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札幌でセミナー

2011年12月12日 10:44

 12月10日、札幌でインベストライフ・セミナーをさせていただきました。

テーマは「明治以来の証券市場史とバブルの歴史」でした。歴史は繰り返しません。しかし、歴史から学ぶことはたくさんあります。今回は過去に何度も起こったバブルを検証することでそれがどのように発生し、どのように崩壊していくかをお話ししました。

みなさん、非常に熱心。質疑応答でも最近の経済情勢から歴史の話までとても幅広い話題がでました。

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その後、椅子を並べ替えて「コツコツ投資家がコツコツ集まる会」が開始。

私も参加させてもらって楽しい雑談会。 

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そして、北大の近くの松で懇親会。おいしいもの満載でこれは別のブログに書きます。

今回もセミナーのアレンジをしてくれたPETさんが、インベストライフ・サロン札幌をやるといってくれました。コツコツともども同じ志を持つ会なので相乗効果が楽しみです。PETさん、本当にありがとう。

札幌に来るANAの便はピカチュー機でした。機体にピカチューが描いてあるのはご存じだと思いますが、機内のカーテンまでピカチューでした。これはこれで面白かったので紹介します。

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わからないものです

2011年12月 5日 12:16

オリンパスの事件は私も本当に驚きました。「とばし」などという90年代にはやった言葉が突然、亡霊のように現れた感じです。内視鏡で世界に冠たるシェア を持ち、そして、カメラ・メーカーとしても多くのファンを持っているその会社が、しかも、90年代からという長きにわたって不正行為を行っていた。

そ の少し前には大王製紙の問題。エリエールという我々の生活にも深く浸透している製品を作っている会社。しかも、問題になっている元会長は東大法学部卒の超 インテリ(のはず)。それが巨額の資金をラスベガスですって、その穴埋めを会社の資金でしていた。もちろん、真相解明はこれからの調査を待たなければなり ませんが、とにかく困ったものです。さらには、東日本大震災に端を発した東電の原発問題もありましたし、不正行為ではなくともJALの経営破たんもありま した。

そんなことをアメリカ人の友人と話していたら、「それは日本だけの問題じゃあないよ」とのこと。確かにGMが倒産したり、エンロン の不正会計による倒産など、数え上げればきりがありません。そして、このような事件が起こるたびに株主は自己責任とはいいながら大きな損失を被っていま す。このような事件は未然にはわからないものです。

オリンパスにしても欧米の名だたる機関投資家が詳細な分析と会社訪問などをして買いを 決め、そして保有していたのです。しかし、彼らと言えども裏で行われていることがわからなかった。まして、個人投資家の我々はまず、情報を事前にキャッチ するなど不可能です。では、どうしたらいいのか。

結局、各銘柄の保有額を、大事件が起こり、株価が大幅に下げても大丈夫なぐらいにとどめ ておくということしかないのでしょう。人生を通じた資産運用のためには株式は保有せざるを得ない資産クラスです。だからこそ、十分に分散されたポートフォ リオが必要なのです。しかも、日本だけではなく、世界に分散しておく必要があります。つまり、グローバルなインデックス・ポートフォリオに投資をしておく というのが答です。

たしかに、インデックス・ポートフォリオにはオリンパスだって大王製紙だって入っていたでしょう。でも、それが大幅安 しても全体に対する影響は限定的です。まして、グローバルなポートフォリオだったらダメージは微々たるものです。自然災害、事故、テロ、企業の不正行為等 々、これからも世界中で不測の事態はしょっちゅう起こることだと思います。株式ポートフォリオをグローバルなインデックス運用にしておくのはその点では安 心できる戦略です。「大きく儲ける」発想ではなく、「大きく負けない」運用が重要な時代なのです。

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資産運用「気づきのタネ」(57)靴下を買うように株を買おう

2011年12月 2日 09:24

靴下を買うように株を買おう


アメリカに「靴下(ソックス)を買うように株(ストックス)を買おう」ということわざがあります。SocksとStocksというたった一文字、「t」が入るか入らないかで購買行動が大きく変わります。

靴下を買うときは安くなれば安くなるほどみんな喜んで買います。

でも、株式の場合は逆で、高くなるほどみんな喜んで買い、安くなると誰も見向きもしなくなるのです。

縦軸に価格、横軸に数量をとると、靴下の場合は右肩下がり、株式の場合は右肩上がりの線になるのです。

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本当は誰でも株は安く買いたいと思っているはずです。では、なぜ、安くなっているときに買わないのでしょう。
それは、もっと安くなるかも知れないと思うからです。下がっているのだから損をするかも知れないという恐れを持つのでしょう。

でも、多くの人はどん底では買えないことを知っています。だから、買う必要のある人も、「まあ、上がりだしたら買えばいい」と考えるのでしょう。しかし、また、上がりだしたら、今度は、「あんなに安かったのに」という安値覚えにとらわれてします。今度、下がったら買おうと思う。みんながそう思っているからなかなか下がらないということになるのです。つまり、少しでも安く買いたいという欲望が邪魔をして行動が取れないのです。

いま、1年もの定期預金金利は0.2~0.3%あれば恩の字でしょう。10年物の国債だって1%です。東証1部の株式利回りは2%以上です。その意味では、値下がりを待って銀行におカネを寝かせておくと、この株式の利回り分だけは損をしているのです。しかも、株価はいま一株当り株主資本を下回った水準にあります。

値下がりをしたらそこで買おうと思ってもなかなかうまくいくものではない。少しずつでも積み立てのつもりで投資をしておくべき時期ではないかと思います。
 

 

 

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大きな差が出てくる退職後の資金運用:リターン・シークエンス・リスクを考える

2011年11月29日 08:35

 東洋経済オンラインに「大きな差がでてくる退職後の資金運用:リターン・シークエンス・リスクを考える」という記事を寄稿させていただきました。

同じ平均リターンでも、リターンの配列の違いにより大きな差が生れます。あまり、大きく取り上げられることのないリスクですが、これからは非常に重要な要因となるだろうと思います。

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金沢でセミナー

2011年11月27日 19:07

 金沢で11月26日(土)にセミナー。

金曜日夕方に移動。途中、機窓からきれいな富士山が見えました。富士山はいつ見ても、どこから見ても美しい。

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金沢では谷崎由美さんお勧めの平和軒でワンタンメン。雨で寒かったのでお酒と餃子も。満腹でした。

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土曜日、午前中は谷崎さん主催のセミナーでお話。サロン風のお宅でゆっくり話ができました。終了後はお宅のお母さまお手製のおいしいおにぎりなど。お宅の前の畑でできたものばかりで、感動ものの食事でした。

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デザートの干し柿も立派。20111127e.JPG

午後はインベストライフ・サロン金沢での講演。「アジア的感性を活かした資産運用」につきお話。

質疑応答の時間にも質問がたくさん。投資環境が難しいときだけにユーロや国債などの問題に関する質問が多かったです。本当にみなさん、熱心です。

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終了後、ビールやお茶を飲みながら来年の計画など相談。来年は10月27日に金沢、28日には富山でやらせていただけることになりました。新幹事の小島さん、よろしくお願いします。これまで、そして今回も幹事をしてくださった武隈さん、本当にありがとうございました。

 

 

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I-OWAマンスリー・セミナーが11月20日に開催されました

2011年11月23日 14:12

 マンスリー・セミナーを開催しました。

私は今回は「名著ヨミトキ」シリーズとして「ベンジャミン・グレアムの『賢明なる投資家』読み解く」という題でお話しました。

この講演のために何度もこの本を読み返しましたが、やはり、名著ですね。改めて読んでも色々な気づきがありました。

割安株とは、そして、安全域(Margin of Safety)とは、また、成長株の落とし穴とは・・・など。

ベン・グレアムがいまの日本のマーケットを見たらどう思うかというお話もしました。

ゲスト・スピーカーはJPモルガン・アセットの鈴木英典さん。極めて論旨明快な良いお話でした。株式と債券の本質的な違い、 経済成長と投資収益率の関係:高まる新興国への期待、見えないリスクを見える化など興味深い視点から話していただきました。

そして、お茶(酒)会。島田知保さんも今回は参加していただけたので話が多いに盛り上がりました。お忙しいなか参加いただいたお二人には大感謝です。

 

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このセミナーの様子が有料動画でご覧いただけます。興味のある方は当社まで。

 

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投信会社はつらいよ

2011年11月20日 10:14

投信会社の収入源は運用報酬です。そして、運用報酬は運用資産額に一定の比率を掛けて決まります。ですから運用資産額が増えないことには経営が成り立ちま せん。しかも、投信会社は幅広く多くの投資家に商品を提供するわけですから、色々な規制もあり、とても経費がかかります。それを賄うためには相当の運用資 産が必要です。では、どうやったら資産が増えるか。販売力のある証券会社や銀行が販売してくれるのが一番、手っ取り早い方法です。販売が投信会社の経営上 重要であるということは、販売会社が投信業務にかかわる投資家が払う収入の多くの部分を取るということです。そうでなければ販売をしてもらえません。「嫌 ならいいよ」と言われてしまっては投信会社は経営が成り立たなくなってしまうのです。

ですから投信を買った時に支払う販売手数料(申込み 手数料)は販売会社(証券とか銀行など)が取ります。また、毎年、とられる信託報酬の4割ぐらいはやはり販売会社が取ります。しかも、投信が株式や債券を 売買するときにも証券会社が売買手数料を取ります。つまり、銀行とか、証券にとって投信業務はすごく「おいしい」商売なのです。現実には、銀行とか、証券 がグループ内に投信会社を持っているのが普通です。最近は随分、改善されてきましたが、その経営陣はグループ内からの天下り、スタッフも中核会社からの転 籍社員が多いのです。そして、販売会社は、とにかく売れるものを売りたがる。極端にいえば、販売会社はお客が儲かるか儲からないかは別として、とにかく売 れるものを売ればしっかりと収益が上がるのです。

だから、「いま、売れそうなもの」、「みんなが買いそうなもの」を出したがる。そして、 グループ内の投信会社に「こんな投信を作ってくれ」と依頼する。投信会社は売ってもらえなければ経営が成り立たないから、販売サイドの要望にそった商品を 作る。そして、それが幅広く販売される。普通は「みんなが買っていて、値上りし始めている」商品は価格もピークに近いのです。だから、投信は「儲からな い」というイメージが定着してしまうのです。

このような投信ビジネスの構造で抜け落ちているのが、投資家が本当に必要とする商品の提供で す。そこで、これを改善しようということで「直販」型の投信がでてきたのです。つまり、販売会社を通さずに自分で投信を売ることで運用と投資家の距離を縮 めようというのです。これはとてもすばらしいことです。当然、多くの直販投信は運用残高が集まらないので苦しんでいます。でも、何とかこの努力が報われて いくことを願っています。各社の「悪戦苦闘」がいつか、大きな成功に結び付き、日本の投信業界の質的な向上に結び付くことを祈ってやみません。

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資産運用「気づきのタネ」(56)わからないものです

2011年11月19日 13:48

 わからないものです


オリンパスの事件は私も本当に驚きました。「とばし」などという90年代にはやった言葉が突然、亡霊のように現れた感じです。内視鏡で世界に冠たるシェアを持ち、そして、カメラ・メーカーとしても多くのファンを持っているその会社が、しかも、90年代からという長きにわたって不正行為を行っていた。

その少し前には大王製紙の問題。エリエールという我々の生活にも深く浸透している製品を作っている会社。しかも、問題になっている元会長は東大法学部卒の超インテリ(のはず)。それが巨額の資金をラスベガスですって、その穴埋めを会社の資金でしていた。

もちろん、真相解明はこれからの調査を待たなければなりませんが、とにかく困ったものです。さらには、東日本大震災に端を発した東電の原発問題もありましたし、不正行為ではなくともJALの経営破たんもありました。

そんなことをアメリカ人の友人と話していたら、「それは日本だけの問題じゃあないよ」とのこと。確かにGMが倒産したり、エンロンの不正会計による倒産など、数え上げればきりがありません。

そして、このような事件が起こるたびに株主は自己責任とはいいながら大きな損失を被っています。

このような事件は未然にはわからないものです。

オリンパスにしても欧米の名だたる機関投資家が詳細な分析と会社訪問などをして買いを決め、そして保有していたのです。しかし、彼らと言えども裏で行われていることがわからなかった。まして、個人投資家の我々はまず、情報を事前にキャッチするなど不可能です。

では、どうしたらいいのか。

結局、各銘柄の保有額を、大事件が起こり、株価が大幅に下げても大丈夫なぐらいにとどめておくということしかないのでしょう。人生を通じた資産運用のためには株式は保有せざるを得ない資産クラスです。だからこそ、十分に分散されたポートフォリオが必要なのです。しかも、日本だけではなく、世界に分散しておく必要があります。つまり、グローバルなインデックス・ポートフォリオに投資をしておくというのが答です。。

たしかに、インデックス・ポートフォリオにはオリンパスだって大王製紙だって入っていたでしょう。でも、それが大幅安しても全体に対する影響は限定的です。まして、グローバルなポートフォリオだったらダメージは微々たるものです。自然災害、事故、テロ、企業の不正行為等々、これからも世界中で不測の事態はしょっちゅう起こることだと思います。株式ポートフォリオをグローバルなインデックス運用にしておくのはその点では安心できる戦略です。「大きく儲ける」発想ではなく、「大きく負けない」運用が重要な時代なのです。

 

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ヤンゴン訪問記4

2011年11月18日 09:19

 今回はヤンゴンで出会った食べ物について書きます。

旅行前に調べたところでは、ヤンゴン料理は「インド料理の辛さと中華料理の脂っこさをあわせもつ」とあったのでどんな食べ物かなと思っていたのですが、結構、美味しくいただきました。特に汁麺(スープ・ヌードル)が豊富だったのがうれしかったです。

一番、有名なのがモヒンガーという麺です。ランチで食べた時は色々な薬味や野菜の小皿と一緒にでてきてそれを麺に乗せて食べる形式でした。

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ナマズでとったダシにアヒルの卵や、魚の切り身(多分、ナマズ)などが入っていて、ライムを絞って食べるのですが、さっぱりしておいしかったです。全部入りにすると以下のような感じです。 

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この麺は典型的な朝ごはんだとか。確かに朝のブッフェでも少し小さい器に入ってでていました。

朝食にはその他にも色々な麺がでていました。朝ごはんに汁麺を食べるんですね。 

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スープに入った汁麺ってアジアに独特ですよね。なぜなのでしょうか?日本、韓国、中国、ベトナム、マレーシア、ミャンマーなど違いはあってもスープに入った麺があります。しかし、インドや西欧諸国にはない。

その他の料理も写真だけ紹介しておきます。それぞれ、美味しいんだけど味が濃いせいか、すぐにお腹いっぱいになりました。あと、お米以外、野菜はあまりありませんでした。 

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ヤンゴン訪問記3

2011年11月17日 09:06

 ヤンゴンという名前は昔はラングーンと呼ばれていました。でも、ガイドさんの話によると、現地ではずっとヤンゴンで、ラングーンというのはイギリスの植民地だったときに付けられた名前だったとのこと。

ヤンゴンの町でひときわ目立つのがシュウェ・ダゴン・パゴダ。シュウェというのは黄金、ダゴンというのは、王国時代のずっと、ずっと昔のヤンゴンの名前。つまり、ヤンゴンの金のパゴダという意味だそうです。

町の少し高いところからは見えるランドマークです。 

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ブッダが悟りを開いたということを聞いたモー族の人たちがさっそくインドに行ってブッダの遺髪などをもらってきてそれを祭ったのがこのパゴダだそうです。

そもそも建設されたのは、な、なんと、いまから2600年前だそうです。それが何度も再建されるうちにいまのように大きくなったそうです。

いまは高さ100メートル、60トンの金を使っていて、パゴダのてっぺんには76カラットのダイヤが秘蔵されているとか。 

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とても心あたたまる感じがしたのは、若いお姉ちゃんたちが熱心に祈りをささげている姿でした。とてもたくさんの人たちが仏像の前でお祈りをしています。

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こんな、ほほえましい像もありました。鉢巻きのおじさんの持っているのはご飯。カラスやハトがたくさん食べに来ていました。

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人間もカラスもハトもみんな友達、そんな感じがしました。

パゴダの風景はすでに公開したYouTubeでもご覧いただけます。

 

 

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岡本和久のI-OWA日記

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