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「敗者のゲーム」を読み解くセミナー

2011年5月12日 09:06

セゾン投信さんの主催で開催されたチャールズ・エリスの「敗者のゲーム」新版(第五版)を読み解くセミナーで講演をさせていただきました。

10数名の方が出席してくださいましたが、ほぼ、半分の方がすでに本を読んでおり、熱心さが感じられました。

100分間という時間をいただけたので、ゆっくりと日本の事例なども交えつつお話ができました。とても楽しかったです。

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その後の質疑応答は中野さんとご一緒に会場からの質問にお答えするコーナーでした。こちらは和気あいあいで、お客様とセゾン投信さん、中野さんとの人間的な関係が感じられよかったです。セゾン投信が成功している理由が分かる気がしました。

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エリスの本の内容は本当にすべての個人投資家に読んでもらいたいものだと思っています。

5月15日の当社のマンスリー・セミナーではエリスの「敗者のゲーム」に加え、エリスとマルキールの共著、「投資の大原則」についてもポイントをお話します。また、「震災に何を思い、震災から何を学ぶか」というお話もしたいと思っています。

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「インベストライフ」デモ版無料公開中

2011年5月10日 13:09

 長期投資仲間通信「インベストライフ」の2010年12月号をデモ版として無料公開中です。

特集はロジャー・イボットソン氏に聞く、「私の証券市場研究と実践から~日本へのアドバイス」。その他、インベストライフ応援団からの推薦図書など。

デモ版

大手金融機関から完全に独立した、まじめで、内容の豊かな月刊誌です。
投資商品や銘柄の推奨は一切ありません。

孤独で、ヒヤヒヤすることも多い長期投資の旅のために、①必要な知識と実践法と、②仲間との交流を提供することを目指しています。

各地で自主的な勉強会、インベストライフ・サロンが開催されます。

私も時々お邪魔して、みなさんにお話をさせていただきます。

お申込みはこちらから。

 

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明治座で歌舞伎、人形町探訪

2011年5月 7日 08:59

5月5日、明治座で歌舞伎昼の部を観劇。染五郎、亀治郎、勘太郎、七之助など若手中心の5月花形歌舞伎、出し物は義経千本桜、封印切など。若々しい演技がよかったです。門之助の静御前もきちんとした風格があり好演だと思います。夜の部も今月は行きます。

その後、甘酒横丁を散歩。歴史を感じさせる面白い店がいっぱい。そして、水天宮お参り。

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以前、兜町に勤めていたころによく行った芳味亭で食事。5時に入ったらもうすでにお客がおり、その後も6時を待たずしてかなりの入りでした。相変わらずの人気です。私はハヤシライス、妻はフィッシュグラタンでした。昔とちっとも変らずおいしい。お勘定の計算がそろばんだったのも、いいねえ。

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甘味は初音のあんみつ。これも絶品。鉄鍋で沸かしたお湯で入れたお茶などにもこだわりが感じられます。

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今年のGW唯一の外出でしたが、大満足の一日。

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資産運用「気づきのタネ」(37)買い物の三原則

2011年5月 6日 16:48

 私は次のような買い物の三原則を決めています。

① 値段につられて買わない

つい、「セール」という札がついていると買わずにいられなくなる人も多いことだと思います。安いからと言って不必要なものを買う必要はありません。自分にとって本当に意味のあるものだけを買うことに徹すべきです。

② 自分の価値観で買う

買い物をするとき、きちんと自分の価値観を持って買うことが大切です。単に、その時に流行っているとか、みんなが買っているからと言った理由で自分も買ってしまうことがないように。

③ 借金はできるだけしない

お金を借りるということは、元利金を支払わねばなりません。つまり、自分という資産が生み出す収入に対して、自分より先にそれを取る人がいるということです。余程、意味のある借金出ない限りお金を借りるのは避けるべきです。

これらは一般的な買い物のルールなのですが、よく考えてみると株式投資にもそのまま当てはまります。つまり、株価が下がったから買うとか、上がっているから買うということはしない。人気につられて買うのではなく、自分の判断で買う。みんなが買っていても自分にとってそれが意味がなければ絶対に買わない。そして、信用取引はしない。レバレッジは使わない。

当りまえのことですが、欲に目がくらむと陥りがちなワナなので注意をしたいものです。

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資産運用「気づきのタネ」生活者はCEO

2011年5月 5日 16:34

普通、CEOはチーフ・エグゼクティブ・オフィサー(最高経営責任者)の略です。つまり、CEOは企業の経営の総責任者です。私は生活者こそ、CEOだと 思っています。CEOと言っても企業の最高経営責任者ではありません。しかし、生活者は、CEOという三つの側面から、企業の最高経営責任者以上に、経済 全体に対して大きな影響力を持つ存在です。

まず、「C」はコンシューマー(消費者)のCです。企業にとってはお客です。お客がどう思うかが企業のビジネスを決定付けます。

次の「E」はエンプロイー(従業員)です。多くの方は企業に勤めて従業員として仕事をしています。従業員の質が企業の商品やサービスの質を決めるといっても過言ではありません。

最後の「O」はオーナー(保有者=株主)です。株式を買うということは発行会社のオーナーになることです。直接、株式を保有している方は言うに及ばず、投資 信託などを通じて保有している方もいるでしょう。「私は株など持っていない」と思っても、実は年金などを通じて、ほとんどの方は株式を所有しているので す。

社会を構成する生活者は、消費する商品を選択することで企業のビジネスに影響を与え、同時に、企業のなかにあってより良い財やサービ スを提供し、そして、企業のオーナーとして企業の活動をチェックしつつ、その企業が生み出す付加価値を享受します。そして、その評価が株式市場に株価とし て反映されます。

このように生活者を総体としてみれば、消費し、生産し、そして、利益を得るという循環を構成しているのです。単に生産し て、それを消費するという直線的な関係でなく、株主であるという要素を加えた「三角関係」にすることで、社会に生れた富を回収するということが可能になる ことがわかります。ここに株式投資の大切な意義があります。

この記事は岡本和久のブログを加筆修正したものです。

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資産運用「気づきのタネ」(36)資産運用の勉強は難しいか?

2011年4月30日 10:40

資産運用の勉強は難しいか?


 資産運用というと、「難しい」という印象が強いようです。でも、年金では退職後の生活が成り立たないことが明確ないま、誰にとっても資産運用は「しなければならない」ものです。まさに、資産運用は生活のなかに組み込まれるべきものなのです。

「難しい」という印象が強い背景には、相変わらず資産運用の考え方や手法が西欧から輸入されたそのままの形で伝えられていることにあります。私はそれを「和風化」することが必要だと思っています。これについては「賢い芸人が焼き肉屋を始める理由*投資嫌いのための『和風』資産形成入門」をご覧ください。

もう一つの理由が販売サイドが、少しでも多くの投資商品を売ろうとして、どんどん商品を複雑化しているという点があると思います。株式や債券などのように価値の裏付けがある金融商品は非常に単純です。でも、みんな、価値の長期的な増加ではなく、目先の価格の変動を追い求め、袋小路に入ってしまうのです。そのような短期的なニーズに合わせて作られた難しい投資商品の話を金融機関の営業マンから聞かされ、「難しい」という印象を持ってしまうのです。

私は資産運用の知識は我々がコンビニで買い物をするとき必要な知識程度で十分だと思っています。我々がコンビニにお昼を買いに行く時を考えてください。昨日の夕食、結構、食べ過ぎてしまったので、今日は焼肉弁当ではなく、サンドイッチにしておこう。飲み物はお茶のボトル。ちょっと甘いものも欲しい。でも、アイスクリームはやめて、小ぶりの羊羹にしておこう。それぞれ、メーカーや値段、賞味期限、カロリーなどをチェックして全体の予算内で何を買うかを決めます。また、極端に安い商品などあれば、ちょっと「?」と思うでしょう?

別に専門技術はありません。ただ、「自分は何を求めているのか」が明確で、賞味期限やカロリーなどの基本的な意味がわかっていて、そして、自分の予算を知っている。それだけです。ところが、金融商品となるとなぜかこの常識的なことができないのです。お店でセールになっているものをみんな買ってしまう。みんなが買っていると一緒に買ってしまう。キャンペーンに飛びついてしまう。営業マンに勧められるとなんとなく「お任せ」したくなってしまう。

スーパーでは常識が働くけれど、証券会社や銀行などの販売会社ではそれが失われる。投資に難しい勉強は不要です。コンビニで買い物をするときに必要な知識程度で十分です。複雑な理論よりも、何よりも、大切なのは、「明確な目的」と普通の常識、特に「おいしい話は危ない」という注意深さだけです。

 

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京都、奈良の寺社めぐり(2)

2011年4月29日 11:05

     三日目は終日、奈良でした。ホテルで朝食をしてから東大寺へ歩いて行きました。

修学旅行の子供たちがわんさといました。鹿たちも見とれている様子。

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大仏様などを拝んで、それから春日大社へ。小雨のなかを歩きましたが、雨のフィルターがかかったようで緑がとても美しかったです。

春日荷茶屋で昼食。私は柿の葉寿司と春日諸白(純米酒)、妻はよもぎ団子でした。

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午後は興福寺へ。2009年に東京でお目にかかって以来の阿修羅仏を拝観。国宝館にいらっしゃいましたが、やはり、仏堂にあるのとはちょっと感じが違います。何となく、芸術品として見てしまって、仏像という信仰の対象と違ってしまうような気がしました。

夜は浪花おふくろファンドの石津さんと食事。インターネットで調べた吉屋伝右衛門というお店でした。ありがたいことにとても良いお店で楽しいひと時でした。奈良の地酒、無上盃をしっかりといただきました。石津さんもご苦労されていますが、本当にビジネスが早く軌道に乗ってくれることを祈っています。

翌朝、奈良ホテルの三笠での朝食。今日は茶がゆを注文しました。とても朝食とは思えないデラックス食でした。

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近鉄で京都へ。そして、新幹線で東京へ。帰路、すばらしい富士山が見えました。

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東北が、日本が、そして、世界が安定した住みやすい場所になるよう神仏にお願いする旅でした。そして、また、おいしいものもたくさんいただきました。長い、長い間、日本人が大切にしてきた何かが奈良や京都にはたくさんあります。時々、行ってその記憶をリフレッシュしたいものです。

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京都、奈良の寺社めぐり(1)

2011年4月28日 16:59

 京都、奈良の神社やお寺を巡ってきました。

震災後でもあり、実行しようかどうか少し迷いましたが、こんな時こそウチに閉じこもらないで、いつも通り活動するのが良いだろうと考えたこと、そして、東北が、日本が、そして世界が平和で安定することを祈念するのも良いだろうと思い決行しました。

京都に到着、まずは以前、日経新聞にでていて食べてみたいと思っていた田毎の京風たぬきで腹ごしらえ。

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とろみが絶妙で、うどんも柔らかいけど、ただ「くたっ」としていない美味しいうどんでした。

ご縁のある因幡堂を訪問。ご住職ご夫妻とお会いしました。

それから、清水寺へ。少し遅咲きの桜がきれいでした。

続いて三十三間堂へ。前後10列、等身大の1000の仏像、そして、真ん中におられる千手観音。ずっと昔からたくさんの、たくさんの方が手を合わせて祈ってきている仏像はものすごいエネルギーを発しているようです。合わせた手が異常に熱くなります。

ホテル・グランビアにチェックイン。ホテル内のレストラン、Le Tempにて夕食をいただきました。新幹線が九州までつながったことのお祝いで、九州の味をフィーチャーしたブッフェでした。60歳以上は割引があって、これは結構、うれしかったです!

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しっかりと、おいしいものをたくさんいただき満足して寝ました。

翌日はまず、東寺を訪問。弘法大師空海の密教寺院です。有名な曼荼羅図を拝観。

そして、近鉄の特急で奈良へ。奈良ホテルにチェックイン。明治42年にできた奈良公園内のホテルです。和風のホテルですが、廊下も広く、室内も落ち着いていて心地よい。特に水まわりはしっかりと近代的。インターネットも無償で使えます。

あ、近鉄奈良駅にせんと君がいました。一緒に記念撮影。

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薬師寺へ。以前、薬師寺におまいりしたとき薬師如来、日光菩薩、月光菩薩を拝観。2008年、東京で日光菩薩と月光菩薩が展示され、それも見させていただきましたが、そのときはご本尊の薬師如来様がいらっしゃらなかったのと、日光菩薩、月光菩薩の光背がありませんでした。しかるべきところで三尊そろって完全な形で拝観するとありがたみも一段と高まります。

記念に薬師寺の梵鐘のレプリカを買いました。本物の13分の一の大きさで、実にいい音でなります。朝晩の瞑想の前後に鐘をつくのが楽しみになりそう。

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夜はホテル内のレストラン三笠にて。私はビーフ・シチュー奈良ホテル風をいただきましたが、これがおいしい!厳選されたビーフ、実に味わい深いソース、そして、スパゲッティも中にはいっているんです。感動しました。

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なぜ、年齢とともにリスク資産比率は低下させるべきか

2011年4月24日 19:37

なぜ、年齢とともに全資産に占めるリスク資産の構成比を低下させてゆくべきかを東洋経済オンラインに寄稿させていただきました。

「年齢とともにポートフォリオの見直し、リスク軽減を」

東洋経済オンライン

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資産運用「気づきのタネ」(35)生活者はCEO

2011年4月20日 14:32

 生活者はCEO


普通、CEOはチーフ・エグゼクティブ・オフィサー(最高経営責任者)の略です。つまり、CEOは企業の経営の総責任者です。

私は生活者こそ、CEOだと思っています。CEOと言っても企業の最高経営責任者ではありません。しかし、生活者は、CEOという三つの側面から、企業の最高経営責任者以上に、経済全体に対して大きな影響力を持つ存在です。

まず、「C」はコンシューマー(消費者)のCです。企業にとってはお客です。お客がどう思うかが企業のビジネスを決定付けます。

次の「E」はエンプロイー(従業員)です。多くの方は企業に勤めて従業員として仕事をしています。従業員の質が企業の商品やサービスの質を決めるといっても過言ではありません。

最後の「O」はオーナー(保有者=株主)です。株式を買うということは発行会社のオーナーになることです。直接、株式を保有している方は言うに及ばず、投資信託などを通じて保有している方もいるでしょう。「私は株など持っていない」と思っても、実は年金などを通じて、ほとんどの方は株式を所有しているのです。

社会を構成する生活者は、消費する商品を選択することで企業のビジネスに影響を与え、同時に、企業のなかにあってより良い財やサービスを提供し、そして、企業のオーナーとして企業の活動をチェックしつつ、その企業が生み出す付加価値を享受します。そして、その評価が株式市場に株価として反映されます。

このように生活者を総体としてみれば、消費し、生産し、そして、利益を得るという循環を構成しているのです。単に生産して、それを消費するという直線的な関係でなく、株主であるという要素を加えた「三角関係」にすることで、社会に生れた富を回収するということが可能になることがわかります。ここに株式投資の大切な意義があります。

 

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岡本和久のI-OWA日記

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