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資産運用「気づきのタネ」(73) 「カネなんかないよ」、「もう手遅れだよ」

2012年7月29日 11:14

 「カネなんかないよ」、「もう手遅れだよ」

資産運用の話を友人などにすると大体、二つの返事が帰ってきます。ひとつは 「投資するカネなんかないよ」というもの、もうひとつは「もう、俺なんか手遅れだよ」というものです。

多分、私を証券会社の手先かなにかと誤解して、 しつこく株や投信でも勧められると面倒だから、「さわらぬ神にたたりなし」 と思っているのかもしれない。そういう人たちがみな、経済的自立を達成していて、これ以上、おカネのことは考えないでいいというのであれば別ですが、 そうでもないようです。

「さわらぬ神に・・・」と同時におカネのことは、あんまり口にするべきではない、うっかり口にすると「たかられる」という考えがあるのかもしれません。さらに言えば、妙におカネを持っているることが知れると「悪いことをしているのではないか」と疑われると恐れているのかも知れません。

まず、「カネなんかないよ」という答え。おカネがたっぷりあれば投資のことは考えなくてもいいのです。まだ、十分におカネがない、しかし、将来が不安である。もしかしたら、物価が上昇するかも知れない。少しずつおカネを貯めているがどうもそれだけでは十分ではなさそうだ。そのような不安は多くの人が持っています。資産運用はまさにそのような人たちのためのものです。それは、株を売ったり買ったりしてお小遣いを稼ぐのとはまったく異なったものです。

おカネを「貯める」のと「増やす」のは違います。貯金箱に入れた1万円はいつまでたっても1万円です。増やすというおは、その1万円を1万1000円、1万2000円へと成長させていくことです。そのためにはおカネを一度手放して、おカネを働かせることが必要です。もちろん「手放す」ことには不安があります。それがリスクの素です。しかし、リスクはコントロールできます。適切な運用をすれば自分が許容できる範囲にリスクを抑えていくことが可能なのです。

それから、「手遅れ」論。しかし、これもおかしな議論です。不思議なことに多くの人が退職したら資産を取り崩していくのだから、もう運用はできないと考えています。まさに、若いころ学校で学んだ〇☓教育の影響が顔を出している感じです。いま60歳だとしてもあと、20年~30年、人生を楽しむ期間があるのです。その間、おカネをただ引き出して使ってゆくのと、投資をしながら引き出してゆくのでは大きな違いがでます。

つまり、おカネのない人も退職後の人も、若い人と同じように投資による資産形成を学び実践していくことが可能だし、また必要なのです。これまでは会社とお国に頼っていればなんとかなりました。しかし、「将来の自分を支えるのはいまの自分」しかいなくなってしまった今日、資産運用の基礎知識は豊かな生の必須課目です 。そして、ちょうど誰もがコンビニで買い物をするように日常的なものです。驚くほど簡単ないくつかの原則さえ覚えていれば誰でも、いつでも、簡単にできるものなのです。

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「生活者」が良い企業を「育てる」時代――企業とは「3つの顔」を持つ「生活者」の集合体

2012年7月28日 21:21

 東洋経済オンラインに寄稿させていただきました

企業はおカネとヒトとお客で構成されます。これは言い換えれば企業=消費者+従業員+投資家=生活者ということでもあります。

結局、生活者は消費者、従業員、投資家おしていい企業を育てるのです。

それではそれぞれの立場でどのような心得で企業を育てるべきなのか。

近江商人の三方よしに代わる六方よしとは?

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今週の「うまい!」 芋煮、etc.(仙台)

2012年7月28日 20:49

 仙台でインベストライフ・セミナーをした後の懇親会。隠れ家的レストラン、可ぶら家さんを貸切り。 

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 席についたときにはすでに芋煮の用意ができていました。本当は秋に河川敷で食べる料理とのこと。
でも、初めて味わう芋煮はとてもおいしかったです。

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そのあとも色々とおいしいものが次々にでてきて大満足。
列車の都合で途中で失礼しましたが、本当に残念でした。最後まで食べたかった! 

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かつお、新鮮なきゅうり、ハラス、そして、カマ。

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寄付先からうれしい知らせがありました

2012年7月25日 09:35

日本フィランソロピー協会を通じて寄付させていただいた一般社団法人SAVE IWATEから日本フィランソロピー協会経由でうれしい写真が届きました。何ヵ所かにミシンをお贈りさせていただきました。こうやってこちらの気持ちが具体的な形でこちらで選んだ寄付先に伝わっていくというのはとてもうれしいです。少しでも生活の改善に役立ってくれればと願うばかりです。また、このように寄付先の選択肢を提示していただけ、それを実行していただける日本フィランソロピー協会の取り組みに敬意を表したいと思います。

<寄付先コーディネート団体からの報告>
ミシンは、集会所にあるところとないところがあります。あったとしても古かったり年配者が使えないものであったりと需要に応えられていません。新品の耐久性のあるミシンはまだ少なく、とても喜んでいただけました。数ヶ月もすれば、とてもいい「作品」ができあがってくると期待しています。
写真を添付したサンガ岩手や釜石虎舞保存連合会では、すでにミシンを活用したグループ活動が始まっています。釜石虎舞保存連合会では、出演をいろいろたのまれているものの衣装制作外注では高価で「なんとかミシンを」と懇願されていました。ありがとうございました。

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釜石虎舞保存会へミシン寄贈.jpg

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仙台でインベストライフ・セミナーを開催しました

2012年7月22日 19:29

 7月21日、仙台で第8回インベストライフ・セミナーが開催されました。

インベストライフには各地にインベストライフ・サロンがあり定期的に、勉強会を開いています。
現在は、札幌、仙台、FUJIYAMA、富山、金沢、大阪、広島、福岡でみなさんが集まり投資や資産運用の勉強をしています。

そのなかでもサロイン(サロンインベストライフ)仙台は2004年にできたサロン第一号です。

今回は8回目、私は「ゆったり投資で私らしく生きよう」という題で講演をしました。

 

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主なポイントは

 

1.人生と資産運用
2.資産運用の「きほんのき」
3.資産運用の実践法
4.ファイナンシャル・ヒーリング

でした。そして質疑応答。

原発問題があるのだと思いますが、経済成長の意味とか、グローバル化時代の企業や生活者の在り方、分散投資は本当に有効かなどとても良い質問がたくさんあり話も盛り上がりました。

サロイン仙台の創立者、曽根華さんもいらっしゃいました。3~4年ぶりの再開でしょうか。すっかり立派なお母さんの顔になっていました。それから南相馬の佐藤光一さん(ピカ一先生)もご来場。大変な苦境を経験されただけに重みのあるお話をいただきました。

そのあとは場所を変えて懇親会。楽しい仲間とおいしい食事・酒。はずむ会話。仙台のありがたい思い出いっぱいで帰宅しました。

今回の会が実現できたのは事務局をしてくださった阿部さんと村越さんのおかげ。

お二人に厚く感謝します。

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インベストライフ勉強会を開催しました

2012年7月22日 11:09

 7月19日、隔月で行っているインベストライフ勉強会を開催しました。
いつも通り当社で少人数です。お互いに顔見知りの方も多くアットホームな感じでした。
また、証券会社に就職が決まった学生くんも参加してくれうれしい限り。

テーマはエリスの「敗者のゲーム」とマネーボールに学ぶ「勝者のゲーム」。
結局、敗者のゲームの教えを守りつつ、勝者のゲームを闘う方法がマネーボールの原則から見えてきます。

また、「生活者が良い企業を育てる」という新ネタのお話も。繰り返し話しているとストーリーが完成されてきます。

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次回の勉強会は9月27日@当社オフィスです。テーマはまだ決定していませんが、ジェレミー・シーゲルの「株式投資の未来」を読み解いてみようかなと思っています。興味のある方は是非、お越しください(予約必須です)。

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今週の「うまい!」:ラーメン@淡水軒(神戸元町)

2012年7月21日 12:09

最近はスープに少し酢を入れて食べると美味しいラーメンが減ってきて残念なことだなあと思っていました。

神戸元町のガード下商店街にあった「淡水軒」。名前につられて入ってみました。

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出入り口が4カ所ある不思議な店でしたが入ってカウンターに座ると妙に落ち着きます。
ラーメンも期待通りさっぱり系。「そう、そう。この味」って言う感じで堪能しました。

お酢を少し入れたスープも結構でした。 

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見て下さい、この店内。何か、こういうフッと力の抜けたお店とラーメン、いいなあ・・・。

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リターンとリスク再考

2012年7月20日 10:24

証券市場におけるリターンとリスクの定義は一般に使われる意味と少し違います。リターンは収益率と言われますが、「収益」率というと何か儲かる方のみを意味しているようです。投資ですから当然、損失がでる可能性もあります。ですから「損益率」とすることが正しいのだと思います。

問題はリスクです。普通、「RISK」という英語を辞書でひくと「危険」という意味がでています。しかし、投資の世界で危険は値下り、だからリスクは値下りと思っても当然です。投資でいうリスクというのは、期待した平均値からどれぐらい離れる可能性があるのかを示します。どの方向に離れるかは関係ありません。つまり、上でも下でも平均値からのブレがリスクなのです。

しかし、ごく普通の生活者にその点の正しい理解を求めるのは酷というものです。生活感覚ではリターンは「儲け」、リスクは「損」です。あるいは、リターンは「上値メド」、リスクは「下値メド」と考えてしまう方が多いのは無理もありません。

しかし、儲けか、損かという発想はプラスか、マイナスかという二者択一の選択肢です。オンか、オフか、白か、黒かという話なのです。投資でいうリスクは真っ白から真っ黒まで一連のスペクトラムのようなもので、間にあるグレー部分を選択することが可能なのです。例えて言えば、ラジオやテレビの音声のダイヤルのようなものです。小さすぎて聞えないから少し音量を上げる。少しうるさいから下げるということが可能なのです。

典型的には株式はハイリスクです。預金はローリスクです。債券はちょうど真ん中ぐらいです。全部預金ならリスクはほとんどありません。全部株式なら非常にハイリスクです。しかし、その間に例えば、預金と債券と株式を三分の一ずつ持つとか、あるいはもう少しリスクをとるのなら預金を20%、債券を40%、株式を40%というような配分も可能です。つまり、二択とか、三択問題でひとつだけが正解というのではなく、それぞれをミックスすることが可能なのです。

ある意味、学校の試験も多くの場合、三択問題、四択問題が多いため、思考形態がそのように慣れてしまい、選択肢の中の唯一の正しい答を求めようとする傾向があるのかも知れません。資産運用の話をしても、多くの人が、「それで、どれが一番いいのですか」という質問をしてくるのにもそれは現れています。

そのような傾向がでてしまうのは、やはりリターンとリスクという言葉の影響もあるのだと思います。リターン、リスクという言葉を使うのを全面的に止めるのは困難だとしても、リターンを「平均損益率」、リスクを「予想変動幅」などとカッコ書きで説明する必要があるのではないかと思います。

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I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました

2012年7月17日 14:08

7月15日にI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。

プログラム:
「らくらくリラックス運用実践法(前編)」(岡本和久)
「 日本の年金資産運用の歴史 」(HCアセットマネジメント社長、森本紀行氏)
「ゲスト対談」(森本紀行氏、岡本和久) 

私はこれまで色々とお話してきたことを今月と来月で体系的にまとめてお話をしました。
全体は①資産運用「きほんのき」、②リラックス投資の実践法、③ファイナンシャル・ヒーリングという三部構成ですが、今月は①と②の前半のお話でした。来月は②の後半と③のお話です。

ゲストの森本さんからは「日本の年金資産運用の歴史」という講演をいただきました。年金の仕組み、90年代の大きな変革の時代、21世紀に入っての「危機、また、危機」の時代など森本さんならではの興味深いお話を伺えました。

森本さんがワイヤットで年金コンサルティングの仕事を始めたのも、私が前職で年金運用を始めたのもともに1990年でした。ほぼ40歳前後の若者たちが合理性を求めて年金運用改革を進めていったのです。そのころのことを「ゲスト対談」でたっぷり話合いました。つくづくありがたい機会を与えられ幸せな仕事ができたと思います。

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このセミナー全編(160分)は有料動画でご覧いただけます。興味のある方は当社までご一報ください。

 

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「投資で良い会社を応援する」というシンポジウム開催

2012年7月16日 19:13

7月12日、日本CFA協会主催、社会的責任フォーラム、クラブ・インベストライフ協賛で「投資で良い会社を応援する」というシンポジウムが開催されました。

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登壇者は澤上篤人氏(さわかみ投信)、小松真実氏(ミュージックセキュリティーズ)、河口真理子氏(SIFJ)、岡本和久(クラブ・インベストライフ主宰)で、それぞれ10分程度のショート・スピーチを行いその後、会場からの質問を受けて議論が進められました。

このシンポジウムの内容は会報誌「インベストライフ」に掲載予定ですのでお楽しみに。

おカネ、金融、投資の本質に迫る議論が多く、何か新しい世界を提案できた気がします。

約50名の方にご来場いただき、みなさま非常に熱心に議論に参加してくださいました。

CFAというとバリバリのプロのイメージですが、このようなテーマに強い関心を示してくれることに心強さを感じます。

また、インベストライフ経由で参加された方も10数名いらっしゃいました。このような形で色々な投資家が集まって、熱い議論ができる場は貴重です。これからもやっていきたいと思います。

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