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シカゴ散策

2012年5月14日 10:00

私はいままでシカゴには何度も行っていますがいつも短期滞在でした。今回は足掛け一週間滞在できたので少しは町のなかを散策することもできました。

有識者の方に聞くと、シカゴには一週間の曜日がすべてそろっているとのことです。日は太陽、月は空気・風、火はエネルギー、水は水資源、木は森林・緑、金はおカネ・先物市場、土は穀物、鉱物資源だそうです。

地球の中心が「大西洋」から「大西洋と太平洋」のバランスへと移行していることを背景に、アメリカというミクロコスモスにおいてもニューヨーク、ワシントンDC中心からシカゴへと中心が移動しているのかなと思いました。この地域、この不況下でも人手不足で人口が増加しているそうです。

毎回、シカゴで必ず行くのはシカゴ美術館。教科書で見たような絵が一杯。眼福のひと時。

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ミレニアム・パークのクラウド・ゲート。全体が鏡で摩天楼がグニャリとまがって見えます。 

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近寄ってみると・・・、私はどこにいるでしょう? 

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マグニフィセント・マイルを歩いていたらマリリン・モンローの「七年目のうわき」の有名なシーンの像に出会いました。2011年7月から展示されているスワード・ジョンソンというアーティストの作品だそうです。

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この写真からいかに大きいかわかりますね。 

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みなさん、ちょっと気になる角度からの私の写真。

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ところがです、水曜日にここを通ったらすでにこの像、解体されてなくなっていました。と、いうことはぎりぎりで「拝観」できたということです。ラッキー!

街角では「Warm Up with a Free Hug」、「Free Hug & Smile」などの看板を持って女性三人と男性一人が立っていました。結構、みんな立ち止まってハグしてもらっていました。アメリカ人のこういうユーモアのセンスっていいなあと思います。 

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フィールド博物館ではスーという名前のティラノサウルス・レックスの化石と面会。後ろにはマンモスも見えます。特別展示でジンギスカン展もやっていました。

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アドラー・プラネタリウム&天文学博物館から見た町の風景。まさに風の街ですね。

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 と、言うわけでCFA協会の年次総会のおかげでシカゴ観光という余得にも預かれました。

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今週の「うまい!」 Giordano's(シカゴ)

2012年5月13日 08:37

 有名なシカゴ・ピザのチェーン店、Giordano'sです。ミレニアム・パークの近くのお店でした。ソーセージ入りのチーズ・ピザを注文、$15.35でした。「40分はかかるよ」と言われカウンターで一杯(実は二杯)飲みながら待つと、でてきました!チーズがすごい。ドウが分厚い。ソーセージがドウに埋まっています。

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 半分食べたら、隣で食べていたオヤジが「がんばったね!」と言ってくれました。残りは持ち帰りにしてくれました(ほとんどの人が持ち帰りになるぐらいボリュームがあります)。シカゴでは絶対にはずせない食べ物です。

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Wikipediaより、シカゴ・ピザに関する部分を転載します。
「高さのある深いパンを用いて、チーズや具をたっぷり入れて焼いたものはディープディッシュピザあるいはシカゴ風ピザと呼ばれ、シカゴの名物となっている。」

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資産運用「気づきのタネ」(68)「ためる」と「ふやす」の違い

2012年5月12日 13:32

 「ためる」と「ふやす」の違い


よく退職後のために一生懸命おカネを貯めている方がいます。でも、「貯めていれば安心」というのは相当の高収入の人で、実は普通の人は貯めるだけでは足りないのです。増やさなければいけない。どうも、「ためる」と「ふやす」の違いが十分に理解されていないように思います。

「ためる」というのは貯蓄です。貯蓄は収入から支出を引いた残りです。その残りをとっておくのが貯蓄です。とっておくだけですから、金利も配当金もありません。招き猫の貯金箱にチャリン、チャリンとおカネを入れているだけです。

「ふやす」というのは投資です。これはおカネを他の人に用立ててあげることです。その人はそのおカネを活用して利益を生む。その一部を金利や配当金として支払ってくれるのです。しかし、他の人に用立ててあげるというのは自分の手を離れることですから、不安があります。最悪、一部または全部が戻ってこない恐れだってあります。これがリスクというものです。逆に言えばこのリスクをとるからこそおカネは増えるのです。

投資で得た金利や配当金を再投資して複利で運用するなら、増え方が加速します。例をあげます。毎月3万円、つまり、年間で36万円を「ためる」(=貯蓄する)と30年間では1080万円になります。もし、毎年36万円を年2%という収益率で複利で投資したとすると、30年後には1460万円となっているのです。

もちろん、年2%という低い利率でもリスクはあります。例えば500万円のおカネを一人の人に用立てて、不幸にもその人が事業に失敗すると致命的ダメージを受けてしまいます。しかし、50万円ずつ10人の人に用立てれば、10人のうちの一人がうまくいかなくても全体に対する影響は限定的です。これが分散投資の考え方です。ですから、人生を通じた資産運用では、いかに資産額の変動を分散投資でコントロールしつつ目標とする収益率を獲得していくかが課題となるのです。

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CFA協会年次総会に出席しました

2012年5月11日 19:22

グローバルな証券アナリストの協会であるCFA協会の年次総会がシカゴで開催されました。

今年は全世界68か国から1800人の参加ということで巨大な会議場、マコーミック・プレイスも満員でした。
世界各地から来た、証券分析の知識を共有する仲間たちと直接会ってお互いの地域がどのような状態なのか情報交換できるのはとてもうれしいものです。

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講演者も超豪華!これだけの人たちのスピーチを直接聞けるというのはちょっとないのではないかと思います。
講演者のほんの一部を紹介します。

エルロイ・ディムソン 「株式リスク・プレミアム再考」

デビッド・ヘイル 「新興国の重要性」

マイク・メイヨー 「経済におけるウォール街の役割」

CFA資格創設50周年記念シンポジウム
チャールズ・エリス
ギャリ―・ブリンソン
アビー・ジョセフ・コーエン

ダニエル・カーネマン 「行動ファイナンスのための心理学」

バートン・ウェアリング 「ペンション・ファイナンス:確定給付年金のコストとリスクをコントロールするために」

ユージン・ファーマ 「ファイナンシャル・リサーチの今後」

クリストファー・エイルマン(CalSTRS CIO) 「低金利環境におけるリスク・キャピタルへの配分」

それぞれ非常に含蓄の深い講演でした。少しずつセミナーなどで紹介していきたいと思います。

チャールズ・エリスとツーショット写真をとらせてもらいました!いい記念になります。

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おカネは額に汗して稼いでこそ尊い

2012年5月 5日 11:39

 まさにその通りだと思います。おカネは額に汗して稼いでこそ尊い。しかし、そのあとによく次のような言葉が続きます。

「だから、投資のようなカネがカネを生むというのはけしからん」

かなり見識が高いと言われる評論家の方でもよくそのようなことをおっしゃいます。でも、良く考えてみるとカネがカネを生むのが良くないのであれば、銀行に預金して利息をもらうのもNGということになります。ただ、ひたすら招き猫の貯金箱におカネをチャリン、チャリンと入れ続けるのが良いというのでしょうか?額に汗して稼いだおカネですからとても貴重なものです。そのおカネを払って何かを買うということは、その何かに価値があるからです。そして、その価値を生み出してくれた人たちに対して感謝の心があるから大切なおカネを払うのです。おカネは「感謝のしるし」以外の何ものでありません。

企業だって良い世の中づくりに貢献しているからお客さまから商品やサービスを買っていただける。それが売り上げになる。企業は従業員に「いい仕事をしてくれてありがとう」という気持ちがあるから給料を払う。おカネと感謝は手に手をとって世の中を巡っています。

おカネやお金持ちのイメージが悪いのは事実です。世の中のためにならず、感謝もされず、ただ、おカネだけを得ようという人も時々います。でも、それはすぐにばれます。そして、ひどい目にあいます。それが、お詫び会見や、強制捜査のテレビ画面などで流されておカネやお金持ちのイメージがどんどん悪くなる。

Aさんは、一生懸命に働き、稼いだおカネを持っています。それをずっと先の将来、自分の夢をかなえるために増やしたい。一方で、いますぐにおカネが必要なBさんがいます。そこで、AさんはBさんに自分のおカネを用立ててあげます。Bさんはそのおカネを使って世の中のためになるビジネスをします。そして、世間から感謝され企業は大きく育ちます。そして得た「感謝のしるし=おカネ」をAさんに、「自分がおカネを必要としているときに、貴重なおカネを使わせてくれてありがとう」という気持ちを込めて利益の一部を渡します。自分が用立てたおカネが戻ってくるから「リターン」というのです。

こうして、Aさんのおカネは増えていきます。これが投資です。投資のための手段が株式や債券です。債券であれば、ビジネスが成功しようと失敗しようと、一定の金利を毎年支払、期限が来たら借りたおカネを返してもらえます。株式であれば、自分が出したおカネの額に応じて利益の一部を毎年、配当金として受け取り、残りの利益を内部留保として企業のなかに貯めていくことができます。でも、事業がうまくいかなければ十分な投資収益は得られないかもしれません。それがリスクというものです。

おカネは貯金箱に入れているだけでは生きてこないのです。世間に回してこそ、良い世の中が作られていくのです。おカネは額に汗して稼いでこそ尊い、だからこそ、その尊いおカネを良い世の中づくりのために循環しなければならない。そうしてこそ初めておカネが生きてきます。そして、自分にとっても投資の成果を得ることができるのです。投資の原点は、 みんなが「品格ある資産家」を目指すことで良い世の中がつくられていくというところにあります。 

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今週の「うまい!」 Thai Stick(サンフランシスコ)

2012年5月 2日 15:03

 毎回、サンフランにいくといつも行くThai Stickという店です。
ほぼ、20年、開店早々のころから通っています。

今回もTom Yum Noodle Soup ($6.95)でした。
Rice noodleで幅広の平麺にしました。

おいしいのですが、以前と少し味が変わった気がします。
時差ボケ解消に絶好です。

 

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米国マドフ事件と日本のAIJ投資顧問事件の教訓

2012年4月28日 11:27

 「米国マドフ事件と日本のAIJ投資顧問事件の教訓」という記事を東洋経済オンラインに寄稿させていただきました。

CFA協会が、2009年に発表したマドフ事件の10の教訓に照らし合わせてAIJ事件を検証してみました。

よろしければお読みください。 ここ

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今週の「うまい!」 富山の麺ふたつ

2012年4月28日 09:49

富山でいただいたふたつの麺を紹介します。
両方ともおいしかったです。

まずは、末弘軒。ワンタンメン(並780円)をいただきましたが、毎日手作りの、時代に流されない麺、これも手作りのふわふわのワンタンの皮。そして旨みたっぷりのスープ。こういう店が残っているとホッとしますね。

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続いてこちらは有名な富山ブラックの西町大喜。中華そば(並700円)。
迫力あります。煮豚がとてもおいしい。前にも思ったのですが、白いご飯とこの煮豚を食べたら最高では?
太麺と濃~いスープは好みでしょう。でも癖にはなりそう。

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しかし、レトロなたたずまいのお店ですね。

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今週の「うまい!」 マハラジャ丸の内

2012年4月20日 21:44

 4月15日のI-OWAマンスリー・セミナーのゲスト、サンジーブ・スィンハ氏に「東京で一番、本格的なインド・レストランは?」と聞いたら帰ってきたのがこのお店(Maharaja Marunouchi)でした。

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妻と二人でライタと「サブゼイ・マンディ(ベジタブル・カレー)」と「サグ・パニール」をいただきました。確かに本格的だからでしょうか、体がポカポカしてきました。おいしかったです!20120420a.JPG

ライタです。

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左がサグ・パニール、右がサブゼイ・マンデイ。ナンはふつうのナンとカブリ・ナン。

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長期投資は単純に株式や債券を持っていればよい

2012年4月20日 18:20

 企業は事業を営むためには資産を保有しなければなりません。資産を保有するにはおカネが必要です。そのおカネには二種類しかありません。一つは借りてきたおカネ、つまり負債、もうひとつは株主が出資したおカネ、株主資本です。借りてきたおカネは銀行から借りる場合と債券を発行してそれを投資家に買ってもらう場合があります。

企業は資産を活用して収益をあげます。その一部は銀行に金利として支払われます。その金利の一部が預金者に支払われる銀行預金の金利となります。また、債券投資家には金利が直接、会社から支払われます。これらの金利およびその他の経費、そして税金をすべて支払った残りが株主のものになります。その一部は配当金として支払われ、残りは企業のなかに留保され、次期以降の事業に活用されます。

この説明からわかることは株式であれ、債券であれ、投資のリターンはすべて企業が資産を活用して生み出す付加価値から発生しています。

しかし、株式や債券は流通市場で投資家の間で転々流通します。Aさんが保有していたものをBさんが買う、そのBさんからCさんが買う。それをまたDさんが買う。しかし、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんが一つの家族だったらどうでしょうか。そのファミリー全体としては資産は一銭も増えていません。つまり、流通市場でのリターンは投資家全体をひとつのファミリーと考えれば利益は発生していません。全体ではゼロサム、売買によって生ずるコストを考えればマイナス・サムなのです。

流通市場における価格の変動を利用して儲けようというのは本来はマイナス・サムのゲームです。最近の資産運用の大きな問題点はその価格変動を利用してリターンをあげようという傾向が強くなりすぎていることにあります。特に、派生証券が広まり始めたことがその傾向を強めました。

年金や個人が退職後のために行う長期の資産運用ではマイナス・サムのゲームにうつつを抜かすよりも、企業が生み出す付加価値をしっかりと享受できる単純な株式や債券をしっかりと長期で保有すればよいのです。少しでも早く、少しでも多く儲けようと小賢しいことをすると逆にマイナス・サムの罠にはまってしまいます。最近の年金運用などの事件を見ているとそれを痛感します。

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