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資産運用「気づきのタネ」(55)マルチョイと投資

2011年10月30日 09:39

 マルチョイと投資


私は人生を通じての資産運用の方法を啓蒙する活動をしています。しかし、「方法論」はお教えしますが、何を買うべきかということはお話しません。それはそれぞれの方が考えるべきことだからです。

ところが、投資セミナーなどに来られる多くの方が求めるのは、「難しい話はともかく、要するに何を買えばいいのですか?」ということが多いのです。私のセミナーでも口では言わなくても、「きっと本音はそうなんだろうなあ」と思うことがしばしばあります。

今年、残念なことに逝去された三原淳雄さんからこんな話を聞いたことがあります。三原さんがアメリカに住んでおられたころ、子供さんは現地の中学校に行っていたそうです。そのときの試験問題が「清教徒たちはなぜアメリカに渡ってきたのかその理由を書きなさい」という論文形式のものだったそうです。日本に帰ってきて学校ででた試験は「清教徒がアメリカに渡ってきたのは何年ですか」というものだったとおっしゃていました。

いま、日本の試験はマルティプルチョイス(マルチョイ)形式のものが多いと聞きます。マルチョイでは、解答の選択肢が三つとか、四つ与えられます。受験者はそのひとつずつを検討してマルかバツかを考えていきます。そして、最終的に「これが一番、正解の確率が高いだろう」と思うものを選択します。

子供の頃からそのようなやり方で試験を受けてきた人たちは、解答の候補をいくつか与えられ、そのひとつずつに自分なりの判断を加えて最後に正解をひとつ選ぶことに慣れているのです。しかも、かならず唯一の絶対的に正しい答えがあると信じている。そして、それ以外のものはすべて間違いだということになります。

これは投資ではありえないことです。投資では、まず、選択肢は自分のニーズに合わせて考えなければならない。しかも、絶対的な正解はなく、すべて不確実性を内包しています。そのリスクをどのようにコントロールするか、バランスを取りながら自分に適した答えを作りだすことが必要なのです。その方法が資産配分であり、分散投資なのです。

確定拠出型(DC)プランのメニューでも、どれが一番上がりそうかという視点から商品を選んでしまう。それが上がったら(あるいは下がってしまったら)次の商品をメニューから選ぶ。ポートフォリオという発想が希薄なのです。

学校での試験形式を変えるのは大切なことですが、私個人がそのために時間を使うのはムダだと思っています。でも、若い人たちに正しい投資を通じて、マルチョイとは違う世界があるということを啓蒙していくことは少しはできると思っています。ある意味、本当の投資教育はそこから始まるのではないでしょうか。

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東洋経済オンラインに寄稿をしました

2011年10月26日 20:13

東洋経済オンラインに「毎月分配型投信の落とし穴――退職後資金は退職前からの債券ラダー戦略活用も有効」というタイトルで寄稿をさせていただきました。

65歳で退職するなら60歳から債券ラダー戦略を始めておけば定期的なキャッシュフローを得ることができます。

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華麗なるカレー探訪~サンガワ@自由が丘

2011年10月26日 09:04

自由通り沿いにあるサンガワ、小さな地味な店ですが、本格的な美味しいカレーを楽しませてくれます。

私はパラック・パニール、妻は新鮮野菜カレーをいただきました。しっかりとインド風のスパイスがきいています。

 

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お店の入り口近くではインド人のおっちゃんがナンを焼いています。

 

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このお店、デリバリーもしてくれるので、家でちょっと本格的カレーを食べたいときにとても便利。

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ロサンゼルスのおろちょんラーメン、ONIZUKA大佐、金次郎像

2011年10月25日 21:34

 いま、ロスで人気があるのがおろちょんラーメン。11時ごろにいったらもう結構、人が一杯でした。

辛さで上から二番目のHYPER OROCHON、トッピングにハラペーニョを注文。いわゆる坦々麺の辛さと違って醤油味ベース。なかなかユニークでした。ハラペーニョも良くあっています。これはおすすめ。ロスでしかないラーメンではないかと思いました。でも辛いもの好きな人、限定でしょうね。カリフォルニア・ロールと同じでいずれ日本に逆上陸もあるかも?

 

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この店は紀伊国屋が入っているWeller Courtの3Fにあります。ここの入口には1986年1月28日、スペース・シャトル、チャレンジャー号の事故で命を落としたOnizuka大佐のレリーフとチャレンジャーの模型が飾ってあります。

 

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少し歩いてLittle Tokyoの近くには二宮金次郎の銅像も。

 

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日系アメリカ人として尊敬を集めるONIZUKA大佐、そして、祖国を偲ぶ二宮尊徳。
日本のラーメンが進化したおろちょんラーメン。ここは本当に日本(アジア)とアメリカが溶け合っています。

 

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インベストライフ・サロン福岡セミナーを開催しました

2011年10月24日 09:17

 10月22日、インベストライフのサロン福岡でセミナーをさせていただきました。

今回は、いつも世話役をしていただいている笠正知さんが講師として登場でした。長年のバスの運転という貴重な経験を活かして、いま、独立のスタートラインについている笠さん。がんばって欲しいものです。

「バスの運転手さんにとって一番、大切なことは?」と以前、笠さんに聞きました。「そりゃ、安全にお客を目的地に届けることですよ」との答。でも、お客は一時も早く目的地につきたいという気持ちが強いのです。高スピードならハイリスク、でも、低スピードだとお客が不満。これって投資のアドバイスと全く同じですよね。笠さんはきっとそのバランスをハンドル人生で学んできたと思います。

もうひとりのゲストは鎌倉投信の鎌田さん。先日の受益者総会での話も交えて理念を語って下さいました。鎌倉投信は、単に「良い会社を創る、応援する、投資する」という立派な投資哲学もさることながら、世界の投信業界に新しいモデルを提供できるものだと思います。がんばれ!カマちゃん(鎌倉のカマと鎌田のカマ)。

 

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私は「アジア的感性を活かした投資」のお話。アジア的感性によって資産運用を考え直すことによって日本の一般生活者にとっての投資のハードルを越え易くすることと同時に、私は、これは強欲資本主義、欲張り資産運用に対するアンチテーゼとして欧米社会にも輸出をしてゆきたいと思っています。

セミナーの前には笠さんとJR博多駅で新風のラーメンをいただき元気をつけました。しつこくなく食べやすかったです。

 

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そして、セミナー後は元祖慶満鍋。ただ、飛行機の時間がありちょっとしか食べられなかったのが残念。次回に再挑戦したいです。福岡はおいしい!

 

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資産運用「気づきのタネ」(54)「休むも相場」は長期投資の楽しみ

2011年10月21日 14:20

 「休むも相場」は長期投資の楽しみ


  「休むも相場」、これは個人投資家が持つ最大の強みのひとつです。機関投資家はそうは行きません。「環境が悪いから休んでいました」というのは運用報酬をもらっているプロには通らない話です。だから、無理をしてでも激流のなかに飛び込まざるを得ないのです。そして、短期の勝負に明け暮れて結局、パフォーマンスも上がらず、個人的にもストレスが貯まるばかりになってしまうのです。

伝説の投資家、ジョン・テンプルトン卿は、1969年、あまりに雑音の多いニューヨークを後にして、英領バハマに居を移しました。その理由を彼は「神が私に与えた投資の分野での才能を生かすことこそ自分の使命である。だから、情報と雑事を離れる必要があるのだ」と述べています。そして、晩年には投資で成功するためには、「祈ること」、「雑事を離れること」、「富を人々と分かち合うこと」が大切であるとしています。

テンプルトン卿が偉大なのは、プロの世界で戦いつつ、このようなことを実行できたところにあります。バフェットなども同じようなことがいえると思います。

 相場が難しくなるといても立ってもいられなくなり、必要もない取引をバタバタとしてしまう人がいます。そんな時こそ、「休むも相場」という言葉を思い出していただきたいのです。

個人投資家はマーケットから離れることは自由にできます。そして、「休む」ことで客観的な視野が開けます。大きな経済の潮流と自分の人生に思いを馳せて自らの立ち位置を確認する。将来の夢を描いてみる。山登りの途中でちょっと休憩して遠くの景色を眺めるようなものです。ちょっと汗を拭いて水を飲んだり、おにぎりを食べたり。そんなことも長期投資という長旅のなかの「楽しみ」のひとつです。

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こんな写真を撮りました

2011年10月19日 19:55

 ロサンジェルス郊外のカントリー・クラブにて

 

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トーランスの夕日を浴びて

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ロサンジェルスの行列ラーメン店

2011年10月18日 21:46

 ロサンジェルスで今一番人気があり、いつも行列ができているラーメン店、大黒家さん。

ロスに到着してまず、試食しました。お客も外人さんが非常に多いように見受けられました。

トンコツ・ラーメンとしては特別にびっくりする味ではないのですが、ロスで日本並みの味を楽しめるのは立派と言えるかも知れません。さすがに量はたっぷりでした。

厨房にはラテン系のおじさんたちが仕事をしていましたが、現地の人によるとラテン系の人は味に非常に敏感なのだとのこと(真偽のほどは不明)。

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でも、本当にラーメンのグローバル化は進んでいますね。

 

 

 

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I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました

2011年10月18日 08:56

 I-OWAマンスリー・セミナーが10月16日に開催されました。

今回でマンスリー・セミナーも7年目に入ります。その間、一回の休みもなく続けてこれたのもみなさまのご支援の賜物と厚く御礼申し上げます。

73回開催したことになりますが、毎回、新しいお話を続けていくのは結構、チャレンジングではあります。

しかし、私自身、勉強を続けていくためのインセンティブにもなります。

ある意味、心地よい逆風なのでこれからもがんばっていくつもりです。

一人でも多くの方に参加していただきたいと思いますので教室会員、ネット会員、どうぞ、みなさまも、お知り合いの方にお声かけいただきたいと思います。また、ご要望、希望テーマ、質問、コメント、苦情などなんでもどんどんお寄せ下さい。

 

今回のゲストは日経生活情報部の田村正之さんでした。現場取材から得た貴重なお話を伺いました。

  • 公的制度の活用が資産形成の役に立つこと
  • 保険の考え方
  • 投信販売の注意点、問題点
  • 為替の見方

などみな、一生懸命にノートをとっていました。

私は40年の証券人生で学んできたことのお話をしました。この40年、大きなトレンドはグローバル化と情報化でした。その中で色々なことを学ばせてもらいました。

  • 限界供給者のリスク
  • 情報化がもたらした変化
  • プロであるということ
  • 合理性への道
  • 会社経営ということ

などです。いつも色々、お話していることの底流をなすものについてお話したつもりです。

そして、お楽しみのビール、ワイン、ソフトドリンク片手のフリーディスカッション。議論が大盛り上がりでした。

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マンスリー・セミナーの動画をご覧いただくことが可能です。有料ですが、ご希望の方は当社までご連絡ください。

 

 

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ロサンジェルスで講演をしました

2011年10月15日 21:40

10月12日にロサンジェルスで南加日系商工会議所の主催で講演をさせていただきました。場所はロサンジェルス郊外のトーランスにあるPL教会の講堂をお借りしました。天気もよく本当に静かで気持ちのよい場所でした。

5時半からサンドイッチとソフトドリンクでネットワーキングの時間があり、6時半から講演を開始。テーマは「和風」資産運用の考え方~アジア的感性を投資にどう生かすか」でした。参加者は当地に永住している日系人の方がほとんどと見受けられました。しかし、それだけに日本的、アジア的感性というものを客観的に認識しているのが感じられました。

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話をしていても、会場全体の意識がひとつにまとまっている感じで、みんながそろってうなずいていただけるような非常に良い反応をいただけたように思います。

質問も講演テーマのみならず、ソブリン危機の問題、ドルの今後、株式市場の見方等々、多岐に及んで、8時終了予定が、実際に終了したのは8時半をとっくに回っていました。また、機会を見てさせていただきたいと思っています。ご協力いただいた、南加日系商工会議所の半田会頭様、MOAINCのみなさまに深く感謝をいたします。

現地のメディアでも下記のような記事を書いていただけたようです。


「和風」資産運用セミナー開催

南加日系商工会議所は、去る10月12日水曜日にセミナー「和風」資産運用の考え方 (副題 アジア的感性を投資にどう生かすか)を行いました。 講師は日本CFA協会名誉会長の岡本和久氏、自らファイナンシャル・ヒーラーと称し、ストレス下で株価の動きに一喜一憂する投資家に対して、種を撒いて収穫を待つような、長い目で、かつグローバルな目でマーケットを見ていくべき・・・と、諭す。江戸時代の井原西鶴、石田梅岩、二宮尊徳らが西洋経済学者に先立って経済の理念を説いていた例をあげ、江戸のエコノミーならぬ「エドノミックス」の話から、老子、荘子の講話を並べながら、自然で視野の広い投資がどうあるべきかを説明、そして数字を示しながら短期のめまぐるしい投資に対して長期の投資が数字的にも十分裏づけの有る事を説明されました。

今回の講演会の会場はPL教団のご好意により、トーランスの新しい教会の講堂をお借りして行いました。まさに、講演の内容を裏づけするような、静かで自然なやさしさ一杯の施設にて、参加者の交流も大変なごやかな雰囲気の中で、かつ活発に行われました。

南加日系商工会議所では今後とも定期的に同様のセミナーを行う予定です。ビジネ ス・トピックの他、文化、伝統等身の回りのトピックまで、場所もダウンタウン、サウスベイ、オレンジ・カウンティ等場所を変えながら活発に行っていきますので、是非、奮ってご参加ください。
今後のセミナーのお問い合わせは、電話番号 213-626-3067 もしくはEmail にてoffice@jccsc.comまで。
 

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