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母校で授業

2017年6月21日 16:05

 母校、慶應義塾大学で授業をさせていただきました。留学生と日本人学生の混合教室で授業は英語。私がこれまで体験し、学んできたことや、資産運用業界のこと、日本社会の問題など幅広くお話をしました。授業後、一人の若者がきました。自分は将来、アナリストとして資産運用業界で仕事がしたい。しかし、アナリスト業務がAIにとって代わられるのではないかと不安を感じているというのです。

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私の答え、「それはねえ、単に会社の言っていることを聞いてくるだけだったり、数字を弄ぶだけだったらAIにとって代わられるだろう。でも、本当のアナリストはそれだけではない。もっと、もっと、鋭く、深く、会社の本質を見抜こうとするものだよ。それはなかなかプロセス化できないものだし、直観や感性がものをいう分野だ。だから、AIにとって代わられるかどうかは君がどういうアナリストになるかということにかかっているんだよ」。
キャンパスは緑がいっぱい。若い世代もいっぱい。

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第141回I-OWAマンスリー・セミナーが6月18日に開催されました

2017年6月19日 21:02

6月18日にI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。完全に満員御礼、超満員でした。みなさんには狭い座席に座っていただくことになり申し訳ありませんでした。

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私は5月にアメリカのフィラデルフィアとワシントンDCに出張をし、投資教育関係の組織を訪問しました。いろいろと考える材料を与えてくれた出張でした。投資の勉強というのは投資を始めるときにするものではなく、本当に幼い時からずっと生涯続けていくものだという確信を深めることができました。今回のマンスリー・セミナーではその一案として人生のどの局面でどのようなお金との付き合い方をすべきかという点について少しお話をしました。また、ワシントンDCのインベスター・プロテクション・トラストの業務内容を少しお話し、そこでもらったDVDの半分を私の通訳で紹介しました。19225623_10207825068099489_4190985689283449007_n.jpg

ゲストは野尻哲史さん。退職に備えて、そして退職後の資産運用についてお考えを伺いました。特にDecumulationの方法(低率vs.定額)やReturn Sequence Riskなどは非常に有益なお話でした。やはり、みなさん、興味のある分野でたくさんの質問、意見がだされてとても有益なセミナーになりました。野尻さんには大感謝です。19366121_10207825066099439_2917522641150757075_n.jpg19366121_10207825066499449_3607686850663542695_n.jpg

当社オフィスで開催している都合上、約20人で満員になってしまうのですが、やはりこのような小規模のサロン的勉強会の形式は崩したくないと思っています。今後、どのように入場整理をしていくか、少し考えてみたいと思います。

 

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大森六中で出張授業

2017年6月16日 15:52

 大森六中で出張授業をさせていただきました。すでに数回、お邪魔している学校です。
昨年は私の体調が悪く杖をついてやっと授業を行ったのですが、今年はありがたいことにだいぶ回復してきたことを実感できる授業でした。ありがたいことです。

ユネスコ・スクールにも認定されている学校だけに、コミュニティへの奉仕や最寄の大岡山駅の清掃、洗足池へのホタルの放流などの活動にもとても熱心な学校です。

今回は働くということについての授業でした。とても熱心に聞いてくれたのでメッセージは伝わったと覆います。感想文が楽しみです。

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授業のあと、洗足池を通って大岡山へ。私の生まれ故郷です。

洗足池は初夏の花々が咲き乱れ美しい風景を満喫できました。20170616_大森六中_洗足池 (8).JPG20170616_大森六中_洗足池 (19).JPG20170616_大森六中_洗足池 (15).JPG20170616_大森六中_洗足池 (20).jpg

 


 

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ミッション・フォー・リターンズが開催されました

2017年6月12日 08:54

 ミッション・フォー・リターンズが昨日(6/11)開催されました。「ミッション・フォー」というのは、大江英樹さん、馬渕治好さん、竹川美奈子さんの四名、つまり、「投資の鉄人」の著者四人です。今回は島田知保さんにもご出馬いただきました。

一人15分ずつの話題提供があり、その後、会場からの質問に四人がお答えするセッション、最後が島田知保さんの名司会によるお楽しみコーナーでした。

質問もたくさんいただきました。
◆バランス型ファンドはどのぐらいリスクヘッジに役立つか
◆6000本もある投信で本当に買うのに値するファンドはどれぐらいあるのか
◆地域分散をするときの地域ごとの情報をどのようにとればよいのか
◆企業価値はどのように判断するのか
◆公開データはたくさんあるが本当に中立な意見はどこで得られるのか
等々。


そして、知保さんからの「謎かけ」。四人それぞれの担当したテーマ(自分、商品、相場、情報)とかけて何ととく?というもの。
大江さん 「自分」とかけて「スーダラ節」とときます
竹川さん 「商品」とかけて「結婚」とときます
岡本   「相場」とかけて「離婚」とときます
馬渕さん 「情報」とかけて「昔の見世物小屋」とときます。
さて、その「こころは?」みなさん、想像してみてください。
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宮城県大郷町で講演をさせていただきました

2017年6月11日 08:48

 サロイン仙台(サロン・インベストライフIN仙台)にいつも参加いただいている武藤さんのご縁で宮城県大郷町の職員の方に資産運用のお話をする機会をいただきました。

地方公務員の方々なのですが100数十名のうち二名しか個人型DCに参加していないそうです。大きな可能性が感じられるなか、また、道のりの遠さも感じました。とにかく体力・気力・能力の続く限り投資教育の努力を続けようと決意したしだいです。20170607_大郷町 (80).JPG20170607_大郷町  (8).jpg

 

 

現地に少し早く着いたので松島を見物。福浦島、五大堂、瑞巌寺などを散歩しました。20170607_大郷町 (15).JPG20170607_大郷町 (34).JPG20170607_大郷町 (53).JPG

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「例の会」に出席

2017年6月 1日 17:00

 FB上のお友達が集まる「例の会」(「霊の会」ではありません)、初めて参加させていただきました。論客がいっぱいで議論も楽しかったです。問題は紹興酒を少々飲みすぎたことでしょうか。

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今年の鴨はNo Kids?

2017年5月30日 17:07

 帰国してみたらここ2~3年、姿を見せなかった鴨夫婦がラヴィータに返ってきていました。でも、子どもは連れていない。No kidsのようです。あるいは、高齢者夫婦の移住なのでしょうか。

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資産運用こぼれ話:声を上げることを恐れてはいけない

2017年5月30日 08:14

アメリカ生まれの二世、フレッド・コレマツさん(1919年1月30日~2005年3月30日)のことをテレビの番組で知りました。太平洋戦争中の日系人強制収容は人種差別だとアメリカという国家を相手取って戦中、戦後を通じて戦い続けた人です。米国人からはもちろん、日系人の仲間からも「米国を刺激するな」という非難の声を浴びながら孤独な闘いを続け、最高裁で有罪が確定してから38年後の1983年に有罪判決の無効を勝ち取ります。彼に、「何かおかしいと感じたら、声を上げることを恐れてはいけない」という言葉があります。

コレマツさんの言葉で思い出したことがあります。ずっと昔、80年代の初め頃、ニューヨークでグローバルな証券アナリスト資格であるCFA(チャータード・ファイナンシャル・アナリスト)の資格を取るために勉強をしていたころのことです。この試験はプロフェショナル性や職業倫理を非常に重視する試験です。

過去の問題を調べていたらこのような問題がありました。「あなたは証券会社に勤務するアナリストです。上司からある企業の買い推奨レポートを書けという命令を受けます。しかし、その企業を細かく分析すると、とても買い推奨のできる内容ではありませんでした。その旨、上司に告げても上司の命令は変わりません。あなたのとるべき態度はどのようなものでしょう」というのが質問です。上司から自らの判断に反して買い推奨のレポートを書くことを強要された場合、どうすべきかということです。

当時、答えはすべて論文形式でした。答案用紙はブランクのノートのみ。模範解答を見ると、「あなたはその会社を辞めるべきである」と書いてあります。そして同時に「その証券会社がCFAであるアナリストの判断に反するレポートを書くことを強要した事実をCFA協会に報告せよ」というのです。そして、その報告に基づき、CFA協会はその事実を金融機関に公開すると書かれていました。

この答は私には衝撃的でした。会社の命令であれば少し変だなと思ってもそれをするのが「良き社員」だと何となく思っていたのです。しかし、プロというものはそういうものではない。自分のプロフェッションに愛着と誇りを持ち、その地位が高まるような行動をすることこそ本当のプロだと気づかされたのです。そしてこの協会はプロとして信義を通す個人を支える役割を果たすということです。

証券アナリストが自分の判断に正直な、真に投資家のためになるレポートを書くことはまさにアナリストの本文です。それはどのような圧力にも屈してはならないものです。それでこそ、アナリストという職業への信頼感が高まるというものです。そして、これはアナリストだけではなくすべての職業に共通するものです。

それはすべてのレベルの人間に共通します。最近の企業の不祥事などを見ているともっと従業員が声をあげていたら防げたのではないかと思うことが多いのです。企業が正しい方向に向かって進んでいくための責任は従業員にもあるのです。すべての職種で、すべての立場で「声を上げる」ことで日本はもっと、もっと活力ある良い国になるのではないかと思います。

まさに、「何かおかしいと感じたら、声を上げることを恐れてはいけない」のです。それによって証券市場の質も向上し、所属する企業も恩恵を受けることになります。いま、活躍しているアナリスト諸氏もぜひ、そのような心構えで活躍してほしいものです。さらに、日本企業全体も活力を増してくるでしょう。コレマツさんの生涯を少しだけ知ってそんなことを思いました。(これは 投資手帖 2017.06号に寄稿した原稿に加筆したものです)

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フィラデルフィア&ワシントンDCへ出張

2017年5月28日 16:33

 ありがたいことに体調も少しずつ改善してきたので2017年5月に久しぶりの海外出張をしました。行先はフィラデルフィアとワシントンDCでした。フィラデルフィアではCFA協会の年次総会に出席、ロバートシラー、ジェレミー・シーゲル、ジャック・ボークルなど錚々たる方々の話を生で聞くことができました。総会終了後に汽車でパオリへ行きバンガード社で投資教育関係の方と面談。ワシントンDCへ移動し、Jump$tartとInvestor Protection Trustの二社を訪問。非常に多くのことを学ばせてもらいました。もちろん、観光も少しできました。海外の空気を吸うと元気が増す気がします。

動画はこちらでどうぞ。

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I-OWAマンスリー・セミナー(140回)が5月14日に開催されました

2017年5月16日 21:02

 第140回、I-OWAマンスリー・セミナーが5月14日に開催されました。ほぼ20名の方が私の小さなオフィスにお見えになり満員御礼。熱気にあふれた会になりました。

私は今年の2月から連続講演で行ってきた「日本証券市場のあゆみ」の最終回。太平洋戦争開戦から取引所再開までの期間についてお話しました。特に終戦から市場再開までは取引所取引はありませんでしたが非常に重要な出来事がたくさん起こっていました。例えば預金封鎖、財産税、財閥解体、証券民主化運動など、それらを知っておくことは今日的にも非常に重要ではないかと思います。s_DSC01762a.jpg

ゲストは明治大学商学部の三和裕美子教授。「いまなぜ個人投資家のエンゲージメントが必要か」というテーマでお話をしていただきました。金融市場の巨大化、ファンドの台頭、経済の金融化などが進むなかで個人投資家としてエンゲージメントをどのように考えるべきか、幅広い見地から解説をしていただきました。さらにはストレスと幸福感の関係など、興味深いテーマも紹介していただきました。s_DSC01779a.jpg

座談会、懇親会もいつもにもまして論風談論、百家争鳴。多くの論客も参加していただいていたので実に中身の濃い議論ができました。三和先生、ご参加のみなさんに深く感謝します。s_DSC01809a.jpg

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岡本和久のI-OWA日記

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