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資産運用「気づきのタネ」(43)チョコレートからおカネを考える

2011年6月18日 14:47

 チョコレートからおカネを考える


たった一枚の板チョコ、ひとつ100円ぐらいです。

チョコレートの原料はカカオです。アフリカや南米の熱いところでとれます。高さ7~10メートルぐらいの木の枝に直接、実がなり、その実のなかにカカオ豆が入っています。それをとって生計をたてている人もいます。乾燥した豆を日本の商社などが買付け、日本に運んできます。その船を運航する人、燃料を作る人、船を造る人、みんな、それで生活をしています。

そして、日本に届いた豆はチョコレートの工場に運ばれます。その運搬作業をする人もいます。豆は工場で選別され、粉砕され、砂糖やココナツ・ミルクと一緒に練られ、ドロドロになります。それが成形され、冷やされ、包装され、箱詰めされ、倉庫で出荷を待ちます。そしてお菓子屋、コンビニ、スーパー、キオスクなどに配達されます。工場で働く人、その会社の管理部門で働く人、配送する人、お店で売る人、すべての人がそれで収入を得て、毎日の糧を稼いでいます。

このたった一枚のチョコレートが私たちの元に届くまでに一体、何人の人がかかわっているのでしょう。そのすべての人が、それを仕事として生活をしている。それが、一枚、100円です。これって、すごいことだと思いませんか?

このようなグローバルな作業がスムーズにできるのは、みんなが「美味しいチョコレートを作って喜んでもらいたい」という気持ちがあり、おカネを媒体としてその思いが物質化してチョコレートができているのです。

少しでも世の中の多くの人に喜んでもらおうと、私たちが額に汗して働いた大切なおカネを、美味しいチョコレートを作ってくれてありがとうという感謝の気持ちを込めて支払う。そのおカネの少しかも知れませんが一部は間違いなく、ガーナでカカオの実を摘んでいる人の生活の支えになっているのです。

おカネのことを深く考えていると、我々はみんな、世界中の人たちと結びついた網の目のひとつずつであることを気づきます。そして、そのネットワークをおカネは、みんなに喜んでもらいたいという「善意」と、良いものを作ってくれてありがたいという「感謝」を乗せて循環しているのです。

この話はいつも中学校や高校に出張授業をしたときに話ています。でも、大人にもこの当たり前のことを、もっと、もっと実感してもらいたいものだと思います。そうすれば、おカネは汚いものなどというイメージはかなり変わってくるのではないでしょうか。

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中目黒の春木屋さん

2011年6月15日 11:25

春木屋さんと言えば昭和24年創業の荻窪の老舗ラーメン屋さんです。同じ名前の店が中目黒駅近く、目黒川沿いにできていたので入ってみました。

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のれんにも「東京荻窪中華そば」とあるので本店の系列であることは間違いないと思います。ただ、本店のホームページの「店舗のご案内」にはでていないですね。原因は不明です。単にアップデートしていないだけなのかも知れません。

メニューも本店より多い感じですし、春木屋の定番、中華そばは750円で荻窪本店より安いようです。また、本店は写真撮影は「固くお断り」ですが、こちらは、「禁止」という標示はなかったように思いますし、写真を撮っても何も言われませんでした。まあ、カスタマー・フレンドリーなのかも知れません(やっぱり写真撮りたいですからね)。

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煮干しスープ、縮れ中太麺で美味しかったのですが、少し油が多い印象でした。でも、あとからメニューを良く見たら、「油加減は調節します」とありました。残念。帰りに100円の割引券をくれました。今度はこの券を使って「油少なめ」でやってみます。

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華麗なるカレー探訪(2)~松本楼

2011年6月11日 19:07

   明治5年開業、中国革命の父、孫文が結婚式をあげたのでも有名な日比谷公園内の松本楼へ。

私はハイカラビーフカレー、妻は季節の野菜とひき肉のカレーをいただきました。

インド的でもない、と言って西欧風でもない、どちらかと言えば和風カレーですが、さすがにバランスがとれていてとてもおいしかったです。

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(左がビーフカレー、右が野菜とひき肉カレー)

デザートはシュークリーム。

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おー、デラックス。

お店の外には「首かけ銀杏」。明治32年ごろ、日比谷交差点のあたりにあったこの銀杏が、道路拡張のために伐採されそうになったそうです。そこで日比谷公園の生みの親、本多静六さんが、「首にかけても移植させる」と言って実行したことからこのような名前になったそうです。

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松本楼の長い歴史に思いをはせながら、すっかり和風化した西洋のカレーを賞味するのもなかなか味わい深いものでした。

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資産運用「気づきのタネ」(42)なぜ瞑想が投資に役立つか

2011年6月 9日 12:21

 なぜ瞑想が投資に役立つか


私は瞑想を始めて今年で20年になります(私が実践している瞑想法)。その間、外資系資産運用会社を立ち上げ、育て、2005年からは現在の会社を起業しました。もちろん、その間に色々なことがありましたが、とにかく何とかやってこれたのは、朝夕の瞑想をしてきたことが大きな理由だと思っています。

我々の周りは色々な刺激で一杯です。そして、その刺激を受けて、さまざまな感情が湧き上がります。まるで、我々の心は暴風雨で荒波が立っている海のようです。でも、静かな場所で、目を閉じ、静かに呼吸をしていると段々心が落ち着いてきます。暴風雨の海も、我々の日常の心も、表面の波は荒いのですが、表面から深く潜るほどにその波は落ち着いた力強い波になって行きます。

そして、瞑想からでてくると、いままで「大変だ、どうしよう」と思っていたことが、「ま、いいや。できることをしっかり続けよう」という気持ちになっているのです。体も疲れると同じぐらい心も疲れます。だから、心が休める時間を持つことがとても大切なのです。

株式市場も毎日、色々な材料、情報に満ち溢れています。そして、それらに一喜一憂し、荒波のように揺れ動いています。しかし、海の表面の荒波が、深く潜るほど落ち着いた波になるように、投資も、より幅広く分散し、そして視点を長期にするほど、株価の動きは落ち着いたものになります。

海のずっと底の方には力強い潮流が流れています。マーケットでもどんどん分散を進め、保有期間を長期化するほど世界経済の大きな潮流に乗っていくことができるのです。

我々の生活にとって瞑想は非常に有益です。投資にとって、瞑想に相当するのは分散投資と長期投資です。瞑想は我々の意識の時間と空間を広げてくれます。長期投資は時間の広がり、分散投資は空間の広がりです。瞑想と投資、あまり関係ないように見える両者も、実はとても似た面があるのです。

詳細は拙著、「瞑想でつかむ投資の成功法」をご覧ください。オーディオブックもあります。

 

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資産運用「気づきのタネ」(41)トレンドに乗り、サイクルを受け入れる

2011年6月 5日 14:04

トレンドに乗り、サイクルを受け入れる


株式市場には長期的な方向性を示すトレンドと、中期・短期的な変動のサイクルがあります。一般にトレンドはファンダメンタルな要因に大きな影響を受けますし、サイクルは市場心理や需給関係を反映します。

短期投資家はサイクルで勝負します。しかし、これはなかなか難しい。まあ、7勝8敗か、8勝7敗ぐらいが良いところでしょう。

長期的な方向性を示すトレンドは、大きな潮流ですからそんなに簡単に変化しません。ですから、トレンドに賭ける方が勝率が高いのです。

トレンドに賭ける場合、大切なのは、ファンダメンタル面で投資対象が価値を増やしているということです。つまり、投資する株式の価値が長期的に右肩上がりであることが必要なのです。

私はそれはこれから数十年にわたって続く世界経済の拡大だろうと思っています。地球全体でみれば人口は増えていきますし、これまで発展途上と言われていた国々の生活水準も向上しつつあります。グローバル化が進み、地球規模でのインフラ整備が各地で起こっていますし、また、代替エネルギーなどの新技術開発もこれからどんどん進むでしょう。これらをすべてひっくるめて世界全体の株式インデックス投信を保有していればいいのです。

大きなトレンドに乗って、あとはサイクルを受け入れていればよい。ちいさなギザギザで売買を繰り返し儲けようというような小賢しい考えは捨てて、長期のトレンドで時間をかけて大きく儲けることを目指すべきです。

その意味ではサイクルの循環を通じて買い続ける積立投資は有効な方法でしょう。また、退職金を投資するような場合でも、相場の1サイクルを想定してその期間で資金を分割して投資をしていくのも良いのではないかと思います。どちらにしても、相場の天井と底を当てようという努力はあまり有益ではないと知るべきです。

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値上りを狙わず、バランスを保持せよ

2011年6月 5日 12:04

長期的な投資のパフォーマンスの大部分は資産配分で決まるということが言われます。金融資産全体が、株式や債券、国や地域でどのように分布しているかを示 すものです。いわば、資産運用の設計図。これが長期パフォーマンスのほとんどを決めるというわけです。80年代の中ごろから実証研究が発表され、その重要 性が認識され始めました。

このような指摘は、それまでの投資のプロにとって大変なショックでした。つまり、値上りしそうな良い銘柄を選ぶ 証券選択や、下がったところで買って、上がったら売るという投資タイミングこそプロの腕の見せ所だとみんな考えていたからです。それが、証券選択やタイミ ングの説明力は数パーセントにすぎないとされたのです。

私の体験から言っても、銘柄選択やタイミングは、まあ、8勝7敗や、7勝8敗ぐら いのもので、これを長期に続けていると、全体に占める貢献度は非常に小さくなってしまいます。しかも、売買に伴いコストがかかるので、その分は資金の流出 になってしまいます。それよりは、自分の運用目的に合った資産の配分を決め、それをしっかりとキープする。それが長期的な資産運用する上での鍵です。

多くの人が「何が値上りするか」と言うことばかりを考えます。しかし、本当に大切なのは、まず、自分の資産配分を決め、あとはそのバランスを保持することです。何パーセント単位での細かい操作は不要です。何割ぐらいの単位で結構です。

別 に毎日、値動きなどチェックする必要はありません。まあ、年に3~4回、状況をチェックして、大きくバランスが崩れていたら、飛び出しているところの買い を控えたり、売却したりして、引っこんでいるところを余分に買う。そして、長期的な設計図に近づくように操作をしていく。ただ、それを何十年も続けていれ ばいいのです。


この記事は岡本和久のブログを加筆修正したものです。

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坦々麺の香気@学芸大学

2011年6月 3日 13:49

前から気になっていた坦々麺の店、四川麺条「香気」へ行きました。ギター合奏の練習に行く時にいつも前を通ると満員になっているので気になっていた店でした。

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カウンターのみの小さな店ですが、坦々麺(640円)はお値打ちものでした。
坦々麺も、ただ、やたらに辛くして「どうだ、驚いたか!」みたいな店もありますが、ここのは香料やスパイスがしっかりきいていて美味しかったです。辛いわりに、少し酸味がきいていて、さっぱりしています。

また、明治時代に創業したという九鬼食品の胡麻を使っているとのことで、カウンターにも胡麻の効用が色々と書かれている資料がありました。

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少し風邪気味のとき、身体に「活」を入れるのにはとても良いと思います。

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資産運用「気づきのタネ」(40)心を込める、投資にも寄付にも

2011年6月 2日 08:57

 心を込める、投資にも寄付にも


「物心一如」というすばらしい言葉があります。モノと心は異なるものではない、モノと心は一体であるという意味です。お百姓さんがお米をつくる時、「美味しいお米を食べてもらい、みんなに喜んでほしい」という心が込められているのです。

ファースト・フードなどでマニュアル通りポンとコーヒーを出されるのにはあまり「心」を感じません。でも、こだわりの喫茶店で店主がいれたコーヒーには、「私のコーヒーを味わってみてください」という心が感じられます。世の中が便利になるにつれてモノと心が分離してきているように思います。

おカネを銀行に預ける。あとは銀行がどこに融資するか決めてくれる。自分は金利さえもらえればよい。これが間接金融です。銀行に預けたおカネがどう使われるか、我々には発言権はありません。あとは、「銀行さん、よろしくね」というわけです。

でも、自分で株式や債券を買うときは、どの企業に自分のおカネを使ってもらいたいかという選択肢が投資家にあります。そこに思いを込めることができます。これが直接投資です。直接投資では自分の心を投資先企業に届けることができます。その代わり、パフォーマンスがどうなるかは自己責任です。

さて、昨年末のタイガーマスク現象や、今回の震災のあとなど、寄付が盛んです。これはとても良いことです。でも、募金箱にチャリンとおカネを入れて、あとは「赤十字さん、よろしくね」というのはちょっとさみしい気がします。そのおカネがどこに、どう使われるかわからないからです。つまり、「間接寄付」なんですね。

赤十字などの団体に寄付をするのが悪いわけではありません。でも、寄付したおカネがどこに、どう使われるかを明確にしている団体に寄付をすることがもっとあっても良いのではないかと思います。直接投資では自分の思いを届けるために銘柄を選択する作業が必要となります。同じように、寄付で自分の思いを直接届けようというのであれば、そのような団体を探す作業が必要です。そして、その作業をした分だけ、自分のおカネがどう役立っているかを具体的にイメージしやすい。つまり、心のリターンが大きくなります。

額に汗して稼いだ大切なおカネです。投資も寄付も自分の心を込めて世の中のために用立てたいものだと思います。

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華麗なるカレー探訪(1)~まずはボンディ

2011年5月30日 10:43

私も妻もカレーが大好き。それでこれから月に何回かカレーの名店を探訪しようということになりました。

まずは神保町のボンディ。私は何度も行ったことがありますが、妻は初めて。古本屋さんを通り抜けた先に歴史を感じさせる店舗があります。創業1973年(私がサンパウロに転勤になった年だ!)でさすが風格のある店内です。

妻は野菜カレー、私はチーズ・カレーを注文。甘口、中辛、辛口から辛さを選べます。我々はもちろん辛口。

最初にホクホクのポテトがでてきます。これだけでお腹いっぱいになりそう。

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じゃがいもはカレーに入れると煮崩れるために別皿にしているようです。

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野菜カレー


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こちらはチーズ・カレー、一番人気とか。

いわゆる「インド風」ではありません。むしろ洋風(デミグラソース風)の味と言った方が良いかもしれません。しかし、とてもまろやかでコクがあります。洗練された味はまさに「華麗なるカレー」の一品(二品)でした。

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大阪でインベストライフ・セミナー

2011年5月30日 09:16

5月28日、大阪でインベストライフ・セミナーを開催させていただきました。

毎度のことながら参加される方が熱心なので、話す方も熱が入ります。
取りまとめをしていただいた大谷さんに心から感謝します。

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今回は三時間、二つの講演をしました。

① 明治からの証券市場史
歴史はそのまま繰り返すことはありません。しかし、現在起こっていることを判断し、これから起こることを考える上では、ヒントの宝庫です。

② 東日本大震災から何を学ぶか
リスク管理とともに、「危機管理」を人生を通じた資産運用のフレームワークに組み込むことがとても大切だと思います。そのヒントになりそうなことをお話しましたが、みなさん、非常に興味を持っていただけたと思います。

そして、飲み放題、食べ放題の懇親会。ここでも、活発な議論が楽しく行われました。

帰りに新大阪駅で当社スタッフへのおみやげを買いました。テレビでやっていた「面白い恋人」です。大阪らしいネーミングですが、まあ、普通のゴーフルでした。

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そう、そう。それからセミナーの前に、玉五郎(難波店)へ。中村獅童さんが好きだというラーメンでこれもテレビでやっていました。入口に煮干しのたくさん入ったザルがおいてあり、カウンターにも煮干しのふりかけがあったり、煮干しへのこだわりを感じさせる店です。麺がとても私好みでした。

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岡本和久のI-OWA日記

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