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資産運用「気づきのタネ」(26) 貯蓄と投資

2011年1月12日 21:18

貯蓄と投資はどう違うか


貯蓄と投資の違いをご存知でしょうか?

 

ひと口に言えば、
貯蓄は、おカネを使わないでとっておくこと
投資は、おカネを増やすこと
です。

ですから一番、純粋な貯蓄というのは、貯金箱におカネを入れて貯めることです。あるいは、机の引き出しにおカネを入れておくというのも同じです。

投資は、当面、必要のないおカネを、いま、必要とする人に用立ててあげる。その人はそのおカネを活用して何らかの収益や喜びを得る。それに対するお礼として、おカネを使わせてくれた人に「ありがとう」という気持ちを込めて投資のリターンをお返しする。これによっておカネが増えるのです。

みんなが貯蓄だけをすると経済のなかを流れているおカネが滞留してしまうことになります。投資の場合はそれが何らかの形で活用されるのです。だから、みんなが、ただ、おカネを貯めるだけになってしまったら、経済はまわらなくなってしまいます。

貯蓄は銀行におカネお預けること、投資は株式や債券、投資信託など価格変動リスクの高いものを買うことだと思っている人もいますが、それは必ずしも正しくはありません。銀行預金だって預金のおカネは銀行がまとめて貸付先に貸しているわけです。だからこそ、少額であっても金利がついてくるのです。

いま、多くの人が収入のほとんどを銀行に預けています。それは、意味のないことではないのですが、銀行は当然、貸付先から受け取る金利の一部を自分のものとして受け取り、残りを預金者に支払います。その代わり貸付先がつぶれても銀行が健全なら資産は安心です。言いかえればその分、収益が低いのです。しかし、その低い収益では、将来を支えることはなかなか難しい状態なのです。預金のごく一部でも、十分に分散された株式や債券などにしておくと、長期では大きな違いが生じるものです。

将来の自分はいまの自分が支えなければならない時代です。いまと将来の間には長い時間が横たわっています。ですから、その時間を利用して、毎月の収入の一部を投資してゆく。つまり、おカネも働かせて増やしてゆく。それによって将来の自分を支えることにもなるし、また、経済におカネを流して世の中を活性化してゆくのに役立つことにもなるのです。銀行預金のうちの少しだけでも、もう少しリスクの高い、そして、リターンも高い投資をしても良いのではないかと思います。

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新年のごあいさつ

2011年1月 5日 11:51

みなさま

明けましておめでとうございます。みなさまの益々のご健康とご活躍を祈っています。今年も我が家からきれいな富士山が見えました。富士山を見てると「うん、だいじょうぶだ」という気分になってきますね。

今 年、私は、個人も企業も、もっと、もっと、「自立」という意識を高めてくるのではないかという期待をもっています。自立と言っても誰も、たった一人では生 きてはいけません。ご縁のネットワークのなかでみんな助け合いながら生きているのです。だから、人に助けてもらう分、あるいはそれ以上、他の人を助けてあ げなければいけないのです。人に助けてもらう分、きちんと人を助けてあげられる、それが本当の自立です。

どうも、最近、多くの人が「人任 せ」の態度になっている気がします。「景気が悪いから政府が何とかしてくれ」、「職がないから、なんとかしてくれ」。ちょっと、言葉はきついですが、私が 困っているのだから、誰かが何かをしてくれるべきだ。できないのは誰も何もしてくれないからだ、という声が多いように感じるのです。自分で何もしないで誰 かがなんとかしてくれるのを待っている、「くれない族」が増殖しているんですね。

国内の経済主体は、公的部門と企業部門と家計部門しかあ りません。政府が悪いとか、官僚がけしからんとか、国会議員は何をしているのかというような批判はいくらでもできます。でも、いま、公的な部門がどうにも 動けなくなってしまったのは、長くは戦後、短くはこの20年、企業も個人も、政府に頼り過ぎていた結果なのではないかと思います。

要する に、政府という馬はもう、やせ細ってしまって、これ以上、働けない状態に近いのかも知れません。だから、政権をどの政党が取ろうと、首相に誰がなろうとだ めでしょう。馬がもう、骨と皮だけになってしまっていうのですから。これも、公的部門という馬を酷使してきた結果なのです。

これが現実な ら、企業も、個人も自分で生きていくより仕方ありません。企業は不況を嘆くのではなく、アニマル・スピリッツを発揮してチャレンジすればいいのです。海外 への工場移転もいいでしょう。優秀な外国人を採用するのもいいでしょう。とにかく生き延び、成長することです。そういう企業が増えれば景気は良くなりま す。景気を良くするのは政府ではなく企業です。

個人も就職先がないと嘆いていても仕方ありません。いまや就職市場も海外の優秀な人材との 競争の時代です。自分が競争に打ち勝てる人間になればいいのです。中国語でも、ベトナム語でも、覚えて、海外でも就職先を探すべきでしょう。外国語は 2~3年も必死に学べばなんとか使えるようになるものです。老後が心配だと嘆いても、これから年金が増えていくとは考えにくいのです。だったら、自分でそ の準備をするより仕方ないでしょう。

公的部門が大切なのはいうまでもありません。だからこそ、公的部門という馬の荷物をできるだけ減らしてあげ、我々にとって本当に必要な外交、防衛、最低限の生活保障などに限って役割を果たしてもらえるように我々がモニタリングしていけばいいのです。

自分では何もしないで文句ばっかり言っていてもしょうがない。やってもいないのに「できない」はないだろう。いまは、行動を取るときなのです。

今年は何か、そんな大きな胎動を感じます。きっと新しい夜明けが始まりつつあるのではないでしょうか?

岡本和久のブログ:I-OWA日記より。

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資産運用「気づきのタネ」(25) 「しあわせ持ち」の方程式

2011年1月 3日 11:41

「しあわせ持ち」の方程式


人生の目的は「お金持ち」になることではなく、「しあわせ持ち」になることです。

「富」には内側の富と外側の富があります。

内側の富というのは、心のなかのしあわせ感、満足感です。人生はこの内側の富を最大化するためにあります。外側の富とはモノやおカネです。基本的には外側の富はほとんどおカネに換算することができます。もちろん、内側の富と外側の富はイコールではありません。

内側の富とおカネに換算した外側の富を結び付けるのが「価値観」です。言い換えると、1円がもたらす幸福感です。1円当たりの幸福感が高まるほど、外側の富が同じでも内側の富は増えていきます。逆に、いくら外側の富が増えても、1円当たりの幸福感が下がっていくと、内側の富はちっとも増えません。

1円当たりの幸福感というのは「品格」ということだろうと私は考えています。同じ1万円でも、霜降りのステーキを食べるのと、発展途上国の子供のフォスターペアレントになるのとどちらが本当の意味でしあわせをもたらすでしょうか?何が自分に本当の幸福感をもたらすかを考えるためには、自分自身の心の内側を眺めてみることが必要です。その意味で瞑想などは非常に有効な方法だと思います。

内側の富は「インサイド・ウェルス」ですから「I」、外側の富は「アウトサイド・ウェルス」ですから「O」、1円当たりの幸福感は価値観ですから、バリューの「V]とすると、以下のような方程式がなりたちます。

         I = O × V

当社、I-Oウェルス・アドバイザーズの「I-O」はこの方程式からとったものです。当社のキャッチ・フレーズ「目指そう品格ある資産家」というのは、外側の富を増やすと同時に、品格を磨いていくことが、人生において非常に大切であることを意味しています。品格を高める、そして、品格のある資産運用を行い、その成果を品格を持って使っていくことが本当のしあわせ持ちになる道なのです。

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新年のごあいさつ代わりにひと言

2011年1月 1日 15:22

みなさま

明けましておめでとうございます。
みなさまの益々のご健康とご活躍を祈っています。

20110101Fuji.JPG

今年も我が家からきれいな富士山が見えました。富士山を見てると「うん、だいじょうぶだ」という気分になってきますね。

今年、私は、個人も企業も、もっと、もっと、「自立」という意識を高めてくるのではないかという期待をもっています。

自立と言っても誰も、たった一人では生きてはいけません。ご縁のネットワークのなかでみんな助け合いながら生きているのです。だから、人に助けてもらう分、あるいはそれ以上、他の人を助けてあげなければいけないのです。人に助けてもらう分、きちんと人を助けてあげられる、それが本当の自立です。

どうも、最近、多くの人が「人任せ」の態度になっている気がします。「景気が悪いから政府が何とかしてくれ」、「職がないから、なんとかしてくれ」。ちょっと、言葉はきついですが、私が困っているのだから、誰かが何かをしてくれるべきだ。できないのは誰も何もしてくれないからだ、という声が多いように感じるのです。自分で何もしないで誰かがなんとかいsてくれるのを待っている、「くれない族」が増殖しているんですね。

国内の経済主体は、公的部門と企業部門と家計部門しかありません。政府が悪いとか、官僚がけしからんとか、国会議員は何をしているのかというような批判はいくらでもできます。でも、いま、公的な部門がどうにも動けなくなってしまったのは、長くは戦後、短くはこの20年、企業も個人も、政府に頼り過ぎていた結果なのではないかと思います。

要するに、政府という馬はもう、やせ細ってしまって、これ以上、働けない状態に近いのかも知れません。だから、政権をどの政党が取ろうと、首相に誰がなろうとだめでしょう。馬がもう、骨と皮だけになってしまっていうのですから。これも、公的部門という馬を酷使してきた結果なのです。

これが現実なら、企業も、個人も自分で生きていくより仕方ありません。企業は不況を嘆くのではなく、アニマル・スピリッツを発揮してチャレンジすればいいのです。海外への工場移転もいいでしょう。優秀な外国人を採用するのもいいでしょう。とにかく生き延び、成長することです。そういう企業が増えれば景気は良くなります。景気を良くするのは政府ではなく企業です。

個人も就職先がないと嘆いていても仕方ありません。いまや就職市場も海外の優秀な人材との競争の時代です。自分が競争に打ち勝てる人間になればいいのです。中国語でも、ベトナム語でも、覚えて、海外でも就職先を探すべきでしょう。外国語は2~3年も必死に学べまなべば、なんとか使えるようになるものです。老後が心配だと嘆いても、これから年金が増えていくとは考えにくいのです。だったら、自分でその準備をするより仕方ないでしょう。

公的部門が大切なのはいうまでもありません。だからこそ、公的部門という馬の荷物をできるだけ減らしてあげ、我々にとって本当に必要な外交、防衛、最低限の生活保障などに限って役割を果たしてもらえるように我々がモニタリングしていけばいいのです。

自分では何もしないで文句ばっかり言っていてもしょうがない。やってもいないのに「できない」はないだろう。いまは、行動を取るときなのです。

今年は何か、そんな大きな胎動を感じます。きっと新しい夜明けが始まりつつあるのではないでしょうか?

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東京ギター・アンサンブルが新春ファミリー・コンサートをします

2010年12月29日 21:43

私もメンバーになっている東京ギター・アンサンブルが新春ファミリー・コンサートを開きます。

2011年1月10日(祝・月)開場1時 開演2時
入場無料 目黒中小企業センターホール(区民センター)

朗読(おはなし)とギターのための泣いた赤おに 作曲:アタナス・ウルクズノフ
ラテンパラダイス・オン・ザ・ギター               
 Swing & Singing ガーシュインから童謡まで               
Guitar Trio・duo・Solo

など。よろしければお出で下さい。

私も出ます!

詳細 ⇒ TGEChirashi20110110.pdf
 

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資産運用「気づきのタネ」(24) 無料セミナーは本当に無料?

2010年12月28日 19:06

無料セミナーは本当に無料?


銘柄や、セクターの推奨や、どんな投信を買ったら良いかというものから、投資や資産運用の考え方や手法に到るまで色々な情報が氾濫しています。

覚えておいていただきたいのは、「ただの情報はない」ということです。無料セミナーは決して無料ではないということです。

証券会社や銀行などが入場無料のセミナーなどを開催します。立派なホテルで、おみやげまでついて・・・。

これには大変なコストがかかっています。主催者は企業ですから、当然、このセミナーによって何らかの見返りを期待しています。だからこそ、膨大な経費がかかってもこれを実施しているのです。

では、その見返りは何かと言えば、投資商品の販売というケースがほとんどでしょう。例えば、「新興国経済の今後」という講演があると、その会社は、それとなくブラジル関連の投信を勧めてくる。「今後の為替市場動向」という講演があれば、店頭では外貨建て預金のキャンペーンをしていると言った具合です。

確かにあなたは会場の入り口ではお金は払わないでしょう。でも、参加者全体としては、このセミナーのコストを十分すぎるほど負担しているのです。

仮に、セミナーにでても、誘惑に誘われないで何も買わなかったとします。その場合は、確かにあなた個人の金銭的な出費はないのですが、言いかえれば聞いてもあまり意味のない講演を聞き、時間というコストを使ったということになってしまいます。

一方、完全に独立した企業(当社のような・・・)によるセミナーもあります。これは有料です。その代わり、「下心」なして、投資家にとって本当に有益な情報を提供します。

結局、主催者のためになる情報にコストを払うか、投資家のためになる情報にお金を払うかという選択なのです。

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もう迷わない!投信選びは5つのポイントをおさえるだけ(寄稿です)

2010年12月27日 08:56

あまたある投信。

どれを選んだら良いのか頭が痛い方も多いでしょう。

これだけは押さえておいていただきたい「投信選び五つのポイント」についてマネックス・ラウンジに書かせていただきました。

① 設計図の部品と割り切る
② 鮮度が落ちない
③ コスト
④ 早期償還がない
⑤ 人気につられない

お読みください ⇒ マネックス・ラウンジ20101225

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もう迷わない!投信選びは5つのポイントをおさえるだけ

2010年12月27日 08:56

あまたある投信。

どれを選んだら良いのか頭が痛い方も多いでしょう。

これだけは押さえておいていただきたい「投信選び五つのポイント」についてマネックス・ラウンジに書かせていただきました。

① まず、設計図
② 鮮度が落ちない
③ コスト
④ 早期償還がない
⑤ 人気につられない

お読みください ⇒ マネックス・ラウンジ20101225

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さて、来年はどんな年? ~長期投資の観点から

2010年12月25日 09:45

東洋経済オンラインに「さて、来年はどんな年? ~長期投資の観点から」という寄稿をしました。

多くの人が投資環境を難しく考えすぎています。でも、長期投資ではそんな、複雑なことはないのです。

思い切って単純化したポイントだけを押さえておけばいいのです。お読みください。

東洋経済オンライン20101224

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資産運用「気付きのタネ」(23)

2010年12月24日 15:14

応援する会社を買うのもよいが、生活を支えてくれる企業を買うのもよい


「応援したい会社が苦しんでいるときに、株式を買うのが良い」というのはよく言われることです。これは、真理です。応援したい会社であれば長期に持つこともできます。しかも、あなたが「応援したい」と思うほど、世の中のために役立っている会社なのです。そして、その会社が苦しんでいるとき、普通、株価も安くなっているものです。ですから、本当に好きな会社の株式が割安のときに買えるという意味でこれは非常にポイントを得たアドバイスだと思います。

同時に私は、我々の生活を支えてくれている企業に対して「ありがとう」という感謝の気持ちを込めて株主になるのも大切ではないかと思っています。我々の生活は世界中の、あらゆる産業によって支えられています。これらをすべてまとめて買う。つまり、グローバルなインデックス投信を買うということです。当然、日本の企業にもお世話になっているので日本株のインデックス投信と、世界の先進国と新興国のインデックス投信を合わせて持つのです。

私は前者を「応援の投資」、後者を「感謝の投資」と呼んでいます。結果として、応援の投資はアクティブ運用でリターンを狙う、感謝の投資はインデックス・コアとしてリスク削減を狙うということになります。株式の長期投資をするときに、単に「上がりそう」というだけの理由で売り買いするのではなく、応援とか、感謝というような「気持ち」を込めるということはとても大切だと思います。

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岡本和久のI-OWA日記

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