最新のエントリー

フェジョン会~熱い思いと食欲と

2011年7月 2日 19:11

 私は1973年から1975年までブラジルのサンパウロに駐在していました。20代の後半の頃でした。

当時、ブラジル経済は非常に好調でした。世界経済が過熱気味で造船や鉄鋼などどこもフル稼働、そして、溢れだした需要がブラジルに来ていたのです。ブラジルはそれを自国の実力と勘違いしてしまいました。そして、設備を大幅に拡大しました。それが後の不況を長引かせることになります。

日本は外貨準備がどんどん溜まり、円高圧力がかかっていました。そこで、ブラジルの国や政府機関に日本で債券を発行してもらい、日本への円高圧力をかわすとともにブラジルの成長にも役立とうという目的で駐在していたのです。

でも、ブラジルに赴任してちょっと落ち着いたところでオイルショックが起こりました。ブラジルはとてもお金を貸せる相手ではなくなり、それに日本も貸すようなお金がなくなってしまったのです。

その当時、20代後半から30代前半の若者たちが各社からサンパウロに来ていました。仕事はなくなったけど、仲間がたくさんできました。

それから何十年もたって、当時の仲間とフェジョン会という会を作って年に何回かブラジル・レストランで食事会をしています。フェジョンというのはブラジルの黒い豆です。お米とともにブラジル人が大好きな主食です。シュラスコという焼肉とカイピリーニャというサトウキビ地酒のカクテル。昔に戻ってしっかりと飲み、食べ、話し、笑い・・・楽しいひと時です。

昨日、その食事会がありました。ほとんどの人がもう定年退職をして悠々自適の生活です。そして、みんな、いまの日本を本当に心配し、何かできないものだろうかという思いを持っています。とにかく、身近なところから始めようと話合っていました。みんな、それなりに歳をとりました。でも、食欲と熱い想いだけは昔とちっとも変わりません。

 

20110701Barbacoa.jpg
左上はサラダバーから持ってきたもの、左下は名物料理のフェイジョアーダ、右側はシュラスコという焼肉。

20110701b.JPG

 

 

ページごとに見る

札幌でセミナー

2011年6月30日 19:40

札幌でセミナーを行いました。

久しぶりの札幌です。まずは腹ごしらえというわけで、JR札幌駅からすぐの「花まる JRタワーステラプレイス店」へ。30分ぐらい並びましたが、名高い回転寿司が食べられる喜びでワクワクしていました。

色々食べましたが、やはりサーモンが絶品。これだけでも十分満足でした。

20110625a.JPG

エルプラザで講演会。「和風資産運用入門」と「震災から学ぶ危機管理」という二つのお話をさせていただきました。みなさん、非常に熱心で、良い質問も色々いただきました。

20110627b.JPG

そして、懇親会。近くの焼鳥屋さんで楽しく語り合いました。

翌朝、ホテルの朝食バイキングではスープカレーもでて、これも満足。

 20110627c.JPG

アレンジをしていただいたPETさんに大感謝です。

ページごとに見る

資産運用「気づきのタネ」(44)投資は「生き方」を教えてくれる

2011年6月29日 09:28

 投資は「生き方」を教えてくれる


普通、投資とは、以下のようなプロセスで可能となります。

1.いま、すぐには必要としないおカネがあるがそれを将来のために増やしたい
2.そのおカネをいますぐ必要とする人に用立ててあげる
3.その人はそのおカネを活用して収益をあげたり、満足感を得る
4.そして、感謝のしるしとしておカネを用立ててくれた人にリターンを支払う

いますぐに必要としないおカネをそのまま引出に入れておけば何の価値も生み出しません。しかし、それを世の中に流通させ、そのおカネが世のため、人のために活用されることで付加価値が生れ、その付加価値の一部が自分のところに戻ってくる。それによって自分の資産が増えていきます。

結局、おカネを使ってしまいたい誘惑に負けず、それを世の中に流通させることでリターンが生れるのです。言い換えれば、投資とは、「将来の大きな喜びのためにいま、少し我慢をする」ということです。

この場合、投資のリターンが金銭である必要はありません。人生の目的は「お金持ち」になることではなく、「しあわせ持ち」になることです。所詮、おカネもしあわせに変換されて初めて価値が生れるのです。それであれば、投資のリターンはおカネを通過しないで、直接、しあわせをもたらすものであってもいいのです。

ですから、投資のキーワードは「時間」と「しあわせ」です。時間というのは人生そのものです。我々すべての人がこの世に生れて与えられるのが人生という時間です。そして、その人生でみんな、しあわせを求めて生きていきます。ですから、「投資」について深く、突き詰めて考えていけば、自然に「人生をいかに生きるか」という問題に到達するのです。

前回、チョコレートの話で書いたように、おカネは人々とのご縁を気づかせてくれます。これは意識の空間的な広がりをもたらします。そして、投資は「生き方」という時間的な意識の広がりをもたらします。ですから、おカネと投資について考えることは、我々の意識の時空を広げてくれることにつながります。そして、それによって我々は良い人生がおくれるのではないかと思います。

ページごとに見る

鎌倉探訪

2011年6月24日 09:16

よく晴れた6月の一日、鎌倉を妻と探訪しました。

横須賀線で鎌倉へ、そして、江ノ電で長谷へ。まずは大仏様の拝観へ。

4月に奈良に行ったときには奈良の大仏様を訪れましたが、微妙にお顔が違いますね。鎌倉の大仏様は阿弥陀仏で、しかも、民間で建立したものです。奈良の大仏様は毘盧遮那仏で、国立です。

鎌倉の大仏様の方がやさしいお顔で、目線が衆生の方に向かっている気がします。奈良の大仏様は、いかにも宇宙そのものを象徴としているような意識の広さを感じます。どちらもありがたい・・・。

20110623a.JPG
鎌倉の大仏様

20110623a1.JPG
こちらは奈良の大仏様

それから、長谷寺を参拝。アジサイが盛りでした。私の好きな花なのでラッキーでした。

20110623b.JPG

ランチは雲水料理で有名な左阿彌さんで紫陽花露というランチコース。おいしい食事がたくさん。

そのなかで特にすばらしい!と思ったのが、あじさい豆腐・紫蘇の花。美しい食事でした。

20110623d.JPG

こちらはメイン。

20110623c.JPG

そして、鎌倉投信へ。私が前職で採用した仲間たちがスピンアウトして設立した会社です。環境はきびしいことだと思いますが、初一念をしっかりと持って、生活者のために本当に役立つ投信に育ててもらいたいものだと思います。

20110623e.JPG

帰りに鶴岡八幡を参拝。歌舞伎でよく舞台になる場所です。初めての武士による政権、鎌倉幕府の気宇の大きさを感じさせます。

20110623f.JPG

梅雨のなか、幸い天気に恵まれ腕がすっかり陽に焼けました。

ページごとに見る

日本株長期上昇トレンドの条件 東洋経済オンラインに寄稿しました

2011年6月23日 17:48

「日本株長期上昇トレンドの条件、カギを握る企業・人材の本格的なグローバル化」という題で東洋経済オンラインに寄稿させていただきました。

国の力がなくなってきているいま、いつまでも国に頼っている企業は落ちこぼれていくでしょう。そのような企業に依存している企業もダメになるだろうと思います。

また、そのような企業で以前と同じ、安泰な生活を送ってきた人、期待している人もこれからは相当厳しい時代を迎えるでしょう

企業も人も、みんな国のワクから飛び出て、自力で生き伸びようとするところが成功します。そのような企業が増えるほどに日本株式の長期上昇トレンドが始まるのだと思います。

東洋経済オンライン2011.06.23

ご一読を。

 

 

 

 

 

 

ページごとに見る

6月のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました

2011年6月20日 20:04

2011年6月のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。

今回も当社オフィスでアットホームな雰囲気でした。

私は、今回から「人生を通じての資産運用と危機管理」という題でお話をしました。資産運用のプロセスと、さまざまな事件を例として危機管理の実際について紹介しました。また、みなさんにはウェルス・マネジメント・ノートを配布し、これに個人情報などを記入いしていただき、万一の場合に備えることをお勧めしました。

20110619a.JPG

伊藤さんは華厳経と東大寺という講演。私も昔読んだ、カプラのタオ自然学などにも触れながら仏典と最先端の物理学の成果の関係などを解説していただき興味深かったです。また、私が提唱している「おかげさま投資」などとも類似性があるのだなと感じました。

20110619c.JPG

フリーディスカッション、お茶会には伊藤さんも参加され、みなさん、すっかりくつろいで楽しい会話が弾みました。

20110619b.JPG

この講演内容は動画(有料)でご覧になれます。興味のある方は当社までご連絡ください。

ページごとに見る

資産運用「気づきのタネ」世界中の企業を保有する持ち株会社の株式を持つ

2011年6月20日 10:16

世界中の国と地域の主要な産業の主要企業を全部持っている持ち株会社があったら投資したいと思いませんか?もちろん、そのなかには高度成長の国、産業、企 業、そして、反対に衰退していく国、産業、企業すべてが含まれています。しかし、明るい面、暗い面、全部合わせてほぼ世界全体の経済の成長を享受するわけです。

世界全体の経済はこれからも成長を続けるでしょう。人口も増加し続けていますし、新興国を中心に需要も拡大しています。中期的には 景気の波は避けられませんが、潮流としては成長期にあると言えると思います。その成長をざっくりと取り込めるのが、そのような持ち株会社への投資です。

で は、そのような持ち株会社がこの世の中に存在するかと言えば、残念ながら存在しません。でも、投資手段としてそれに代わるものはあります。グローバルな株 式インデックス投信です。もちろん、厳密に言えば持ち株会社と投資信託は違います。一番大きな違いは、持ち株会社は企業を支配することを目的としていて、 投資目的で保有しているのではないということです。

投資信託の場合は直接、保有先企業に株主権を行使することはできません。しかし、考えてみれば個人の財力で、持ち株会社を支配できるほど株式を所有するのは困難です。ですから、その面の違いは投資家からみれば実質的にはそれほど大きな差異があるものではありません。

経済的な面でいえば持ち株会社の場合、保有先企業の収益が持ち株会社のもとに集まってくます。持ち株会社の株主はその利益を受け取ります。投資信託への投資 家は、投資先企業の収益を投信の分配金、あるいは基準価格の値上がりの形で享受します。投資信託は保有するのに信託報酬などのコストがかかりますが、持ち 株会社も同じように管理コストなどがかかります。

法制面の細かいことを別にして、実質的に長期投資家の視点からみれば、グローバルな株式 インデックス投信を保有するということは、世界中の企業を保有している持ち株会社を持っているのとそんなに大きな違いはないのです。長期投資家は株価を見 ながら売ったり買ったりして値幅取りをするわけではありません。むしろ、投資先企業のオーナーとなって、その企業の成長とともに自分の資産を増やしていく ことを目指しています。その意味ではグローバルな株式インデックス投信を長期で保有することは、世界中の企業を持っている持ち株会社の株式を持っているの ととても似た面があるのではないかと思います。

この記事は岡本和久のブログを加筆修正したものです。

ページごとに見る

資産運用「気づきのタネ」(43)チョコレートからおカネを考える

2011年6月18日 14:47

 チョコレートからおカネを考える


たった一枚の板チョコ、ひとつ100円ぐらいです。

チョコレートの原料はカカオです。アフリカや南米の熱いところでとれます。高さ7~10メートルぐらいの木の枝に直接、実がなり、その実のなかにカカオ豆が入っています。それをとって生計をたてている人もいます。乾燥した豆を日本の商社などが買付け、日本に運んできます。その船を運航する人、燃料を作る人、船を造る人、みんな、それで生活をしています。

そして、日本に届いた豆はチョコレートの工場に運ばれます。その運搬作業をする人もいます。豆は工場で選別され、粉砕され、砂糖やココナツ・ミルクと一緒に練られ、ドロドロになります。それが成形され、冷やされ、包装され、箱詰めされ、倉庫で出荷を待ちます。そしてお菓子屋、コンビニ、スーパー、キオスクなどに配達されます。工場で働く人、その会社の管理部門で働く人、配送する人、お店で売る人、すべての人がそれで収入を得て、毎日の糧を稼いでいます。

このたった一枚のチョコレートが私たちの元に届くまでに一体、何人の人がかかわっているのでしょう。そのすべての人が、それを仕事として生活をしている。それが、一枚、100円です。これって、すごいことだと思いませんか?

このようなグローバルな作業がスムーズにできるのは、みんなが「美味しいチョコレートを作って喜んでもらいたい」という気持ちがあり、おカネを媒体としてその思いが物質化してチョコレートができているのです。

少しでも世の中の多くの人に喜んでもらおうと、私たちが額に汗して働いた大切なおカネを、美味しいチョコレートを作ってくれてありがとうという感謝の気持ちを込めて支払う。そのおカネの少しかも知れませんが一部は間違いなく、ガーナでカカオの実を摘んでいる人の生活の支えになっているのです。

おカネのことを深く考えていると、我々はみんな、世界中の人たちと結びついた網の目のひとつずつであることを気づきます。そして、そのネットワークをおカネは、みんなに喜んでもらいたいという「善意」と、良いものを作ってくれてありがたいという「感謝」を乗せて循環しているのです。

この話はいつも中学校や高校に出張授業をしたときに話ています。でも、大人にもこの当たり前のことを、もっと、もっと実感してもらいたいものだと思います。そうすれば、おカネは汚いものなどというイメージはかなり変わってくるのではないでしょうか。

ページごとに見る

中目黒の春木屋さん

2011年6月15日 11:25

春木屋さんと言えば昭和24年創業の荻窪の老舗ラーメン屋さんです。同じ名前の店が中目黒駅近く、目黒川沿いにできていたので入ってみました。

20110615b.JPG

のれんにも「東京荻窪中華そば」とあるので本店の系列であることは間違いないと思います。ただ、本店のホームページの「店舗のご案内」にはでていないですね。原因は不明です。単にアップデートしていないだけなのかも知れません。

メニューも本店より多い感じですし、春木屋の定番、中華そばは750円で荻窪本店より安いようです。また、本店は写真撮影は「固くお断り」ですが、こちらは、「禁止」という標示はなかったように思いますし、写真を撮っても何も言われませんでした。まあ、カスタマー・フレンドリーなのかも知れません(やっぱり写真撮りたいですからね)。

20110615a.JPG

煮干しスープ、縮れ中太麺で美味しかったのですが、少し油が多い印象でした。でも、あとからメニューを良く見たら、「油加減は調節します」とありました。残念。帰りに100円の割引券をくれました。今度はこの券を使って「油少なめ」でやってみます。

ページごとに見る

華麗なるカレー探訪(2)~松本楼

2011年6月11日 19:07

   明治5年開業、中国革命の父、孫文が結婚式をあげたのでも有名な日比谷公園内の松本楼へ。

私はハイカラビーフカレー、妻は季節の野菜とひき肉のカレーをいただきました。

インド的でもない、と言って西欧風でもない、どちらかと言えば和風カレーですが、さすがにバランスがとれていてとてもおいしかったです。

20110530a.JPG
(左がビーフカレー、右が野菜とひき肉カレー)

デザートはシュークリーム。

20110530b.JPG

おー、デラックス。

お店の外には「首かけ銀杏」。明治32年ごろ、日比谷交差点のあたりにあったこの銀杏が、道路拡張のために伐採されそうになったそうです。そこで日比谷公園の生みの親、本多静六さんが、「首にかけても移植させる」と言って実行したことからこのような名前になったそうです。

20110530c.JPG

松本楼の長い歴史に思いをはせながら、すっかり和風化した西洋のカレーを賞味するのもなかなか味わい深いものでした。

ページごとに見る

岡本和久のI-OWA日記

サイトマップ 岡本和久のI-OWA日記TOP ページトップへ