのではないでしょうか?

それでは、「『仕事』はどこに入るのですか?」という質問をよく受けます。仕事はファイナンシャル・アセットの源泉です。同時に仕事を通じて良い社会を作ることをしているので社会貢献でもあります。そして、そのような仕事は自分にとって楽しくなければいけない。つまり、仕事はファイナンシャル・アセットとフィランソロピーとファンが結合したものなのです。

六つの富(ふ)は決して、一朝一夕に増えるものではありません。長い年月をかけて形成していくものです。長期投資で金融資産を増やすと同時に、健康への投資、家族への投資、幅広い交友関係への投資、人生に彩りを添えてくれる趣味への投資、そしてできる範囲での社会貢献などを通じて自分のしあわせのポートフォリオを充実していく必要があるのだと思います。

<つづく>

 

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出張授業の感想文が来ました

2013年7月 4日 13:56

 毎回、出張授業のたびに送られてくる感想文が届きました。いつもとても楽しみです。

青梅市の中学校の二年生が対象でしたが、いつもながら、しっかりと話たことを受け止めてくれています。紙芝居も好評、ピギーちゃんの登場も大きなインパクトがあったようです。

<感想文から>

一番、印象に残ったものは「ハッピー・マネーのピギーちゃん」の貯める、使う、ゆずる、増やすということと「しあわせの六角形」についてでした。おカネの管理をしっかりできる大人になりたいと思いました。私たちの年代では(自分たちが歳取ったときには)若者の手をあまり貸してもらえないからこそ、ピギーちゃんのようなおカネの使い方をしたいと思いました。

講話を聴いてからは考えが180度かわり、おカネは汚いものではなく、おカネとは「幸せ」を買うことができる良いものだと知りました。おカネを持ってたくさんのしあわせに変えることが本当のおカネの使い道と知りました。おカネは感謝のしるしであり、おカネが感謝とともに世の中をめぐっていることを知りました。

株式売買の仕組みがよくわかりました。また、「ブル・マーケット」、「ベア・マーケット」といった専門的な用語も講話のなかに入れていただきとてもためになりました。

ピギーちゃんの四つのおカネの使い方をもとに、おカネの大切さや、使い方をわかりやすく話していただきよく理解できました。おカネがどのように世の中を回っているかということを通して人生についても教えていただきとても心に残っています。

従来のおカネの考え方とまったく違うことを教えていただきました。今日の講話は人生で何度とないチャンスで、考え方の方向転換をさせてくれました。

紙芝居が始まってとてもびっくりしました。ですが、絵がとても見やすく、とてもわかりやすかったです。

ピギーちゃんが僕の心にしみました。使う、ためる、ゆずる、増やすという言葉がまだ残っています。僕もピギーちゃんが欲しいです。

<質疑応答>

Q. 子供のころにどういう風に英語の勉強をしていたのですか?

A. 英語は好きでした。当時、まだ日本には外人さんも少ない時代だったので、遠くの方に外国からきた家族が住んでいると聞いたら、その家のポストに「ぜひ、話をしに行きたい」という手紙を書いてポストに入れたりしました。そして、翌日、会いに行って英語で話をしてくるのです。アメリカン・スクールが時々、公開されてイベントなどがあるとでかけていましたね。大切なことは興味を持って、あらゆるチャンスをつかむことです。

そうそう、それからとても大切なのは、「英語がちっともうまくならない」と思うときは実はどんどん成長しているときだと知ることです。成長しているときは自分が目標を高くしているので「うまくならない」と感じるのです。逆に「うまくなったな」と思ったら注意して努力を怠らないことです。これは英語だけではなく、スポーツでも、楽器でも言えることです。

Q. 仕事のなかでのやりがいは何ですか?

A. お客様に喜んでいただけることです。それ以上でも、それ以下でもありません。

Q. 社長になるというのはどういうことですか?

A. 会社というのは仕事を通して良い社会を作るために存在しています。社長の仕事は、会社で仕事をしてくれる人たちみんなが、その目的のために喜んで働いてくれるようにするということです。

孫悟空、沙悟浄、猪八戒などが活躍する西遊記という話がありますね。この話で一番、活躍しないのが三蔵法師です。力も弱いしただ、馬に乗っているだけです。でも、その三蔵法師がいなければ彼らは天竺には行けなかったでしょう。それは、三蔵法師が絶対にありがたいお経をインドから持って帰り、みんなを救いたいという強い気持ちがあったからです。

社長の役割りってこの三蔵法師のようなものだと思います。良い社会を作るという強い気持ちを持ち続けること、そして、すべての社員がそれを共有して活躍できるような環境をつくること。それが社長の仕事です。

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今週の「うまい!」でっかい餃子 曾さんの店

2013年7月 3日 20:56

 マスコミでも随分、取り上げられている「でっかい餃子 曾さんの店」に行きました。代々木駅のすぐそばです。

カウンター席の真ん中でまさに皮を伸ばし、餃子を詰めて焼いたりゆでたりしています。
カンバンに書いてある言葉にあ嘘はありませんでした。まあ、「でっかい」というのはそれほどでもないかな。まあ、やや、大きめぐらいとしておきましょう。

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餃子は普通と形が違い円形です。皮がしっかりしていて、中に肉汁が結構、入っています。
餃子定食590円をいただきました。

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餃子を割ったところはこんな感じ。

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お店の概観はこんな感じ。すぐわかります。隣で若者が麺を食べていました。次回トライします。

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私の寄稿、「生活者が良い企業を育てる時代」が掲載されました

2013年7月 1日 19:08

日本CFA協会が発刊している「CFAジャーナル」2013年6月号が発刊されました。

私の「生活者が良い企業を育てる時代」という寄稿文も掲載されています。
30~34ページです。よろしければお読みください。

その他、著名な先生方の論文の要約が日本語で読めます。

CFAジャーナル 2013年6月号

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資産運用「気づきのタネ」(100)ハッピー・マネー四分法

2013年6月29日 09:38

ハッピー・マネー四分法


ユダヤ教の経典、タルムードでは財産は土地、商品、現金の三つに分けて持つべきであるとしています。これを模して今日、不動産、株式、債券をもって財産三分法などと呼ぶこともあります。資産配分が長期的パフォーマンスのほとんどを決定づけるという観点からも、このような分散は意義のあることだと思います。しかし、この考え方は資産をいかに増やすかという視点に基づくものです。

人生の目的はお金持ちになることではなく、「しあわせ持ち」になることです。ある程度の経済基盤を確保したら、それをどのようにして、幸福感や満足感に変換していくのか、実はそれが人生におけるおカネの付き合い方で最も重要な点です。つまり、財産をどのように分割して使うと幸福感が最大化するかということが問われているのです。しかし、その点に関してはあまり議論がされていないように思います。ただ、おカネを貯めることがしあわせになるための条件で、だからおカネを増やす事が大切なのだという考えが横行しているように思います。

当社で販売しているアメリカ生れのハッピー・マネーのピギーちゃんはおカネをどう分けて使うのが良いかを教えてくれます。おカネの投入口が四つに分かれ、そこから入れたおカネはお腹の部分の四つの部屋に入り、そして、四つの足からそれぞれの部屋のおカネが取り出せるようになっています(参照)。そして、その四つの部屋には「SAVE(貯蓄する)」、「SPEND(消費する)」、「DONATE(寄付する)」、「INVEST(投資する)」と印刷されています。

つまり、これは厳密には貯金箱ではなく、おカネの使い方を教える教材なのです。アメリカの貯金箱がすべてこのようなわけではなく、これは、子ども向け金銭教育に特化した会社、Money Savvy Generationが制作・販売している商品です。

これに引き換え日本の招き猫の貯金箱はおカネの入れ口はひとつでひたすら貯めるだけです。ちょうど膨大な個人金融資産の大半が銀行預金という貯金箱に貯められているのと同じイメージがあります。今日、我々が考えなければいけないことは、おカネをどのように使うかということだと思います。

いま、欲しいものを買う消費(つかう)、いまおカネを使いたいのを我慢して、少し大きいものを買う貯蓄(ためる)、自分のためにだけ使うのではなく、世の中の困っている人を支えてあげる寄付(ゆずる)、そして、ずっと先の大きな夢の実現に向けておカネを良い社会創りのために働かせる投資(ふやす)、おカネをバランスよくこれら四つの使い道に分けていくことが、しあわせ持ちになるための道なのではないかと思います。

言い換えれば「いま・自分」のためだけにおカネを使うのではなく、「将来・世の中」のためにもおカネを使うということです。おカネを使う時空の範囲を広げるのです。私はそれをハッピー・マネー四分法と名付けています。そろそろ、財産三分法で儲けるだけでなく、ハッピー・マネー四分法を真剣に考える時代ではないかと思います。

( 本稿は「投資手帖 2013.5月号」に掲載された記事を同誌の了解を得て掲載しているものです)

 

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瞑想三昧

2013年6月23日 19:19

 二泊三日で那須のヴェーダの森へ行きました。前回は昨年11月、手術後二か月でした。今回はすでに9か月が経過しています。

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到着するなり、何となくいままで隠れていた疲れがどっとでた感じで三日間、ウトウトしながら瞑想にふけっていました。すっきりした気がします。

食事は完全菜食。これが、おいしいんです。ブッフェ形式でちょっと食べ過ぎ。しかし、お腹のこなれが良いのでそんなに苦しくはありませんでした。写真は二日目と三日目のランチです。(ランチが一日の中心になる食事です)。

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食事のあとはみんなで散歩。GWごろに田植えがあったそうですが、稲はスクスクと育っています。田んぼのオタマジャクシにも前足がでていました。牛ものんびりと草を食べていて、まさに田園風景、いいなあ~。

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夜の散歩のときは熊がでる恐れがあるので「熊よけの鈴」を持ってでかけます。帰り道、ランプの上にいた蛙くんと遭遇。

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売店に私の著書、「瞑想でつかむ投資の成功法」のAudio Bookが置いてあったのでうれしかったです。

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たっぷりの瞑想(休養)とおいしいベジタリアン食、散歩で自然に触れて、大きな風呂に朝と晩。「余は満足じゃ」という感じでした。

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帰りがけ、那須塩原駅近くの人気パン屋さん、Schellen Baumに立ち寄りパンを仕入れ。

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東京に戻って都議選の投票へ。リフレッシュした週末でした。

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資産運用「気づきのタネ」(99)三本目の矢、放つのは誰?

2013年6月20日 09:46

三本目の矢、放つのは誰?


アベノミクスの三本の矢のうち、二本はそれなりの効果を伴って的を射たと言えるでしょう。「異次元」の金融緩和を続ける決意を示し、為替レートを円安トレンドに変換したことで多くの企業は恩恵を被りました。十分な流動性が供給され、円安により企業収益が回復し、将来への期待感から株式市場も活況を呈してきました。そして、その副次的効果かも知れませんが消費行動も少しは活気づいているようです。

米国経済も堅調になってきており、しばらく鳴りを潜めていた出口戦略の話も復活し始めています。日本は米国よりもグラウンド四分の一周ぐらい遅れて、同じ循環をたどっていると言えるでしょう。これからは、いわゆる金融相場から業績相場への端境期に入ることとなるのだろうと思います。そして、このような相場性格の転換期には時折、大きな変動(特に下方への)が起こるものです。

金融相場の時はマーケットという池の水量が増えるようなもので、全面的な底上げ相場になりやすいのです。しかし、業績相場というのは文字通り個別企業の業績を反映した相場展開になります。その意味では、選別色がいままで以上に強まることになるのだろうと思います。

円安によって多くの企業の業績が増額修正となりました。ただ、重要なことは、円安は外部要因の好転でしかないということです。企業の経営努力の結果ではないのです。100だった利益が円高で50に低下していた。しかし、円安になったので100に戻ったというのでは企業の努力はなかったと言わざるを得ません。

これから評価しなければいけないのは、これまでの円高局面で各企業がどのような経営努力をしてきたかということ、そして、いまの円安局面で何をしているかということです。順風によって生じた利益をどのように将来の価値創造に使うかが問われているということです。

いま、アベノミクスの三本目の矢、「成長戦略」が放たれようとしています。しかし、経済の持続的成長はあくまで民間企業によってもたらされるものです。政府の役割りは民間部門の活動を効率的にするための基盤を構築することです。その意味では三本目の矢を放つのは民間企業以外にはないのです。

少なくとも経団連の中心的な企業はそれぞれの「成長戦略」を公表すべきです。政府だけが「成長だ!」と叫んでも、実行する企業にやる気がなければどうしようもありません。いま、注目すべきことは、個別の企業がどのような成長戦略を実施するかという点です。そして、それが来るべき業績相場の最も重要なエンジンになるのだと思います。

( 本稿は「投資手帖 2013.7月号」に掲載された記事を同誌の了解を得て掲載しているものです)

 

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6月16日、I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました

2013年6月18日 19:13

6月16日、I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。

プログラム:
「子どもにおカネ・投資をどう教えるか~新教材の紹介」(岡本和久)
「宗教、道徳と経済行動」(山口勝業氏)

私は、出張授業で感じてきたことを中心にいかにおカネのことを子どもの頃から教えることが大切かについてお話をしました。そして、画家のムムリクさんとコラボで作った子どものための「ハッピー・マネー教室」の教材のお披露目をしました。紙芝居舞台を使って紙芝居スタイルのプレゼンです。

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ムムリクさんも参加、自己紹介と作品紹介をしてくれました。

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ゲストはイボットソン・アソシエイツ・ジャパンの社長、山口勝業さん。私の研究テーマでもある「和風資産運用」とも接点の多い興味深いテーマでのお話でした。

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そして、ミニ座談会と懇親会。みなさん、活発に発言してくださり多いに話題が弾みました。

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インベストライフ2013年6月15日号が公開されました

2013年6月17日 11:00

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■□ 「インベストライフ」2013年6月15日号のご案内
□■  http://www.investlife.jp
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● 今月のひとこと
トヨタ自動車は約34億株の株式を発行しています。日経平均が1144円安をした5月23日、同社株も340円安をしました。34億株が340円下落したのですからトヨタ自動車の時価総額は1.1兆円減少したことになります。会社発表ではトヨタの今期の連結当期利益は1兆3700億円です。つまり、1日のうちに利益の80%に相当する価値が消えてなくなったのです。しかし、どう考えても1日でトヨタ自動車の価値がそんなに変化したとは思えません。

このような事実を見ると改めて「株価は影」であることを痛感します。欲望の側から光を当てると実態より影がずっと大きくなる。反対に恐怖の側から光を当てると影は小さくなる。投資家の心理が欲望と恐怖の間で揺れ動くとき、影である株価は大きく変動します。

ですから影を追いかけても意味がないのです。短期的には大きな変動をする株価も長期で見れば実態価値の周辺で変動しているのです。積立投資でポートフォリオを構築し、企業価値の成長を長い目で享受することが賢明な投資家の道だと思います。

FACEBOOK上でクラブ・インベストライフの仲間が活発な議論をしています。FACEBOOKに登録している方、ぜひ、ご参加ください。(2013年6月15日現在で参加者数は1381名です。まずは2000人を目指しましょう)

● 特集1
座談会 日本フィランソロピー協会理事長 高橋 陽子、ミュージック・セキュリティーズ㈱社長、小松 真実、岡本 和久
日本フィランソロピー協会の理事長として心のこもった社会貢献活動を展開されている高橋陽子さんと、ミュージック・セキュリティーズで社長として心のこもった出資・寄付などの活動を行っている小松真実さん、お二人と「心のこもったお金の使い方」について語り合いました。

● 特集2
中国がわかるシリーズ10 漢帝国の盛世と武帝の時代(前) 出口 治明
劉邦(高祖)に始まる漢帝国。呂后、文帝、景帝と続き、武帝の長い治世までが解説されています。

● 特集3
インベストライフ・アーカイブより「合計197歳が 『100年に一度』を語りあう(前編)」故三原 淳雄、澤上 篤人、岡本 和久
経済評論家の故三原さんと、澤上さん、岡本の3人の合計年齢は当時、197歳!リーマン・ショック後、巷を賑わした「100年に一度の危機」について語りあいました。乱高下が続くいまのマーケット環境でも、通用する話だと思います。この鼎談は『週刊SPA !』の企画により、2009年2月6日に行われました。後半は次号に掲載します。

● ブログ紹介:
伊藤宏一の「近現代日本と貯蓄」―貯蓄は美徳なのか― 伊藤 宏一
右脳インタビュー 片岡 秀太郎
実践コーポレートガバナンス研究会・ブログ 門多 丈
鎌田泰幸のブログ 鎌田 泰幸
澤上篤人のレポート 澤上 篤人
世代を超える想いの滴 渋沢 健
真マネー原理 滝沢 伯文
About Money,Today 竹川 美奈子
一日一言ブログ 竹田 和平
出口治明の提言:日本の優先順位 出口 治明
セゾン投信・社長日記 中野 晴啓
CFA流「さんない」投資塾 日本CFA協会
SRIのすすめ 未来の測り方 速水 禎
毎週3分で、資産運用の成功へ導くメルマガ! 尾藤 峰男
馬渕治好の凸凹珍道中 馬渕 治好
森本紀行はこう見る 森本 紀行

● 基本ポートフォリオのパフォーマンス
データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび
全世界の株式と債券を半分ずつ保有する二資産型基本ポートフォリオの5月末までのパフォーマンスは42%です。過去10年の年率換算の平均リターンは約5%でした。いかに急ピッチの上昇だったかが良くわかります。

● 投信データ・ウォッチ
データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび
今月は直販ファンドのパフォーマンス比較です。過去1年で60%以上のパフォーマンスをあげたのはセゾンの達人ファンドとレオスのひふみでした。

●「早わかり 日本版ISA」 & ミニ座談会 講演:野尻 哲史、ミニ座談会:野尻 哲史、竹川 美奈子、 岡本 和久、レポーター:川元 由喜子、赤堀 薫里
いま、各社が必死に宣伝をしている日本版ISA(NISA)について、この制度実現に尽力してこられた野尻さんにお話しを伺いました。ミニ座談会では、竹川美奈子さんも参加してさらに幅広い議論を展開できました。

● マンスリー・セミナー・レポート 名著ヨミトキ『キャピタル』(講演:岡本和久 レポーター:川元 由喜子
日本ではそれほど知名度が高くないキャピタルですが、実は米国有数の歴史と規模を誇る資産運用会社です。運用手法もさることながら、同社の本当の強みがどこから来ているのか、チャールズ・エリス著の「キャピタル」をよみときつつ解説をしました。

● 岡本和久のI-OWA日記
★わーい!ピギーちゃんの缶バッジができた ★今週の「うまい!」酸辣湯麺@太楼 ★今週の「うまい!」あじさいきんとん ★資産運用「気づきのタネ」(98)サギからカモを守るために ★今週の「うまい!」盛岡三大麺を食す ★平泉観光 ★全国経済同友会セミナー@盛岡に参加 ★5月のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました ★今日はI-OWAの誕生日!

http://www.i-owa.com/diary/

● I-OWAマンスリー・セミナー案内
マンスリー・セミナーは、個人投資家の方が、ゆたかでしあわせな人生をおくるために必要なおカネの知識を体系的に学んでいただくためのセミナーです。 証券アナリスト歴15年、資産運用歴15年の岡本和久CFARが、資産運用の理論と実践法をわかりやすく解説します。また、毎回、ゲストをお招きし、さまざまな分野の講義もしていただきます。次回は7/21(日)12:30~16:30@東京都渋谷区広尾1-8-6-7F(当社オフィス)で開催です。プログラムは下記サイトでご覧ください。

http://www.i-owa.com/information/

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