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資産運用「気づきのタネ」

2011年9月 4日 09:48

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資産運用「気づきのタネ」(51)機関投資家はつらいよ

2011年8月31日 15:05

 機関投資家はつらいよ


アクティブ運用に精をだす機関投資家と言えば沢山のアナリストやエコノミスト、チャーティストなどを抱え、膨大な資料を購読し、企業を訪問し、最先端の計量モデルを用いて運用をしています。特に、年金運用の分野では、それは、それは激烈です。個人投資家がどんなにがんばっても同じ土俵で戦っていたら、偶然にうまくいくことはあっても、まず、機関投資家に勝てることはありません。しかし、同時に機関投資家もつらいのです。どこがつらいのかを知ることは個人投資家が機関投資家に勝つヒントにもなります。

まず、ほとんどの機関投資家は四半期ごとにパフォーマンスをチェックされています。四半期と言えば三カ月。どんなに長期投資目的で良い銘柄を選んでも成績は三カ月ごとに評価されます。どうしても、すぐに結果のでる投資に惹かれ易すくなってしまいます。つまり、「時間といつも競争している」のです。

しかも、自社と同じように重装備をした競争相手と戦っています。年金の運用報告会では基金のトップが並ぶなかで自社の投資成果の説明が求められます。いくら、長期的視点から良い運用をしていても、競争相手に何期も続けて負ければ解約されてしまうかも知れません。そのため、いつも、0.01%でも良いから高いリターンを狙います。

そして、評価されるときの基準は多くの場合、市場全体を表す指数との比較です。つまり、10%リターンがあっても、マーケットが12%上がっていたら負けとされてしまうのです。そうすると、何よりもマーケットに負けない運用が中心になってしまい、アクティブ運用の市場に勝つという運用がしにくくなってしまうのです。少しでも他社よりも高いリターンが欲しい、でも、マーケットに負けるのは怖いという、まさに綱渡りを続けているのです。

さらに、ファンドマネジャーたちはいつも社内のプレッシャーのもとに仕事をしなければなりません。トップから実務者まで、関係者全員が集まる社内の投資政策委員会で「なるほど、それは良い」と全員を納得できる運用をしなければなりません。しかし、だいたい、みんなが納得できるような運用はすでに株価に織り込まれているのでまず、うまくいかないのです。と言って、「わが道を行く」というのはサラリーマン・ファンドマネジャーでは極めて難しいのはいうまでもありません。

機関投資家は重装備していますが、決して楽ではないのです。とても、つらいのです。個人投資家は完全に自由です。自分の納得できる運用をできるのです。「時間と争わない」、「マーケットと闘わない」、「欲張らない」、「考えすぎない」というリラックス投資をすることが一番、機関投資家に負けない投資法だと思います。

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「和風資産運用の考え方」をYou Tubeでどうぞ

2011年8月31日 14:46

 私が8月6日に東京で行った「和風資産運用の考え方」の抜粋をYou Tubeにアップしました。全体で15分ですのでよろしければご覧ください。

「和風資産運用の考え方」(You Tube)

この動画では主として、「エドノミストとエドノミックス」、「和風の性格とは」、「和風の強みと弱み」などのお話をしています。講演の全体は約80分でした。この後、和風メンタリティを活用した資産運用の考え方などについてお話をしました。

全編をご覧になりたい方は当社までご連絡ください。有料になりますが、動画ファイルをご覧いただくことができます。

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室壱羅麺へ

2011年8月31日 10:11

 日本橋の室壱鑼麺で、カンバンの室壱鑼麺(900円)をいただきました。

日本CFA協会の近くなので理事会に出席するたびに前を通り、ずっと気になっていた店でした。

ちょっと見ではしつこそうな感じのスープですが魚介の味がきいていてすんなり食べることができました。チャーシューもメンマもいかにも選んできたという感じでおいしかったです。また、行ってみたいと思いました。

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東洋経済オンラインに寄稿をしました

2011年8月26日 19:31

「 この円高はグローバル化催促相場――今こそ必要な『てんでんこ』の姿勢」というテーマです。

結構、本音を気合を入れて書きました。ぜひ、お読みください。

東洋経済オンライン

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8月のI-OWAマンスリー・セミナーが開催されました

2011年8月25日 09:34

 8月21日、I-OWAマンスリー・セミナーが開催されました。

私は「人生を通じての資産運用~実践する」というテーマでお話をしました。基本ポートフォリオの紹介、ベンチマークの比較と組み合わせ方、銘柄選択のポイントなどにつき解説をしました。また、私の個人ポートフォリオについてもアセット・アロケーションを紹介。みなさまの参考になればと思っています。

 

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ゲストは伊藤宏一さん。今回から「エネルギーシフトと再生可能エネルギー」という新シリーズでの講義が始まりました。今月は「急成長する世界の再生可能エネルギー市場」というテーマでした。世界各国が力を入れている。特にお隣の中国が熱心で日本よりも進んでいる面も多いという点は驚きでした。

そして、質疑応答とお茶会。具体的な資産運用の考え方などにつきたくさんの質問をいただきました。

 

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次回は9月18日。私は退職後の資産運用について資産活用期固有の課題につきお話します。また、ゲストは注目のライフネット生命の出口治明さん。保険と危機管理などにつきお話をいただけると思います。

8月のマンスリー・セミナーは動画(有料)でご覧いただけます。興味のある方は当方までご連絡ください。

 

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NEC匠塾のご案内

2011年8月22日 15:26

 日本フィランソロピー協会様より「NEC匠塾」のご案内がありました。

興味のある方もおられるかと思いご紹介しておきます。

 

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~キャリアと志を社会に活かす~
NEC匠塾 受講者募集 開始
http://www.philanthropy.or.jp/takumi/
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主催:公益社団法人日本フィランソロピー協会

協賛:NEC

 NEC匠塾」は、定年後の第二の人生で、これまで身に付けたスキルや経験を社会のために役立てたい方のための講座です。
企業退職者やシニア層が、NPONGOのボランティアや、ソーシャルビジネス起業に挑戦する足がかりとし、地域における新たな起業や雇用創出等につなげる一助とします。
なお、インターンシップの期間・日数については相談に応じて調整致します。

講座概要

申込書

 

【申込締切】 2011年8月26日(金)
【お問い合わせ】公益社団法人日本フィランソロピー協会 担当:宮本
TEL 03-5205-7580 FAX 03-5205-7585
E-mail takumi.2011@philanthropy.or.jp

 

 

 

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あれはブラック・スワンだったのか?

2011年8月20日 14:36

「リーマン・ショック」と言われる世界的な株式暴落が起こったのは2008年9月でした。あのとき、「100年に一度」の暴落とか、「ブラック・スワン」 だとか言われました。ブラック・スワンというのはナシーム・タレブという人が2007年に書いた本のタイトルで、「みんながありえないと思っている非常に 大きなインパクトのある事象が起こる」という意味です。ちょうど、スワン(白鳥)は白いに決まっているという常識に反して、現実には黒いスワン(「黒い白 鳥」というのも変な言葉ですが・・・)が存在するということから名付けられたタイトルです。

リーマン・ショックのような大暴落は過去の統 計で見ても100年か、それ以上に一回、起こるか起こらないという常識に反して、実際にそれが起こるときには起こったのです。それで、「ブラック・スワン だ」と騒がれました。しかし、良く考えると、あの時からわずか3年ほどでそれなりにマーケットは回復しました。そしていま、また、新しい波乱が始まってい ます。今後も波乱を繰り返しつつも長い時間の経過とともに回復し上昇していくでしょう。それは、株式というものに本源的な価値があり、十分に分散された ポートフォリオの価値は長期的には増加していくからです。

ですから、毎月の給料から積立投資をしている「資産形成世代」にはあのショック も今回の相場の下げも買いのチャンスではあってもそれほどのショックではないのです。しかし、高齢の「資産活用世代」の方にはそのダメージは甚大です。取 り戻すだけの十分な時間が残されていないからです。

結局、私は万人に共通する「ブラック・スワン」現象というのは存在しないのだろうと思 います。若い人には、数々の暴落は資産運用の長旅の途中の風景です。彼らには、スワンはやはり白なのです。しかし、高齢の方には大きな暴落は間違いなく深 刻なブラック・スワンなのです。暴落が起こると何でもかんでもブラック・スワンと決めつける傾向がありますが、自分の立ち位置に基づいた冷静な判断が必要 です。

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華麗なるカレー探訪~インディア@自由が丘

2011年8月18日 08:51

自由が丘で私が好きなカレー屋さんは、サンガワ 、タージマハールインディアなどですが、今日はインディアの紹介です。

学園通りを大井町線の踏切を越えて田園調布の方向に少し行ったところの右側の地下にあります。北でもなく南でもなく、インドの西側のカレーだそうです。

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ディナーセット、2580円をいただきました。すごいお得なコースだと思います。


BBQ  タンドーリチキン&フィッシュティッカのBBQ
メイン  好きなカレーを1つ選択 (全てのカレーメニューから)
     ナンorガーリックナン選択 (サフランライス付)
ドリンク 1ドリンク選択 (アルコールも含め全てのドリンクメニューから)

ナンとライスの両方がでてくるところがうれしい。

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10品目の野菜が入ったカザーナサブジカレー

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こちらはスパイシーなチキンマサラ

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タンドーリチキン&フィッシュティッカのBBQ

大満足でした。ベジタブル・サモサをおみやげに持ちかえりました。

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資産運用「気づきのタネ」(50)短期投資で大切なふたつのこと

2011年8月16日 09:20

 短期投資で大切なふたつのこと


株式市場のなかで短期投資はとても重要です。確かに人生を通じての資産運用を考える場合、基本は長期投資です。しかし、サテライト部分での短期投資は十分にありますし、また、楽しみとして短期投資を余資で行うことは決して否定されるものではありません。

短期投資は基本的に投資対象が株価です。そして、売買をすることによってリターンを得ようとします。一方、長期投資はあくまで投資対象が企業そのものであり、企業を保有することでリターンを得ます。つまり、企業が成長するとともに資産を増殖していくことを目的とします。

短期投資は普通、以下のようなプロセスで行われます。まず、人の知らない情報を得ることである証券の割安性を発見する、そして、それを他の投資家が気付く前に買い、みんなが割安性に注目しだし株価にそれが反映されだしたら売却する。ざっとこんな感じです。この過程で証券は常に新しい情報を反映することとなります。短期投資家は市場に効率性を与えています。これがアクティブ運用の役割です。

しかし、アクティブ運用全体を考えてみると市場が与えてくれるリターンは「市場リターン・マイナス・投資に伴うコスト」です。短期投資家は基本的にアクティブ運用者ですから、彼らもマイナス・サムの世界にいることは間違いありません。

そのなかでプロほど情報を持たない個人投資家が短期投資でうまくいったとしても、それはほとんど「幸運」です。ですから、短期投資でもっとも大切なことは、うまくいってもそれは「自分の運が良かった」と割り切ることです。決して、「俺は天才かも知れない」とか、「俺は遂に常に儲かる方法を発見した」などと思わないこと。「運が良かった」と、過去形であることにも注意してください。つまり、これまでは幸運にもうまくいったが、これからはわからないということを忘れないことです。

そして、次に大切なことは、短期の見通しが外れ株価が下がってしまったとしても、長期で保有しても安心な銘柄を選ぶということです。自分で保有していることが誇れるような企業の株式を買う。本当に良い世の中を創るために仕事をしてくれている企業を持つ。そのような企業こそ長期にわたって成長が可能なのです。そして、このような銘柄であれば短期の見通しが外れても、サテライト銘柄として長期で持つことができます。

大切なことは企業の株主価値が長期的に右肩上がりであることです。株価はその右肩上がりのトレンドに沿って、上に下に乱高下します。しかし、トレンドが右肩上がりであれば、仮に高値づかみをしても、次の高値は前回の高値よりも高い可能性が高いのです。逆に右肩下がりの銘柄だと失敗するとひどい目にあうことになります。

短期投資で大切なことは、まず、うまく行ってもそれは「幸運」であることを忘れない、マーケットはそんな甘いものではないということを忘れないことです。思い上がりは禁物。謙虚な姿勢が大切です。そして、短期投資であっても、長期投資同様にその企業の価値をしっかり見極めるということが大切です。「どうせ短期だから企業価値など関係ない」と思うのは大きな落とし穴です。短期投資をするのであれば、これらふたつを頭の片隅に置いておくのは大切だと思います。

 

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