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「六つの富」と「ハッピー・マネー四分法」(日経マネーDIGITALに寄稿)

2013年3月29日 20:29

 日経マネーDIGITALのCFA流『さんない』投資塾に 「六つの富(ふ)」と「ハッピー・マネー四分法」というタイトルで寄稿をしました。かねてみなさまにお話をしていた「六つの富」とピギーちゃんの「ハッピー・マネー四分法」がどのようにリンクするかを書きました。

CFA流『さんない』投資塾 「六つの富(ふ)」と「ハッピー・マネー四分法」

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資産運用「気づきのタネ」(93)特化型運用と自己責任

2013年3月22日 19:32

特化型運用と自己責任

長期投資で一番大切なことは、投資家自らが資産全体のコントロール・センターとなり、コアとサテライトを適切な比率で分け、コアについては自分のニーズにあった資産配分を決め、各資産クラスごとに十分に分散されたインデックス・ファンドなどの投資対象を選ぶ。そして、その上でプラス・アルファを狙うサテライト・ポートフォリオを構築することです。これは今日、世界の年金運用でも基本的に用いられているプロセスです。しかし、その歴史はそれほど長いものではありません。

いまではちょっと信じられないですが、代表的機関投資家である年金基金ですら、アメリカでも1970年代の後半まで、そして日本では1990年代の中ごろまで、自らがコントロール・センターになることはまれでした。どのような運用だったかというと「バランス型」と呼ばれる運用で、採用をしている運用機関にまとまった資金を「よろしく頼むよ」と委託して、運用機関は「任しといてください」というわけで運用を請け負っていたのです。

バランス型運用機関は自分の相場観で株式を増やしたり、減らしたりし、また、個別銘柄を売ったり、買ったりします。年金基金はこのようなマネジャーをたくさん採用していたわけですが、これだと、資産全体のアセット・アロケーションはそれぞれのマネジャーの相場観の集合体ということになってしまいます。つまり、年金基金としてのポリシーが全然、全体のポートフォリオに反映されないのです。この問題を解決するためにコア・サテライト方式が採用されるようになったのですが、その過程で各運用機関はその運用哲学と運用手法を明確にすることが必要になりました。

バランス型全盛時代は、「どのような相場環境にもフレキシブルに対応します」と言うことが良いことだとされていたのですが、年金基金の需要がもっと特化してきて、「当社はこれこれの手法に専門化しています」と表明することが必要になりました。言わば運用がデパート型から専門店型に移ったのです。各運用機関は「当社は大型成長株に特化しています」とか、「外国株が専門です」とか、「アセット・アロケーションが得意です」というように「専門性」を明確にし始めました。同時に年金基金の運用機関の選択もそれぞれの専門性を組み合わせる形で行われるようになってきました。

「当社は相場の状況に合わせてスタイルを変更しつつ継続的に収益をあげます」という手法は、言い換えれば、どこにも専門性がないというのと同じです。だいたい、そんな手法で継続的に成功するのは難しいということはパフォーマンス評価が浸透するにつれて明確になってきたのです。

この変化は特にアクティブ運用機関に大きな変化をもたらしました。コアを構成するインデックス運用のパフォーマンスと比べて見劣りする運用機関は解約され、その資金が同じ運用手法でも良いパフォーマンスを示しているところに移されることが頻繁に起こり始めたのです。こうして運用競争が激化し、その結果、運用技術の高度化も進んでいったのです。

これから、このような変化が個人の資産運用においても現れるだろうと思います。個人投資家にとって投資信託の選択は年金基金が運用機関を選択するのと同じです。どこかの販売会社が投資家の事情と関係なく、「この投信、面白そうですよ」といって持ってきた商品を買うのではなく、自分のアセット・アロケーションを設計図として、各資産クラスにあった部品として特化した投資信託を採用するようになるのです。さらに、その選択した投資信託が揺るがない投資哲学と運用手法を持っていることが必要です。「どんな環境でもうまくやります」というのは、うまく行ったとしても偶然以外の何ものでもありません。

この変化は投資家の自己責任を明確にすることにもなります。つまり、特定の投資哲学と投資手法を選ぶ責任は自分にあるということです。しかし、いつの時代でも運用を失敗したダメージは自分にくるのです。その意味では、最初から運用パフォーマンスの責任は自分以外にはありません。そのような気づきが浸透していくことで、個人投資家の質的な向上が起こり、それが投信そのものの改善につながっていくのだと思います。

 

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今週の「小食知足」道明寺とおはぎ@正庵

2013年3月20日 20:03

 

私のオフィスから歩いて10秒(5秒かな?)の明治通り沿いの正庵。道明寺桜餅とおはぎです。本当においしい。当社にお出での節はぜひどうぞ。このお店、ずっと歌舞伎座にも支店をだしていました。当然、新歌舞伎座でも出店するものと思っていたら「だめなんです」と。なんでも場所がないらしい。とても残念。せめて広尾で応援してあげたいです。

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3月17日、I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました

2013年3月18日 12:40

3月17日、I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました

私はハワード・マークスの「投資で一番大切な20の教え~賢い投資家になるための隠れた常識」という本のヨミトキをしました。2011年、発刊の新しい本ですが、アクティブ運用のポイントがわかりやすく書かれています。今回は「効率性の考え方」、「バリュー投資とグロース投資の違い」、「リスクとの付き合い方」、「サイクルと振り子」、「心理と予測」などポイントをまとめてお話しました。

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ゲストはコモンズ投信でファンド・マネジャーをしておられた吉野永之助さんでした。長いファンド・マネジャーとしての体験を通じて、投資のことから国際化、教育、プロということなど幅広い含蓄あるお話を伺えました。

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そして、フリーディスカッションもみなさん、積極的に発言して本当に内容豊かなものとなることができました。

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このセミナーの様子(全体で約2時間45分)は有料動画でご覧いただけます。興味のある方は当社までお問い合わせください。

なお、今回は当マンスリー・セミナーを6年以上受講された方を、ハッピー・マネー・インストラクターとして認定し、表彰をしました。みなさんが世の中に「しあわせ持ち」の輪を広げる活躍をしていただけることを期待しています。

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今週の「小食知足」即席ラクサ

2013年3月16日 20:33

初めてラクサを食べたのはシンガポールでした。大好きになり、毎回、シンガポールに行くたびに地元の英語も通じない店で食べていたし、マレーシアでも食べたし、中近東にしょっちゅう行っていたころは、シンガポールでワンストップがあったので空港のラクサ屋さんで食べていました。また、サンフランシスコに毎月行っていたころも、サンフランのシンガポール・レストランにはしばしば行って食べていました。

ところがこれが日本ではなかなか見つからないのですね。それでしばらくあきらめていましたが、先日、香港の友人がシンガポールに行ったことがきっかけで彼女が即席ラクサを送ってくれました。

これがかなり本物に近いのです。久しぶりに堪能しました。

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さて、この即席ラクサ、日本でもここで売っているようです。ぜひ、お試しを!
(プリマ・テイスト ラクサラーメン 185gという商品です)

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長期仲間通信「インベストライフ」、今日の午後公開です!

2013年3月15日 09:27

 ★★★★ インベストライフは本日(3月15日の午後、公開されますのでお楽しみに! ★★★★

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■□ 「インベストライフ」2013年3月15日号のご案内
□■  http://www.investlife.jp
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● 今月のひとこと
「この先どうなるのかは知る由もないかもしれないが、今どこにいるのかについては、よく知っておくべきだ」(ハワード・マークス著、貫井佳子訳、「投資で一番大切な20の教え」日本経済新聞出版社刊)より

株式市場が好調です。「決められない」、「実行できない」政治から、結果はどうなるか不透明でも、とにかく方針を決めて、実行しようという状態になったのが大きいのだと思います。いわば、いままで踏ん切りがつかなかった外科手術を受けようと覚悟を決めたようなものです。その意味では大きな進展があったと思います。しかし、また、アベノミクスは色々な副作用をはらんでいることも事実です。大切なことは、今後の経済がどうなるかを当てようとするより、現在の局面が大きな流れのなかでどこに位置しているのかを認識しておくことです。

FACEBOOK上でクラブ・インベストライフの仲間が活発な議論をしています。FACEBOOKに登録している方、ぜひ、ご参加ください。(2013年3月14日現在で参加者数は1161名です。まずは2000人を目指しましょう)


● 和太鼓対談 生き方、死に方、おカネ、そして投資(前編) 林 望 vs. 岡本 和久
リンボウ先生こと林望氏と私は大学時代からのよき友です。書誌学を専門とする彼と資産運用を専門とする私との間ではほとんど共通点がないように思われますが、なぜか考え方が非常に似ていると感じていました。いつか彼と対談をしたいと思っていましたが、今回ようやくその夢が叶いました。二時間半にわたる丁々発止の会話。まるで和太鼓を両側からたたき合っているような感じでした。二カ月にわたってその内容をご紹介します。

● 確定拠出年金の底力  大江 英樹
確定拠出年金のさまざまな側面を日米比較という視点から比較、そして、投資教育に関する思いも語っていただいています。大江さんの新著の紹介もあります。

● 中国がわかるシリーズ7 諸子百家(後) 出口 治明
諸子百家の後半です。私の好きな老荘も登場。たくさんの思想家が排出された時期ですが、彼らの思想をコンパクトに説明していただきました。

● 基本ポートフォリオのパフォーマンス
データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび
2資産型ポートフォリオで5年間積立投資をしていたら、積極型では約30%、成長型では24%、安定型でも17%の利益が投資額に対してでているんですね。

● 投信データ・ウォッチ
データ提供:イボットソン・アソシエイツ・ジャパン/投信まとなび
今回は直販ファンドの比較を掲載しています。かなりファンドによってパフォーマンスにバラツキがでてきています。大切なことは相場に流されるのではなく、投資哲学を貫き通すことです。その意味ではバラツキがでるのは良いことではないかと思います。

● マンスリー・セミナー・レポート 岡本和久講演より お江戸に学ぶ(上):経済構造の変遷
レポーター:川元 由喜子;加筆:岡本 和久: 2013年1月に開催されたI-OWAマンスリー・セミナーにおける岡本和久の講演のポイントをレポートしてもらいました。ひと口に江戸時代と言っても前半と後半では大きな経済構造の変化を起こしています。

● マンスリー・セミナー・レポート 馬渕 治好講演より 「2013年経済と市場を読む」+ミニ対談:「投資環境を語る」
講演 馬渕 治好 レポーター:川元 由喜子 ミニ対談 馬渕 治好 vs. 岡本 和久 レポーター:赤堀 薫里;加筆:岡本 和久

同じく2013年1月に開催されたI-OWAマンスリー・セミナーにおける馬渕治好氏の講演要旨です。その後、ミニ対談では経済と社会に関して興味深い議論ができました。

● 岡本和久のI-OWA日記
★落合第二中学校へ出張授業 ★出張授業の感想文が来ました ★資産運用「気づきのタネ」(92)「微妙玄通」は、リラックス投資の要諦 ★ハッピー・マネー教室 You Tubeのまとめ ★今週の「小食知足」えびす製麺所@恵比寿銀座 ★中学生から感想文! ★今週の「小食知足」梅が丘のうまい! ★2月のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました ★今週の「小食知足」広尾のカレー ★インベストライフ2013年2月号(122号)が公開されました

● I-OWAマンスリー・セミナー案内

3/17(日)12:30~16:30
会場:東京都渋谷区広尾1-8-6-7F(当社オフィス)
プログラム:
「名著ヨミトキ、マークス著『投資で一番大切な20の教え』」(岡本和久)
「ファンド・マネジャーという人生」(吉野永之助氏)
「ゲスト対談」、「フリー・ディスカッション&お茶会」
スポット受講料:ネットでの受講は5000円+税、教室での受講は10000円+税

4/21(日)12:30~16:30
会場:東京都渋谷区広尾1-8-6-7F(当社オフィス) 
プログラム:
「名著ヨミトキ、エリス著『キャピタル』」(岡本和久)
「早分かり 日本版ISA」(フィデリティ退職・投資教育研究所所長 野尻哲史氏)
「ゲスト対談」、「フリー・ディスカッション&お茶会」
スポット受講料:ネットでの受講は5000円+税、教室での受講は10000円+税

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落合第二中学校へ出張授業

2013年3月12日 19:36

今日は新宿区立落合第二中学校の三年生、28人に出張授業。ここのところ、中学校の先生になったような気分です。でも、とにかく手ごたえがあってうれしいです。 

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大江戸線ができて非常に便利になった地域です。落合南長崎駅から歩いて5分ぐらい。でも、それまでは閑静な住宅地だったので、住民もサラリーマン世帯が圧倒的に多いようです。校庭も広々しており、それも土のグラウンドです。副校長先生も「土のグラウンドは珍しいんです」とご自慢の様子。 

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例によってアンケート
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おカネのイメージ
 きれい(31%)、きたない(69%)
お金持ちのイメージ
 良い人(60%)、悪い人(40%)
おカネを稼ぐことは?
 良いこと(100%)悪いこと(0%)
おカネをどうしたらかせげる?
 喜ばれる(96%)、奪う(1%)
おカネについて家族と話しますか?
 はい(64%)、いいえ(36%)

特徴的なのはおカネのイメージは汚いという子の比率は平均並みですが、お金持ちのイメージが良いこと。ホンダの創業者ファミリーの邸宅が近くにあるそうなので、もしかしたらその影響もあるのかも知れません。それから、家族でおカネの話をする家庭も平均よりずっと高いです。

Q&Aです
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Q:ポテンシャルがなくても稼ぐことはできますか?
A:ポテンシャルがない人なんて一人もいないよ

Q:どうやったら成功できるのですか?
Q:お金持ちにはどうしたらなれるんですか?
A:いまやらなければならない一番つらいことを一生けんめいしなさい

Q:億万長者の気分は?
A:そう、気持ちいいよ、私は「しあわせ持ち」の億万長者だけど

Q:仕事(おカネ)がなければ文明社会では生きていけないのですか?
A:良い質問!みじめな生活をしたくないならある程度のおカネは必要だろうね。ただし、おカネは「しあわせ持ち」になるひとつの要素だから、おカネだけが必要なのではない。ほかにも大切なことがたくさんある。ひとつ言えるのは、おカネがたくさんあったら、たくさんの人を喜ばすことができるということ。だから、みんなに感謝されてどんどん稼ぎ、みんなが喜ぶことにどんどんおカネを使えばいいんだよ。人が喜べば自分もうれしいんだから。

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出張授業の感想文が来ました

2013年3月10日 11:30

先日、出張授業をさせていただいた足立区の中学三年生から感想文が来ました。
全部で78通の感想文です。キーワードで集計してみると以下のような結果でした。

  • ピギーちゃんでおカネの使い方を知ることができた・・・21人
  • おカネに対して悪いイメージがあったがそれが変わった・・・18人
  • 私もしあわせ持ちになりたいと思った・・・18人
  • おカネは感謝のしるしだと分かった・・・11人

その他、一日一善を私もしたい、今の自分に都合の悪いことを悪いことと思わない、チョコレートは世界中の人が協力してできている、できないとしないは違う、おカネで被災地の方が笑顔になっているのに感動した、などが数人ずついました。

個別には以下のようなコメントがありました。どれも私にとっては宝物です。それにしても中学三年になると本当に色々なことを観察しているし、夢も持っているし、世の中のことを理解できるのだなと感心します。しかも、ほとんどの子はノートも取らずに聞いています。それで実に的を得た感想文を書いてくるのです。私にはとてもできない。現代っ子ですごいなとうれしくなります!

  • 私の座右の銘は一日一善です。改めて大切だと思いました。将来は人の役に立つエンジニアになりたいです。(女子)
  • 新たな価値観が発見できた新鮮な体験でした(女子)
  • いつもは聞けないとてもリアルなお話を聞けて本当に良かったと思いました(女子)
  • 具体性のある話をしてくれて説得力がありました。また、具体性を持たせた話であるにも関わらず抽象的な事柄にも当てはまり、さまざまな事柄に生かせるものだと感じました。また、物事に対する観点の根幹を揺るがすような、価値観に影響を与えるような話でした。この話を聞くことで私の中の何かが変わった気がします(男子)
  • 今日の事がなければ将来の事など考えていなかったかもしれません。これからは自分のなかの小さな自分を信じた良いおカネの使い方をします(男子)
  • 今の二年生は少し荒れているので来年も来て(今の二年生に話をして)ください(男子)
  • 少子高齢化が進んでいることに不安を感じています。そのためにもおカネは貯金とかしなければいけないなと思いました(女子)
  • また、投資について教えてください(男子)
  • 自分のなかで思っていたことがたくさん変わりました(男子)
  • 人のために働くことは素晴らしいということを今日は学べました(男子)
  • 特に投資の話とか、貯金の話とかためになったので来年度も来て(後輩に)お話をしてあげてください(男子)
  • 不況の今だからこそどのようにおカネを使えば良いのかを知ることができました(男子)
  • 機会があればもっと詳しく話を聞かせてください(男子)
  • ぼくは将来やりたいことがあるのでおカネを「ふやす」こと(投資)を行っていきたいと思いました(男子)
  • おカネで人を幸せにできるということが分かったのでよかったです(女子)
  • おカネに対する今後の考え方を深めたいと思います(男子)
  • 人間の優しい心はおカネで表すことができるのだとわかりました(女子)
  • 岡本さんの話で夢をかなえる自信を持つことができました(女子)

彼らを見ていると「日本も大丈夫」と思います。ただ、適切なメッセージを伝えてあげることが大切です。草の根運動で「ハッピー・マネーでしあわせ持ち」、「おカネ四分法」(つかう、ためる、ゆずる、ふやす)を広めていきたいですね。

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資産運用「気づきのタネ」(92)「微妙玄通」は、リラックス投資の要諦

2013年3月 4日 08:52

老子の「道徳経」には以下のような記述があります。

優れた君主は「微妙玄通」で、七つの性格を持っている。
① 万事に慎重で、冬の川を渡るようだ。
② 消極的で強国に囲まれた弱国のようだ。
③ 落ち着いて控え目でありながら、油断のないさまは、招かれた賓客のようだ。
④ 物事に執着しないことは、氷の溶けてゆくようだ。
⑤ 飾り気がないことは、原木のようだ。
⑥ 心の広さは、すべてを受け入れる谷そのもののようだ。
⑦ とらえどころがないことは、濁った水のようだ。
(道徳経、第十五章)

これを読んでいて思うのはまさにこれは資産運用の心得に通じるものだということです。

微妙という言葉は、轍密で趣深い乙とを指します。さらに、「玄通」もまた、奥深いさまを表した言葉です。つまり、「微妙玄通」とはすべてに精通した体得者のととなのです。

資産運用では、君主はもちろん「あなた」自身です。「自分の将来は自分で支える」ための君主の心得は「微妙玄通」が大切であるということです。では、上記の7項目はどのように資産運用に生かせるでしょうか。

① 注意深く運用し、人気銘柄や投信に飛びつかない。
② 高い収益を狙わず、守りを中心とする。
③ 慢心、自信過剰にならず、欲張らない。
④ 間違えたときは誤りを認め、直ちに行動を修正する。
⑤ ポートフォリオはシンプルなものにする。
⑤ 長期的な視点でマーケット全体に投資を行う。
⑦ 日々のマーケットは、バケツの中に泥と水を入れてかき混ぜたようなものです。でも、どんなに濁った水もじっと静かにしていれば澄んでくる。

悠々とリラックスしていれば、大きな力が発揮されるのです。
(この記事は拙著、「老荘に学ぶリラックス投資術」の一部を加筆・修正したものです)


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ハッピー・マネー教室 You Tubeのまとめ

2013年3月 3日 09:09

これまで子どものためのマネー教育についてYou Tubeにアップしてきましたが、ここにまとめて置きます。
よろしければご覧ください。

いま、なぜ、マネー教育なのか

ハッピー・マネー・ピッグのピギーちゃん紹介

マネー・サビー・ジェネレーション社のご紹介

中学生向けハッピー・マネー教室の録画です

ピギーちゃん、もうすぐ日本に向けて船に乗ります!

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岡本和久のI-OWA日記

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